a・鳥・家(atelier)

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【紙芝居】『はじめてのお友達』その8

090124otomodachi08.jpg制作:2009年1月

サイズ:A3
画材:Holbein&Kusakabe透明水彩
   Mac+Photoshop



すっかり日が暮れてしまいました。
黄色いひよこと緑の小鳥は
また遊ぶ約束をして、帰ることにしました。

おうちに帰ると、ひよこはうれしくて
お母さんにお話ししました。

「ねえ、ママ、ボクお友達ができたの!
緑色の小鳥さんなんだよ。
小鳥さんは、大きな羽で飛べるんだ!」

お母さんはそれを聴いて、にっこりするのでした。


                 (おしまい)
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【紙芝居】『はじめてのお友達』その5-6-7

090124otomodachi05.jpg制作:2009年1月

サイズ:A3
画材:Holbein&Kusakabe透明水彩
   Mac+Photoshop



小さなひよこには、この木は大きすぎて
のぼっては落ちながら、ようやく木の枝にたどりつくと
「ねえねえ」
とミカンに話しかけました。

でもミカンは何も答えません。

今度はミカンに手を伸ばしてみました。

ひよこが、トンっと触ると
みかんは、枝から離れて まっさかさまに
落ちて行ってしまいました。

                 (つづく)

(絵なし)

ひよこが泣いてると
「どうしたの?」
と、いつの間にか隣に、木の色と同じ
緑色の小鳥が立っていました。

ひよこが
「お友達が落ちちゃったの」
と言うと背中に乗せて、下まで連れて行ってくれました。


                 (つづく)

(絵なし)

地面でつぶれてしまったミカンを見て
ひよこが泣いていると

「ひよこちゃん、泣かないで
そうだ ボクと友達になろうよ」
と緑の小鳥は言いました。

「でも僕は黄色くて、きみは緑だよ」
とひよこが言うと
「そんなの関係ないよ」
と緑の小鳥。

ひよこと小鳥はすっかり仲良くなって
いろんなことをして遊びました。


                 (つづく)
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【紙芝居】『はじめてのお友達』その3-4

090124hiyoko_tomodachi2.jpg制作:2009年1月

サイズ:A3
画材:Holbein&Kusakabe透明水彩
   Mac+Photoshop



ところが、そこへさらに風が吹いて
風船は高く舞い上がりました

「あ、待って〜」

ひよこは 一生懸命 追いかけましたが
風船は どんどん 遠くへ飛んで行ってしまいました

ひよこは 転んで 坂をころころと
転がり落ちて行きました

                 (つづく)

(絵なし)


坂を転がって泣いていたひよこが
しばらくして顔をあげると
目の前に立派なミカンの木が立っていました

おいしそうな黄色いみかんがたくさんなっています

「あれ?お友達がたくさんいる!」
ひよこはうれしくなって 木にのぼってみることにしました
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【紙芝居】『はじめてのお友達』その2

090124otomodachi02.jpg制作:2009年1月

サイズ:A3
画材:Holbein&Kusakabe透明水彩
   Mac+Photoshop



ひよこも、黄色くて まあるい
ひよこと同じような お友達が欲しいなぁと
だんだん思うようになりました。

ふとそこへ風が吹いてふんわりと
黄色い風船が飛んできました。

「あれ?あれはお友達かしら?
話しかけてみよう、ねぇねぇ」

                 (つづく)
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【紙芝居】『はじめてのお友達』その1

090124hiyoko_tomodachi1.jpg制作:2009年1月

サイズ:A3
画材:Holbein&Kusakabe透明水彩
   Mac+Photoshop



あるところに、生まれたばかりのひよこがいました。

ある日、周りを見わたして、ひよこは思いました。

「ママは白
 青虫さんは緑
 テントウムシさんは赤
 ありさんは黒
 みんな同じ色や形のお友達なんだね」

                 (つづく)
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