映画「スティーラーズ」

150206my365_n.JPG今日は久しぶりのファミレスで2人ワークショップ。何だか、自分でも絶好調で、いいアイデアがポンポン出てきて、フガフガ状態。懐かしの「動物のお医者さん」に出てきた、犬ぞりの「やるぜやるぜ」って大騒ぎだったハスキー犬に、こう言う時の私はそっくりだ。

先日から、モヤモヤした気持ちが消えなくて困っていたのです。うれしいことはすでにあったはずなのに、なぜ?だったのですが、昨日、とある朗報事があって、現金なもので、最近ずっと心の奥に詰まってたようななにかが取れて、スッキリクリアーになってしまったのですた。それでわかったよ。ああ、私はこの知らせを待っていたんだってね。

その後も、やっぱりすごくうれしくて、ああやっぱり、人から与えられたものではなく自分の意思でやりたいと思ってたことがかなう時には、さらに喜びは高まるのね、と思ったりしたのでした。

意味不明ですが。


           


IMG_7833.JPGIMG_7835.JPG年末あたりから、夜寝る前に、よく映画を見ています。

オットはサスペンスとかホラーが好きで、夜怖いのはイヤー!とビビっていた私。その昔、「28日後」と言うゾンビ映画は、夜見られなくて、翌日の昼間に見なおしたことがありましたが、先日も「バイオハザード」をうっかり夜見てしまい、アドレナリン上がりまくって、眠れなくなりました。。。

ゾンビものは、心霊物と違って、トイレ行けなくなるとか、そう言う怖さではないんですけどね。

んで、『ウォーキングデッド』本国アメリカのみならず、世界中で大人気のテレビドラマ。2010年からスタートして、現在シーズン5前半が終わったところ。今更ながらはまってます。

これはもう、ゾンビドラマじゃないですよね。人間ドラマです。みんなそれぞれに心に闇を抱えていて、それを悩み、克服しながら、荒廃した世界で、いかに人間らしく生きて行くか。

ゾンビより怖いのは人間の中の「悪」で、いろんなタイプの「悪」や、悪ではないけれど、自分たちの身を守るために、切り捨てねばならないものたち。人間性を失うことなく、どこまで残し、どこを切り捨てて行くか。

主人公のリーダーとしての重圧とか苦悩にも共感するし、世界中でみんな共感して身につまされながら見ているんでしょうね。何と言っても、主役より人気のダリル役・ノーマン・リーダスがカッコイイ!

「ウォーキングデッド」現在放映されたシーズン5の8話まで見ちゃったので、ノーマンの映画もイロイロ見ちゃった。

すでにシーズン6まで放映が決定してるそうで、まだしばらくは楽しめそうです。


           


映画「スティーラーズ」を見ました。以下ネタバレ。


149340_216641045187600_1269673436_n.jpgノーマン・リーダス目当てに見たのに、毒ガスマスクかぶったままで、え?ノーマンじゃなくてもよくなくね?って感じの配役。むしろ、こんだけの役なのに、ポスターとかに堂々と写真や名前が載るのが、ノーマンの大物さを語っておりますが。。。

途中ボウガンが出て来たりするのは、ノーマンのダリル役へのオマージュでしょうか。

この映画、相当ばかばかしいんだけど、かなり面白いし、よくできた映画でした。3つの出来事が、ちゃんと繋がってるんだよね。
・ノーマン扮するスタンリー襲撃事件
(で、爆発して花火が起きる。途中で、エルビスや女ゾンビ集団の幻覚を見る)
・連続女子監禁事件
(途中車を運転して、上の襲撃途中の車と衝突しそうになる、解放された女たちの姿がゾンビそっくり)
・エルビスのモノマネ芸人に起こる奇跡
(ステージの後ろで花火が上がる、ステージを女ゾンビ集団が見に来る)

で、それぞれにタイトル(原題・Pawn Shop Chronicles)にもなってる質屋に何かを売りに来るのでした。

最初、スタンリー襲撃事件の犯人の一人が、ガソリン代のために銃を売ってしまい、襲撃が出来なくなったところで、事故に遭い、ボウガンを手に入れます。
さらに、ザ・マンと言う不思議な男(ミストの主人公でしたが、この映画では、超カッコよかった!)から銃をもらいます。んで、スタンリーを襲撃して、薬の精製所は爆発してしまいます。たぶん全員死亡。

新婚旅行中に銀行口座をストップされてしまった夫婦の夫であるマット・ディロンが行方不明になっている元妻の指輪を質屋で見つけ、それを売りに来たピザ屋のコック、その叔父(誰かと思ったら、ウィーキングデッドのエイブラハム軍曹でした!
ガタイいいのにマットにあっけなくやられてしまう・・・)から、ついに変質者に行きつきます。(ロード・オブ・ザ・リングでは主人公の清きホビットなのに、他では変態役続きなイメージのイライジャ・ウッド。こんな役やってエエのか?と思うんですが、彼のキャリアに影響はないんですねぇ。)
変質者のもとから妻を奪い返しますが、7年くらい監禁されていて、おかしくなってた元妻は、すでにイライジャのマインドコントロール下にあり、マットにはめられた昔の婚約指輪を窓から投げ捨て、暴れて車は事故(襲撃中の車と接触)に遭い、マットも元妻も死亡。そこへピザ屋のコックが通りかかり、指輪を拾います。

物語を通じて何度も登場するエルビス・プレスリーのモノマネ芸人は、売れなくて、恋人にも逃げられてしまいます。困って質屋に金のメダルを売りに来ます。
不思議なお爺さんに出会い、信じればきっと願いはかなうという悪魔の誘いに乗った結果、ステージ上で奇跡が起こり、スターへの道が開けます。
祝福するように、薬の精製所から上がる花火。
そこに監禁場所から解放された全裸の女ゾンビ集団が現れますが、マットが殺しきれなかったイライジャが引き取りに来てしまいます。こっわー。
あ、エルビスの元彼女もイライジャと一緒に行っちゃうんだった・・・

それとは並行して、質屋にも物語が。
あるとき、近所でマナーの悪いドライバーに会い、思わず中指を突き立てたら、その後、その車にストーキングされることになり、気持ち悪いので車を売るつもりでいたら、マットに、今の妻の指輪と車引き換えに、元妻の指輪と車が欲しいと交渉され、厄介払いができると交渉に乗ります。
しかし、その後、その車の主から、車を手放したら逃げられると思うなと襲撃されます。相手はコンプレックスの塊の小人。
小人は、金属バットを買いに来た振りをして、そのバットを手に襲撃してきます。
それで、細かい点は忘れちゃったけど、最初に手に入れた銃で脅すんだっけな?何とか助かるんです。

んで、そこへやってきたピザ屋のコックから、指輪を買い取ります。


最終的に、質屋は、スタンリー襲撃事件の犯人の一人から銃を手に入れ、車を手放し、ダイヤの指輪を手に入れ、マットの元妻のオーダーメイドの指輪も元通り。

真面目に生きていれば、いいこともあるのね。。。


個人的には、ザ・マンのトーマス・ジェーンがカッコよかったので、もう少し物語に絡むのかなぁ?と思ったんですが、出てこなくて残念。あと、あのおじいさんは結局何だったんだろう?

イロイロ謎が残りますが、もしかしたら、もっとアメリカ文化に精通してると、楽しめるオマージュがたくさんあるのかも。それでなくても十分楽しめます。
いわゆるハリウッドの超一流どころは出てないけど、このあたりの俳優さんなのねって感じの芸達者がいっぱい出ていて、よい出来だと思います。

残念なのは、スタンリーを襲撃する3人の内のひとりで、薬にやられて、プレスリーや全裸の女ゾンビ集団を見たと言うロウドッグ役のポール・ウォーカーがその後亡くなってしまったのね。。。目がいっちゃってる感じ、すごくよかったのに。

PaulWalkerMar09.jpg150206Pawn_Shop_Chronicles1.jpg
在りし日のポールとノーマン。


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