ディズニー・アート展

060923deiney_art1.jpg060922disney2.jpg060922disney1.jpg東京江東区(木場もしくは清澄白河)にある東京都現代美術館にディズニー・アート展を見に行きました。会期のすでに終わっている展覧会のご紹介で申し訳ないのですが、行ってからレビューを書くことになるので、会期ギリギリですと、どうしてもこうなってしまうことは、ご了承くださいましな。

水彩画!!それもとてつもなく美しい細密画!それが、今回の感想。実はアニメというものに、全く興味がなく、ジブリもディズニーも、あまり親しんだとは言えない私。そんな私も、ディズニーのセル画の水彩画の圧倒的な素晴らしさには、言葉を失うほどでした。

水彩画なのです、と言われれば、確かにすごいけど、描ける人はいるかもしれません。でも、それが一本の映像作品に使われる何万枚ものフィルムの中の一枚にしかすぎないわけで。それだけのものに、これだけの完成度をあらわす事が出来るディズニーアニメは、まさに「アート」しかもとっても贅沢な。

展覧会のメインは「眠りの森の美女」のようで、圧倒的な数の展示でしたが、わたしはとにかく昔から「不思議の国のアリス」が大好きで、子供の頃、アリスのディズニーアニメを見るたびに、まるでかぶりつきそうなくらいの勢いで、鼻息荒くテレビの画面を魅入ったものでした。私はアニメだけでなく、テレビもさほど好きではないのに、そんな私を夢中にさせるアリスの世界はやっぱりすごい。ちなみにダンボも大好きです。

いつも目にする、キャラクターとしてのアリスももちろん可愛いのですが、メアリー・ブレアの描いたコンセプト・アートの素晴らしい事!バッグが欲しかった〜〜〜でもあきらめて図録を買いました。

たくさんのセル画、コンセプトアート、原画以外に、なかなかお目にかかれないフィルムもたくさん上映されていました。全部を見ている時間も体力もなかったので、W・ディズニーとあの鬼才・ダリが構想したものの、頓挫していたものを彼らの死後実現された幻のコラボレーション『Destino(運命)』は見てきました。ダリのシュールな世界をディズニー風に味付けするとこうなるのだ!とナットクな作品。素晴らしい!!
http://www.disney.co.jp/disneyart/new/20060816.html

行ったのは最終日の前日の9/23(土)普段は17:00までのところ、延長して20:00までやっていたので、遅い時間を狙って行ったのに、会場は激混みで、なんと70分待ちでした。しかも、ショップのレジでも10分以上並びました。でも疲れを感じないほど、楽しい展覧会でした。会場で見かけたたくさんのちびっ子たちが、明日のアニメーションを作って行くのかもしれないな、と夢見ながら帰路に着いたのでした。

2,3枚目の写真・・・携帯カメラのモードがモノクロになっていて、こんな写真に。3枚目は記念撮影スポット。


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