色鉛筆

先週から昨日にかけて、色鉛筆と格闘していた。 色鉛筆で絵を描くのって、もう何年ぶりだろう? 高校生の頃に揃えたものや、その後買い足したものを合わせると、100色近い色がそろっていて、当時と同じように使えるのが色鉛筆の素敵なところ。ここ数年、使っていた画材と言えば、主に透明水彩。それから、アクリル絵の具、顔料にクローブオイル。あとはマーカー類。久しぶりの色鉛筆。軽く考えていたら、結構難しかった(汗)しばらくはまって、いろいろ描いてしまいそう☆


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世界制覇への道

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今まで自分が行ったことある国を選択すると、真っ赤になるわけです。ハワイとグアム行っただけでこんなに塗りつぶされる米国って、やっぱすごいのだわ☆ロシアと中国に行くと、一気に世界制覇へと駒を進められるかも。

わたしはヨーロッパとアフリカしょじょなのです。


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窯のゆくえ

いろいろと、うれしいことが続いて、忙しいのもうれしい悲鳴、という毎日なのだけど、うれしくない忙しさというのもあって、12月中に引っ越しを決めている私は、自分がため込んだ荷物の多さに、ため息をつく毎日なのだ。

我が家には、陶芸用の窯があって、それが引っ越しに、ものすごい邪魔になっている。¥30万以上も出して買ったもので、まだまだ使えるので、捨ててしまうのももったいないと、方々声をかけたのだが、私の窯は大きく、工事も電気料金の変更も必要なので、東京の住宅事情ではなかなか引き取り手がなく、仕方なく以前住んでいた関西の友人に電話をした。

送料だけ持ってもらえれば、代金はいらないので、なんて、これは父の形見のようなものなので、本当に申し訳ないのだけど、どうしようもないのだった。母が「捨て魔」のお陰で「そんなもの、邪魔だから処分しなさい!」とキッパリ言ってくれたお陰で、踏ん切りがついたのだった。

街で、すれ違い様に、若い女性が「12月ってあっという間だよね。気づくともう20日になってる」などと、恐ろしいことを言っていた。とりあえず、ジムを11月で退会してきた。これで12月は仕事と引っ越しに専念できる。


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交渉術とは

物事は、その絶対的価値よりも、相対的な価値によって、決まって行くことが多いように思う。例えば、毎年開かれているコンクール類でも、粒ぞろいの年には、すごくいい作品でも入賞すらできないのに、それほどよくできたものではなくても、他がイマイチだったら、いきなり優勝してしまったり。

あるいは、最初はそれほど何も感じていなくても「すごくいい」と横で騒いでる人がいたら、だんだんよく見えてきたり。お店で「人気商品に付、残り一点限り」なんて書いてあると、すごく欲しくなっちゃったり。ちょっといいなぁっと思っていただけの異性が、他の人と仲良くしてるのを見た途端に、急にものすごく好きだと感じるようになったり(恋愛物語の王道ですね)。

そもそも、そのものの「絶対的価値」なんて本当に、あやふやなものなのかもしれない。そう言う心理を使って、うまく話を運ぶのが、交渉術というものなのだな。昨日は、そんなことを強く感じた一日だった。


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「蹴りたい背中」 綿矢りさ

keritai.jpg言わずと知れた19歳最年少の芥川賞受賞の超ベストセラー本である。この本に関しては、賛否両論あると思うけど、わたしは思わずうなってしまった。とにかく、すごい、と思った。綿矢りさの才能に。

内容は、クラスのあぶれものの女子高生と男子高生の交流、みたいなものなので、取り立てて読みたいテーマではない。読み終わって、感動のあまり胸が震えると言う物語でもない。誰もが読んでおもしろい、という本ではないだろう。

けれど、誰もが持つ心の中の小さな機微を、正確にすくい取って、それを表現することに関しては、まさに秀逸だと思う。これは話題作りのために選ばれただけの作品ではない。この作品をつまらない、と感じる人はきっと、文学に娯楽を求めているのかも知れない。「こんな作品で芥川賞が取れるなら、自分にだって書ける」という人がいるなら、書いてみるといい。絶対に書けやしないから。

「芸術」としての「文学作品」である、これは。芥川賞は新人賞ではなく「純文学」のための賞なのだから。

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庭園植物記展

051105garden_bot.jpgこの日曜日に会期終了となってしまった、庭園美術館の「庭園植物記展」を、会期ギリギリに見に行ってきました。植物画を長年描いている私としては、どうしても押さえておきたかったこの展覧会。植物画というより、もっと広範囲で楽しめる展覧会でした。

なんと言っても一番印象に残ったのは、写真。アラーキーの「花曲」や蜷川実花のウィンターガーデン内の展示の色彩の鮮やかさを前に(私はこの二つの部屋に住みたいと思いました。やっぱり植物が好きなんだなぁ。でも、蜷川さんのには、でっかい毛虫が写ってたので、やっぱやだ(笑))日本画チックな渋い植物画は、ちょっと地味でしたね。素晴らしい作品ばかりでしたが。

一年前のもっと熱心に植物画をやっていた頃の私には、ちょっと物足りない展覧会だったかもしれませんが、この展覧会の趣旨は、植物画にあるのではなく、植物をモチーフにした表現にあるわけで、洋画家の浅井忠をデザイナーとして、とらえ、(彼の工芸品はいろんなところで見ることができますが)彼の指導の元に、作られた漆器なども展示され、植物がいかに芸術表現における重要なモチーフであったかがわかります。

しかし、わたし的には、生け花の中でも、あのちょっとグロテスクなのは、いただけませんでした。花は花のままで愛でたい。実のところ、切り花が好きでないわたしは、そもそも生け花やアレンジメントと言ったモノとは相容れないのかもしれません。花はすっくと地面に力強く咲いているものが好きです。とはいえ、生け花を写真に撮ったものも、楽しめましたが。写真の中では、井津建郎の青い写真の美しさに惹かれ、植物画は杉浦非水が素晴らしかったです。

庭園美術館HPより
庭園美術館にとって、多くの植物たちに囲まれた広大な庭は大切な構成要素であり、建物(旧朝香宮邸)の装飾にも、いくつもの植物のモチーフを見ることができます。「美」を考えさせる植物という身近な存在は、古くから芸術表現の重要なテーマでした。本展では日本における植物表現に焦点を絞り、自然観察と写生態度に基づき、描き出された幕末期の植物画から、 植物をとらえた現代の写真作品までを展示します。
そこには芸術性を追求した作品だけでなく、 植物の真の姿(本質)に迫ろうとした植物学研究のために制作されたものや、生け花という日本独自の文化に魅せられ、
その姿を残そうとする作家の作品も含まれています。この展覧会では、絵画、写真、工芸などさまざまなジャンルの作品を通して、近代以降の造型表現において、植物がどのような存在であるのかを明らかにします。展覧会の会期にあわせ、美術館の庭園では、珍しい「変化朝顔」[へんかあさがお]を栽培します。さまざまな形に変化した朝顔の姿を、展示作品とともにお楽しみください。


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口と足で描く世界の絵画展

051107illust_schedule.jpg先週の金曜日、会社帰りに東京駅に立ち寄ると、八重洲中央口イベント広場で、『口と足で描く世界の絵画展』が行われていました。先天的な病気や事故など、様々な理由から、両手を使って絵を描くことのできない人たちが、口や足を使って描いた絵が展示されていました。どれも素晴らしい作品たちでした。

「世界身体障害芸術家協会」では、作品やオリジナルグッズを販売していて、その収益金で、障害者の教育と社会復帰を推進しているのだそう。カレンダーやエコバッグなど、どれもかわいいものばかり。私はイラストに描いた来年のスケジュール帳と、バラの美しい付箋を買いました。

スケジュール帳、今年はこっそりネットにも書けない自分だけのひみつ日記を付けようと、日記帳にもなる分厚いのを買ったのに、なんと10日も経たずに挫折。無駄に重い手帳を持ち歩いています(とほほ)なので、来年は薄くて小さいのを、と思っていたので、ちょうどよさそうです。

世界身体障害芸術家協会 日本代表機関 オールメル出版社 http://www.mfpa.co.jp/


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ブログ査定


My blog is worth $20,323.44.
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どこかをフラフラしていたら見つけたので、やってみた。(見つけた10/30も今日も同じ査定だった ←当たり前)他にも気になるブログをいろいろ査定してみたんだけど、すごく人気なのに、査定が低いブログもあったりして、不思議〜〜〜
ここは意外にも高額が出た!$20,323.44だって〜。1ドル¥100と考えても、200万かぁ。
売っちゃおうかな(でへへ)←無理!
How much is your blog worth? をクリックして、ブログのURLを入れると、金額が出てきます。


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気持ちを引き受けること

最近、私はある大きな決断をして、そのことは今、着実に進んで行っている。抽象的なことしか書けなくて申し訳ないのだけど 決断自体には後悔はないのに、なぜか複雑な心境の今日この頃。

先日、ある友達に会って「あなたは優しいのね」と言われた。最近、なぜかそう言われることが多い。唯一母だけが、「優柔不断」だの「八方美人」だの 「未練がましい」だの手厳しい。実際、私は優しい人ではないのだ。

私を「優しい」と言った、ある友達は、私と同じ、ある決断をしたにもかかわらず、その姿は、実に潔い。「だって、こうしたかったんだもん」と、ある意味自分の身勝手さを隠さない。その時は正直なところ、そんなものなのかなぁ、と思った。迷ったりしないのかなぁ、と。

でもふと思う。迷うくらいなら、決断しなければいいのだ。決断した当事者でありながら、その自分が迷ってみせたら、周りの人間はどうしたらいい?大きな決断をして、何かを変えようとすることは、痛みを伴う。新しいことは、新鮮でワクワクするけれど、同時に不安も従う。自分の痛みも誰かの痛みも全部引き受けて「だってこうしたかったんだもん」と言える強さ。新しいことにたとえ失敗しても、誰かのせいにしない。自分が決めたことなんだから、と言える強さ。

いろんな辛い思いを、気持ちを一人で引き受けること。それが私には欠けているだけで、優しいわけではないのだ。そのことに、今日気づいた。


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久しぶりのアナログ画

頼まれて、今まで描いたことのないものを描いている。これがお仕事に結びつくかどうかは、まだ未定なんだけど、とりあえず頑張らねば。今まで描いた事がない=私の得意なものではない ということで、描いてても、イマイチ自信がない。

今日思い出したんだけど、私は長い間筆を持たないでいると、 いつのまにか、すごくストレスをため込んでしまうのだった。以前は、イライラしていると、家族から「最近、絵描いてないんじゃないの?描いたら?」と、催促されたりしたものだ。植物画は私の精神安定剤だったのだな、忘れてたけど(^^;

それなのに、ひよこをデジタルで描いてるから、それでストレスが解消できてると思っていた。実際久しぶりに筆を持つと、この充実感は何?先日、TAGAWAさんと、水彩画について話をして、サイトにお邪魔して感動して「時代に逆行するイラストレーター」と言うコピーが、すごく気に入ったのだけど、私もここはひとつ、アナログの世界に、立ち返ってみようかな。


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