捨てたもんじゃない

今日から新しい仕事になった。男性ばかりと仕事をするのは、すごく気が楽だ。

今まで一緒に仕事をしていた女の子は、一見さっぱりと女を武器にせず働いているようで、意外と男と女の前で態度が変わる。好みの男性とそうでない人の前でも、ものすごく変わる。わたしがいなくなると、ガラス張りの部屋で、男の子と楽しそうに話しているのが目に入って、なんだかがっかりする。そういう部分さえなければ、彼女をもっと好きになれるのに。    
   
バイト仲間で、私より10も年下の中国人の男の子に、「自分より年下だと思った」と言われ、気をよくする私。お昼休みに仮眠室でご飯を食べながら、仕事をしようとしてたら、横に座ってきて、私のサンドイッチとおにぎりを見て、「それだけで足りるの?」と尋ねてきた。「うん。見た目ほど食べないの」と答えると「見た目もやせているよ」と言われる。そういえば、どんどんやせているような気もする。

携帯番号と携帯メールを聞かれたので、特にこだわりなく教えると、早速飲みのお誘いメールが入った。断りはしないけれど、やんわりと気のない返事をする。でももしもここで行ったとしても、自由なんだよね。それがなんとなくうれしい。一人は大変だけど、大変さよりも自由気ままさのほうが、今の私には大切なことだ。

母から電話があったので、そのことを話すと「あんたも捨てたもんじゃないね。元気でよかった」と、ホッとされた。


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引っ越しました

すごい。昨日の夜は、目の前が森のような一軒家で夜を越えたのに、今は、目の前には夜景。11階からの眺めはなかなか。アマゾンで頼んであったカーボンヒーターが届いてよかった〜。あったかいぞ〜〜〜。先日下見に行って、エアコンが壊れてるっぽいことがわかってよかった。そういえば、テレビって、電源入れるだけでは見られないのだね。ネットもない、テレビもないので、眠くなってしまった。湯たんぽクマをあっためようとしたら、レンジも緑色のコードがついてて、そのままでは使えない。

ひとりって、やっぱりいろいろ勉強になるなぁ。


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先のことなんて考えない

いよいよ明日は引越しだ。もうこの家ともお別れなのだと思うと、さすがに感慨深い。もしかしたらこの先、こんなきれいで広い家には住むことはないかもしれない。それを別段惜しいとも思わない自分がいるのが不思議だ。
    
今迄の自分の半生に思いをはせてみると、中学のころ、受験が終わって高校生になったらきっと楽しい日々が待っているの違いないと思っていた。実際の高校生活は思っていたほど楽しくはなくて、卒業したらきっと楽しいことが待っていると思っていた。そして結局、結婚したら・・・となるわけだけど、それも、期待はずれだったわけで。

つまり私はいつも、先のことばかり考えて、先に期待ばかりして、今の自分自身をないがしろにして生きてきたのだと思う。こんな風に、今のことだけを考えて生きるのは初めてで、とまどいつつも、でもそれがすごく楽しい。普通はそろそろ落ち着き始める年齢に、こんなことをしている自分は、すごく馬鹿なのかもしれないと思う。でも、長年分別を持って生きてきたおかげで、社会的なスキルはある(と思う)。だからこそ、怖いものはないとも言えるのだ。

今年は37歳。いざというときの仕事も、年齢制限はあるだろうけれど、ま、何とかなるでしょ。安定した生活をしてもどうせ不幸なら、不安定も悪くないさ。先のことなんて考えない。


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無理だ!

と言う言葉を聞くと、サンプラザ中野と、最初に就職した会社の先輩を思い出す。

サンプラザ中野は、何でもかんでも簡単に無理と言い切っているが、その先輩からわたしは「やる前に無理と言ってはいけない。まずはやってみなさい。できるはずだから」と言うことをいつも言われた。今まで本当にいろんな会社や職場に行ったけれど、その最初の会社が、一番厳しい会社だった。若かったせいではない。
       
120平米近くある4LDKの荷物を、1/3以下の部屋に収めようとしているのだから、無理ではないにせよ、無茶と言うものだ。確かに、我が家は物が多いけど、ほとんどが生活用品なので、最初から個人的なものだけ持って行くつもりでいれば、ただひたすらゴミ袋に放り込むだけなので、きっと全然楽だったに違いない。

気持ちを切り替えて、何でも捨て去る方向で行くと、捨てるということが、思いのほか気持ちいい事に気づく。どんどん45リットルの袋がいっぱいになるのを、まるでコレクターのような思いで眺める。そしてそれを、10個も20個も一気にゴミに出すのが快感なのだ。

♪こんなにいっぱいの君の抜け殻集めて  無駄なものに囲まれて暮らすのも幸せと知った

とマッキーは歌ってるけど、広い部屋なら無駄なものもいいけど、無駄に広いとやっぱり掃除が大変なので、部屋は出来るだけ狭い方がいいし、物も出来るだけ少ない方がいい。幸せとは違っても、無駄はない方がいい。

せっかく2005年の春に転勤族ではなくなったと言うのに、きっとわたしはまた移動の多い人生を過ごす事になりそうだ。だったら、必要最小限の荷物の方が、部屋も狭くていいし、引越代も安くて済む。多分わたしは、引越自体はすごく好きなのかもしれない。新しい場所に行く時は、不安よりも絶対的にワクワク感の方が勝つ。

無事契約を済ませて、新居に入ってみた。古くて狭いけど、わたしだけのお城だと思うと、心の底からうれしい。ちょうど暮れなずむ夜景が、本当に美しかった。エアコンが壊れているようなので、いきなり取り替えになるかも。
       
話は飛ぶけど、男の人は基本的に、「言わなくてもわかってくれる」という最大の勘違いと甘えを持って暮らしてる人が多いような気がする。でも言わなくてはわからないのだ。女も時には崖っぷちに立ってモノを言わないと、本当の価値を男はすぐに忘れてしまうものなのだな、とも思った。強くなろう。


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部屋決まる&審査通る

1/14(土)なんでこういう日に限って大雨なのだろう。その土砂降りの中、ありったけの想像力でもって、部屋を決めて来た。寒くてチビリそうだった。考えて見ると、今まで出して来た条件全部当てはまっていない。それでも決めたのは、ひとえに11階から見える夜景がやっぱり決め手だったのだろうな。スーパーも周りにあるし、図書館もブックオフもある。特に図書館の近くに住むのは夢だったので、すごくうれしい。って、まだ決まった話じゃないのだけどね。

そして今日1/18(水)審査通る。住むところが決まると、とりあえずひと安心。契約は日曜日に。

昼間は、免許証の名前変更に行った。住所は変わらず、名前だけ変更って微妙だけど、世の中にはいろんなカップルがいて、長年の同居の末に結婚、なんてパターンもあるよな、なんて、心の中で陳腐な想像をするけれど、手続きしてくれる人は、きっと腐るほど変更し続けて、もはや他人の事情になど、何の興味も抱かないのだろうな、と思う。でも警察のお姉さんは、とてもステキな笑顔なのだった。

東船橋の駅から警察まで歩く間、ちょっと心もとなく思っていたところだったので、その笑顔がエールの様に思えた。わたしがずっと仕事を続けていて、キャリアを持っていれば、今こんな心もとない気持ちにはなっていないはず。でもこれからいろんなものを築いて行くのだ。きっと大丈夫、と言い聞かせる。


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こまどりプレート完成 〜金焼成の苦労〜

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最後に駆け足で焼成を行っているチャイナの作品ですが、これもまた、ずっと完成させたくて、ウズウズしていたもの。

2004年秋の展示会に出すクリスマス作品として作り始めて、大きすぎる事と、完成させる事が出来なかった事で、結局は、出すのを断念したのですが、描き始めたのは2003年、「バードイヤー」と決めて、鳥ばかりを描いていた年。クリスマスの鳥って何だろう?と調べた結果、「コマドリ」(クックロビン)が欧米では、よくモチーフに使われている事を知ったのでした。2003年12月の記事に、これはほぼ完成に近い形で登場しているのですが、その後、グリーンに染めた部分にエナメルでレリーフを施して、さらに金彩を乗せるという、とっても手の込んだ事をして、ようやく完成。(周りのヒイラギです。わかるかな?)

さて、少し専門的なお話になりますが・・・


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60歳でハイヒールの似合う女

友人とデート。引越し前に船橋デートという事で、ららぽーとに行って来た。実は私はららぽーとに、女性と一緒に行くのは初めてなのだった。すごく楽しかった、というか、絶対女同士で行くべきだ、ららぽーと。セール中という事で、買い物もしたけれど、話が弾みすぎて、ランチもお茶の時間もおもいっきり粘ってしまった。タイトルはそんな中出た話。

絵やチャイナの関係で、私は年配のお友達が多いのだけど、自分の母くらいの年齢のその方達は、みなさん尊敬できるステキな方ばかりだ。その中の一人の方が、数年前に60歳を迎えられた時に、わたしにこうおっしゃったのだ。

「60歳で10センチ近いハイヒールを履いて、ピンッと立つには、それだけ健康で体力がないといけないのよ。だから私は、60歳でハイヒールが履ける自分でいる事と、そのハイヒールを履いて行くのにふさわしい場所を確保する事を、目標にして来たの。それが叶ってうれしい」今の女性はいつまでも若くて美しい方が多いけれど、その方はまだまだ「女」を感じさせる方なので、その秘密を知った思いがした。

私はと言えば、今ですらハイヒールを履いていないのであった。まずいまずい、反省。10センチ近いハイヒールを履くと、確実に170センチ超えちゃうので、やっぱちょっと気にしてしまうのだな。でもせめて、5センチヒールくらいは履こう。そしてそのハイヒールに似合うドレスアップを楽しめる場所を、今から探しておこう。

今日会った彼女と、誓い合ったのであった。いつまでも「女」でいようねーって。


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引っ越しの見積もり

昨日引越しの見積もりの人が来て、想像はしてたけど 、「荷物多いですねー」と言われた。電話で取った見積もりより、実際に見てもらった見積もりでは、結局ワンサイズ上のトラックになってしまった。相当荷物を減らさないと、トラックのサイズは落とせないので、この際捨てないで、とりあえず持っていっても良いのでは?むしろ、捨てると仰ってたものも、少し増えても大丈夫ですよ。などと助言された。不燃ゴミ25袋出しても、これかぁ。     
   
何が多いかといえば、まずは食器。気に入ったものは、なかなか捨てられない・・・・自分で描いた物は特に。あの捨て魔の母さえ「それは捨てたらもったいないがね。取っておきなさい」と言うくらいだから、本人は当たり前か。でもそれも、一年目に描いた物は、チョコチョコ処分してしまった。

そういえば、昨日は見積もりのお兄さんが帰ったあと、次から次へと人が来た。水道の機器の交換のおにいさんとか、ガス漏れの検査のおばさんとか、そうたびたび来るはずじゃない人が、まとまって引越し前のこんな正月から来るなんて、なんかヘンなの。おにいさんからは、「10分ほど水使わないで下さいね」と言われたにもかかわらず、その直後に水出してるし・・・(素知らぬ顔しちゃったけど、ばれたかなぁ) 頭ではわかってても、ついやっちゃうんだよなぁ。やっぱ余裕が無いからなのかな?


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2006年の抱負・おみくじなど

051229nagoya3.jpgみなさま、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。1/2まで帰省しているつもりだったのですが、都合で早めに帰って来ることになってしまいました。年末までは、名古屋駅のツインタワーはこんな風に美しいイルミネーションで飾られていましたよ〜♪わたしはあまりフラッシュを焚くのが好きではないのですが、もしかしたら、フラッシュありの方が、いい写真になったかもなぁ?なんて思ってしまった・・・ははは。 

去年書いた「新年の抱負」によると、
今年はとにかく、正念場だと思っている。この年初に立てた目標を、今年ある程度クリアできなければ、自分はもうダメだ、くらいの気持ちでいる。植物画を、月に2枚以上仕上げる、チャイナを、3ヶ月に2つは仕上げる。そして本当は、今年あたりちょっと大きなイベントを予定している。そろそろ、今後の事も踏まえて、いろいろ考えていきたいと思っている。
いやもう、びっくり。ぜんっぜん守れていません(^^;と言いますか、2005年と言うのは、もう本当にいろんな意味で、私の転機になった一年なので、それまでやってきたことができなかったのは仕方ない、と一応思うことにしよう。それよりやばいのは「大きなイベント」が何なのか、全然わかんないこと。すっかり忘れています・・・・・・・・(冷汗)そんな自分に少し反省もしているのだった。


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