「あまからデュエット」で行こう!人生も仕事も。

180729_IMG_3298b.jpg2018.07.29 Sunday
夕焼けでは無くて朝焼け。
暑さのせいか寝着かれずに朝を迎えることが、この夏は多い。


                  


2018.07.31 Tuesday
販促ツールを作っていて、改めてタッチが二つに絞られたのを感じる。
ずっと「複数タッチがある」と言われてきたし、細密画やコミックもあるけど、それは置いておいて。
そんなわけで、潔く暑中見舞いもタッチを分けて作るべきだ、と思いつつ、暑さに負けてダラダラと。。。。。

ようやくタッチBの暑中見舞いを描く。(なんかほかに名前ないかな。タッチブルーとタッチレッドとか。変か。)
もっと細かく手の込んだのを描こうかとも思ったけど、これくらいがちょうどよいのかも。

二つのタッチをバランスよくデュエットのように響かせて行こう、それが一番自分には合ってる気がする。
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2018.07.29 Sunday 「あまからカルテット」柚木麻子
よくできた話だと思う。中学時代からの仲良し4人組。毎回そのうちの一人に事件が起こり、残り4人で解決する。
軽〜いミステリ仕立てになっていて、謎はキチンと回収されて、もやっとしたところはない。
けれど、何だか出来過ぎのような、予定調和感があるのは否めない。
今はこういうすべてに「スッキリ」した小説が好まれるのかなぁ。「後味スッキリ」というより、後に何も残らない。
でも文学って、本来そう言うものではないはず。だからなんか、ラノベみたいって感じてしまう。

現実はそもそも、そんなに予定調和には行かないし、スッキリなんてしないもの。
モヤモヤしたものを抱えながら、それでも生きていくのが人生と言うものだから。

けれど、昨今では、フィクションの中でくらい予定調和と行きたいのか。

あるいは、フィクションの中だからこそ、通用起こり得ないような事件が起こるものだけど
最近では、小説の中でも事件なんて起きないでほしいらしい。
だったら何を楽しみに読むのさ?

繰り返し書きますが、よくできたお話です。最中はそれなりに夢中になれるし、読みやすいし、変なところはない。
確かに嫌な気持ちにはならないので、安心して読める。設定や解決方法が甘すぎる、とはいえ、納得はできる。

もともと超話題になってた「ランチのアッコちゃん」は気になってたんだけど、こっちを先に読んじゃったので
次は「アッコちゃん」と思ったけど、読書メーター読んでたら、どうやら「BUTTER」のほうが私には合ってそう。

重い、ドロドロしたものが好きなんだから仕方がない。好みの問題。
これはこれで読後感よく、楽しめたのでよし。




                  


最近は、料理するのが楽しい。と言っても、料理なんて言えないくらいの手抜きばかりだけど。
食事を楽しむためのちょっとした工夫が楽しい。それが毎日をちょっとだけ幸せにしてくれるから。
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ
2018.5.12(土)〜2018.8.5(日)東京都写真美術館
http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3050.html

巨匠たちのクレパス画展
2018年7月14日(土)〜9月9日(日)東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
http://www.sjnk-museum.org/program/expect/5380.html

浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる
2018年7月7日(土)〜9月2日(日)埼玉県立近代美術館
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=383

萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく
2018年7月14日(土)〜9月9日(日)高崎市美術館
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2018042600025/

マルセル・デュシャンと日本美術
10月2日(火)〜12月9日(日)東京国立博物館

(仮)集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり 展
9月29日(土)〜12月24日(月・祝)弥生美術館

アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代
10月10日(水)〜12月24日(月・祝)東京国立近代美術館

ブラティスラヴァ世界絵本原画展
2019年1月20日(日)〜3月3日(日)千葉市美術館

ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ(役に立たない機械をつくった男)
2018年11月17日(土)〜2019年1月27日(土) 世田谷美術館

◆名古屋◆
サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法
2018年6月30日(土)〜2018年9月2日(日) 三重県立美術館

増田セバスチャン×クロード・モネ "Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-"
ルドンひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ
2018年7月22日(日)〜 12月2日(日)会期中無休 ポーラ美術館
http://polamuseum.or.jp/point-rhythm-world/
http://www.polamuseum.or.jp/sp/odilon_redon/

開館25周年記念 特別展 2018イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2018年9月29日(土)〜10月28 日(日)四日市市立博物館

元永定正展 おどりだすいろんないろとかたちたち
2018年7月14日(土)〜9月30日(日)清須市はるひ美術館
http://www.museum-kiyosu.jp/exhibition_info/2018/motonagasadamasa/index.html

スヌーピー×おもしろサイエンスアート展「SNOOPY FANTARATION」
2018年8月15日(水)〜8月27日(月) JRタカシマヤ
https://sn-fantaration.snoopy.co.jp/

長くつ下のピッピの世界展 〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜
2019年4月27日(土)〜6月16日(日)松坂屋美術館

◆大阪◆
おさるのジョージ展
2018年8月4日(土)〜9月2日(日)美術館「えき」KYOTO

生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。
2018年11月16日(金)〜12月25日(火)美術館「えき」KYOTO

特別展「ブラティスラヴァ世界絵本原画展 BIBで出会う絵本のいま」
10月6日(土)〜12月2日(日)奈良県立美術館

MOE40th Anniversary 島田ゆか・酒井駒子・ヒグチユウコ・ヨシタケシンスケ・なかやみわ5人展
2018年12月19日(水)〜2019年1月7日(月)[予定]阪急うめだ本店


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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ずっと名古屋に住むということ。

180505_DJIO9618.jpg2018.05.05 Saturday
バラは美しいのに、名前に華がない。。。

イマイチ絵にならない。。。のは、なぜ?
ヨコハマとかコーベとかさ、ズルいよね。

FBで反応して下さった方々によると、演歌すら少ないそうです。。。
え、演歌。。。ビミョー。とーぜん、ポップスも小説も少ないのですわ。


                  


「ずっと名古屋 」(吉川トリコ)    ◇読書記録◇

ずっと名古屋に住んでいる訳ではありませんが
ずっと微妙なところに住み続けているのですわ。

生まれ育った名古屋もそうだけど
次に住んだ奈良も、古都なのに、ずいぶんと京都とは扱いが違うんじゃないの?という感じだったし。

次に住んだ千葉なんかもう言うに及ばず。
今でこそ、ふなっしーとか有名だけど(すでに終わった感あるが)、私が住んでた頃はナシしかなかったし。
しかも千葉で一番のヒット作って言ったら「木更津キャッツアイ」?木更津に負けてるし。

次に住んだ池袋は東側で、「池袋ウエストゲートパーク」って思いっきり西側だし。惜しい!!
最近マツコが池袋押ししてくれてるせいか、随分扱いが良くなったと思うけどね。

常に神戸とか京都とか横浜とか札幌とかさ、イケてる街とは縁のない人生なのよ。

そんなわけで、名古屋。

やばい、ほろっとする話で、電車の中で何回も泣かされた。
トリコさんとは、実は名古屋の作家や書店員さんの会でのお仲間で
その人柄も存じ上げているので、読ん出てニヤニヤしちゃう。

明らかに私小説でしょって感じの2本とか
書店員さんが主役になってるお話のモデルになってる方とか
それ以上に、これこそ、トリコさんのお話でしょって思える話とか。

なんだかすごくいとおしい。
名古屋悪くないじゃんって思う。

最近思うのは、名古屋のいい所って、特に何もないところ。
何か声を上げて「すげー!!」ってところなんか、ないんだよ。

何を言ったって東京や京都にはかなわない。
でも絶対住みやすさでは一番。最近ではそう思う。

文庫: 315ページ
出版社: ポプラ社 (2017/8/4)
言語: 日本語
ISBN-10: 4591155684
ISBN-13: 978-4591155684
発売日: 2017/8/4
梱包サイズ: 15 x 10.6 x 1.5 cm

ドラゴンズもSKE48も名古屋めしもあるのに、行きたくない街No.1!? ナゴヤドームで再会する父と娘、SKE48に憧れてストリートで踊る少女、運転免許試験場でサンタクロースと出会った女性、実直な書店員の一日――名古屋にある16の区を舞台に悲喜こもごものドラマを描く「名古屋16話」、東海・中部の都市が舞台の「8の旅」を収録。“素顔の名古屋”が見えてくる珠玉のショートストーリー集。

著者プロフィール
吉川トリコ(よしかわ・とりこ)
1977年静岡県浜松市生まれ。以後、愛知県に移住。名東区、長久手市、犬山市、東区、千種区と渡り歩く。好きな名古屋名物は台湾ラーメン。好きな名古屋弁は「でらわやだが」。好きな名古屋の公園は平和公園。好きな名古屋の通りは名古屋高速の「白川」から「四谷」にかけて。名古屋を舞台にした小説に、映画化された『グッモーエビアン!』ほか、『ぶらりぶらこの恋』『ミドリのミ』『光の庭』などがある。

内容(「BOOK」データベースより)
ナゴヤドームで再会する父と娘、SKE48に憧れてストリートで踊る少女、運転免許試験場でサンタクロースと出会った女性、実直な書店員の一日―名古屋にある16の区を舞台に悲喜こもごものドラマを描く「名古屋16話」、東海・中部の都市が舞台の「8の旅」を収録した短編集。
                  


名古屋ボストン美術館が今秋で閉館される。ただでさえ少ない名古屋の美術館がまた減ってしまう。。。というだけでなく、実はこの美術館には思い入れが大きい。
    
もう四半世紀前のことだけど、某大手ゼネコンでCADオペをしていて、この「金山南ビル(仮称)プロジェクト」(通称KBP)の図面も描いていたのだ。担当はホテル棟だったので、あの独特のフォルムが印象的だった。当時、米国ボストン美術館側とも揉めて、開館まで予定より大幅に遅れたんだったよねー。だから、オープンした頃には私は名古屋に住んでいなくて、東京からわざわざ帰省して駆けつけたのだった。懐かしい〜
    
ところで、閉館後、ここはどうなってしまうんだろう。せっかくだから、名古屋にない「現代美術館」を作ったらいいんではなかろうか。かねてから、名古屋にはビッグネーム以外の展覧会が来ない「名古屋飛ばし」が言われているけれども、箱がないというのも問題なのでは?東京のような、前衛アートやイラストレーション、インスタレーションを展示するような美術館がないのだ。その分、豊田市美術館や刈谷市美術館が頑張ってるけど、名古屋に無いのは寂しい。
   
正直、アートを目指す人にとっては、もう巨匠の作品なんてお腹いっぱいで、もっと見るべきもの、感性を刺激するものが必要なのだ。3月にワタリウム美術館で見た展覧会がすごく面白くて、こういうものは、名古屋では見られないな、やっぱり、定期的に東京には行かなくては、としみじみ思った。それって、当たり前みたいにみんな思ってるけど、本当にそれでいいの?
   
東京レベルは無理でも、せめて、大阪や京都と同レベルで展覧会を呼べるようであってほしい。ソール・ライターだって、名古屋に呼んで欲しかったよ。
    
なんて、えらそーに思った日曜の昼下がり。


                  


ちょっと色パキッとし過ぎたか。GW後半。真面目に家で作っております〜。
しかもずっと掃除とか仕事とかしてたんだぜ。えらいわ。
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
千代田区×東京ステーションギャラリー「夢二繚乱」
2018年5月19日(土)− 7月1日(日)東京ステーションギャラリー
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201805_yumeji.html

くまのパディントン展
2018年4月28日(土)- 2018年6月25日(月)Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_paddington/

六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展 建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの
2018.4.25(水)〜 9.17(月)森美術館
http://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/japaninarchitecture/

TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ
2018.5.12(土)—8.5(日)東京都写真美術館
http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3050.html

内藤正敏 異界出現
2018.5.12(土)—7.16(月・祝)東京都写真美術館
http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3052.html


◆名古屋◆
クエイ兄弟 ファントム・ミュージアム
2018年4月7日(土)- 2018年5月20日(日)岡崎市美術博物館
http://www.city.okazaki.lg.jp/museum/exhibition/openexhibition/p022419.html

ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展
2018年3月17日(土)〜6月10日(日) 三重県立美術館
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/000211092.htm

驚異の超絶技巧! -明治工芸から現代アートへ-

サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法
2018年6月30日(土)〜2018年9月2日(日) 三重県立美術館

スヌーピー×おもしろサイエンスアート展「SNOOPY FANTARATION」
2018年8月15日(水)〜8月27日(月) JRタカシマヤ
https://sn-fantaration.snoopy.co.jp/


◆大阪◆
ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展
2018年4月7日(土)〜5月20日(日)伊丹市立美術館
http://artmuseum-itami.jp/jp/wp-content/uploads/2018/02/2018slitami_press.pdf

ジャック=アンリ・ラルティーグ写真展 永遠の少年、ラルティーグ ―写真は魔法だ!―
2018年4月21日(土)〜6月3日(日)細見美術館(京都)
(English information available)
http://www.contact-tokyo.com/information/jacqueshenrilartigue-hosomi/

ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展
2018年5月18日(金)〜2018年6月3日(日) 美術館「えき」KYOTO
https://www.walkerplus.com/event/ar0726e217515/

チャペック兄弟と子どもの世界〜20世紀はじめ、チェコのマルチアーティスト
2018年7月1日(日)〜9月9日(日) 芦屋市立美術博物館

おさるのジョージ展
2018年8月4日(土)〜9月2日(日)美術館「えき」KYOTO

生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。
2018年11月16日(金)〜12月25日(火)美術館「えき」KYOTO


                  


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チョコリエッタ & ビターシュガー & 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

180503_IMG_8882.jpg2018.05.03 Thursday
お邪魔した知人宅の窓から。

宝物のような美しい空。

都心から地下鉄で10分ちょっとで
4階の窓からこんな空が見られるなんて!

そんな名古屋の便利さも
やっぱり捨てがたいと思う今日この頃。




ビターシュガー(虹色天気雨2)(大島 真寿美)

この世界観すごく好きだ。何が好きって、市子の人柄に尽きるのかなぁ。
いくらしたしい友人とは言え、こんなに頻繁に人が急に訪ねてこられるのは、私なら絶対無理!なんだけど
市子は不思議なほどそれを受け入れる。この受け入れ過ぎが、事件を呼ぶとも言えるんだが。。。それは置いといて。

途中、これは40代女性へのエールだなぁと思う箇所があちこちにあり、すごく励まされた気持ちになった。
そうそう、まだまだこれから、どんなことだってできる、40代なんて、まだまだこれからだ。

この先この人たちがどうなるのか、本気で気になる。続きが読みたいと久しぶりに思ったシリーズであった。

アラフォー女性の友情を描いた傑作小説!

前作の『虹色天気雨』から数年後の設定。市子とまりと奈津の三人は、二十年来の交流を続けてきた女友達だったが、ある日、市子の家に、まりの恋人だった年下のカメラマン・旭が転がり込むことになった。市子は旭の居候をしぶしぶ了承したものの、中学生になったばかりの奈津のひとり娘・美月にそのことを嗅ぎつけられ、弱みを握られてしまう。まりに秘密を抱えたうえに、美月からも信州に住む別居中の父親・憲吾に会いに行こうと懇願され、奈津にも市子は内緒事ができてしまう。一方、まりは仕事場で再会した年上の男性・内藤との新しい恋に悩んでいた。内藤には離婚した妻がおり、今でも元妻とはお互いの家を行き来するような仲だという。恋愛、結婚、離婚――。三人の女性たちに芽生えた「幸せの誤差」を描いた、大人の女子恋愛&友情小説シリーズ第2弾。

文庫: 233ページ
出版社: 小学館 (2011/10/6)
言語: 日本語
ISBN-10: 4094085734
ISBN-13: 978-4094085730
発売日: 2011/10/6
梱包サイズ: 15 x 10.6 x 1.2 cm
チョコリエッタ (大島 真寿美)

「ビターシュガー」より先にこっちを読んだ。
あま酸っぱい青春小説。。。というべきか。うん、そうなのだ。
青春とは残酷なものだ。特別悩みを抱えた少女にとっては特に。

私はもっと単純だし、こんな風に心に闇なんて抱えてなかったので
この子の気持ちを本当には理解できないと思うけれど。

当時は、恋以外に男の子と関わる方法なんて知らなかったから
この2人がプラトニックなまま、ひと夏だけで関係性を終わらせるのが、何だか切なかった。

幼稚園のときに事故で家族を亡くした知世子。孤独を抱え「チョコリエッタ」という虚構の名前にくるまり逃避していた彼女に、映画研究会の先輩・正岡は突然、カメラを向けて……。こわばった心がときほぐされる物語。

誰も呼ばない本当の名前、私はチョコリエッタ。がらんとしたモノクロームの記憶がやわらかに色づきのびのびと芽吹きだすまで-。私がある一匹の犬だった季節はそうして終わった。

文庫: 164ページ
出版社: KADOKAWA/角川書店 (2009/3/25)
言語: 日本語
ISBN-10: 4043808038
ISBN-13: 978-4043808038
発売日: 2009/3/25
梱包サイズ: 15 x 10.6 x 0.6 cm
貴様いつまで女子でいるつもりだ問題(ジェーン・スー)

これは大好きな本。
私は20代半ばにさっさと結婚してしまったけど、かつて酒井順子さんの「負け犬の遠吠え」では「負け犬側」に共感したように
いつもなぜか自分とは対岸にいるはずの人たちの方に共感するし憧れる。
男と張りあえる才気があったなら、結婚なんてしなかったかもなぁ。
けれど、今はある意味、男性とも張りあって仕事しているのかもしれないけど
結婚して同じ船に乗った「同志」のような夫だから、やっていけてるんだろうなぁ。

それにしても、これもやっぱり、ほぼ同世代の女性へのエールだと感じた。
エール、欲しいのかな。やっぱりどこかで、「認められたい」「褒められたい」って気持ちがあるのかな。
そんな欲求、どこかへ飛んで行ってしまえ!と思うけど、自己顕示欲から逃れるのってムズカシイ。

「女子会には二種類あってだな」「ていねいな暮らしオブセッション」「私はオバさんになったが森高はどうだ」……誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題……etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後まで――話題の著者が笑いと毒で切り込む。猝ずГ離廛蹲瓩凌森頂。講談社エッセイ賞受賞作。

ジェーン・スー
1973年東京生まれ東京育ちの日本人。作詞家/ラジオパーソナリティー/コラムニスト。TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」をはじめとするラジオ番組でパーソナリティーとして活躍中

文庫: 298ページ
出版社: 幻冬舎 (2016/4/12)
言語: 日本語
ISBN-10: 4344424646
ISBN-13: 978-4344424647
発売日: 2016/4/12

                  


お誕生日もちょっと落ち着いて、日常。
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「GOTH」「謎解きはディナーのあとで」に見る小説に置ける「萌え」要素についての考察。

81s5eN6+ndL.jpg2011年本屋大賞を受賞し、約140万部のセールスを記録している大ベストセラーということで、今更ながら「謎解きはディナーのあとで」(東川篤哉)を、ようやく読みました。
読み終わって、こうして感想を書こうとして初めてAmazonレビューを読んだのですが、こんなに売れた本なのに、評価が★2.5って低すぎないか?

しかしながら、皆さんが書いてることは言い得ている。これはラノベだ!とか、全盛期の赤川次郎っぽいとか。そしてこの設定。お嬢様と執事。この設定勝ちだよね。これにはやっぱり「萌え要素」があるからさ。

この「お嬢様」と「下僕」萌えってのは、今に始まった話ではなく、古くは「春琴抄」から、ハーレクインロマンス、シドニィ・シェルダンも、この設定やたら多かったわ。
「わたくし、お嬢様をずっと前からお慕いしておりました」とか、一生に一度でよいから言われてみたい♡みたいな願望を持つ女性が多いってことなのかしらねー。

推理小説としてではなく、お嬢様と執事の恋の行方と言う意味でなら、結構気になる
女性が主な読者層である小説誌『きらら』への掲載作品を依頼された著者が、女性読者を意識し、「ミステリーを読み慣れていない人向け」に考え出されたという経緯があり、「安楽椅子探偵の執事と新米刑事のお嬢様」という設定は、著者が執事喫茶のニュースを見たことから生み出されたものである。タイトルは著者の70もある案の中から決定したものであり、『きらら』掲載時のタイトルは『宝生麗子の謎解きはディナーのあとで』だった。(wikipediaより)

180211_31tGd9GApgL.jpg41IKaJhYCVL.jpgそして賛否両論あるのはこの作品も同じ。乙一の「GOTH」シリーズ。

私はこの作品には結構はまって、それこそ「萌え萌え」になって読んでいた。若干グロなので、そこ受け入れられれば、ストーリー展開としてはお見事。文庫版は「夜」「僕」の順に読まないと大変なことになりますが、番外編も含めた3冊セットがkindleで出ておりますね。ナイフが完成しているっ。読んだのは、昨年2017年の春から初夏にかけてくらい。
ライトノベル雑誌『ザ・スニーカー』に掲載されていたが、ライトノベルとして発売されず、一般小説として発売されたという変則的な経緯を持つ。第3回本格ミステリ大賞受賞作。

ストーリー
高校生の「僕」と森野夜は人間の持つ暗黒面に強く惹かれる。そんな二人は毎回、奇妙な巡りあいで猟奇的な事件に関わっていくことになる。
(ネタバレあり)

はっきりと言うと、猟奇的な犯罪や人の暗黒部分に「萌え」てしまう変態ちゃんの男女が主人公。
女子は森野夜と言う超絶美少女。男子の名前は、シリーズ終盤まで明かされない。
「夜の章」の「夜」とは森野のことで、「僕」の一人称で進めながらも、森野の感覚で進んで行くのが一冊目。
まだ甘いんである。

読者は最初、森野こそがこの2人の主導権を握っており、残酷な思考を持つ張本人だと思い、「僕」はただ「森野」につきあっているだけのような感覚で読み進むが、物語が進み、「僕の章」を読むと、それはとんでもない勘違いだったと気づく。そこがこの物語の一番恐ろしいところかも。こんな人が近くにいたら、嫌だし!

乙一はこのシリーズ全般を通じて、本当にミスリードが上手い!てか、いつもか!
悔しいけど「してやられた」と思うこと数回。でも面白いから許す(笑)

「僕」の正体は、物語の最後の最後に明かされるのだけど、実は彼はそれ以前に登場していて、とてもそんな嗜好を持つ変態とは思われない「好青年」として描かれる。ええーーーーー!って感じ。彼がその誰からも好かれる無難な人物だと知ると同時に、読者には彼こそが、快楽殺人を愛し、「殺す側」であると自分を認識していることが判明していく。ただの傍観者である森野などかわいいもの。

森野と「僕」を対比させるためと、ちょっとした疑似恋愛の萌え要素を加えるために、ちょいちょい森野は他の変態から狙われ、実は「僕」に救われている。自分ではしっかりしていると思い込んでいる森野のうっかりしたところに、読者はホッとし、萌えるのだ。

小説を読むというのは、想像と妄想の織りなすファンタジーなので、やっぱり萌え要素は大事。だけど、物語のどっしりとした作り込みや、登場人物のキャラクターを作りこんでから、の話ではあるけれど。

どの話が良かったかと言われると迷うけど、乙一らしい「切なさ」が出ていたのは「土」かなぁ。ちょっと昔の小説みたいな雰囲気とか。この空気感がたまらなあい。印象に残ったのは「犬」で、やっぱりびっくりしたけど、でも珍しくこのどんでん返しには途中で気づいた!

一番強く心に残ったのは、森野の白い腕を見て、切り落としたいと妄想する「僕」のモノローグ。てっきり「僕」は森野を好きなのだと思ったのだけど、そういう相手に対してもそう思うのか。それとも、愛ゆえなのか?

正直この2人にははまった!この先どうなるのか、気になるけど、謎のままの方がいいんだろうなぁ。普通の大人になってしまってもツマラナイし、本当に犯罪者になってしまっても、なんだかだし。。。。
世界に殺す者と殺される者がいるとしたら、自分は殺す側だと自覚している少年「僕」。人間の残酷な面を見つめるのを趣味とする美少女、森野夜。2人が出会う7つの事件を網羅した合本版!
「夜の章」・・・「暗黒系」最近起こっている連続殺人事件に関係すると思われる手帳を拾った森野夜は「僕」にそれを見せる。そこにはまだ見つかっていない死体の放置場所が書かれており、二人は死体を見つけ出すことにした。
「リストカット事件」動物、人間の老若男女を問わず手だけを切り落とし持ち去るという事件が起こっていた。その犯人を特定することができた「僕」は、ある計画を実行することに。
「犬」町内で犬の連続連れ去り事件が発生。「僕」は犯人の犯行現場をつきとめる。
「僕の章」・・・「記憶」「僕」と森野夜は、彼女の寝不足を治すための紐を買いに行った帰り道に、彼女は寝不足の原因である過去の事件を話しだした。
「土」人を生きたまま棺に入れ、埋葬することにとりつかれた男・佐伯。彼は第二の犠牲者を出そうとしていた。そして「森野夜」の生徒手帳を持つ少女が棺に入れられる。
「声」廃病棟で起こった女性惨殺事件。その被害者の妹は、その事件の犯人だと名乗る少年からひとつのカセットテープを渡される。
「番外編」・・・「森野は記念写真を撮りに行くの巻」死体の撮影をする日々を過ごしていた「私」は、ある日「僕」と約束をすることになる。




                  


1月末から2月初め。病がちだった1月と違い、2月は楽しいこといっぱいでワクワク。
後半の野菜や肉の盛り合わせは、私にしては珍しく、ネクタイした人たちと飲み。何かけっこう新鮮だった。
180127_180131_IMG_3930.jpg180201_180202_IMG_3931.jpg
このシロノワール小枝はなかなかのヒット!


                  


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『神の手ニッポン展供戮函愬郢里琉Δ靴真式』

171202_kaminote1.jpg171202_kaminote2.jpg2017.12.02 Saturday
名古屋&モリーダイベントの前には、こんな展示を見に行ってました。
世の中手先の器用な人っていますね、ホント。
特にすんばらしくって、作ってるところビデオでじっと見ちゃったのが
エッグアートの人!
1ミリよりも薄い殻を電動カッターで雪の結晶模様に切り抜いて
ホンの一部しか接してない状態で殻を切り取る瞬間にドキドキ。

それと立体間取りはもちろん素晴らしい!特にいいのが、やっぱり
誰もが知ってるアニメや映画の世界だってこと。
虚構の世界でも、人々に愛着のある世界だけに、キチンと関係者に
取材を重ねて作られたそうで。。。。頭が下がりますね。

「三丁目の夕日」「めぞん一刻」「幸せの黄色いハンカチ」「ドラえもん」
「あしたのジョー」「サザエさん」「トキワ荘」(一番よかった)
「北の国から」(廃材で作った家を廃罪で作るのがよいよね)
「となりのトトロ」「寅さん」(もはやお約束ですね)
「こち亀」(読んでないけど楽しめた)
「巨人の星」(投球する飛馬がくるくる回るのが面白かった)など。

本来は自分で自由に電灯をつけられるようになってるそうで
それは会場の混雑を考えてカバーが掛けられてたのだけど、代わりに数分ごとに
明かりがつくようになっていて、奥まで見えると、ホント感動!!



『神の手ニッポン展供
会期 2017年10月6日(金)〜12月3日(日)
11:00〜18:00(最終入場は17:30まで)
※10月30日(月)・31日(火)は休館
会場 テレピアホール
料金 一般 800円
高校・大学生 600円
小・中学生 400円
※未就学児入場無料 ※全て税込

                  


171212works_new1.jpg2017.12.07 Thursday
今、サイトのトップでの更新情報はえらいことになっとる。
新しいお仕事情報が3つ。PHPさんと学宝社さんと年賀状。
それにAll Aboutまで合わせると4つだがね。
そして風木さんと雨梟さんの「ホテル暴風雨」での連載。

それにしても、このイラストのふり幅、半端ないがね。
一人で描いとるとはとても思えん。
(「描いとる」が一発変換できた!ひよこ仕様PC?)
171125_profile.jpg
プロフが前とは変わっとるんだがね!!わかるかな〜??
(9歳年下とか王子とか言う痛々しい要素をなくしてみました(笑))


                  



2017.12.05 Tuesday
泣けました。そっか、こういう結末かぁ。
「メメント」という映画を観ていたので、同じテーマの作品。前から存在は知ってたけど、そういう話だったとは。
読んでいて、この主人公は、深津絵里以外ありえないと思った。もう他に浮かばない。

愛する人から嫌われるのと忘れられるのと、どちらがツライだろう。
忘れられはしないけど、新しい記憶を紡げないのって、どんな気持ちだろう。
どんなに楽しい時間を共有しても、決して相手の記憶にとどめられないのってどんな気持ちだろう。

共有と言うごく当たり前の記憶のことができなくても、交流できる奇跡。
変人だけどひたすら温かい「博士」と、初めてできた「友達」との物語。

「メメント」は救いのない映画だったけど、この本を読んで救われた。
第1回本屋大賞だったのね。確かに名作。小川さんも好きだなぁ。


                  


たとえ図書館で借りてでも、こうしてよい感想をいただけるとうれしいです。次も頑張ろうと思えます。
でも買ってもらえたらもっとうれしいけど、というか、切実だけど(笑)
というか、これ読んで、知り合いから「図書館で借りて読んだんだけど」って言われたらさすがに凹むけど(笑)
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なぎさ(山本文緒)とヒョウ柄と。

171118_IMG_9745s.jpg2017.11.19 Sunday
宮田の写真展18日目。
今日は、たくさんのお客さんで賑わって大盛況でした。
たくさんパワーをいただいた日でした。ありがとうございます。
紅芋とブルーチーズのキッシュ、ウマー(*'▽'*)
171119_IMG_9799_1.jpg
2017.11.20 Monday
やっとかめ文化祭最終日。円頓寺にて。大阪からお客さまがお越しなので、わたしもオットも正装(豹柄)でお出迎え。
(オットは隠れているけれど、パンツがヒョウ柄なのだ)
すると「豹柄なんか嫌いやねん。」と一刀両断される。何を言うてもとりあえず、突っ込まれる心地よさ。

大阪のお客人と編集さんと会議。ざっくばらんに腹を割って話して、これでようやくお尻に火がつきそう。
編集さんの素敵なお着物の写真を撮り損ねてザンネン。

あちこちで「宮田先生の奥さん」と声を掛けられて、ドキドキする。


                  


なぎさ(山本文緒)

山本作品を最後に読んだのはいつだったかと調べてみたら、2013年春の「アカペラ」以来だった。
鬱病からの再生を果たしてからの作品は賛否両論あるみたいだけど、やっぱり私は読んでいて、心の中がひんやりときしむ
この世界が好きだと思う。クセのない文体とクセのある登場人物。

この物語は、長野から久里浜に越してきた主人公・佐々井冬乃の視点と
冬乃の夫の会社の後輩で、元芸人の川崎くんの視点が交互に描かれる。

過去にはさほど重いものがなく、割と軽い感じで進むけど、先の見えない不安で満ちた川崎くんの視点と
先も不安だけど、それ以上に置いてきた過去の重さが暴かれるのが怖い気さえする冬乃の視点。
特に淡々と進むだけに、何かそこ知れないものが隠されていそうで怖かった。その恐れは期待を裏切らないものだった。

山本作品はサスペンスではないのだけど、主人公が何かしら重い過去を抱えていて
それが最後まで明かされないという手法はいつもながらあっぱれ。

そして、一部を除く登場人物には、どこかしら感情移入が出来る。
Amazonの書評を読むと、この作家には本当に世の中の人がこう見えているのかとあるけれど
人の闇を描くのが文学で、そこに誇張やデフォルメは多少あるかもしれないけれど
人って一皮むけば、残忍だったり、一筋縄では行かないものを抱えていて
それでも手を伸ばして信じあおうとするのが、愛すべき主人公たちだったりする。

そこを読み取れないというなら、その読者自体が、なんて浅い人間関係しか築いていないんだろうかと危惧してしまう。

それにしても、最初は一緒に寝ていないなど、夫婦の距離感に心がざわついたけれど、本当は想い合っていた夫婦の形に
最後まで誠実な夫の姿に、心打たれる。

自分たち夫婦の姿も、重なる。
主人公本人と、夫婦の再生の物語であると言えるのだけど、ずっと自己評価の低すぎた主人公が、物語の終盤でどんどん強くなって行く。ただ家事が得意なだけだった冬乃が、何でも出来るような気がしてくるくだりが好きだ。

逆に若くして漫画家として成功し、見た目も垢ぬけてて魅力的で、万能感のあった妹が意外に弱く、悪党に騙されていたり
姉のように毒両親を切れずに振り回されたり。

読者も姉の夫も、妹はめんどくさいことは姉に押し付けて、自分だけちゃっかりうまいことやってるんだと思っているが
実はそうでは無いことがだんだんわかってくる。それがこの物語の闇なのだ。

川崎くんも途中はひどい目に遭うが、お笑い芸人をあきらめて、ブラック企業でコテンパンにやられても
ちゃんと手を差し伸べてくれる人がいるのがうれしい。
紅シャケくんはもちろん、あまり描かれてないけどかつての相棒との絆とか、短いけれど登場した兄嫁を通じて
兄とのつながりとか母との関係とか、ジワジワ温かくなって。彼女・百花との関係もイイ感じに終わって。

冬乃の夫の佐々井くんと川崎くんとの関係も、なんかいいなぁって思う。

最後はあっけなく終わり、結局何も変わってはいないのかもしれないけれど
いや、実は全然違う。

最後に川崎くんがモリに告げた言葉にこそ、この物語の重みがあるのだ。
どうしようもないことはたくさんあっても、それでも人を信じたい。
斜に構えたモリや杏子のような人間こそ、本当は負けなのだ。

そういえば、同じように虚構の中に住んでいても、川崎をこき使っていた秋月や
その株主の妻で雲の上の世界の住人のナオミのほうが何となく人間味があった。

そう、どうやったって生きていける。どんな困難だって乗り越えられるよ、という強いメッセージに背中を押された、
そんな小説だった。今の自分が出会うべくして出会った本だと思った。

「労をいとわない夫婦」そんな評価をされる人でありたい。


                  


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「白い兎が逃げる(有栖川有栖)」と食べ物を描く。

171114_IMG_9575_2.jpg2017.11.15 Wednesday
11月ももう半分過ぎましたね。
宮田の個展も半分オシマイ。
彼は毎日のように個展会場のMITTSさんに詰めていて
私も何となくわたわたしております。

と言っても実は昨日と今日は彼は仕事で会場に行けず
14日に近くに立ち寄った私が2日分貼って来たもの。
他の写真も何枚か増やしております。
彼も長時間在廊できないので、なかなかお客様と
会えないのが残念で申し訳ないです。

これカレンダーになってて
30日まで写真はすでに撮ったそうで。
よくもまぁ集めたものだと、彼の写真に対する
執念のようなものを、こういう時に感じます。
8日は名古屋の丸八で、そこはこだわったそうで
道産子の彼の名古屋に対するリスペクトになっています
。。。たぶん。

宮田雄平個展『歩都(Hoto)』
http://miyatayuhei.com/
【会場】MITTS COFFEE STAND 
    名古屋市中区錦2丁目8-15 錦三輪ビル1階
【期間】11月1日(水) 〜 11月30日(木)  会期中無休
【時間】7:00〜19:00 ※土・日曜祝日は8:00〜18:00

「写真の散歩道2017」というイベントの一環です。
http://mdpn.webcrow.jp/2017/exhibition/e03.html


ちょっとしばらくなかなか描けずにいたインスタが復活している。



                  


「白い兎が逃げる」(有栖川有栖)

すごく面白かった。
有栖先生が狂言回しとして登場し、しかもちょっと、というかかなり「抜けている」役回りなのがいい味出している。
「不在の証明」・・・私もかなりどんくさいが、作中の有栖先生よりはマシ。さすがにこれはかなり核心までわかった。
「地下室の処刑」・・・これはよくできた話。いちばん予測がつかなかった。
「比類のないような神々しい瞬間」・・・ダイイングメッセージのトリックはよくできてた。最後の千円札にそんな意味があったとは。でも結局犯人のトリックを完全には暴いていない。こう言う形の収束の付け方もあるんやなぁと思った。で、悪いのは殺された方なんだと思うんだけど!
「白い兎が逃げる」・・・いちばん長い話で、途中で飽きそうになった。何かあんまり好きじゃないと思ったのは、語り部に近い人物が好きになれないからで(結局その人物が犯人で、相当いかれた人物だということが判明する。。。何かそんな気がしたけど、トリックがさっぱりわからんかった)。ストーカーされる女優も、好きになれないタイプだし。どうも有栖先生の描く登場人物は、レギュラーの火村先生や警部と警部補以外はあんまり好感が持てない。



                  


誰かを救うことなんて、所詮誰にも出来はしない。
簡単に救うことが出来れば、話は簡単だけれど、そうじゃないところが、実は試されているような気がする。
こうやって文章にするってイイな。昔からブログにはあんまりマイナスなことは書かないようにしてるけど
「できるだけ客観的に」言葉にしてみるというのは、とてもココロのためにも、問題解決のためにも良いような気がする。
とにかく、待ち続けること、見守ることしかないのだなぁ。

とあるカウンセリングサイトで、心に留まった言葉を。

        *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

「心配ではなく、信頼を選ぶ」ということ。

心配してしまう、ということは、相手を信頼することが出来ない、ということ。
自分が助けなくても、相手には自分の問題を自分で解決する力があるということを、信頼する。
それが相手の力になる。

人が人を助けることは出来ない。
私たちに出来るのは人を助ける事ではなく、その人が自分を助けることをサポートすることだけ。

こうありたい自分たちの未来を心に描いてみると、その未来予想図が、自分にとってのビジョンになる。

        *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

今はお仕事の環境だけはすこぶるよく、ここ数年来ないくらい安定した気持ちで仕事が出来ているので
それはよいんだけど、仕事が楽しすぎて、紺詰めすぎて、毎日ヘトヘト。
週末の打合せまでに、ちょっと形にしておかないとなぁ。。。


                  


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「しっぽちゃん(群ようこ)」とJOJO。

171110_IMG_9353_1.jpg2017.11.07 Tuesday - 2017.11.10 Friday
某大型書店員Sさん(右上の写真の方)に誘っていただいた出版関係者の飲み会がすんごく楽しかった。もっと小規模かと思ったら、50名を超える大人数で、色々な方にお目にかかったり、再会できてうれしかった。

遠目から、頭にネクタイを巻いてる人が見えて、気になって話し掛けたら、ひさびさにお会いした「The 営業マン!」だった。

気付いたら、みんなで「JOJO立ち」して大盛り上がり。(写真が無いのが残念!)
その方Iさんは、歌舞伎の口上などもものすごくお上手で、感動。
こんなに笑ったのは久しぶりで、お腹痛かった。

最近実は「ジョジョの奇妙な冒険」がマイブームで、この平成の世の中で、「私のスタンドは〜」とドヤ顔で語ってるのは私くらいかと思ったら、先日の同窓会でも、最近読み始めたという男子と遭遇して、「JOJO」ってすごいな、と改めて思ったのでした。

そしてオットの個展会場のMITTSさんには、なんと「ワンピース」が全巻あるのを発見し、いきなり泣きながら読むひよこ。

オットの展示は、ますます写真も増え、お客様にもお越しいただき、本当にありがとうございます〜〜〜。

お会いできなかった方、すみませぬ。


                  


ひさびさに群さんの本を読む。
20代の頃は本当によく読んだ。月間カドカワで連載されていた「無印」シリーズが大好きで。
あと、ちょっと変わった生い立ちなので、家族のことを描いたエッセイや「鞄に本だけ詰め込んで」などの読書シリーズや
何と言っても「トラちゃん」!!をはじめとする動物エッセイが大好きだった。

このタイトルにこの表紙、きれはきっと「トラちゃん」に近いものだという期待と共に手に取った。



期待は外れなかった。
「トラちゃん」とは違い、小説形式だったけれど、そこには変わらぬ「群ワールド」が広がっていた。
なんてやさしく、あたたかかく「ほがほが」「ふがふが」する世界なんだろう。
そういえば、わたしはよく「ふがふが」するけれど、これはきっと、群さんからの影響なのではないか。
と、20年以上経ってハタと気づいたりして。

表題作はちょっと切ない話だけど、それすら何だか幸せなのかも、という気がしてきてしまうのは
群さんの視点が、あくまでもやさしいからなのだろう。

シアワセを形にしたら、犬や猫のしっぽの形をしてる。そんな気がしてくる短編集だ。


                  


あいぽんで加工すると9枚までしか選択できないので、結構シンプル。
これくらいがちょうどよいけど、外食多目なのもばれるね。今週はそうでもないか?
171110_IMG_9370.jpg


                  


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『おもてなし日和』(高野登)

27692189_1.png先日丸ゼミでお話を伺った元リッツ・カールトン日本支社長の高野さんの本。
言葉の宝石箱みたい。
こんな美しい言葉を身近に感じて、自分でも紡ぎだしながら暮らしていきたいと思う。

美しい言葉を読んでいると、少し美しくなれるような気がする。
自分でも美しい言葉を発すれば、もっと美しくなれそう。
外見の美醜ではなく、人としての美しさを持ち続けたい。

相手に寄り添って、相手の立場に立って考えて暮らしていくことで
人としてきたえられ、磨かれて行く。

頑張って生きていれば、ご褒美のように良い出会いがあり、良いことに結びついていく。

まずは身近な人に優しくすることから。それがおもてなしの基本。
明日死ぬとしたら、大切な人と喧嘩や仲たがいなんてしていられない。
伝えたいことは今伝えなくては。

それがおもてなし。

                  


どれがいいかな?
170428instagram_o1-3s2.jpg
お皿が真っ白なのも寂しいかなと思って色を入れたら入れすぎ!
順番としては一番上が元絵で、サクッと色を消して、でもやっぱ寂しいなとお皿の色を薄くした真ん中が私の完成形。


                  


私は名古屋の下町育ちで、そこから近い都心に引っ越したので、東京でいえば日本橋や人形町あたりに住むような感覚。
今はさらに郊外に越したので、やっぱり東京でいえば、新婚時代に西葛西に住んでた感じに似てる。

最近、名古屋東部のおしゃれスポット(星が丘・本山・覚王山)にちょくちょく出没するようになったのだが
これは東京でいえば。。。と誰に求められているんでもないのにいちいち東京に例えてしまう病。
オット(函館出身)は、なるほどね、と感心してくれるので、夫婦の会話の潤滑油にはなってるようだ。


※ちなみに、星が丘・本山・覚王山は、自由が丘・青山・代官山ってとこだろうか。ちょうどゴロ合ってるし!


                  


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元気が出る本。

このたび、ご依頼いただきまして、"元気が出る本"というテーマで本を選ばせていただきました。
”元気が出る本”をテーマに様々なクリエイタがセレクトした本を紹介します。
楽天のアフィリエイトプログラムを使用し収益を東北への義援金とします。
とのことで、クリエイタが選んだいろんな本がこちらでご覧になれます。
B-bookstore〜元気が出る本屋〜
http://bioodbord.blog103.fc2.com/
気になる本をこちらでポチしていただくと、東北や熊本の方に寄付ができますのでよろしければ是非。

1〜2冊というご指定でしたが、絞り切れず、4冊選ばせていただきました。
エッセイ2冊・写真集1冊・絵本1冊です。


                  


200208dt.jpg「D.T.」(みうらじゅん・伊集院光)(メディアファクトリー)

D.T.とは童貞のことだそうです。今童貞な人が読んでも元童貞だった人が読んでも面白いというこの本ですが、女性にもおススメです。特に私のように非モテで、若いころの男子の生態などに疎い人が読んだら「あら、男子ってこんなかわいかったのね」と、全世界の男子がいとおしくなって、いろいろ悩むのが馬鹿らしくなるような気がします。



20080725asadake.jpg「浅田家」(浅田 政志)(赤々舎)

浅田さんといえば、東北の被災地をテーマにした写真展のトークショーに伺った際にも、元気をいただいて帰ってきたのですが、浅田さんの「バカバカしいともいえることに”真剣に””とことん”取り組む姿勢」のルーツともいえる、家族でコスプレに挑んで撮られた「浅田家」という写真集。こんなバカバカしいことを大真面目にやれる家族がいる、家族っていいなぁと、ほっこりします。(浅田さん失礼でごめんなさい)


19941025iiko_donnnako.jpg「いいこってどんなこ?」(ジーン モデシット・著, ロビン スポワート・絵)(冨山房)

この本をお母さん方の読み聞かせの会で読むと、あちこちから、(お母さんたちが)すすり泣く声が聞こえてくる、と聞いたことがありますが、私も何度読んでも泣いてしまいます。「自分なんてダメだ」「自分には価値がない」など自己肯定感の持てないときに読んでみてください。すーーーっと言葉が心に入ってきます。




200208atopi.jpg「アトピーの女王」(雨宮 処凛)(太田出版)

著者の半生のアトピーとの闘いは、思わず言葉を失うほど壮絶なのですが、著者の勢いある文体と巧みなたとえを駆使した、卓越した筆力のおかげで、見事なエンタメになっているのが素晴らしい。我が家にもアトピーの人がいまして、アトピー関連の本を読み漁っていた中の一冊。おかげで元気出ました。超個人的に元気が出る本ですが、アトピーに無縁の方にもオススメです。




ぜひ、こちらのページをご覧になって下さいませ!

B-bookstore〜元気が出る本屋〜
http://bioodbord.blog103.fc2.com/

この取り組みの詳細はこちら。
http://b-bookstore.net/

今回の企画のきっかけは「活躍している方はどのような本を読んでいるのか」と考えたことだったそうで
自分ではへっぽこイラストレーターだと思っていますが「活躍しているクリエイター」のお仲間に入れていただけて光栄です。



                  


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151010atopi_cover0924sss.jpg

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