『神の手ニッポン展供戮函愬郢里琉Δ靴真式』

171202_kaminote1.jpg171202_kaminote2.jpg2017.12.02 Saturday
名古屋&モリーダイベントの前には、こんな展示を見に行ってました。
世の中手先の器用な人っていますね、ホント。
特にすんばらしくって、作ってるところビデオでじっと見ちゃったのが
エッグアートの人!
1ミリよりも薄い殻を電動カッターで雪の結晶模様に切り抜いて
ホンの一部しか接してない状態で殻を切り取る瞬間にドキドキ。

それと立体間取りはもちろん素晴らしい!特にいいのが、やっぱり
誰もが知ってるアニメや映画の世界だってこと。
虚構の世界でも、人々に愛着のある世界だけに、キチンと関係者に
取材を重ねて作られたそうで。。。。頭が下がりますね。

「三丁目の夕日」「めぞん一刻」「幸せの黄色いハンカチ」「ドラえもん」
「あしたのジョー」「サザエさん」「トキワ荘」(一番よかった)
「北の国から」(廃材で作った家を廃罪で作るのがよいよね)
「となりのトトロ」「寅さん」(もはやお約束ですね)
「こち亀」(読んでないけど楽しめた)
「巨人の星」(投球する飛馬がくるくる回るのが面白かった)など。

本来は自分で自由に電灯をつけられるようになってるそうで
それは会場の混雑を考えてカバーが掛けられてたのだけど、代わりに数分ごとに
明かりがつくようになっていて、奥まで見えると、ホント感動!!



『神の手ニッポン展供
会期 2017年10月6日(金)〜12月3日(日)
11:00〜18:00(最終入場は17:30まで)
※10月30日(月)・31日(火)は休館
会場 テレピアホール
料金 一般 800円
高校・大学生 600円
小・中学生 400円
※未就学児入場無料 ※全て税込

                  


171212works_new1.jpg2017.12.07 Thursday
今、サイトのトップでの更新情報はえらいことになっとる。
新しいお仕事情報が3つ。PHPさんと学宝社さんと年賀状。
それにAll Aboutまで合わせると4つだがね。
そして風木さんと雨梟さんの「ホテル暴風雨」での連載。

それにしても、このイラストのふり幅、半端ないがね。
一人で描いとるとはとても思えん。
(「描いとる」が一発変換できた!ひよこ仕様PC?)
171125_profile.jpg
プロフが前とは変わっとるんだがね!!わかるかな〜??
(9歳年下とか王子とか言う痛々しい要素をなくしてみました(笑))


                  



2017.12.05 Tuesday
泣けました。そっか、こういう結末かぁ。
「メメント」という映画を観ていたので、同じテーマの作品。前から存在は知ってたけど、そういう話だったとは。
読んでいて、この主人公は、深津絵里以外ありえないと思った。もう他に浮かばない。

愛する人から嫌われるのと忘れられるのと、どちらがツライだろう。
忘れられはしないけど、新しい記憶を紡げないのって、どんな気持ちだろう。
どんなに楽しい時間を共有しても、決して相手の記憶にとどめられないのってどんな気持ちだろう。

共有と言うごく当たり前の記憶のことができなくても、交流できる奇跡。
変人だけどひたすら温かい「博士」と、初めてできた「友達」との物語。

「メメント」は救いのない映画だったけど、この本を読んで救われた。
第1回本屋大賞だったのね。確かに名作。小川さんも好きだなぁ。


                  


たとえ図書館で借りてでも、こうしてよい感想をいただけるとうれしいです。次も頑張ろうと思えます。
でも買ってもらえたらもっとうれしいけど、というか、切実だけど(笑)
というか、これ読んで、知り合いから「図書館で借りて読んだんだけど」って言われたらさすがに凹むけど(笑)
171206_twitter1.jpg


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

アトピーの夫と暮らしています

新品価格
¥1,296から




←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

151027fbpage_atopi.jpg『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。



#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

なぎさ(山本文緒)とヒョウ柄と。

171118_IMG_9745s.jpg2017.11.19 Sunday
宮田の写真展18日目。
今日は、たくさんのお客さんで賑わって大盛況でした。
たくさんパワーをいただいた日でした。ありがとうございます。
紅芋とブルーチーズのキッシュ、ウマー(*'▽'*)
171119_IMG_9799_1.jpg
2017.11.20 Monday
やっとかめ文化祭最終日。円頓寺にて。大阪からお客さまがお越しなので、わたしもオットも正装(豹柄)でお出迎え。
(オットは隠れているけれど、パンツがヒョウ柄なのだ)
すると「豹柄なんか嫌いやねん。」と一刀両断される。何を言うてもとりあえず、突っ込まれる心地よさ。

大阪のお客人と編集さんと会議。ざっくばらんに腹を割って話して、これでようやくお尻に火がつきそう。
編集さんの素敵なお着物の写真を撮り損ねてザンネン。

あちこちで「宮田先生の奥さん」と声を掛けられて、ドキドキする。


                  


なぎさ(山本文緒)

山本作品を最後に読んだのはいつだったかと調べてみたら、2013年春の「アカペラ」以来だった。
鬱病からの再生を果たしてからの作品は賛否両論あるみたいだけど、やっぱり私は読んでいて、心の中がひんやりときしむ
この世界が好きだと思う。クセのない文体とクセのある登場人物。

この物語は、長野から久里浜に越してきた主人公・佐々井冬乃の視点と
冬乃の夫の会社の後輩で、元芸人の川崎くんの視点が交互に描かれる。

過去にはさほど重いものがなく、割と軽い感じで進むけど、先の見えない不安で満ちた川崎くんの視点と
先も不安だけど、それ以上に置いてきた過去の重さが暴かれるのが怖い気さえする冬乃の視点。
特に淡々と進むだけに、何かそこ知れないものが隠されていそうで怖かった。その恐れは期待を裏切らないものだった。

山本作品はサスペンスではないのだけど、主人公が何かしら重い過去を抱えていて
それが最後まで明かされないという手法はいつもながらあっぱれ。

そして、一部を除く登場人物には、どこかしら感情移入が出来る。
Amazonの書評を読むと、この作家には本当に世の中の人がこう見えているのかとあるけれど
人の闇を描くのが文学で、そこに誇張やデフォルメは多少あるかもしれないけれど
人って一皮むけば、残忍だったり、一筋縄では行かないものを抱えていて
それでも手を伸ばして信じあおうとするのが、愛すべき主人公たちだったりする。

そこを読み取れないというなら、その読者自体が、なんて浅い人間関係しか築いていないんだろうかと危惧してしまう。

それにしても、最初は一緒に寝ていないなど、夫婦の距離感に心がざわついたけれど、本当は想い合っていた夫婦の形に
最後まで誠実な夫の姿に、心打たれる。

自分たち夫婦の姿も、重なる。
主人公本人と、夫婦の再生の物語であると言えるのだけど、ずっと自己評価の低すぎた主人公が、物語の終盤でどんどん強くなって行く。ただ家事が得意なだけだった冬乃が、何でも出来るような気がしてくるくだりが好きだ。

逆に若くして漫画家として成功し、見た目も垢ぬけてて魅力的で、万能感のあった妹が意外に弱く、悪党に騙されていたり
姉のように毒両親を切れずに振り回されたり。

読者も姉の夫も、妹はめんどくさいことは姉に押し付けて、自分だけちゃっかりうまいことやってるんだと思っているが
実はそうでは無いことがだんだんわかってくる。それがこの物語の闇なのだ。

川崎くんも途中はひどい目に遭うが、お笑い芸人をあきらめて、ブラック企業でコテンパンにやられても
ちゃんと手を差し伸べてくれる人がいるのがうれしい。
紅シャケくんはもちろん、あまり描かれてないけどかつての相棒との絆とか、短いけれど登場した兄嫁を通じて
兄とのつながりとか母との関係とか、ジワジワ温かくなって。彼女・百花との関係もイイ感じに終わって。

冬乃の夫の佐々井くんと川崎くんとの関係も、なんかいいなぁって思う。

最後はあっけなく終わり、結局何も変わってはいないのかもしれないけれど
いや、実は全然違う。

最後に川崎くんがモリに告げた言葉にこそ、この物語の重みがあるのだ。
どうしようもないことはたくさんあっても、それでも人を信じたい。
斜に構えたモリや杏子のような人間こそ、本当は負けなのだ。

そういえば、同じように虚構の中に住んでいても、川崎をこき使っていた秋月や
その株主の妻で雲の上の世界の住人のナオミのほうが何となく人間味があった。

そう、どうやったって生きていける。どんな困難だって乗り越えられるよ、という強いメッセージに背中を押された、
そんな小説だった。今の自分が出会うべくして出会った本だと思った。

「労をいとわない夫婦」そんな評価をされる人でありたい。


                  


171121_IMG_9892.jpg


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

アトピーの夫と暮らしています

新品価格
¥1,296から




←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

151027fbpage_atopi.jpg『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。



#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

「白い兎が逃げる(有栖川有栖)」と食べ物を描く。

171114_IMG_9575_2.jpg2017.11.15 Wednesday
11月ももう半分過ぎましたね。
宮田の個展も半分オシマイ。
彼は毎日のように個展会場のMITTSさんに詰めていて
私も何となくわたわたしております。

と言っても実は昨日と今日は彼は仕事で会場に行けず
14日に近くに立ち寄った私が2日分貼って来たもの。
他の写真も何枚か増やしております。
彼も長時間在廊できないので、なかなかお客様と
会えないのが残念で申し訳ないです。

これカレンダーになってて
30日まで写真はすでに撮ったそうで。
よくもまぁ集めたものだと、彼の写真に対する
執念のようなものを、こういう時に感じます。
8日は名古屋の丸八で、そこはこだわったそうで
道産子の彼の名古屋に対するリスペクトになっています
。。。たぶん。

宮田雄平個展『歩都(Hoto)』
http://miyatayuhei.com/
【会場】MITTS COFFEE STAND 
    名古屋市中区錦2丁目8-15 錦三輪ビル1階
【期間】11月1日(水) 〜 11月30日(木)  会期中無休
【時間】7:00〜19:00 ※土・日曜祝日は8:00〜18:00

「写真の散歩道2017」というイベントの一環です。
http://mdpn.webcrow.jp/2017/exhibition/e03.html


ちょっとしばらくなかなか描けずにいたインスタが復活している。



                  


「白い兎が逃げる」(有栖川有栖)

すごく面白かった。
有栖先生が狂言回しとして登場し、しかもちょっと、というかかなり「抜けている」役回りなのがいい味出している。
「不在の証明」・・・私もかなりどんくさいが、作中の有栖先生よりはマシ。さすがにこれはかなり核心までわかった。
「地下室の処刑」・・・これはよくできた話。いちばん予測がつかなかった。
「比類のないような神々しい瞬間」・・・ダイイングメッセージのトリックはよくできてた。最後の千円札にそんな意味があったとは。でも結局犯人のトリックを完全には暴いていない。こう言う形の収束の付け方もあるんやなぁと思った。で、悪いのは殺された方なんだと思うんだけど!
「白い兎が逃げる」・・・いちばん長い話で、途中で飽きそうになった。何かあんまり好きじゃないと思ったのは、語り部に近い人物が好きになれないからで(結局その人物が犯人で、相当いかれた人物だということが判明する。。。何かそんな気がしたけど、トリックがさっぱりわからんかった)。ストーカーされる女優も、好きになれないタイプだし。どうも有栖先生の描く登場人物は、レギュラーの火村先生や警部と警部補以外はあんまり好感が持てない。



                  


誰かを救うことなんて、所詮誰にも出来はしない。
簡単に救うことが出来れば、話は簡単だけれど、そうじゃないところが、実は試されているような気がする。
こうやって文章にするってイイな。昔からブログにはあんまりマイナスなことは書かないようにしてるけど
「できるだけ客観的に」言葉にしてみるというのは、とてもココロのためにも、問題解決のためにも良いような気がする。
とにかく、待ち続けること、見守ることしかないのだなぁ。

とあるカウンセリングサイトで、心に留まった言葉を。

        *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

「心配ではなく、信頼を選ぶ」ということ。

心配してしまう、ということは、相手を信頼することが出来ない、ということ。
自分が助けなくても、相手には自分の問題を自分で解決する力があるということを、信頼する。
それが相手の力になる。

人が人を助けることは出来ない。
私たちに出来るのは人を助ける事ではなく、その人が自分を助けることをサポートすることだけ。

こうありたい自分たちの未来を心に描いてみると、その未来予想図が、自分にとってのビジョンになる。

        *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

今はお仕事の環境だけはすこぶるよく、ここ数年来ないくらい安定した気持ちで仕事が出来ているので
それはよいんだけど、仕事が楽しすぎて、紺詰めすぎて、毎日ヘトヘト。
週末の打合せまでに、ちょっと形にしておかないとなぁ。。。


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

アトピーの夫と暮らしています

新品価格
¥1,296から




←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

151027fbpage_atopi.jpg『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。



#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

「しっぽちゃん(群ようこ)」とJOJO。

171110_IMG_9353_1.jpg2017.11.07 Tuesday - 2017.11.10 Friday
某大型書店員Sさん(右上の写真の方)に誘っていただいた出版関係者の飲み会がすんごく楽しかった。もっと小規模かと思ったら、50名を超える大人数で、色々な方にお目にかかったり、再会できてうれしかった。

遠目から、頭にネクタイを巻いてる人が見えて、気になって話し掛けたら、ひさびさにお会いした「The 営業マン!」だった。

気付いたら、みんなで「JOJO立ち」して大盛り上がり。(写真が無いのが残念!)
その方Iさんは、歌舞伎の口上などもものすごくお上手で、感動。
こんなに笑ったのは久しぶりで、お腹痛かった。

最近実は「ジョジョの奇妙な冒険」がマイブームで、この平成の世の中で、「私のスタンドは〜」とドヤ顔で語ってるのは私くらいかと思ったら、先日の同窓会でも、最近読み始めたという男子と遭遇して、「JOJO」ってすごいな、と改めて思ったのでした。

そしてオットの個展会場のMITTSさんには、なんと「ワンピース」が全巻あるのを発見し、いきなり泣きながら読むひよこ。

オットの展示は、ますます写真も増え、お客様にもお越しいただき、本当にありがとうございます〜〜〜。

お会いできなかった方、すみませぬ。


                  


ひさびさに群さんの本を読む。
20代の頃は本当によく読んだ。月間カドカワで連載されていた「無印」シリーズが大好きで。
あと、ちょっと変わった生い立ちなので、家族のことを描いたエッセイや「鞄に本だけ詰め込んで」などの読書シリーズや
何と言っても「トラちゃん」!!をはじめとする動物エッセイが大好きだった。

このタイトルにこの表紙、きれはきっと「トラちゃん」に近いものだという期待と共に手に取った。



期待は外れなかった。
「トラちゃん」とは違い、小説形式だったけれど、そこには変わらぬ「群ワールド」が広がっていた。
なんてやさしく、あたたかかく「ほがほが」「ふがふが」する世界なんだろう。
そういえば、わたしはよく「ふがふが」するけれど、これはきっと、群さんからの影響なのではないか。
と、20年以上経ってハタと気づいたりして。

表題作はちょっと切ない話だけど、それすら何だか幸せなのかも、という気がしてきてしまうのは
群さんの視点が、あくまでもやさしいからなのだろう。

シアワセを形にしたら、犬や猫のしっぽの形をしてる。そんな気がしてくる短編集だ。


                  


あいぽんで加工すると9枚までしか選択できないので、結構シンプル。
これくらいがちょうどよいけど、外食多目なのもばれるね。今週はそうでもないか?
171110_IMG_9370.jpg


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

アトピーの夫と暮らしています

新品価格
¥1,296から




←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

151027fbpage_atopi.jpg『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。



#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

『おもてなし日和』(高野登)

27692189_1.png先日丸ゼミでお話を伺った元リッツ・カールトン日本支社長の高野さんの本。
言葉の宝石箱みたい。
こんな美しい言葉を身近に感じて、自分でも紡ぎだしながら暮らしていきたいと思う。

美しい言葉を読んでいると、少し美しくなれるような気がする。
自分でも美しい言葉を発すれば、もっと美しくなれそう。
外見の美醜ではなく、人としての美しさを持ち続けたい。

相手に寄り添って、相手の立場に立って考えて暮らしていくことで
人としてきたえられ、磨かれて行く。

頑張って生きていれば、ご褒美のように良い出会いがあり、良いことに結びついていく。

まずは身近な人に優しくすることから。それがおもてなしの基本。
明日死ぬとしたら、大切な人と喧嘩や仲たがいなんてしていられない。
伝えたいことは今伝えなくては。

それがおもてなし。

                  


どれがいいかな?
170428instagram_o1-3s2.jpg
お皿が真っ白なのも寂しいかなと思って色を入れたら入れすぎ!
順番としては一番上が元絵で、サクッと色を消して、でもやっぱ寂しいなとお皿の色を薄くした真ん中が私の完成形。


                  


私は名古屋の下町育ちで、そこから近い都心に引っ越したので、東京でいえば日本橋や人形町あたりに住むような感覚。
今はさらに郊外に越したので、やっぱり東京でいえば、新婚時代に西葛西に住んでた感じに似てる。

最近、名古屋東部のおしゃれスポット(星が丘・本山・覚王山)にちょくちょく出没するようになったのだが
これは東京でいえば。。。と誰に求められているんでもないのにいちいち東京に例えてしまう病。
オット(函館出身)は、なるほどね、と感心してくれるので、夫婦の会話の潤滑油にはなってるようだ。


※ちなみに、星が丘・本山・覚王山は、自由が丘・青山・代官山ってとこだろうか。ちょうどゴロ合ってるし!


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

アトピーの夫と暮らしています

新品価格
¥1,296から




←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

151027fbpage_atopi.jpg『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。



#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ


続きを読む>>


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

元気が出る本。

このたび、ご依頼いただきまして、"元気が出る本"というテーマで本を選ばせていただきました。
”元気が出る本”をテーマに様々なクリエイタがセレクトした本を紹介します。
楽天のアフィリエイトプログラムを使用し収益を東北への義援金とします。
とのことで、クリエイタが選んだいろんな本がこちらでご覧になれます。
B-bookstore〜元気が出る本屋〜
http://bioodbord.blog103.fc2.com/
気になる本をこちらでポチしていただくと、東北や熊本の方に寄付ができますのでよろしければ是非。

1〜2冊というご指定でしたが、絞り切れず、4冊選ばせていただきました。
エッセイ2冊・写真集1冊・絵本1冊です。


                  


200208dt.jpg「D.T.」(みうらじゅん・伊集院光)(メディアファクトリー)

D.T.とは童貞のことだそうです。今童貞な人が読んでも元童貞だった人が読んでも面白いというこの本ですが、女性にもおススメです。特に私のように非モテで、若いころの男子の生態などに疎い人が読んだら「あら、男子ってこんなかわいかったのね」と、全世界の男子がいとおしくなって、いろいろ悩むのが馬鹿らしくなるような気がします。



20080725asadake.jpg「浅田家」(浅田 政志)(赤々舎)

浅田さんといえば、東北の被災地をテーマにした写真展のトークショーに伺った際にも、元気をいただいて帰ってきたのですが、浅田さんの「バカバカしいともいえることに”真剣に””とことん”取り組む姿勢」のルーツともいえる、家族でコスプレに挑んで撮られた「浅田家」という写真集。こんなバカバカしいことを大真面目にやれる家族がいる、家族っていいなぁと、ほっこりします。(浅田さん失礼でごめんなさい)


19941025iiko_donnnako.jpg「いいこってどんなこ?」(ジーン モデシット・著, ロビン スポワート・絵)(冨山房)

この本をお母さん方の読み聞かせの会で読むと、あちこちから、(お母さんたちが)すすり泣く声が聞こえてくる、と聞いたことがありますが、私も何度読んでも泣いてしまいます。「自分なんてダメだ」「自分には価値がない」など自己肯定感の持てないときに読んでみてください。すーーーっと言葉が心に入ってきます。




200208atopi.jpg「アトピーの女王」(雨宮 処凛)(太田出版)

著者の半生のアトピーとの闘いは、思わず言葉を失うほど壮絶なのですが、著者の勢いある文体と巧みなたとえを駆使した、卓越した筆力のおかげで、見事なエンタメになっているのが素晴らしい。我が家にもアトピーの人がいまして、アトピー関連の本を読み漁っていた中の一冊。おかげで元気出ました。超個人的に元気が出る本ですが、アトピーに無縁の方にもオススメです。




ぜひ、こちらのページをご覧になって下さいませ!

B-bookstore〜元気が出る本屋〜
http://bioodbord.blog103.fc2.com/

この取り組みの詳細はこちら。
http://b-bookstore.net/

今回の企画のきっかけは「活躍している方はどのような本を読んでいるのか」と考えたことだったそうで
自分ではへっぽこイラストレーターだと思っていますが「活躍しているクリエイター」のお仲間に入れていただけて光栄です。



                  


2015年10月発売の実話エッセイ。「アトピーの夫と暮らしています」アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
151010atopi_cover0924sss.jpg

←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

151027fbpage_atopi.jpg『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。



#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

『カフェのある美術館』(監修:青い日記帳)

170327_IMG_2017.jpg古いブログ仲間と呼ぶには、すっかりビッグになられた
Takさん監修の『カフェのある美術館』買いました♪(遅)

自慢ですが、私が昔、ひよこの漫画をブログで描いてた頃に
フェルメール展のことを書いたら
「フェルメール・ファンの心くすぐります!」ってコメントをくださったのが、当時ブログを始めたばかりだというTakさん。

それからもう13年近くもの年月が流れたのですね〜

さて、話は本に戻りますが、ワタクシ、激しく後悔しとります。
かなりの数の美術館には行ったことあるのに(都内だけでなく、金沢や京都も!)、全然カフェ入ってないじゃん!

こんな素敵なカフェがあったなんて!何で行かなかったんだろう!!

行かなきゃ!写真が素敵でワクワクが高まります!

この中でカフェに入ったことあるのは、根津美術館(渋)とポーラ美術館と国立新美術館だけやった。。。
ポーラ美術館のカフェは確かに素敵だった。
根津美術館は、フレンチトーストが美味しかった!!(やっぱり食い気か。。。)
国立新美術館は、夫と付き合ってた頃(2007年)に、激混みのフェルメール展のために有給取って見に行って
ランチ食べたんだけど、めっちゃ年齢層高かった。←そんな記憶かよっ。
とはいえ、ポール・ポキューズですし、トーゼンステキに決まってますがな。
国立新美術館は、これもそうだな。これは結婚してからで2010年。美しいケーキ♡

とりあえず原美術館のカフェには入らないと!
まだ東京に住んでた2010年8月に行った「ウィリアム・エグルストン:パリ-京都」素晴らしかった!
DAZZLE村松さんによると、庭園がいいらしいけど、夏はダメだって。行ったのまさに真夏だったわー。
次は春か秋だな。。。

行ったけどカフェに入ってないと言えば、京都文化博物館。
「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展」でのクラシックな建物と展示のギャップが素晴らしすぎた。
是非今度はカフェでマッタリしたい。

そして、行ったけど、しかも2日間も滞在したけど、カフェどころか展示も見ていない美術館が、金沢21世紀美術館。
なぜそんなことになったかといえば、こんなワークショップに参加していたから!
ガラス張りの建物で見られながらのワークショップ、面白かったけど、やっぱ展示見なくちゃ、カフェ行かなくちゃ!

そしてまだ行ったことない美術館にもカフェ目的展示目的半分でお邪魔しますかね。
夫と箱根に行った時に入り損ねたラリック美術館、やっぱ鉄子的にも行かなくちゃだわね。
後はクラシックな「三井記念美術館」で展覧会限定メニューを味わいたいし、「三菱一号館美術館」で、とっておきの雰囲気を味わいたい。

今まで美術展はいろいろ満喫してきたつもりだけど、この本を読んで、全然できてなかったじゃん!って心から思った。
特に展示をテーマにした「食」を味わえるカフェは、そこまで楽しんで完成って気がする!

Takさん、ステキな本をありがとうございました!


ここには載ってないけど、東京なら庭園美術館のカフェもいいよねー。
地元愛知は豊田市美術館、名古屋市科学館、カフェでは無くてお茶室だけど刈谷市美術館もお気に入り。





実は、2015年に出た拙著にもTakさんは登場しているのだった。。。

2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。



                  


170327_IMG_2022.jpgとある目的で、MARUZEN名古屋本店さんへ。
拙著のサイン会でお世話になったこともあり、伺った際にはできるだけたくさん買うようにしているので、Takさんの本以外にもいろいろ買い込む。

最近のお仕事でイラストを担当した本を探してみた。
以下自分の覚書。
まずは宝島社のMOOK「知っておきたい!食品表示の見方」ですが、食の安全コーナーにドドーンと面陳で置かれていて、おお!と気分が上がる!!

それから学参コーナーに行くと、さすがGakkenの「ルーズリーフ参考書・中学1〜3年」は、本棚脇のコーナーの特等席に置いてありましたし、2014年に出た『?に答える! 小学理科』も、未だ面陳で目立つ場所にあって、なんだかめっちゃうれしかったです。

文理さんのも、2015年はじめに出た教科書ワークがあって、学参は息の長い商品なんだな、こうやって長く置いてもらえるってうれしいなぁ、と思ったのでした。

ちなみに私の本もまだ置いて下さってました。ありがとうございます!!


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。


#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ


                  


170329instagram_n_page.jpg
いつのまにか1800Photo!!


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

ハロウィン夜話〜幸せの連鎖〜

161029instagram_ns.jpg


161030_IMG_7310.jpg世間はハロウィンだ何だと盛り上がっているというのに
9月からずっと引きこもり中の私のために
オットが、ハロウィンイベント撮影の帰りに、本屋さんで買ってきてくれた装苑。

宇野さんが表紙となれば買うしかないでしょ。
思わず寝る前にパラパラッとひと通り見ちゃった!
今年で80周年だそうで、錚々たる方々が寄稿していて、これは必見!
100周年には私も装苑に寄稿できるような人になりたいと
野望を新たにしたのだった
(いや、表紙描くなんて恐れ多いことは言えないからさw)

アイスは唯一ハロウィンっぽいアイテム。上海蟹のはある方からのお土産で
ついでに一緒に撮影。



161031_3310_n.jpg土曜夜、いつもの某国営放送の現物を送りにコンビニへ。
スケッチブックなので、ワレモノではないのだけど
丁寧に扱ってくれないと困るので、いつも荷物に貼るシールが悩ましいのだが
店員さんがメチャいい人で、これは大事なモノだからと
シールを3枚くらい貼ってくれた。
ワレモノと上にモノを載せるなはわかるけど、精密機器につき取扱注意は
明らかに違うよね。*\(^o^)/*

なんか気をよくして、ビールとかつまみを買ったら706円で
ちょうど700円からクジが引けるそうで、焼き鳥が当たった。
人生初のホテイの焼き鳥や!

国営放送のPに伝票番号を伝えて、シールをイッパイ貼ってくれたので
丁寧に届けてくれると思います、と書いたら
日曜なのに、楽しみです、と返事が来た。Pもうれしそうだった。

夜、ホテイの焼き鳥を食べながら、いい人が1人いると、幸せが連鎖して行くなぁ、と思うのだった。


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。


#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター →9/22 New!
クチコミ.jp
ブクレコ


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

『迷う門には福来る』〜迷うって大事なこと〜

160613_6230_n.jpg2016.06.13 Monday
あまりに面白過ぎて、思わず地下鉄を乗り過ごしそうになった。。。
著者に似てきてる?!

2016.06.22 Wednesday
久田さん 最後、ホロッとしました。。。面白かった!
次回作も楽しみにしてます*\(^o^)/*

上記はFBでの私の投稿。
『迷う門には福来る』の著者のひさださんとはFBで繋がっていて
リアルタイムで感想を伝えることが出来た。

ひさださんは、名古屋市内で働くカリスマ書店員さんである。
昨年秋からお邪魔しているNSK(名古屋書店員の会)で知り合った。

NSKは、(基本名古屋在住の)本にまつわる人々(書店員・作家・書店営業・編集者)がゆるくつながる会だ。
NSKに出るまで、私は書店員さんが、お店の壁を超えてこんなに仲がイイとは思わなかったし
作家さんと書店員さんが、こんなに密にお付き合いしてるとも想像したことが無かった。

NSKに集う人たちはみんな愉快で、とても心が豊かな方が多い。本をたくさん読んでらっしゃるのもその理由の一つだと思う。
やっぱり本を読むって、情緒をはぐくむうえで、すごい大事なんだなー。
書店員さんの読書量って半端ない。もうホント叶わない。

しかし書店員さんは、基本「読む」(売る)人で、書く側に回ることはまれだ。
そんな中、ひさださんが、本を書くことになったのは、タイトル通り、その「迷いっぷり」の素晴らしさから。
ご本人はとにかくマジメに一生懸命生きている!ただそれだけなのに、なぜか彼女の周りは事件だらけ。
生きてるだけでネタになる。うらやましいくらいである。

彼女の「迷いっぷり」は本当に見事で、読む人の期待を裏切らない。これマジか?マジだったら、この人、本当に大丈夫か?
ここまで来ると、ネタなんでは?と疑いたくなるくらいの迷走ぶりであるが、ご本人を存じ上げてるだけに
それがネタではない紛れもない事実だということも分かっている。

そして、一生懸命な人は、やはり素敵だ。たとえ、とんちんかんで周りを事件に巻き込んで大迷惑をかけても、それでも
ひさださんが愛されるのは、やっぱり彼女が一生懸命だからだ。

だって、ひさださんは、例えばただ「東京に行って帰ってくる」というだけで
一体普通の人の何倍のパワーを使っているだろうか。

ひさださんにとっては、生きることが人の数十倍もの試練の連続なのだ。それくらい人生は過酷なのだ。
本の一冊くらい出せたって、お釣りがくるくらいだ、と思う。

なのに、ひさださんはいつも楽しそうだ。ひさださんの周りにいる人たちも楽しそうだ。
この本が出た頃にはまだひさださんとはお知り合いになってなかったので、私はくしくも登場できなかったが
次回作には是非名を連ねて頂きたいものだ、というのが今のところの私の野望。


             


ところで、この本の本筋とは違うけれど、迷うって本当に「福来る」なんじゃないかって思った。

先日、自転車の3人組の小学生男子を見かけた。交差点で信号を渡ったところで、一人の子が猛ダッシュで左折。
残された二人は「おーい!!グーグルマップが右だって言ってるぞー」と叫んでいたが、ひるまず走り続ける様子に根負けして
間違っていると知りつつ、後を追って行った。

その様子を見て、思わずいいぞいいぞ!とほくそ笑んでしまった。

今は小学生も、ネットで地図を見て、迷わず目的地に行く時代なんだね。確かにその方が合理的で無駄がない。
だけど、本当にそれでいいの?

迷うことでしか見えない景色ってあるんじゃない?

若いころ、特に子供の頃は、迷って飛んでもない場所に出たりして、ちょっとだけ怖い思いをしたり
自分がまだまだだって思うような経験をするって、大事なことなんじゃないかって思う。

この年になって思うのは、物事を断定的に言い切る人ほど、狭い世界しか知らないなぁってこと。

狭い世界しか知らないと、自分の判断基準になるサンプルが少ないから
「そんなこと絶対にある訳ない」「そもそもそんなこと常識だから」
みたいな言い方をしがちなんだよね。

でも、少し広い世界に出てみると、自分が思うより色んな人がいることに気づくし、小説より奇なる事実を目の当たりにする。
多くの人に知り合うほど、まだまだ世界には、変わった人がいるし、ビックリする出来事があるもんだなぁと思うようになる。

世界は本当に広いし、できれば、できるだけ広い世界を見た方がいいじゃんって思う。
そこにはもちろん、苦しいこともたくさん待ち受けていると思うけれど。

自分にとって居心地のいいぬるま湯で、楽に生きて、井の中の蛙で生涯を終えるのも
それはそれでいいのかもしれないけれど、でも本当にそれで幸せ?

想定内の出来事に想定内の人生。
確かにさ、それはそれで幸せなのかもしれないけどさ

でもきっと、そういう人には、絶対に訪れない。

迷って、惑って、思い悩んだ末に与えられた、神様からの贈り物。
迷う門には、福が来るんだよ。


             


それにしても、読んだ本を書いた人に、直接感想を伝えることが出来るなんて、よくよく考えれば、すごい時代が来たもんだ。
昔はさ、せいぜい編集部あてに手紙を書くくらいで、絶対に著者に届くとは限らなかったし。


雨の中、川沿いの道を歩く。とぼとぼ。。。
こんな美しい景色を見られるなら、迷うのも、悪くはない。
ゆっくりゆっくり歩くことでしか、見えない景色もあるもんね。
160802_IMG_4288c.jpg


                  


160802_IMG_4006.jpg
一番気合いが入っていたはずの朝ご飯写真がないのは、最近フルーツを切らしていたから。
味噌アイスは何故か、カフェオレ風味な気がした。なかなか美味な気がしたので、確認のためにもう一回買う。
弁当が縦に並んでるのが、自分的にはすごく嫌(時系列的に仕方ないのだが)。


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。


#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

誰もが心に別の物語を持つということ。

160608_MG_6036bs.jpg

違った世界が見えて来た。

陽菜 ひよ子さん(@hiyoko_hina)が投稿した写真 -


本を読むということは、自分が今いる場所とは違った異次元に連れて行かれるということがある反面
今の自分を投影している部分があるのだとも言えるが
この数日で読んだ二冊の本は、不思議なほど今の自分にものすごくシンクロしていて
まさに今、読むべくして読んだと言う想いを味わった。
(以下、物語の核心には触れていませんが、若干のネタバレあり)


                  


2016.06.08 Wednesday
吉川トリコ「ぶらりぶらこの恋」読了。
先日詠んだ「ミドリのミ」に比べると、最初はちょっと馴染みにくい雰囲気だったけど
途中から大泣きして、電車の中でもポロポロ泣いて、ああーーーーそうそう!って思いながら読み進めて
急展開にドキドキしつつ、どうなるか目が離せなくて、どんどん引き込まれて読んで行って
でも最後、ああ、そうなっちゃうんだー。。。って。うーん。でも確かにそうなるしかないんだなぁって最後。

るり子の恋人の宗介は正直好きなキャラでは無くて、こんな男のどこがいいん?って思いつつ読んでいて
でもだからといって、暁生がいいというわけでもなくて。
(前回「ミドリのミ」の源三はめっちゃ好きなキャラだったんですが。。。)
宗介のるり子への冷たい態度とかは宗介の愛情の裏返しだったとわかって、それが切なくて。

私は今のオットが死ねばいいのになんて思ったことはないけれど、かつての結婚相手には、たまにそう思うことがあった。
殺したいとおもうほど憎んだりはしていなかったけど、このままこの人が死んでくれたら、自由になれるのに、とはよく考えた。
結局、相手が死ぬのを待つことなく、離婚と言う形で私は自由になったのだけど。

けど、本当に好きな相手にはそんな風には到底思わないから
やっぱりるり子の宗介への想いはその程度のものだったのだろうって結論。
そうじゃないと結末が切なすぎる。

ちょうどこの本を読み終えた日、私は夜から朝にかけてオットと喧嘩していて、ひどく後悔して
喧嘩と言っても、お互いにお互いへの思いやりが空回りしてお互いを傷つけあうという感じで
でも滅多にしない喧嘩だけに、このまま相手を失うのでは?と嫌な汗をかいて
お互いに別々に過ごした一日。夜は関西からのお客人を迎えての飲み。

その飲みには大きな課題を与えられたんだけど、それは置いておいて
「ぶらりぶらこの恋」を読んで、大切なものって、失ってから気づくものなんだってことを改めて感じて。
お客人とオットと三人で笑いながら、失わずに済んだものを思って安堵した夜になった。

安堵した夜が明けると、別の課題でアタマが一杯になった。
諸事情あって、大阪からのお客人から、やんわりと、今いる場所についてのご意見をいただたわけだが。

私は今遠回りをしているんだろうか。これでいいんだろうか、と言う想いが頭をもたげてきて
いや、だからと言って他にどうにかする道があるかと言えばそんなことはなくて。

でもひとつだけ、決意したことがあった。それを決めたら、とにかく心の底からホッとした。
ずっと迷い続けてきたことだから、やっぱりこうなるべきだったのだと思う。


                  


2016.06.10 Friday
9日から大島真寿美「あなたの本当の人生は」を読む。不思議なファンタジー世界に引き込まれて、一気に読了。
この本を読んだことで、迷いがなくなった。人生に遠回りなんてないし、無駄なことなんて何一つない。

その時その時で人生は無限に枝分かれしていて、人はそれを一つ一つ選んでいるんだ。
そこに「本当の人生」なんてありはしない。
ただ「自分が選んだ人生」があるだけだ。

そして私はどんなことがあったって描き続ける。描き続ける意味や意義があるならきっと、描き続けられる。
そうなっているんだ、きっと。

チャーチルこと真美が、コロッケを揚げつつも物語を紡いでいくように
宇城が森和木ホリーの秘書として日陰者に徹していながらやがて才能を開花させたように
私もきっと何かを伝えるために描き続ける。

だって、ここまでだって十分遠回りしてきた。ずっとこの世界にいた人にはわかりはしないほど長い時間を
私はごく普通の人として生きてきた。
それでも、こうしてものを書く人になった。

ここへ来るまでのきっかけは、平坦では無かったけど、何が何でもというほど何かにしがみついて
必死にやってきたと言う訳では無い。
努力もしたけれど、やっぱり運とか縁に導かれてきたところが大きいと思う。

運や縁を創り出すのも自分自身だけれど、それはそれだけをやっていればいいと言うものではなく
真美がコロッケを揚げたように、宇城がひたすら風呂掃除を頑張ってきたように
違うところから始まってくる縁と言うものも絶対ある。

そういう目に見えない運や縁を、私は何故か、ものすごく信じている。
だからこそ、縁のほうがトコトコやって来てくれるのかもしれない、とも思うのだ。


160611IMG_1516.jpg


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。


#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター 
クチコミ.jp
ブクレコ


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

1/2 >>