ルーヴルNo.9 〜漫画、9番目の芸術〜

だいぶ前にチケットは入手していたのに、会期が始まると同時にバタバタして
なかなか行けなかった展示に、やっと行けました。
170809louvre_no9_1.jpgルーヴルNo.9 〜漫画、9番目の芸術〜 http://manga-9art.com/

フランス語圏には「バンド・デシネ(BD)」という独自に発展した漫画文化があり、子供向けのものから、技巧を凝らした芸術的なものまで、幅広い年代や層に楽しまれていることから、「バンド・デシネ」は「第9の芸術」と呼ばれています。
(※フランスにおける芸術の序列。第1から8までは順に「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」とされる(諸説あり)。)

「漫画」という表現方法を通じて、よりルーブルの魅力を伝えるべく企画された「ルーヴル美術館BDプロジェクト」は、漫画家たちに、ルーヴル美術館をテーマに自由に作品を描いてもらう、という前代未聞の心躍る企画です。

日本の漫画家を含むフランス内外の著名な漫画家たちにより、すでに12作品が出版され、プロジェクトは現在も進行中なのだそう。松本大洋さんの作品などは『ビッグコミックオリジナル』で現在連載中なのですね!

漫画の国ニッポンで、本プロジェクトが展覧会として上陸。新たに4名の日本人漫画家たちの参加も決定、本展のために新作を描き下ろします。約300点の原画や資料、そして映像を、エキサイティングな演出と共に展観し、日本ならではの、エンターテインメント性の高い、ダイナミックな展覧会が誕生いたします。

総勢16人の漫画家が描く、16通りのルーヴル。
ルーヴル美術館と漫画家たちの華麗なるコラボレーションを、どうぞご堪能ください。
危ない危ない。
ルーブルと名がつくので、お堅い油彩画ばかりの並ぶ展覧会と勘違いして、うっかり見損ねるところでした。

とにかくあの松本大洋さんの原画が見られるのです。これを行かずしてどこにいくというのか!我がオットなどユニクロの大洋さんのコラボTシャツ、もったいなくて着られないって、ずっと寝かしたままなんですよ。ユニクロだって言っても、値段じゃないんですよね。それくらいファンだってこと。

展覧会の構成は、第1章〜偉大なるルーヴル美術館〜・第2章〜ようこそ、異次元の世界へ〜・第3章〜時空を超えて〜の3つからなります。
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170809louvreno9_ura.jpg170809news_header_LesChatsduLouvre.jpg170809_IMG_6385.jpg170809_IMG_6423.jpg入り口はいるとすぐに、漫画原稿を従えたサモトラケのニケの像が鎮座。まるで、バンド・デシネの女神であるかのように。
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右上端が大洋さんの描かれたコマなので、近くでパチリ。

第一章、最初の部屋に入ってすぐがChristian Durieux(クリスティアン・デュリユー)さんの作品。
大物政治家と謎の若い女性との深夜のルーブルでの秘密の逢瀬。とのことだけど、女性が、どう見ても、日本人の私の目には「うら若き女性」には見えず、くたびれた中年女性に見えてしまう。若さを美徳として強調したがる日本人と美しく年を重ねることに価値を置くフランス品の感性の違いなのか。
フランス人作品は全体的にセリフが少なく、文字がなくても楽しめるものが多かったように思う。それも漫画とバンド・デシネの違いなのだろうか。

次に、残念ながら本展の巡回中に亡くなられた、Jirô Taniguchi(谷口ジロー)さんの作品。カラー原画の美しさに目を奪われた。衝撃だった。漫画家さんってこんなに絵が上手いのか!と、自分も漫画家であり、イラストレーターでありながら、一瞬そう感じてしまい、ショックを受けた。
ジローさんは、自身をして「バンド・デシネに一番影響を受けた日本人漫画家」だと評しているが、上記のデュリユー氏はジローさんの作品を愛読していたと語っているように、ご自身がバンド・デシネに与えた影響も小さくはないはずだ、と思った。

ここから先は順番が怪しいけど。。。
Étienne Davodeau(エティエンヌ・ダヴォドー)さんは本当に絵が上手いと思った。アートと言うより、マンガに限りなく近い感じ。キャラクターが魅力的で、セリフが分からずとも何となく面白い。イラストレーションとしてもしゃれている。

Marc-Antoine Mathieu(マルク=アントワーヌ・マチュー)さん。モノクロームの世界が素晴らしく素敵だった。先日見たゴーリーの作品をほうふつとさせる。原画はキレイにスミで塗りつぶされていて、細かくて素晴らしかった!この方の絵に合わせた会場の装飾もカッコ良かった。

Éric Liberge(エリック・リベルジュ)さんのは、日本人が描いたと言ってもおかしくないような画風。この方も水彩で描いていて、本当にうまい。昨今の漫画はデジタルで描かれているイメージが強いが、16人の出展者のうち、デジタルなのはBernar Yslaire(ベルナール・イスレール)さん、Shin-ichi Sakamoto(坂本眞一)さん、Katsuya Terada(寺田克也)さんの3名のみで、Mari Yamazaki(ヤマザキマリ)さんは、アナログで描いたものをデジタル入稿しているよう。やっぱりデジタルとアナログは違う。バンド・デシネにはアナログが似合う気がする。見比べてみると面白い。

そして私が今回一番気に入ったのは、David Prudhomme(ダヴィッド・プリュドム)さん。彼の作品が一番アーティスティックだと思った。それなのに、面白い!セリフなんか一個もなくても面白いのだ!すごい!天才だと思った。作品と何となく似たお客さんをこれでもか!と並べて描いたり、絵の前に並ぶ大勢の人たちの顔がバラエティに富み過ぎてておかしい!こういうのだったら、たくさんの人も楽しく描けそう。試してみたい〜。

恥ずかしながらワタクシ未だ「ワンピース」も読んだことが無かったりするのだが、御多分に漏れず「ジョジョの奇妙な冒険」も未読である。だけど、Hirohiko Araki(荒木飛呂彦)さんの作品を見たら、物凄く読みたくなった。圧倒的な魅力。場面展開が妙に唐突なのは、イタリアの彫刻芸術からヒントを得て作り上げられた、いわゆる「ジョジョ立ち」ってやつでもあり、ルーブルの作品たちへのオマージュが込められてるからなのだそうだけど、その奇妙なテンポがたまらなく魅力的なのだ。はまるってこういうことをいうのだな。

そして失礼ながら今回の展示で初めて知ったShin-ichi Sakamoto(坂本眞一)さんの作品。最初は、村山さん的眉毛のマリーアントワネット、何でまた男性がこんな題材を?と最初は思いましたが、この方の漫画、全編文字がキレイに入ってて、会場で読むことが出来たのですが、すごく読みやすい!特に処刑人が死神の扮装で登場するシーンなど、少女漫画的萌え要素満載です。しかし、生涯で3000人も処刑したら気が狂いそうだな。。。→シャルル=アンリ・サンソン(パリの死刑執行人(ムッシュ・ド・パリ(Monsieur de Paris))を勤めたサンソン家の4代目当主)

先日、日本人で死刑執行の経験のある方のインタビューを読んだのだけど、現代の日本の場合は、数名でボタンを押して、誰が押したかわからないようにしてるそうだけど、それでも「死刑執行役」は基本的には、素行の悪い看守への罰的なモノで、誰もがやりたくない仕事だなのだそう。
また、ぶら下がって大きく揺れる死体を受け止める役目と言うのもあり、それも辛い役目だったそうだ。。。だよね。
フランス革命の頃なんて、ギロチンの刃で首を落として、それを民衆に向かって高く掲げるんだもんね。。。しかも世間からは奇異な目で見られる上、世襲制で逃れることが出来ず、薄給ゆえ、代々副業を持っていて、サンソンも医者だった(死刑執行人の家では学校に通うことが許されないので、サンソン家では独自で研究していたのだそう)。。。副業が医者って。。。

このムッシュ・ド・パリの件もそうだけど、今まで知らなかったフランスの歴史の側面なども知ることが出来、有意義な時間だった。恥ずかしながら、ルーブルがかつて王宮だったということも知らなかったので(太陽王ルイ14世がベルサイユ宮殿に移るまでは代々の王宮だった)、ルーブルの魅力をより深く知ることが出来て、がぜん行きたくなった!!この展覧会の目標は達せられていると思うー。

そして最後にTaiyou Matsumoto(松本大洋)さん。
ルーブルにコッソリ住み着いたネコたち。彼らの存在を知っているのは夜警の人々のみ。見つからないように静かに住みついていた彼らの中で、異端児が現れる。白い猫は、人であふれる昼間のルーブルにも顔を出すようになり。。。。という話。先日たまたまテレビで見ましたが、エルミタージュ美術館には、本当にネコが飼われていて、こちらは美術館公認で、ネズミ退治という重大なお役目を果たしているのだとか。彼らはロシアを救った英雄でもあるそうで。ルーブルにも実はネコが居たら楽しいのにねぇ。
上にも書きましたが、まだ連載中なんですね。谷口ジローさんや荒木飛呂彦さんのように全面カラーではないいつもの松本大洋さん。ネコとアフロにホッとする。

また、3つの章の間には、作品内によく登場するルーブルの著名な美術品の解説や、作家のプロットや、日本の漫画とバンドデシネの違いなどの解説も盛り込まれて、とってもお勉強になり、分かりやすい!ホント楽しい展示でした!

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Louvre_Museum_Wikimedia_Commons.jpg
夜のルーブル。岸辺露伴が探検中かも?実はネコたちの住処だったりして。。。夢は膨らむ!
名古屋
会期  2017年7月15日(土)- 9月3日(日)※会期中無休
開館時間  10:00 - 19:30(最終入館19:00)
※最終日は18:00閉館、入館はいずれも閉館の30分前まで
会場  松坂屋美術館[松坂屋名古屋店南館7階]
〒460-8430 名古屋市中区栄3丁目16番1号
TEL: 052-264-3611
交通案内
<電車の場合>
地下鉄名城線「矢場町」駅 地下通路直結(5・6番出口)
地下鉄「栄」駅 16番出口より南へ徒歩5分
<お車の場合>
名古屋高速白川出口、東新町出口、東別院からお越しいただくと便利です。
アクセスマップ  http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/access.html
公式サイト  http://tokai-tv.com/events/louvre/
主催  ルーヴル美術館、東海テレビ放送
協賛  大日本印刷
後援  在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、名古屋市、名古屋市教育委員会

                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

奈良美智 for better or worse
2017年7月15日[土]−2017年9月24日[日] 豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2017/special/narayoshitomo.html

デンマーク・デザイン
2017年9月9日(土)〜11月12日(日) 静岡市美術館
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_170909.php

2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2017年9月30日(土)〜10月29日(日) かわら美術館
http://www.takahama-kawara-museum.com/exhibition/schedule.html

篠原有司男展 ギュウちゃん、“前衛の道”爆走60年
平成29年9月16日(土)〜11月5日(日)刈谷市美術館
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/

ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html

アートたけし展
2017年9月30日(土)〜2017年11月18日(土)松坂屋美術館
http://www.art-takeshi.com/


                  


170809_IMG_6416b2.jpg170809_IMG_6436.jpg丸の内で打合せがあり、調べ物のために県図書館に行って腹ごしらえ。季節限定・ざるラーメン、うまい!
特にしょうゆだれの方がお気に入り。
ゴマダレは若干辛め。
170809_IMG_6366.jpg
それから伏見で打合せで、微妙な距離感だったので、猛暑の中歩く。あっという間に話は終わり、そのまま矢場町へ歩く歩く。美術館内でも立ちっ放しで歩く。
夜は友人宅のご飯会。15人くらい集まってて楽しかったー。

なんか偉い疲れたなと思ったら、1万5000歩も歩いててビックリ。5月からの計測で歴代2位ですよ。こんなクソ暑いのに。水分補給は必須です!!

1位は当分抜けないであろう、例の7駅歩いちゃって深夜に2時間フラフラになってたという日。昼間はほとんど歩いてないんだけどね。
3位は、抜くことはないと思ってた6月のレディ歩き最終日
4位は名古屋駅で午前中から打合せあとのランチとゲートタワー徘徊。この日こんなに歩いたとは意外だったわ。
5位は京都初日。夜ごはんのMAPのコンビニの位置が間違ってて、道に迷ったせいと思われ。しかし、いい店だったので許す。(えらそう)
6位は、美術展とイベントとギャラリーのハシゴ。この時点では記録だったのね。考えてみると、3つハシゴって最近ほとんどない、いやできない。気候が良かったからよね。夏は無理!って、あ、今回打合せ2個と美術展とご飯と4つハシゴしたわw。
7位は先日の瀬戸。説明を聞きながらもそこそこ歩いたし、帰りに商店街を抜けて帰ったからね。


                  


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ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力

170703eki_museum1.jpg2017.07.03 Monday
大阪で打合せをすることになり、はるばるやってきたものの
待ち合わせは午後。
時間が空いたので、月曜日でも空いてるという
”美術館「えき」KYOTO”での展示を見に行くことに。

何の予備知識もなしに行ったのですが
入ってすぐ、数枚の絵を見た瞬間
「この人、めっちゃうまい!すごい!!」
と思わずつぶやいてしまいました。

カエルたちの生き生きとした様子の
かわいらしいことといったら!

暁斎自身はカラスをお気に入りのモチーフとして何度も描いています。
ほぼ同じような構図やテーマで飽くことなく描き続けることが出来るのも天才であるゆえんでしょう。

でもカラスも素晴らしかったけど、カエルが可愛かったなぁ。ワンコやにゃんこも。
そして当たり前だけど、鉛筆のなかった時代って、ラフも筆で描くんだなぁと、変なところで感心。

仏さまや閻魔様なども素晴らしかったし、最後の春画も面白かった。

それにしても、本当にたくさんの作品!
やっぱり描かなくちゃな、と思うのだった。いつもそう思うんだけどねぇ。。。

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http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_1708.html
展覧会概要

幕末から明治を生きた天才絵師、河鍋暁斎。
河鍋暁斎(1831年-1889年)は、幕末から明治の激動の時代を生きた絵師です。
3歳で初めて蛙を描いたという暁斎は、7歳で浮世絵師の歌川国芳に入門した後、狩野派に学び19歳の若さで修業を終えました。
周りから「画鬼」と称されるほどに画業に打ち込み、習得した様々な画法で仏画から戯画まで幅広く描きました。暁斎の観察力・表現力・筆の確かさなど圧倒的な画力は、鹿鳴館の設計で有名な英国人建築家ジョサイア・コンダーを惹きつけ弟子にするなど、外国人をも魅了しました。
本展では、世界屈指の暁斎コレクションを有するイスラエル・ゴールドマン氏の所蔵作品で、肉筆画から版画、絵日記など、正統な日本画から、思わずくすりと笑えてしまうユーモアあふれる早描きまで、実にバラエティに富む暁斎の画業を振り返ります。
言葉や文化の違いを超えて愛される暁斎ワールドを、ぜひご堪能ください。
※本展には一部、春画作品が出品されます。小さなお子さまの観覧については保護者、引率の大人の方がご判断ください。

開館時間   午前10時〜午後8時(入館締切:閉館30分前)
※但し、開館時間は百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。
入館料(税込)
         当日     前売
一般       1,000円    800円
高・大学生     800円    600円
小・中学生     600円    400円

主催 美術館「えき」KYOTO、関西テレビ放送、京都新聞
後援 ブリティッシュ・カウンシル
協力 日本航空

                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

ルーヴルNo.9 〜漫画、9番目の芸術〜
2017年7月15日(土)〜9月3日(日)松坂屋美術館
http://manga-9art.com/
http://tokai-tv.com/events/louvre/

奈良美智 for better or worse
2017年7月15日[土]−2017年9月24日[日] 豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2017/special/narayoshitomo.html

デンマーク・デザイン
2017年9月9日(土)〜11月12日(日) 静岡市美術館
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_170909.php

2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2017年9月30日(土)〜10月29日(日) かわら美術館
http://www.takahama-kawara-museum.com/exhibition/schedule.html

篠原有司男展 ギュウちゃん、“前衛の道”爆走60年
平成29年9月16日(土)〜11月5日(日)刈谷市美術館
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/

ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html


                  


IMG_5876.JPG2017.07.13 Thursday
あんまり甘くないんだけど、昔から黄色いスイカが好きで
今日のは赤と同じ糖度11だったので買ってみた。
大きな赤いのは、トマトとプラム。

サクランボは、北海道仁木町産の佐藤錦。
そういえば、祝・初佐藤錦かも。
アメリカンチェリーより自然な甘さで美味しい♡
IMG_5863.JPG
2017.07.11 Tuesday
掃除したら、前にバイトしてた時にもらった大入り袋(6000円分)と商品券が出てきた。
やっぱキレイにすると良いことあるね!


                  


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世界最高の写真家集団マグナム・フォト創立70周年 パリ・マグナム写真展

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170704_paris_magnam1web.jpg170704_paris_magnam2web.jpg2017.07.04 Tuesday
素晴らしかった!!
ホント写真家の方は必見。写真は素人の私が見ても素晴らしいと感じた。いいタイミングで大阪に行く用が出来たお陰で、見られてよかった。
なんかねー、どの写真も、何となく撮ってないの。ちゃんとそこにドラマや主張があるの。んでも夫と話してて、たとえば、選挙ポスターと自転車がさりげなくとられてるモノクロ写真。こういう写真撮りたいけど、悲しいかな、日本だと絵にならないんだよね、という。。。。
確かにね、パリはどこを切り取っても絵になるよね。京都も絵になる場所が多い。我が名古屋は。。。うーん、頑張って探しましょう、と言うしか、ないか。。。
そういう点では、絵になる景色がなければ創ってしまえばいい絵とは違って、事実は事実のままに写すしかない写真は大変よねー。
170704_8976_n.jpg
館内のカフェ前田珈琲特製、パリをイメージしたトリコロールのマカロンとソーダ、冨久ブレンド。ソファが気持ちよすぎて寝そうだった。。。
     
ものすごく唐突な感じのカラフルなマカロンやドリンクに、お店のお姉さんに「どういうイメージでこうなったんですか」と聞いたら「パリ・マグナムの展示が決まった時点で決めたんで、パリ=トリコロールってイメージなんですよ。マカロンの味はフランスの味にしました。両方オーダーしてくれはって、ありがとうございます」と気さくにお答え下さった。
マカロンは、白がバニラとホワイトチョコ、ピンクはフランボワーズ(ラズベリー)とチョコ、気になるブルーはカシスとチョコ。どれもおいしかったです♡
        
会場の京都文化博物館は6年ぶり。前に来たのは名古屋に引っ越してすぐの2011年10月。初めてのバスの日帰りで、早朝7時半くらいのバスで10時過ぎに京都につき、京都文化博物館の素敵な別館でシュヴァンクマイエル展を見て、本館で日本画を見て、雨の中をマンガミュージアムまで歩いてしっかり見た記憶が。終バスが18:30なので、それに乗って帰宅。けっこうハードだったけど頑張れたのは、気候のいい秋だったからか、6歳若かったからか?
      
193d492820e82c0e205890cb4778c258.jpg今回、マンガミュージアムでは山岸涼子さんの日出処の天子の原画が見られるというので、ぜひ行きたかったのですが、写真展を真剣に見過ぎて疲れたのと、暑さにやられ、文博の常設展も面白そうだったので、時間までじっくり堪能。常設展の一つが明治から戦後くらいまでの京都の写真で、写真尽くし。まるで恵比寿の東京都写真美術館にいるかのような錯覚に陥る。パリと京都、まったく違うけれどどちらも魅力的な街で、何となく比較しながら見られて楽しかった。
  
常設展最後は、古代の地層や平安京までさかのぼっての京都の歴史。ボランティアガイドさん暇だったのか、ほぼ付きっきりで説明して下さって、めちゃ面白かった。
平安京を現代の地図に置き換えるとどうなるかとか、平安京も平安中期くらいには左京ばかりが栄えて、だから今の京都の中心烏丸通は、当時では左京に当たるとか。
しかも、北の方に人口が集中していたので、今もいわゆる高級住宅街は北東の方なんだそう。

山岸涼子は残念だったけど、京都は満喫できてよかったー。私は展示だけでなく、結構美術館の箱を好きになるタイプなんですが、京都文化博物館、すっかり気に入りました。少し前は名古屋で行き損ねたネコ展やってたんだなー(広重と国芳)。猫のマステをお土産に買いました。ふふふ。

下の4枚のうち左右の写真は、旧日本銀行京都支店である別館。ホント重厚で素敵♡
右から二枚目。上の撮影をする夫を撮影する私を撮影した写真(ややこしいわ!)
京都文化博物館内のカフェ・前田珈琲の雰囲気がよくわかる写真。ここは昔銀行の金庫室だったんだそう。
170704kyoto_paris_magnam_web4.jpg
開催趣旨
1947年、ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアによって「写真家自身によってその権利と自由を守り、主張すること」を目的として写真家集団・マグナムは結成されました。以後、マグナムは20世紀写真史に大きな足跡を残す多くの写真家を輩出し、世界最高の写真家集団として今も常に地球規模で新しい写真表現を発信し続けています。
本展は、2014年12月から翌年4月までパリ市庁舎で開催され、大きな反響を呼んだ展覧会の海外巡回展として企画。マグナム・フォト設立70周年にあたり、60万点に及ぶ所属写真家の作品の中から、パリをテーマにした作品約130点を選び展観するものです。
芸術の都・パリは多くの歴史的事件の舞台でもあり、かつ、写真術発明以来、常に「写真の首都」でもありました。20世紀の激動を最前線で見つめ続け、現代においても現在進行形の歴史をとらえ続けるマグナムの写真家たちが提示する豊穣なイメージは、都市とそこに生きる人々の歴史にとどまらず、写真表現の豊かさをも我々に提示してくれると同時に、世界を発見する驚きに満ちた写真家たちの視線を追体験させてくれます。

<出品作家/30名>
ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、デビッド・シーモア、フィリップ・ハルスマン、ハーバート・リスト、エリオット・アーウィット、バート・グリン、エリック・レッシング、インゲ・モラス、マルク・リプー、ウェイン・ミラー、ルネ・ブリ、ブルース・デビッドソン、ニコラ・ティコミロフ、セルジオ・ラレイン、ブルーノ・バルベイ、レオナード・フリード、ジョセフ・クーデルカ、リチャード・カルバー、ギィ・ル=ケレック、レイモン・ドゥパルドン、マルティーヌ・フランク、アバス、ジャン・ゴーミー、ハリー・グリエール、パトリック・ザックマン、マーティン・パー、ゲオルギィ・ピンカソフ、アレックス・マヨーリ、クリストファー・アンダーソン

(出品作家は変更する場合があります)
基本情報
会  期:
2017(平成29)年7月1日(土)〜 9月18日(月・祝) 69日間
※休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、ただし7月24日(月)は臨時開館
※開室時間:10:00〜18:00/金曜日は19:30まで(入場は閉室の30分前まで)
会  場:
京都文化博物館 4階展示室
主  催:
京都府、京都文化博物館、京都新聞
後  援:
アンスティチュ・フランセ関西、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都
企画制作:
株式会社コンタクト
入場料金:
一般1,000円(800円) 高大生600円(400円) 小中生300円(300円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※チケットは京都文化博物館、チケットぴあ(Pコード768-322)、ローソンチケット
(Lコード58337)、セブンチケット、イープラスほか、京阪神の主要プレイガイドで販売。
内容と主な展示
第一部 マグナム・ビフォア・マグナム 1932—1944
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▲ヨーロッパ広場 サン・ラザール駅
1932年 アンリ・カルティエ=ブレッソン
©Henri Cartier-Bresson / Magnum Photos
マグナムの創設メンバーであるロバート・キャパやアンリ・カルティエ=ブレッソン、デビッド・シーモアはマグナム設立以前から、時代の証言者として、歴史に名を残すことになる写真をすでにとらえていました。

第二部 復興の時代 1945—1959
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▲パリ、1949年 エリオット・アーウィット
©Elliott Erwitt / Magnum Photos
パリ解放の勝利に沸き立つ興奮がおさまり、冷静になった人々が目の当たりにしたのは戦争で荒廃した街の姿でした。経済的にも厳しい状況が続く中、新しい体制が築かれて行く姿を紹介します。
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▲凱旋門 1952年 ロバート・キャパ
©Robert Capa / International Center of Photography / Magnum Photos

第三部 スウィンギング・シックスティーズ 1960—1969

ミニスカート、ロック・ミュージック、ポップアート、ヌーベルヴァーグ・・・、60年代に入ると新しい世代が台頭、世界を席巻します。中世以来、「パリの胃袋」とされていたパリ中央卸売市場「レ・アール」の郊外移転計画は変わりゆくパリを象徴しています。社会に対する若者たちの怒りは、カルチェ・ラタンに端を発する学生運動という形で爆発し、ヴェトナム戦争反対運動と相俟って世界に波及しました。

第四部 多様化の時代へ 1970—1989

社会秩序の回復を求める声が高まる一方、慣習からの脱却を求める動きも活性化します。戦後の国際社会で重要な哲学的支柱を担ったジャン=ポール・サルトルはパリのアパートの一室で左派日刊紙「リベラシオン」を創刊し、男女平等を求める女性たちは街でデモ行進を繰り広げ、映画や演劇の世界でも新たな才能がパリで活躍し始めます。社会が多様化する中、写真家たちの表現方法も多様化していきます。

第五部 解体の時代 1990—2014
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▲パリ、1996年 ゲオルギィ・ピンカソフ
©Gueorgui Pinkhassov / Magnum Photos
現代においてもパリは多くの人を惹きつけてやまない大都市であり続けています。一方で、現代を呼吸する写真家たちが提示するこの街のイメージからは、かつての「花の都」の面影を見つけることは難しくなってきます。写真というメディアが、技術の発展とともに、より写真家自身を表現するものになってきたこととも無縁ではないでしょう。また、インターネットの普及は「写真」そのものの在り方自体に大きな変革を迫ってきています。
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▲パリ、2003年 クリストファー・アンダーソン
©Christopher Anderson / Magnum Photos
前田珈琲 文博店

旧日本銀行京都支店金庫室内、由緒ある店内で至福のひとときを

重要文化財 旧日本銀行京都支店金庫室の重厚な扉の向こう、芳しいコーヒーの香りが漂う店内。
由緒ある店内で美味しいコーヒーとともに至福のひとときをお過ごしください。

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前田珈琲は、「コーヒーを通じて全ての人に感動と喜びと幸せを」という理念のもと、約40年間営業してまいりました。1971年に創業し、現在は京都市内で5店舗を運営しております。
珈琲はこだわりの自家焙煎、フード類や菓子もすべて手作り。種類豊富なモーニング、ボリューム満点のランチ、多彩なスイーツなどを揃え、お子様からご年配のお客様にまで幅広くご愛顧いただいています。
また「前田珈琲 文博店」は、旧日本銀行京都支店の金庫室内にございます。金庫室の中で寛ぐ、そんな体験ができる前田珈琲文博店にぜひお立ち寄りください。



                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

名古屋市美術館は現在リニューアル中で、入れ替わりに秋には県美が工事に入る。
東京では、何やらMOT(東京都現代美術館)が工事に入ってるけど、いつ終わるかどこにも書いてないし
ブリヂストン美術館も休館中なんやねぇ。

アートたけし展
2017年6月17日(土)〜8月16日(水)浜松市美術館
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/artmuse/tenrankai0917.html#at

ルーヴルNo.9 〜漫画、9番目の芸術〜
2017年7月15日(土)〜9月3日(日)松坂屋美術館
http://manga-9art.com/
http://tokai-tv.com/events/louvre/

奈良美智 for better or worse
2017年7月15日[土]−2017年9月24日[日] 豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2017/special/narayoshitomo.html

デンマーク・デザイン
2017年9月9日(土)〜11月12日(日) 静岡市美術館
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_170909.php

2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2017年9月30日(土)〜10月29日(日) かわら美術館
http://www.takahama-kawara-museum.com/exhibition/schedule.html

篠原有司男展 ギュウちゃん、“前衛の道”爆走60年
平成29年9月16日(土)〜11月5日(日)刈谷市美術館
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/

ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html

没後40年 熊谷守一展
2017年12月1日[金]− 2018年3月21日[水・祝]東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/am/2017/


                  


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異郷のモダニズム−満洲写真全史−

170617manshu_modanism1s.jpg170617manshu_modanism2s.jpg2017.06.17 Saturday

これもだいぶ前に終わってしまった展覧会。
最近は大抵前売りまで買って準備万端で会期を迎えるんだけど
会期が始まると何かと忙しくなり
見なくちゃいけない展覧会が押してきて、会期の早い順から
滑り込みで見るような感じになる。

前週にギリギリ、シーボルトを見て、翌週、何とか一週間残して
6/17に見に行きました。

なんかもっと固い感じで、満州の生活の過酷さなどが前面に
押しだされた写真展かと思ったら意外と面白かった。

特に面白かったのが、写真をもっと芸術的な方向へと考えた結果
絵画的な表現を目指して、印象派みたいな写真を撮ってるんだけど
え、これ、単なるピンぼけちゃうの?というツッコミどころ満載で
でも当時の人たちは大まじめにやってたんだろうなぁと思うと
アートの軌跡としては、大切なことなのだなぁと思ったり。

情景を淡々と映し出した中にも、心にふと留まる写真と
何も訴えかけてこない写真があって
淵上白陽さんの写真はやはり素晴らしく、この写真イイなと思うと
必ずこの方の写真だった。

「一般に、日本の近代写真(新興写真)は淵上作品から始まる」
そうで
「作風は、ピクトリアリスムを基調としながら、キュビスムや未来派の
影響を受けた構成派の作品(1920年代半ば)、さらには
ストレートフォトグラフィ(特に、満洲にて)も残している。
写真制作のみならず、むしろ、写真クラブの活動や雑誌の編集・発行に
力を入れた。写真の普及に努めたその一生は、そのほとんどを写真に
捧げたといってよい。」
そうだ。素晴らしい!

途中イロイロあったみたいで(批判されて別の団体が出来ちゃったり)
苦労もあっただろうけれど、好きなものに一生をささげられたんだから
シアワセな人生だったんじゃなかろうか。

鑑賞後はお隣の科学館でお茶。至上最遅でフレンドリーすぎるスズメと遊ぶ。
どんくさすぎて不憫になる。。。
170617_IMG_5255.jpg
大きすぎてごめんね。スズメの大きさに合わせるのってムズカシイわー
スズメくん、落としたことも忘れてぽてぽて歩いて行っちゃいました。。。
概要

1905(明治38)年の<ポーツマス条約>により、東清鉄道の南部支線と炭礦の採掘権を獲得した日本は、翌1906(明治39)年、<南満洲鉄道株式会社(満鉄)>を設立し、本格的な植民地経営に乗り出していきました。「十萬同胞の熱血が注がれた」”満洲”については、日露戦争終結の時点から、「内地」の国民にその存在と意義を知らしめるべく、満鉄による啓蒙活動が展開されました。「内地」に向けての「弘報」活動において、視覚的な「資料」=写真が宣伝材料として重視されるようになりました。

当初は、記録的な表現であった満洲の写真は、1932(昭和7)年の「満洲国」建国の前後からは絵画的な表現により、「赤い夕陽の満洲」や「曠野を行く隊商」など、日本人が大陸に抱いたロマンティシズムが図像を伴って可視化され、配信されました。1930年代後半に入り、やがてグラフィズムの時代を迎えると、大陸の表象は、より洗練された「記号」へと変貌していきます。

しかし、日本の敗戦とともに「満洲国」は13年と5か月で崩壊し、それとともに「大陸」」に寄せられた視線とその写真表現の展開も途絶え、消滅します。「記録」と「表象」、「紹介」と「啓蒙」、さらには「宣伝」へと展開した「満洲」の写真とは、正しく「近代」を記録し続けた写真というメディアの発展をたどるものでもありました。

本展覧会は、およそ四半世紀の間に展開した「満洲」の写真表現を、貴重なヴィンテージ・プリントや多数の資料でたどり、改めて日本のモダニズムが到達し得た豊饒なその表現を紹介いたします。
会期:[前期]4月29日(土・祝)〜5月28日(日)
[後期]5月30日(火)〜6月25日(日)
休館日: 月曜日
開館時間: 午前9時30分〜午後5時(入場は午後4時30分まで) 夜間開館
金曜日は午後8時まで(入場は午後7時30分まで)
但し、5月5日(金・祝)は午後5時まで(入場は午後4時30分まで)

主催: 名古屋市美術館、毎日新聞社、日本経済新聞社、テレビ愛知
後援: 愛知県・岐阜県各教育委員会、名古屋市立小中学校PTA協議会協力PGI、銀遊堂、アフロアトリエ、
名古屋市交通局助成公益財団法人ポーラ美術振興財団

観覧料:
 区分      当日     前売・団体
 一般      1,200円    1,000円
 高大生     800円      600円
中学生以下    無料       無料
団体割引料金は20名以上に適用
                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

奈良美智 for better or worse
2017年7月15日[土]−2017年9月24日[日] 豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2017/special/narayoshitomo.html

デンマーク・デザイン
2017年9月9日(土)〜11月12日(日) 静岡市美術館
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_170909.php

2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2017年9月30日(土)〜10月29日(日) かわら美術館
http://www.takahama-kawara-museum.com/exhibition/schedule.html

篠原有司男展 ギュウちゃん、“前衛の道”爆走60年
平成29年9月16日(土)〜11月5日(日)刈谷市美術館
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/

ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html


                  


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最近あったとある事件について、的を得すぎてて、膝打ちすぎて痛いよw
少し引用しますが、ぜひ全文読んでみて下さい。
いすみ鉄道 社長ブログ
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=2918
         ----- 略 -----
今回のアイスクリームさんは、搭乗ブリッジのない沖止めスポットに飛行機を駐機しているにもかかわらず、階段を上れないお客様のための手段を用意しておかなかったというのが、会社側としての敗因でしょうね。

         ----- 大幅略 -----

車いすのお客様は健常者に比べると配慮が必要なのは当然ですが、航空会社の職員は、その便全体を見ながら、すべてのお客様に快適に乗降していただくことが使命ですから、車いすのお客様にばかり関わっていることはできません。機内での乗務員も同じです。
他のお客様の妨げになるような可能性があれば、ご搭乗をお断りすることもあるわけで、だから事前にお知らせくださいと言うのです。これが航空会社側の状況です。

今回の騒動の発端となったお客様は、どうやらこれが初めてではないらしく、赤い会社や青い会社でも、同じようなトラブルがあったみたいですね。外国の航空会社でもやってるみたいです。
どのケースも、ふつうに予約して、いきなり空港で車いすであると告げてトラブルになっているようですが、そういうことを過去に何度も起こして、その時の航空会社側の対応を詳細に自身のブログに書き綴っているようです。
そういうことに関しては、私は非常に違和感を感じますね。

この方のWebページは こちら です。

ふつうであれば、何度か経験すれば学習すると思いますし、少なくともそれによって飛行機が遅れるようなことがあれば、無関係な他のお客様にご迷惑をおかけすることになるのですから、経験を糧にして、事前に車いす利用の旨を航空会社にひと言伝えるぐらいできると思うのですが、あくまでも自分が車いす利用であることについてのハンドリング責任を航空会社に帰属させて、それができていないことに対して世の中に問題提起しているようにしか思えないのですから、私は違和感を覚えるのです。
おそらくいろいろな活動を通して、車いす利用者のパイオニアとなって世の中を変えようとされているのでしょうが、飛行機が遅れたりすることで、他のすべてのお客様がどれだけ迷惑をこうむるかということに関してが欠けているように感じるのが残念ですね。

まあ、でも、こういう人が出てきてくれたおかげで、アイスクリームの会社も、きちんと考えるようになるとすれば、それはそれで一歩前進なのではないでしょうか。
格安航空会社といえども、公的使命がある以上、きちんとやらなければならないところは、きちんとやらなければならないのですからね。

         ----- 略 -----
                  


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市制120周年記念 特別展 エドワード・ゴーリーの優雅な秘密

170603_gorey1web.jpg170603_gorey2web.jpgもう一ヶ月近く前になりますが、四日市市立博物館でのこの展示
最終日前日に駆け込みで行って参りました。
時系列でいうと、シーボルトより先に行ったんですね。ちょうどこの日です。

もうとにかく細かくて繊細で、すっかり魅入って
いざり脚でゆるゆる歩きつつじっくり読んでいたら、つ、疲れました!!
でも本当におもしろかったです。

ペンやインクにもこだわり、ずっと同じものを使い続けたゴーリー。
だからこそ、あの細い細い線が描けたんですね〜〜〜
細かすぎて、一枚描き終えたら、私なら数日なにも描きたくなくなりそう!!
それくらいすごい世界でした。

ものすごく緻密に描き込まれた世界もあれば、絶対走れない自転車などもあったりして
息が詰まりそうな詳細な絵が重くないのは、その自由な発想のおかげでしょうか。

そして、以前に見かけてタイトル以上のおぞましさに暗い気持ちになった「おぞましい二人」は
この人の作品だったのだ、と改めて心に刻みました。
描かなければという衝動に駆られて描いたとのこと。なるほど、納得です。

ここのところ、家からはかろうじて出かけているものの、愛知県から出たのが
一年前の浜松以来!このまま伊勢志摩辺りの温泉まで行きたいわぁ、と言う
誘惑に負けずに、名古屋に戻りました。

不思議な世界観と、モノクロームの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンをもつエドワード・ゴーリー。貴重な原画・書籍・資料など約300点が展示され、ゴーリーの多彩な制作活動にみる、謎に満ちた優雅な秘密に迫ります。

【日時】平成29年4月15日(土)〜6月4日(日)9:30〜17:00
※入館は16:30まで
※月曜休館(5月1日は開館)

【場所】四日市市立博物館・プラネタリウム 4階特別展示室
(四日市市安島一丁目3番16号)

【料金】一般700円、高校・大学生500円(中学生以下無料)

【問合せ】四日市市立博物館・プラネタリウム  TEL:059-355-2700
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

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2017年9月9日(土)〜11月12日(日) 静岡市美術館
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2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2017年9月30日(土)〜10月29日(日) かわら美術館
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篠原有司男展 ギュウちゃん、“前衛の道”爆走60年
平成29年9月16日(土)〜11月5日(日)刈谷市美術館
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/

ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
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6月は割とよく出かけたせいか、外食多目。反省。
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シーボルト没後150年記念 特別展 よみがえれ!シーボルトの日本博物館

終わってしまった展覧会のことを描くのは気が引けるのですが、先週行ったシーボルト展は最終日だったのでした。
名古屋市博物館って昔はバスでしか行けなかった記憶なんですが、今は桜山駅からすぐなんですね。
って、いつの話やねんって感じですが、何年ぶりに行ったのやら。20数年ぶりですね(ドヤ顔)
170611img_main1.jpg170611img_main2.jpg
170611img_main3.jpg浮世絵にしても何にしても、日本人は自国の文化を軽視しがちですよね。
数々の展示を見に行ってきましたが、今まででガッカリした展示のひとつに
海外の有名ブランドの宝飾品の展示がありました。

確かに凄く豪華なネックレスやブローチなどが展示されていたのですが
ただ豪華なだけで、むしろ宝石そのものの価値が高いだけで
目を見張るような細かな細工が施されている訳ではありませんでした。
ただ豪華なだけの装飾品を見るより、日本の櫛や鼈甲のかんざし細工の方が
よっぽど感動するなーと思いました。

今回も、シーボルトが収集した様々な日本の手工芸品の見事さに感激。
特に、藁でできたという小箱が、金属にしか見えず、驚き!
年月の流れで光り輝くようになったのでしょうか。恐るべし藁(笑)

そして、シーボルトと言えば、お滝さんという日本人妻がいたこと
しかし、地図などを国外に持ち出そうとした罪で国外追放となり
お滝さんと娘のイネとは離れ離れになります。

シーボルトがいかにお滝さんを愛していたかは、彼が日本で発見した新種のアジサイに
「ハイドランジア・オタクサ(オタキサン、の意)」と名付けたことでも想像に難いですが
なんとなく、シーボルトに滝さんとイネは捨てられてしまったような印象を持っていましたが、全然違いました。
シーボルトはずっと妻と娘の身を案じ、母国ドイツではなかなか妻を娶ろうとしなかったようなんですね。
さすがに貴族の家柄でずっと独身なのはまずかったのでしょう。かなり経って再婚、二人の息子にも恵まれました。

ステキなのは、その後もシーボルトは日本への情熱を捨てず、二度三度と来日しようとしていたこと。
二度目の来日は果たせましたが、三度目は明治維新を数年後に控えてシーボルトが亡くなったことで果たせず。
また、彼の息子たちは父の遺志を継いで、日本との交流を続けたこと、姉のイネを援助し続けたこと。

イネは日本人初の女医として名高いですが、生涯独身でありながら望まぬ子を産み、またその娘高の生涯も波乱に
満ちていて、いろいろ一筋縄ではいかない人生を感じますが、父親の愛情は感じていたのではないでしょうか。
なんだかただの学術的なものだけでなく、シーボルトの暖かな人柄まで感じられる素敵な展覧会でした。

第犠蓮‘本に魅せられた男、シーボルト

 シーボルトといえば、日本では近代西洋医学を伝えたことや、いわゆるシーボルト事件、また日本人女性タキとのロマンスなどで有名ですが、日本の自然や文化に魅了され、ヨーロッパに日本の実像を知らせることに生涯を捧げた人物であったことは、あまり知られていません。
 まずはじめに、シーボルトの生い立ちから2度にわたる来日の経緯を紹介し、彼の日本資料の収集活動や日本研究の足どりをたどります。

シーボルトの生い立ちと日本行き
シーボルトのフィールドワーク
シーボルトの私生活 タキ・イネ母子との幸せな暮らし
日本再訪

第蕎蓮.掘璽椒襯箸瞭本研究

 出島のオランダ商館付医官として来日したシーボルトは、オランダ政府の財政支援により、前例のない大規模な日本調査をおこないました。彼は、最新の西洋医学を学びに集まった日本人医師や蘭学者、オランダ語通訳らの協力をえて、日本に関する膨大な情報や資料を収集し、ヨーロッパに持ち帰ることに成功します。そしてその研究成果は、ヨーロッパで出版された3部作『日本植物誌』『日本動物誌』『日本』などにまとめられました。

鳴滝塾と門人たち
シーボルト『日本』の刊行
『日本植物誌』『日本動物誌』の刊行
シーボルトの日本研究と地図

第珪蓮.掘璽椒襯箸瞭本展示と民族学博物館構想

オランダ帰国後のシーボルトが出版活動のほかに取り組んだのは、日本展示の開催でした。日本博物館設立の構想を胸に、持ち帰ったコレクションによる展示を、ライデン・アムステルダム・ヴュルツブルク・ミュンヘンの各都市で実現しました。これらの展示によって、極東の未知の国に過ぎなかった日本の文化は初めて本格的にヨーロッパに紹介され、彼はのちの民族学の発展にも大きく貢献することになりました。

ライデンにおける展示
アムステルダムにおける展示
ヴュルツブルクにおける展示
ミュンヘンの展示とコレクションの売却

第絃蓮,茲Δ海愁掘璽椒襯箸瞭本博物館へ

シーボルトは、自分のコレクションによる展示をしばしば「日本博物館」と呼びました。彼の日本博物館活動は、エキゾチックな産業製品や珍しい原料を求めて盛んに海外貿易をおこなっていたヨーロッパにおいて、実利的な知識を提供し、時代の要請にこたえました。しかし同時に彼には、民族文化の本質を客観的・総合的に理解することで、異文化への誤解を是正するという学術的な目的もあったのです。

アムステルダム展示の再現
シーボルト最後の日本展示
復元の問題点

第江蓮‘本研究者シーボルトの最後

 文政6年(1823)、27歳で長崎の地に立ったシーボルトは、以後、亡くなるまでの43年間、日本研究とそのヨーロッパへの普及に心血を注ぎ続けました。彼の日本博物館設立構想は個人の力の限界を超える壮大なものでしたが、「民族の博物館展示」という新しい手法は、日本文化を多面的に紹介することに成功したといえます。
 研究の完成を目指してさらなる訪日を熱望した彼は、フランス政府や江戸幕府に積極的に働きかけましたが受け入れられず、3度目の訪日は見果てぬ夢に終わりました。しかし日本博物館構想は彼の死後、ミュンヘン五大陸博物館の中核展示として、やがて実を結ぶことになりました。

再渡来のための最後の挑戦

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『サザエさん生誕70年記念 よりぬき長谷川町子展』(松坂屋美術館)

170507_sazae-san1s.jpg170507_sazae-san2s.jpg名古屋ボストン美術館の歌川広重展のあとは、矢場町に移動(名城線に乗ってしまったわ)。
松坂屋美術館で開催中の長谷川町子展へ。
これ個人的にはすごく楽しみにしてたし、すごくよかったし、すごく混んでると思ったので
意外とすいてて驚きました。(特に子供を全然見かけなかった)

入り口近くで顔出しパネルを見かけて気分が上がります。
しかし、これサザエさんの方はサイズバッチリだけど、波平さん大きすぎ。
オットが特に小顔なわけでも、後ろに下がってるわけでもございません。
170507_MG_4856.jpg170507_IMG_3910.jpg
そしていよいよ展覧会会場へ。
まず感じたのが、すごくすごくおしゃれだってことです。
私の世代だと、サザエさんってテレビでしか見たことなくて、アニメのサザエさんはものすごく
保守的に万人受けするように作られているんだなとあらためて思う。

170507_MG_4867.jpg170507_MG_4869.jpgずらっと並んだ表紙の数々!
長谷川町子さんは、表紙にもこだわりがあって
すごく手間暇かけて描いていたそうで
あとで原画のコーナーもあったけどカラーは圧巻。
デザインやファッション的にもすごく凝っていて
みごたえがありました。

正直、漫画家さんなので、イラストがこんなにお上手とは
まったく存じ上げなかったので、おみそれしやした。

ファッションや子供向けのイラストも描いているんですが
それが同じ人が描いたとは思えないほど素晴らしい!
長谷川町子さんのサザエさんの功績は素晴らしいけど
それだけの人ではなかったなーと思いました。

もちろん漫画もすごく面白いし、線が細くてきれいで
同じ内容のものを何度も改定しているものが
年代順に並べてあったのだけど、だんだん洗練されていて
やっぱり、描き続けるって違うなーと思いました。

花森さんもそうだったけど、やっぱり天才は子供のころから天才だった。
15歳で田河水泡の弟子になり、天才少女として一躍脚光を浴びたのだ。

そして、長谷川町子と言えば「サザエさん」、だけど「いじわるばあさん」でもある。
知名度人気から言えば、「いじわるばあさん」は「サザエさん」に遠く及ばないけど、おそらく長谷川町子は「サザエさん」を
描き続けることにうんざりしてたんじゃなかろうか。
ヒューマニズムや理想の家庭ばっか書いていたら、そりゃ毒も吐きたくなるだろう。
「赤毛のアン」のモンゴメリが、実はアンを書くのにうんざりしていて、むしろアンが嫌いで、エミリが好きだった
という話を読んで、若かった当時は軽くショックを受けたけど、今ならわかる。人間いつもいい人じゃいられないよね。

うちあけ話も面白かったなー。やっぱり、その人の生の姿が見られるって意味で、個展っていいよね。
大昔過ぎて謎すぎる人より、ある程度身近で、実像に迫れる方が満足度も高い。

三姉妹の仲のよさも素敵だわ。晩年はお姉さんしか出てこないと思ったら、妹さんとは疎遠になってしまったのね。
NHK朝ドラの「マー姉ちゃん」って、町子本人のことだと今の今まで思ってたら、姉の毬子さんのことなのね。
などなど、一気に長谷川家に詳しくなったのでした。

余談だけど、サザエさんの声役の加藤みどりさんって、本名は伊藤みどりさんっていうのね(加藤は旧姓)。
ほぼ響きが変わらないのと、伊藤みどりって字までかぶってるのに驚き。

会期 2017年4月29日(土・祝)〜5月24日(水) 会期中無休
会場 松坂屋美術館
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/
開館時間 10:00〜19:30
ただし、最終日5月24日(水)は午後6時閉館(いずれも入館は閉館30分前まで)
主催 松坂屋美術館、朝日新聞社
協賛 JAバンク、野崎印刷紙業
協力 長谷川町子美術館

入館料(税込)

          前売り料金/団体(10名以上)料金     当日料金
一般           700円                900円
高・大学生        500円                700円
中学生以下          無料
みどころ

その1・サザエさん100選

「サザエさん」は、1946年から「夕刊フクニチ」「新夕刊」「夕刊朝日新聞」を経て、1951年から「朝日新聞」朝刊で1974年まで連載されました(途中何度か休載)。初期から中期にかけては、サザエさんや家族、身の回りの人々との暮らしを描き、高度成長期に呼応した後期の作風は社会風刺の要素が増えていきます。また、作者である長谷川町子自身が登場し漫画制作そのものをテーマにした作品も増え、円熟味を増していきました。


その2・戦前戦後の貴重な資料を初公開

長谷川町子は、最愛の父を亡くした翌年の1934年、14歳の時にスケッチブックを持参して当時憧れの漫画家・田河水泡宅に弟子入りを志願しました。当時、「のらくろ」で一世を風靡していた田河水泡の目にとまり、すぐに弟子入りを許可され、翌年の1935年に、天才少女漫画家としてデビューします。弟子入りの時に持参したスケッチブックや、記念すべき初めての連載漫画「チャッピーフーチャン」、『少女倶楽部』に連載した「仲よし手帖」、さらには小学館や講談社の雑誌のために戦時下に描いた漫画など、初公開を含んだ貴重な原画や掲載紙を紹介します。


その3・エプロンおばさん、いじわるばあさん

「エプロンおばさん」は、「サンデー毎日」(毎日新聞社)で1957年1月6日号〜1965年7月25日号まで連載された短編漫画です。昭和30年代の下宿屋を舞台として日常生活のドタバタ、当時の世相や、時事ネタ、風刺を取り入れました。
「いじわるばあさん」は、「エプロンおばさん」連載中、「サンデー毎日」(毎日新聞社)の1965年新年号で登場。その後、1966年1月2日号〜1971年7月18日号まで連載された4コマ漫画です。米国作品『意地悪じいさん』(ボブ・バトル)に触発され、「サザエさん」や「エプロンおばさん」でのヒューマニズム的作風から意図的に離れた長谷川町子代表作品の一つです。テレビドラマ化やテレビアニメ化もされました。


その4・サザエさんうちあけ話、サザエさん旅あるき

「サザエさんうちあけ話」
「サザエさんうちあけ話」は、1978年に朝日新聞夕刊で連載した自伝エッセイ漫画。田河水泡への師事や駆け出しの頃、「サザエさん」連載や休載を巡るエピソードなどを披露しました。「サザエさん旅あるき」は1987年に朝日新聞で半年連載したエッセイ漫画です。国内外の旅や思い出をテーマに描いた最後の作品となります。


その5・絵本のしごと

「ぞうのおまわりさん」
長谷川町子は動物好きで、「サザエさん」連載開始の頃から、動物が登場する絵本を数冊手掛けていました。漫画執筆中も「サザエさんえほん」や「まちこえほん」など、絵本のしごとを並行して続けました。

                  


GW中のご飯。モンローは期間限定のキリンラガー。
ウォーホール作品イロイロだったけど、やっぱモンロー欲しくて、単品では買えなかったので、6缶入りを大人買い。
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

三菱東京UFJ銀行貨幣資料館所蔵 歌川広重 東海道五拾三次展
2017年3月18日(土)〜5月14日(日)名古屋ボストン美術館
http://www.nagoya-boston.or.jp/exhibition/list/utagawa-201703/outline.html

異郷のモダニズムー満洲写真全史―
4月29日(土・祝)〜6月25日(日)名古屋市美術館
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/manchoukuo

シーボルト没後150年記念 特別展 よみがえれ!シーボルトの日本博物館
2017年4月22日(土)〜6月11日(日) 名古屋市博物館
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji170422.html

横尾忠則 HANGA JUNGLE
2017年4月22日(土)〜6月18日(日) 町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2017-333

ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展
2017/4/29(土・祝)−6/25(日) Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter.html

マリメッコ展 ─ デザイン、ファブリック、ライフスタイル
2017年3月4日(土)〜6月11日(日)新潟県立万代島美術館
http://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/open/

企画展「幻のナカヤマ 華麗なる洋食器の世界」
2017年4月28日(金)〜8月27日(日) 多治見市美濃焼ミュージアム
http://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/archives/4206

奈良美智 for better or worse
2017年7月15日[土]−2017年9月24日[日] 豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2017/special/narayoshitomo.html

2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2017年9月30日(土)〜10月29日(日) かわら美術館
http://www.takahama-kawara-museum.com/exhibition/schedule.html

篠原有司男展 ギュウちゃん、“前衛の道”爆走60年
平成29年9月16日(土)〜11月5日(日)刈谷市美術館
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/

デンマーク・デザイン
2017年9月9日(土)〜11月12日(日) 静岡市美術館
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_170909.php

ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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『三菱東京UFJ銀行貨幣資料館所蔵 歌川広重 東海道五拾三次展』(名古屋ボストン美術館)

170507_hiroshige1s.jpg170507_hiroshige5s.jpg170507_hiroshige6s.jpg

170507_IMG_3881.jpgずーーーっと家に引きこもっていた連休最終日、前日に何とか大掃除も終了し
お出かけできました!久しぶりの金山。
名古屋ボストン美術館は、その昔私が大手ゼネコンでCADオペをしていたころに
図面を引いたりした案件なので、行くたびなんだか懐かしい気分に。

先日、東山タワーに上ったときに、名古屋って本当に高い建物がないなーと思いましたが
私がこの建物(金山南ビル)の図面を引いていた1993年ごろ
名古屋で一番背の高い建物って、どの建物だったかご存知でしょうか。
なんと、伏見にある26階のヒルトン名古屋が一番高かったんですよ。

数年後にそれをこのボストン美術館が抜いて、さらに数年後JRツインタワーが抜きました。
そして私はこの金山南ビルが完成するころには名古屋にいなかったのでした。

私のいない間にJRは美しく変身し、名城線は環状線になり、あおなみ線がひっそり開通して
名古屋の街は大きく変わっていきました。
名城線に乗ると必ず迷うので、金山にはできるだけ名鉄で行きます。(山手線で環状線には免疫あるはずなのに)
金山は地下鉄と名鉄とJRが乗り入れる総合駅なんです。めっちゃ便利。
それにしても、なんであんなに迷うんだろう名城線。やっぱり時空が歪んでる!?

と、全然関係ない前置きががかったですが、面白かったです、広重。
私が子供の頃は「安藤広重」と習いましたが、今は「歌川広重」と呼ばれていますね。
安藤というのは本名で、広重は号(ペンネーム)だそうで、広重自身がそう名乗ったはずはなかったとか。
私が死後「宮田ひよ子」って呼ばれるようなもんですよね。そりゃおかしいってもんだ。

東海道五十三次って、よくよく考えると、宿場ごとに滞在してこの絵を描き上げたのかな
そりゃすごいなぁ、と思いながら見ていたのですが、広重がいつ頃どこに滞在したかということは
出てこなくて、どうやら今では、広重は東海道を歩いていないというのが定説だそうですね。
それ以前に描かれた絵を参考に描いたと言われています。

すでに石に代わっている橋が木製のままだったり、いろいろ矛盾点があるそうで
それでもこれだけの作品を世に生み出し、人気を博したというのはそれだけですごいことです。

当時あまりに人気があったので、いろんな版元から依頼を受けて描いたので、東海道五十三次には
いくつかのバージョンがあるそうです。一番有名なのは保永堂版。
今回の展示の大きな見どころは、その保永堂版55点を一度に見られるというものだったそうで。
予備知識もなく行ったら、連休中ということもあってか、名古屋の美術館にしては意外と混んでいました。

保永堂版は、遠景の構図が多く、その宿場ごとの景色がよくわかって素晴らしいですが
他の版は、人にクローズアップしたものが多くて、私はその方が好みでした。
特に新しい「隷書版」は、色も鮮やかで素敵でした。

また保永堂版で一番の名作と呼ばれる「庄野 白雨」をはじめとする雨の表現は本当に素晴らしい。
これを描くだけでも大変だったでしょうが、彫るのも刷るのも大変だったでしょうね〜

170507_IMG_3876.jpg170507_MG_4843.jpg
ボストン美術館と言えばお決まりの場所にて。
男性の旅装束は、コスプレ好きにはうれしいサービス。
会場には塗り絵も用意されていて、私は無心に塗ってしまいました。
また今度改めて載せます。気が向いたら。

街道と宿場の整備が進み、人々が旅を楽しむようになった江戸時代。中でも江戸から京を結ぶ東海道は、もっとも賑わいのある街道でした。歌川広重(1797〜1858)の代表作・保永堂版《東海道五拾三次之内》は東海道を題材とした揃物で、その旅情あふれる風景版画は今も人々に愛されています。本展では三菱東京UFJ銀行貨幣資料館所蔵の浮世絵コレクションより、保永堂版全55点と、類作の行書、隷書れいしょ、竪絵たてえ東海道から東海地方の作品などを加えた75点で《東海道五拾三次》をたどります。広重の情趣豊かな絵画世界をどうぞお楽しみください。

会期 2017年3月18日(土)〜5月14日(日)
開館時間 平日10:00〜19:00、土日祝日10:00〜17:00
※入館は閉館時間の30分前まで
休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)

入館料金
        当日  前売・団体  平日午後5時以降
一   般   900円  700円     700円
高 大 生   700円  500円     500円(高校生は無料)
中学生以下   無料

主催 名古屋ボストン美術館
共催 中日新聞社
後援 愛知県、名古屋市、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、名古屋商工会議所
協賛 中京テレビ放送
特別協力 三菱東京UFJ銀行
協力 アダチ伝統木版画技術保存財団、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋、エスカ、中部国際空港、ユニモール

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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

異郷のモダニズムー満洲写真全史―
4月29日(土・祝)〜6月25日(日)名古屋市美術館
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/manchoukuo

シーボルト没後150年記念 特別展 よみがえれ!シーボルトの日本博物館
2017年4月22日(土)〜6月11日(日) 名古屋市博物館
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji170422.html

横尾忠則 HANGA JUNGLE
2017年4月22日(土)〜6月18日(日) 町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2017-333

ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展
2017/4/29(土・祝)−6/25(日) Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter.html

マリメッコ展 ─ デザイン、ファブリック、ライフスタイル
2017年3月4日(土)〜6月11日(日)新潟県立万代島美術館
http://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/open/

企画展「幻のナカヤマ 華麗なる洋食器の世界」
2017年4月28日(金)〜8月27日(日) 多治見市美濃焼ミュージアム
http://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/archives/4206

奈良美智 for better or worse
2017年7月15日[土]−2017年9月24日[日] 豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2017/special/narayoshitomo.html

デンマーク・デザイン
2017年9月9日(土)〜11月12日(日) 静岡市美術館
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_170909.php

2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2017年9月30日(土)〜10月29日(日) かわら美術館
http://www.takahama-kawara-museum.com/exhibition/schedule.html

篠原有司男展 ギュウちゃん、“前衛の道”爆走60年
平成29年9月16日(土)〜11月5日(日)刈谷市美術館
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/

ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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描かれた大正モダン・キッズ 婦人之友社『子供之友』原画展(刈谷市美術館)

20160115_kodomo_02.jpg20160115_kodomo_03.jpg碧南を後にして、個性的な展示で人気の刈谷市美術館に
「描かれた大正モダン・キッズ 婦人之友社『子供之友』原画展」
見に行ってきました。(DM画像は板橋での展示のものです)

刈谷市美術館と言えば、展示と同じくらい楽しみなのが
美術館隣の茶室「佐喜知庵」での展覧会にちなんだ和菓子(数量限定)と抹茶。
今回のお菓子は「リボンときつねとゴムまりと月」(村山知義(絵)・籌子(文))
村山ご夫妻の作品は、どれもユーモアがあって魅力的。
170430_MG_8345.jpg
村山知義のイラストは最初、武井武雄にすごく似てて、影響受けてるなくらいしか思いませんでしたが
だんだん自分のスタイルが出来てきて、素敵になってきました。

美人画で有名な竹久夢二が、子供の絵をこんなに描いていたとは意外でしたが
夢二の絵は、結構デッサン的にはおかしくて、子供の足の位置からすると、胸くらいにおまたがくる感じになり
明らかにおかしいのに魅力的で、デッサンが全てではないのだなーと思う。
でもそれと同時に、最初の絵画主任を務めた北澤楽天の卓越した確かなデッサン力に裏打ちされた説得力は
やはり他にはなく、うまい絵は誰が見ても素晴らしい。
犬のポッコやウサギなどのキャラクターはホント愉快でかわいい!

この頃の子供の本の方がはるかにアートで、情操教育として優れていたのではと思う。
数年前のプラスティスラヴァの展示で感じたけど、日本の子供向けの作品って、可愛い方向にばかり走り過ぎてて
アートとして完成度が高いものばかりではないのがとても残念で。
海外で絵本を出している人からすると、日本向けは目が大きくてかわいくしないと受けなくて
海外は逆にかわいいと受けないらしい。

これだけの数の原画と当時の誌面が一度に見られてホント楽しめた。
仕掛け絵本など、原画と開いた誌面と閉じたところから平く様子の動画まで見られて贅沢すぎる。

呈茶が15時半までなので、15時近くに着いて先にお茶を頂き、ホッと一息ついてから
じっくり見られてよかった。見終わったところで、ちょうど閉館の17時を知らせるアナウンスが。
なんてピッタリな一日。お腹が空いたので、駅前のドトールで一息。

それにしても三河線のアートの充実ぶり、もっとアピールしたらいいのに。
今回の碧南市藤井達吉現代美術館・刈谷市美術館と高浜港のかわら美術館と一緒に巡って
近隣のランチの割引券もついたりしたアートな名鉄一日乗車券とか。
やっぱ車社会だから難しいのかな。

概要

『子供之友』は婦人之友社から1914年に創刊され、大正から戦中の子どもたちに愛読されました。童話、伝記読物、漫画など多彩な内容で、北澤楽天、竹久夢二、武井武雄らの魅力的な作品が毎号誌面を飾りました。モダニズムの時代に花開いた幼年絵雑誌の軌跡を、原画150余点や同時代の雑誌などで辿り、その芸術性を紹介します。
村山知義表紙原画『子供之友』1924年3月号婦人之友社蔵
【会期】平成29年4月22日(土曜)から平成29年6月4日(日曜)
【休館日】 月曜日(ただし5月1日は開館)
【会場】全館
【開館時間】午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
【会場】全館
【入場料】一般900円(700円)、学生700円(500円)、中学生以下入場無料
( )内は前売及び20名以上の団体料金
前売券は、刈谷市美術館、刈谷駅前観光案内所、刈谷市総合文化センター、高浜市やきものの里かわら美術館、チケットぴあ(Pコード:768-164)の取扱いのあるコンビニ等で4月21日(金曜)まで販売
身体障害者、精神障害者保健福祉、療育の各手帳所持者及び付き添いの方(1名)は入場無料。入館の際に手帳をご提示ください。
 
【主催】刈谷市美術館、NHKプラネット中部、朝日新聞社
【特別協力】婦人之友社
【協力】愛知学泉大学
【後援】一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)、絵本学会、愛知県教育委員会
図版=村山知義 表紙原画『子供之友』1924年3月号 婦人之友社蔵


                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

三菱東京UFJ銀行貨幣資料館所蔵 歌川広重 東海道五拾三次展
2017年3月18日(土)〜5月14日(日)名古屋ボストン美術館
http://www.nagoya-boston.or.jp/exhibition/list/utagawa-201703/outline.html

異郷のモダニズムー満洲写真全史―
4月29日(土・祝)〜6月25日(日)名古屋市美術館
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/manchoukuo

シーボルト没後150年記念 特別展 よみがえれ!シーボルトの日本博物館
2017年4月22日(土)〜6月11日(日) 名古屋市博物館
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji170422.html

サザエさん生誕70年記念 よりぬき長谷川町子展
2017年4月29日(土・祝)→平成29年5月24日(水) 松坂屋美術館
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/2017_machikoten/
200円割引券 http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/2017_machikoten/waribiki.html

横尾忠則 HANGA JUNGLE
2017年4月22日(土)〜6月18日(日) 町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2017-333

ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展
2017/4/29(土・祝)−6/25(日) Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter.html

マリメッコ展 ─ デザイン、ファブリック、ライフスタイル
2017年3月4日(土)〜6月11日(日)新潟県立万代島美術館
http://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/open/

企画展「幻のナカヤマ 華麗なる洋食器の世界」
2017年4月28日(金)〜8月27日(日) 多治見市美濃焼ミュージアム
http://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/archives/4206

奈良美智 for better or worse
2017年7月15日[土]−2017年9月24日[日] 豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2017/special/narayoshitomo.html

デンマーク・デザイン
2017年9月9日(土)〜11月12日(日) 静岡市美術館
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_170909.php

ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html


                  


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4月末までのご飯。


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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『花森安治の仕事 −デザインする手、編集長の眼 』(碧南市藤井達吉現代美術館)

170430hanamori1.jpg170430hanamori2.jpg最近まで世田谷美術館で開催されていて、すこぶる評判の良かったこの展覧会。
絶対行かなくては!とGW早々に行って参りました。
碧南って、愛知県民として地名は知っていましたが、降り立ったのは初めてかも。。。
名古屋市内の我が家からは結構な距離があるので、お寝坊な私たちは朝食抜きで
11時の到着と共にランチライム。
その名の通り大正時代から続く老舗の「大濱旬彩 大正館」さんへ。
170430_MG_8205.jpg
ここは「卵でとじないカツ丼」が有名だそうで、楽しみに伺いましたが
あまりに立派な店構えに、カツ丼なんて注文していいのかしら?という雰囲気。

人気の美術展の会期中で、ほとんど席は予約済でしたが、時間が早かったので、一つだけ空いてた席へ。
女将さんの温かい笑顔に和みます。旬彩弁当(midori)とカツ丼セットを注文。どちらも¥1,300とリーズナブル。

お弁当はどれも美味しくて、この雰囲気でこのお味でこのお値段ならホントコスパ高いって思います。
さすが大正時代から、地元で愛されてきたお店だけありますね。
こちらの跡取り娘の女将さんのお話では以前は婚礼などもされていたそうで。良き時代だったんだなぁって感じます。

しかし何より特記すべきはやはりこのカツ丼!
なにこれ、卵なくてもこんなにウマ味があるなんて!どーやって作るか、知りたいっっ!!
かなりなボリュームなんですが、あっさりしていて、お肉が柔らかくて、ペロッと食べられちゃいます。

そして添えられた小鉢が、煮豆なんですが、あれ?何か違う。。。
食べるとほんのり甘くて、口の中でパクッと二つに割れるんです。これってもしかして。。。
「落花生ですか?」
「そうなんです。実は落花生は碧南の特産で、この辺りでは煮豆と言うと落花生なんですよ。
千葉県なども落花生が特産で有名ですが、こういうのを作るのは碧南だけみたいなんです」
はい、私千葉に住んでましたが、聞いたことないです!

他にも、小さな小さなシジミの入った赤だしなど、地元の味満喫。ここ、オススメです!
特に気さくでかわいらしい女将さんに一票!

Retty https://retty.me/area/PRE23/ARE70/SUB60205/100000250203/

ランチにあまりに満足して、うっかりそのまま帰りそうでしたが、コラコラ、目的はこれからです。

花森安治さん、お恥ずかしながら、私は全く存じ上げなかったんですが
暮らしの手帖の編集長でありデザイナーでありイラストレーターであり。。。
一体何役こなしていたんだろう?って程マルチな才能を発揮された方。

最初はファッションから入って、次第に庶民の生活に密着した誌面となり
やがて戦争に突入してからは、花森さんにとって「暮らしの手帖」は、雑誌の域を超えて運動となりました。
170430_MG_8269.jpg
いやもう、素晴らしかったですね。
編集者としての目の付けどころ、広告のキャッチコピーなんか、これ買うでしょって感じで今も参考になります。
でも何より原画が素晴らしい〜〜〜初期は時代らしくガッシュやポスターカラーで描かれてましたが
やがてオイルパステルや、色鉛筆、ペン、アクリルなんかも登場して、何でこうステキに描けるのか!
とうなってしまうような作品がこれでもかと迫ってきます。

どれも素敵ですが、特に水彩とシンプルな細いペン画に強い魅力を感じます。
割付でページを構成して、ぽっかり空くと花森さんのイラストを入れたそうで
それって、編集長自らが絵を描くから出来ることで、イラストレーターにいちいち発注していたら
そんな訳には行きませんもんねー。
きっと、雑誌を作るのが楽しくて楽しくて仕方なかったんだろうなぁ。
実際、新聞作りに没頭して、大学時代留年したそうで。

そしてこの方もやはり小学校時代から教師が舌を巻くほど絵がうまかったそうです。
やはり、才能は隠し切れないものなのだね。

作風や感性も女性っぽいし、その風貌もたまに女性に見えて、もしや男色家の方かと思ったら、全然違って
学生結婚されてて、お孫さんへの絵付きのお手紙などにほっこり。
この激務の中で家庭も大事にされてたんですねー。素晴らしい。

迷うことなく図録買ってしまいました。

そしてこのアートな一日はまだ続きます♪
花森安治の仕事 −デザインする手、編集長の眼
会期
平成29(2017)年 4月18日(火)から
平成29(2017)年 5月21日(日)まで
観覧時間
10:00−18:00 (入場は17:30まで)
休館日
月曜日
(ただし5月1日(月)は開館)
観覧料
一般700(560)円
高校・大学生500(400)円
小学・中学生300(240)円
※()は20名以上の団体
花森安治(1911-1978)は、終戦まもない1946年3月に、大橋鎭子を社長とする衣裳研究所を銀座に設立
新進の服飾評論家としてデビューしました。
〈直線裁ち〉という誰もが簡単に作れる洋服を提案した『スタイル・ブック』は評判を呼びますが
かねてより計画していた生活家庭雑誌『美しい暮しの手帖』(のちの『暮しの手帖』)を1948年9月に創刊し
その後社名も暮しの手帖社へと変更します。
〈衣・食・住〉を基本にすえ、もののない時代には〈工夫とアイデア〉による豊かな暮しを提案
電化製品が普及した高度成長期には〈日用品の商品テスト〉を実施
そして、食品添加物や公害問題が叫ばれた70年代には〈社会の矛盾を鋭くえぐる批評〉を誌面で展開し
ペンで権力に挑みました。
30年間にわたり一切広告を入れず発行100万部に迫るまでに成長させた『暮しの手帖』を率いて
その表紙画から、カット、レイアウト、新聞広告、中吊り広告までと、取材や執筆はもとより
制作から宣伝まで、すべてを手がけたのが編集長・花森安治だったのです。

本展では、花森の作品そのものともいえる『暮しの手帖』が庶民に向けて発信したメッセージに
改めて耳を傾けます。

戦時中の大政翼賛会での仕事にも着目しつつ、花森が全身全霊をかけて打ち込んだ出版活動を
ひとつの雑誌を超えた「運動」として捉え、多彩な仕事のなかからその思想を探っていきます。

花森安治特設サイト
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/hanamorisan/
はなもり やすじ
1911年神戸市生まれ。
旧制松江高校、東京帝国大学卒業。
召集され、2年従軍するも、戦地で結核になり帰国。療養生活の後除隊。大政翼賛会宣伝部につとめる。
終戦後、1946年大橋鎭子らと衣装研究所を設立。『スタイルブック』を創刊。
1948年9月に『美しい暮しの手帖』を創刊社名を暮しの手帖社とした。
以後『暮しの手帖』を中心に、編集者、ジャーナリスト、イラストレーター、デザイナーとして活躍。
1978年心筋梗塞のため死去 享年66歳。

駅を降り立ったときに、ひときわ大きな白い花が目に留まったのですが
帰りに近づいてみたら、バラでした。
こんな大きな一重のバラを見たのは初めてで、ハマナスに似てるけど、違うよね。
テリハイバラとかナニワイバラとかかも、と言っていたら、ドンピシャ。
おそらくナニワイバラの様です。青い空に映えて美しかった。

ナニワイバラ (浪花茨・難波茨) 学名:Rosa laevigata Michx.
花の大きさは直径10センチほど。白いハナマスとよく似ていますが、ナニワイバラの方が大輪。
花言葉  「 清純な愛 」 「 静かな愛と敬意 」


                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■


シーボルト没後150年記念 特別展 よみがえれ!シーボルトの日本博物館
2017年4月22日(土)〜6月11日(日) 名古屋市博物館
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji170422.html

サザエさん生誕70年記念 よりぬき長谷川町子展
2017年4月29日(土・祝)→平成29年5月24日(水) 松坂屋美術館
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/2017_machikoten/
200円割引券 http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/2017_machikoten/waribiki.html

横尾忠則 HANGA JUNGLE
2017年4月22日(土)〜6月18日(日) 町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2017-333

ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展
2017/4/29(土・祝)−6/25(日) Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter.html

マリメッコ展 ─ デザイン、ファブリック、ライフスタイル
2017年3月4日(土)〜6月11日(日)新潟県立万代島美術館
http://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/open/

企画展「幻のナカヤマ 華麗なる洋食器の世界」
2017年4月28日(金)〜8月27日(日) 多治見市美濃焼ミュージアム
http://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/archives/4206

ビアトリクス・ポター™生誕150周年 ピーターラビット™展
2017年9月16日(土)〜11月5日(日) 名古屋市博物館
http://www.peterrabbit2016-17.com/
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html


                  


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