ART Nagoya 2019

190216_IMG_0669.jpg2019.02.16 Saturday
ART Nagoya 2019に来てます。
いろんなアートがあって楽しい!
Focus Rock Studio & Gallery は、915のお部屋!
名古屋城が真正面の特等席です。
ずっと盛況で、こんな感じの写真になりました(笑)

ART Nagoya 2019、ホテルナゴヤキャッスルで
今日19時まで。
明日は11時から18時までの開催です♡

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ヤバイです。これに行きたくなり過ぎてます。
明日締め切りの仕事が迫っているというのに、そういうときほど、こういうの見ちゃうのよねぇ。ダメなあたし。
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いやマリメッコよりむしろ、こっちが見たい。
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左の画像もみんなそう。何この乙女心くすぐり過ぎな食器は!!

岐阜県現代陶芸美術館
 〒507-0801  岐阜県多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
 TEL 0572-28-3100
 10:00〜18:00(入館は17:30まで)
 名古屋→(JR中央本線)→JR多治見駅
 東鉄バス  料金片道:¥270 (※平日9:30〜15時台は\200) 所要時間約15分(下車後、徒歩約10分)


                  


毎度おなじみ食べたもの。。。1/30(水)
1月最後から2番目の日。
伏見で打合せから、上前津で1件仕事をこなし、栄・中日ビルの別れを告げ、新栄町でミーティング。ちかれた。
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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荒木飛呂彦原画展 JOJO ―冒険の波紋―

190107_jojo01.jpg190107_jojo02.jpg190107_jojo05.jpg190107_jojo06.jpg2019.01.07 Monday
先日の大阪行きのメインイベントはこれ!
この日たくさんの絵を見たけど、荒木先生の絵の上手さには感動した!(進歩という意味でもすごい。)そして、私が一番欲しいグッズはことごとく売り切れで(酒井駒子さんのバッジと承太郎さんのファイル)、自分の好みがメチャ王道なのを改めて思い知る。
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海遊館(JOJO会場は海遊館の隣)に行く途中、看板が一つも立ってなくて、あれかな?と思ったら、なぜかスナック寿。。。最寄りの大阪港駅にも近隣にもどこにもJOJOのJの字もなくて、本当にやってるのか、ものすごーく不安になったけど、会場内は平日なのにものすごく混んでた(休日は指定券持ってないと入れないらしい)。

さて、DIO様に誘われ中に入ると。。。

「ジョジョクロニクル」
第1部の主人公であるジョナサンから第8部「ジョジョリオン」の主人公である東方定助までの主要キャラとあらすじが展示。『ジョジョ』30周年をふり返ることができます。う〜〜ん。実質3と4しか読んでないので、わかんないの多し。

「宿命の星 因縁の血」
直筆原画のゾーン。ココがめちゃくちゃ混んでて、もうモノクロは近くで見るのあきらめた。カラーだけ飛ばしてみると、もう、年代によって絵が全然違って!最初は失礼だが笑ってしまう、というか、センスが今と全然違う。ホント80年代の少年漫画!!という感じで、今は女性向けに近いというかイラストレーション的だから余計に!ホント今は素晴らしい〜〜〜

「ジョジョリロン」
荒木飛呂彦先生の「創作秘話」に迫る部屋!これよこれ!思わず真剣に見てしまった〜メモ取らなかったのを後悔。これマジでここまで公開していいの?ってくらい、創作の秘密に迫ってました!!特に「面白い漫画の共通点」を書かれてましたが、漫画に限らず、面白い作品を書くためには、ここに書いてあることって全部有効だなって感じました。うふふ、実践してみようっと。

荒木先生のすごいところは、キャラを作中で矛盾のないように動かせるよう「将来の夢」「尊敬する人」「口癖」「恐怖」「趣味」など60近くの項目からなる「キャラクター身上調査書」を全キャラで作成するんだそーだ。実際に荒木先生が書き込んだ「キャラクター身上調査書」も展示されてて、思わずじっくり。これって、リンゴの見えない部分、だよねー。

壁に書かれてた言葉
「最も読者が共感するのは、何かに立ち向かって行く「勇気」だと思います」
ええ言葉やわ〜〜〜!!

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荒木飛呂彦原画展 JOJO ―冒険の波紋―
2018年11月25日(日)〜2019年1月14日(月)大阪文化館・天保山(海遊館となり)
http://jojoex-2018.com/
展覧会概要
漫画家・荒木飛呂彦氏による『ジョジョの奇妙な冒険』は、1987年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始し、2017年には誕生30周年を迎えました。今回開催される展覧会では、『ジョジョの奇妙な冒険』が時を経ることで、作品そのものはもちろんのこと、その世界観や影響力が波紋のように拡がっていく様を、最大規模の原画枚数、関係資料をもとに、多角的かつ斬新な手法を取り入れた展示で展開します。
これまで開催してきた同作品の展覧会においても、まさに集大成と言える、史上空前のJOJOの祭典となります。

会期:2018年11月25日(日)~2019年1月14日(月)[51日間]※会期中無休
★プレビューデイ2018年11月23日(金・祝)、11月24日(土)

開館時間:10:00〜20:00※最終入場は閉館の30分前まで
会場:大阪文化館・天保山(海遊館となり)
主催:集英社
                  


1/6(日)〜1/8(火)あら、まさにこの展覧会の日も入ってますね。
しかし、これほど自分で作ったものが載ってない数日も珍しい。。。
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東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流企画特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」

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東京での2日目は、トーハクへ。
この時期の上野と言えば都美のムンク展と上野の森のフェルメール展が二強のようですが、あえてトーハク。
デュシャンです。最終日でした!
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デュシャン(Marcel Duchamp、1887年 - 1968年)

一緒くたにしては叱られそうだけれども、難解なんです、デュシャン。ダダ自体がよーわからんのですが、作風がシュルリアリスムではっきりしてるマン・レイとかマックス・エルンストはまだわかりやすい。でも印象派やキュビズムなんかはもっと分かりやすい。絵画の様式で語れる芸術って、実はけっこう分かりやすい。そこを否定するところから始まっているのがデュシャン=ダダイズムだったりするのです。

もちろん若い頃は、デュシャンも絵を描いております。それこそ、印象派やフォーヴィズムなど。キュビズムの絵や大ガラスの作品の習作なんてすごく素敵です。彼は普通に画家として活動しても、それなりに名を成したことでしょう。

しかし彼の偉大はところは、それをしなかったこと。むしろ、否定したことにあるのです。デュシャンが画家だったのはほんの若い25歳頃までのことでした。(そこからはチェスばっかやってたらしい)そしてこの展覧会は、デュシャンがその芸術活動の中で否定しながら表現したものに、日本美術との共通点を見出します。

平成館ははじめてかも?森鴎外室長室があったの????日曜で最終日なのになんでこんなに空いてるの〜??(涙)
ええ声(麒麟・川島)の音声ガイド借りれば良かった〜(笑)
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デュシャンは、画家の時代から、時間に対する一風変わった概念を持ち、その作品の中に、時間を封じ込めました。時間の経過や動きを一枚の絵で表現したのです。それが、日本画の中の一枚の絵巻物の中の時間の概念と通じるものがあるとしています。何度も同じ人が登場する、時間の経過を一枚で表現した絵巻物の世界は確かにデュシャンの感覚と似ているかもしれません。

また、美術は特別で美しいものであるということを否定しました。
チラシにも使われた「泉」は、レディメイド(日用品)として特に有名な作品ですが、ただの便器ですし、他にも自転車の車輪そのままの「車輪」など。また、未完成のまま放棄され割れてしまった『彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも』(通称《大ガラス》)(1915-23)(複製)(←左)
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この、既存の芸術のように、芸術として作られた「作品」ではなく、日用品に「美」を見出すダダイズムの感性が、やがてはネオダダからポップアート(大衆芸術)に影響を与え、ウォーホールの「キャンベルスープ」へ行きつくわけなのですね。

そして、この「日用品の美」というのはまさに、日本の茶の湯などの「用の美」に通ずるのです。素晴らしい!

それから女装した写真作品も「既存の概念」をぶち破っているんですね。今ではファッションや女装も自己表現の一つとみなされますが、当時はとんでもないことだったんでしょう。ここにマン・レイが登場します。(会場内はほとんど写真OKでしたが、マン・レイの写真だけ、著作権の問題か写真撮影不可でした)

ローズ・セラヴィ (Rrose Sélavy)
1921年、マン・レイ撮影による一連のデュシャンの女装写真に登場して以来、1920年代を通して、マン・レイとデュシャンは、さらにセラヴィの写真を作り続けました。
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左)マン・レイ撮影のポートレイト「Rrose Sélavy」、1921年。アート・ディレクションはマルセル・デュシャン。ゼラチン・シルバープリント 5-7/8" x 3-7/8"。フィラデルフィア美術館蔵。
右)「Belle Haleine」の香水瓶のラベルに仕立てられたマン・レイ撮影のポートレイト、1921年。

それにしても、同時代のほどんと画家がせっせと自分のスタイルを追求し、絵を描き続けても売れなくて苦労した中で、サッサと絵に見きりをつけて、その後は自分の感性や概念だけで、若い頃から芸術家としての地位を極めたデュシャン、カッコよすぎです!!

ところで、Wikiにこんな気になる記述が。
2006年、パリのポンピドゥー・センターの企画展ギャラリーで行われた「ダダ展」で、従来よりポンピドゥー・センター内の国立近代美術館で普段はガラスケース内に展示されていた『泉』が、この企画展に移されケース無しで展示されていた。企画展終了の数日前、一人の男がこの『泉』をハンマーでたたき、国立近現代美術館所有の『泉』は破損した。警察発表によればこの男は「自分のやった事は芸術的パフォーマンスであり、デュシャンも理解したはずだ」と述べたという。
確かに、壊れた「泉」を前に、デュシャンなら大笑いして「それならこれは『壊れた泉』だ」と言いそうです。

マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp、1887年7月28日 - 1968年10月2日)(81歳没)
フランス生まれの美術家。20世紀美術に決定的な影響を残した。画家として出発したが、油彩画の制作は1910年代前半に放棄した。チェスの名手としても知られた。ニューヨーク・ダダの中心的人物と見なされ、20世紀の美術に最も影響を与えた作家の一人と言われる。コンセプチュアル・アート、オプ・アートなど現代美術の先駆けとも見なされる作品を手がけた。

マン・レイ(Man Ray, 本名:エマニュエル・ラドニツキー Emmanuel Radnitsky, Эммануэль Рудзицкий, 1890年8月27日 - 1976年11月18日)(86歳没)
アメリカ合衆国の画家、彫刻家、写真家。ダダイストまたはシュルレアリストとして、多数のオブジェを制作したことでも知られる。レイヨグラフ、ソラリゼーションなど、さまざまな技法を駆使し、一方でストレートなポートレート(特に同時代の芸術家のポートレート)も得意とし、ファッション写真と呼べるような作品もあったりと、多種多様な写真作品群を残している。

マックス・エルンスト(Max Ernst, 1891年4月2日 - 1976年4月1日)(84歳没)
20世紀のドイツ人画家・彫刻家。ドイツのケルン近郊のブリュールに生まれ、のちフランスに帰化した。ダダイスムを経ての超現実主義(シュルレアリスム)の代表的な画家の1人である。作風は多岐にわたり、フロッタージュ(こすり出し)、コラージュ、デカルコマニーなどの技法を駆使している。

◇両者の関係◇
デュシャンとマン・レイは親友同士で、1921年「ニューヨーク・ダダ」誌を共同で創刊する。
1946年、マックス・エルンストとドロテア・タニング、マン・レイとジュリエット・ブラウナーが合同で結婚式を挙げた。

マルセル・デュシャンと日本美術
10月2日(火)〜12月9日(日)東京国立博物館
フィラデルフィア美術館の所蔵品により、西洋芸術の価値観を大きく揺るがしたマルセル・デュシャンの創作の軌跡を追い、「日本美術」と対置した展覧会です。もともと西洋とは異なった社会環境の中で作られた日本の美術の意味や価値観を浮かび上がらせて、日本の美の楽しみ方を新たに提案します。

開催概要

会 期
2018年10月2日(火)〜12月9日(日)

会 場
東京国立博物館(上野公園) 
平成館 特別展示室 第1室・第2室

開館時間
9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
(ただし、金曜・土曜、10月31日(水)、11月1日(木)は21:00まで開館)

休館日
月曜日(ただし10月8日(月・祝)は開館)、10月9日(火)

観覧料金
一般1200円(1000円/900円)、大学生900円(700円/600円)、高校生700円(500円/400円)
中学生以下無料
*( )内は前売り/20名以上の団体料金                   

交 通
JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分

主 催
東京国立博物館、フィラデルフィア美術館

特別協力
キヤノン株式会社

協 力
日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社、ミネベアミツミ株式会社

後 援
J-WAVE、TBSラジオ

カタログ・音声プログラムアプリ 展覧会カタログ(第1部:日本語版/英語版 各3000円、第2部:1500円)は、平成館会場内、およびミュージアムショップにて販売しています。
※不良本に関するお詫びとお知らせ

スマートフォン専用 音声プログラムアプリ(日本語のみ)をダウンロードしてご利用いただけます。(ダウンロードと一部のコンテンツは無料)

お問合せ
03-5777-8600 (ハローダイヤル)

展覧会公式サイト
http://www.duchamp2018.jp/
展覧会公式サイトは会期終了時をもって終了いたしました。
                  


1/3(水)〜1/6(日)おせちの残りがちらほらと。品数多目でうれしい食卓。
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六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展 カタストロフと美術のちから展

181208_22081053web1.jpg181208_IMG_9421.JPG2018.12.08 Saturday
東京での一日目は、森美術館へ。
この時期の美術展は上野が熱く、都美のムンク展と上野の森のフェルメール展が二強のようですが、あえて六本木へ。しかもこっちもアニメの展示ばかりが熱気を帯びておりましたが、あえてカタストロフ展。会場に入ると、突然、何らかの災害で崩れ落ちた街並みが現れる。
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阪神大震災で崩れ落ちた建物を心象風景としてカラフルに描くドローイングは、粗削りだけど印象深かった。
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平川恒太 《ブラックカラータイマー》これは108 個の電波時計に東日本大震災後に福島第一原発に従事した作業員の肖像が描かれているもの。

オノ・ヨーコの《色を加えるペインティング(難民船)》は、参加型のインスタレーション。入り口で青と白のチョークを渡されて、私たちも参加。汚さないように注意を受け、実は一張羅を着ていたワタクシ、ドキドキ。
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オット(左)は、「素晴らしい未来を」、私(右)は、「好きな人と好きなことを!」

街頭でランダムに選んだ人に、今の気持ちを聞いて髪に描いてもらったと言う写真作品では、立派な身なりをして幸福そうに見える男性が「絶望的」、美しく優雅な女性が「自分の人生をつかみきれない」などと書いていて、誰もが何かしら悲しみや悲劇的なことを人生に抱えているのを改めて感じられて、興味深かった。

他に、家族の食事風景を描いているのに、なんとも不穏な気配漂う油彩画や、原発事故の立ち入り禁止区域に入ったドキュメンタリー映像や、夫の死後、仕事も辞め、すべてを「どうでもいい」と無気力になってしまった祖母がドローイングを通じて興味を取り戻すというプロジェクト、カテジナ・シェダー《どうでもいいことだ》など。
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以上のように、この展示のテーマは、ズバリ「カタストロフ[仏・catastrophe](大惨事、破滅、悲劇的な結末などの意)=[英・カタストロフィ=catastrophe]」。大災害などの悲劇的な出来事の前で、人は何を感じるのか、また、そういった出来事の前で、アートは何ができるのか、というのが大きなテーマ。

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モナ・ハトゥム 《ミスバー(ランプ)》

なかなか興味深い展覧会でした。この展覧会を見なければ、恐らく見ることはなかった作家や作風に触れることが出来た。それだけでも見た甲斐があった。それにしても気付けばもう一か月以上経つのね〜はやっ

六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展 カタストロフと美術のちから展
2018.10.6(土)〜 2019.1.20(日)会期中無休 森美術館
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/catastrophe/

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六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展
カタストロフと美術のちから展

会期 
2018.10.6(土)〜 2019.1.20(日) 会期中無休
開館時間 10:00〜22:00(最終入館 21:30)※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※ただし12月25日(火)、2019年1月1日(火・祝)は22:00まで(最終入館 21:30)

会場 
森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)

料金
一般  1,800円
学生(高校・大学生)1,200円
子供(4歳〜中学生)600円
シニア(65歳以上)1,500円

前売りチケット 一般  1,500円
販売期間:発売中〜2019.1.20(日)
ご購入先:チケットぴあ [Pコード:769-255]

主催 
森美術館

助成 
アダム・ミツキェヴィッチ・インスティテュート / culture.pl 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム ブリティッシュ・カウンシル
ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター 台湾文化部 モンドリアン財団 公益財団法人野村財団
スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団 グレイトブリテン・ササカワ財団
 
協賛 
株式会社大林組 トヨタ自動車株式会社 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 アスクル株式会社
ヤマトホールディングス株式会社 株式会社四電工

協力
全日本空輸株式会社 日本貨物航空株式会社 シャンパーニュ ポメリー

企画
近藤健一(森美術館キュレーター) 

                  


2019年1月1日(火)〜3日(木)
お正月なんですが、年末の一番豪華な写真が抜けているようで、結構地味。
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MOE40th Anniversary 島田ゆか・酒井駒子・ヒグチユウコ・ヨシタケシンスケ・なかやみわ5人展

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最終日に滑り込みで、MOEの5人展に行ってきました。
絵本作家さんの展示は割と良く足を運ぶ方だと思いますが、現在活躍中の(絵本の中では)若手の部類に入る作家さんの展示はなかなか見る機会が少ないかも。で、今回はすごく発見が多かったです。

現代のイラストレーターで好きな人を挙げろと言われたら、絶対に外せないのが酒井駒子さん。私の母校・パレットクラブの先生でもあり、13年ほど前に教室で初対面した時の感激と言ったら!トムズボックスの土井さんと一緒に登場した酒井さんの少女のようなたたずまいに、感涙。

実は私とそんなに年齢は変わらないのですが(今回展示されてた作家さんはほぼ同世代の方ばかり)私が対面した13年前には、酒井さんはすでに不動の地位を築いておられて、その場で本を買うとサインがもらえるのですが、ほとんど取り合いで、私も何とか一冊ゲットして、「ひよこさんへ」とサインしていただきましたが、その時の酒井さんの「はて?ひよこ?」という不思議そうな様子が忘れられません。

その酒井さんの原画はやっぱり素晴らしく。確か原画を観たのは、東京時代に見た酒井駒子原画展─絵本『くまとやまねこ』の世界(2008.9.29)以来。ほぼ10年ぶりですね。今回の発見は、画材です。酒井さんが主にアクリルガッシュで描かれているのは知っていましたし、パステルや色鉛筆などを使うのは想像の範疇でしたが、まさか、ボールペンが使われているとは!じっくりどこに使われているのか、真剣に見入ってしまいました。

「よるくま」は酒井さんの中では好きな作風ではないのですが、見ているとよるくまがどんどんかわいく見えてきます。でもやっぱり圧巻は「ロンパーちゃん」白が基調の画面に、色は風船の黄色とほんの少しの赤と水色。それだけなのに、なんて豊かな絵なんでしょう。グッズも、このロンパーちゃんのバッジだけは売り切れで、悔しかった!そして大好きな「BとIとRとD」の原画に、もうただただため息。これはホントアートです。個人的にはこれのアクセサリーが欲しかったなぁ。。。やっぱり鳥LOVE。

作家さんの画材などの持ち物や影響を受けたもの、コメントが所々に展示されていて、それも楽しかった。酒井さんの感想は率直でとてもかわいくて、ご本人らしい感じがしました。また、ご本人自ら描かれた黒板の直筆画は、見られてよかった!!

島田ゆかさんは、今まではカワイイと思えなかったんですが、原画を見ていると、キャラクターに愛着が出てきました。とにかく絵が細かい!それにこれ、水彩ガッシュで描かれてるんですね〜〜〜。ガッシュはなかなかに厄介な画材なので、これでここまで描けるってホントとてつもない画力だと思います。重ね塗りが基本できないので、色は一発で決める必要があり、絵本を書くときに全ての小物の色を作った見本帳を作ったりされていて、その几帳面さに恐れ入りました。これぞプロ。

コメントもすごく真面目な方なんだなーと言う感じが伝わってきました。でも、とにかくあらゆる小物が細かくキャラクターになっていて、子供が見たら楽しいんだろうなぁというのを感じました。絵本ならではですね。でも一生懸命見過ぎて(大人なのに加減ができない)私はくたくたになってしまいました。。。

なかやみわさんは、元々キャラクター作家さんで、消耗品として扱われるキャラクターの世界に疲れてしまい、絵本作家に転向されたそう。どうも周りで、広告系で消耗して絵本作家になった人が多いのですが、やはりここにも。キャラクターはすごく作りこんでおられて、とってもかわいいし、色もきれいで、子供にはこういう世界に触れてすくすく育ってほしいという、見本のような絵本です。

この方は作品によって画材を変えることが多いようで、主な画材は水彩絵の具(と描かれていましたが、パキッとした色合いなので、ガッシュなのかな?)ですが、やぱり線を強調したいところはボールペンを使ってる作品もあって、参考になりました。

ヒグチユウコさんは、何となくこの中では毛色が違うというか、絵本作家というよりは「画家」という感じがするのですが、ご本人も「私は絵本作家なの?」と描かれていて、それまでの3人のメンバーが文字の印刷なのに、手描きで絵も添えて描かれてる物が多くて、なんか和みました。

実は猫の絵を描くことしか存じ上げなかったんですが、主人公の目のしわしわの子は、ぬいぐるみなんですね。あと、猫の脚がタコだったり、ヘンテコな動物がたくさん出てくる「ギュスターヴくん」がツボ。この世界観はこの人にしか描けないわー。そういう世界を自分で見つけて、世間を納得させるって大事なことだと思いました。

ラストのヨシタケシンスケさんまで来た時点で、すでに160点ものイラストを見ているので、結構くたびれてます。しかも、ヨシタニさんって読むものがすごく多いの。それなのに、全然疲れないどころか、読めば読むほどどんどん読みたくなっちゃうところが、さすが当代随一の売れっ子作家。ここ数年出す作品出す作品大ヒットを飛ばしているのもうなずけます。

ヨシタニさんだけ色はデジタルで入れているので、ペン画のみの展示なんですが、ちゃんと文字も手で入れてあるので、作品世界に引き込まれて、退屈に感じない。最初の三人が文字のみだったコメントも、ヨシタニさんは、ヒトコマ漫画みたいにイラスト付きで面白くて、ホントサービス精神がスゴイ人なんだと思いました。

ヨシタニさん、色を入れるのが絶望的に苦手なんだそうで、一時期は自分でデジタルで色を入れてたんだけど、こりゃ駄目だってことで、今はデザイナーさんがいれてるんだって。そんなことってあるんだぁ。苦手なものがあっても、それを補って余りある才能があれば、カバーできるんだなって言うお手本みたいな話ですね。

そんなヨシタニさんは、最初自費出版で絵本?画集?を作って売っていたのだけど、なかなか売れないし、最後は邪魔になってどんどん人に上げていたら、ある人の目に留まって、画集を出すことになったんだとか。それだけ絵に魅力があったってことですが、自費出版ってヘタに売ろうとするよりも、営業と思って配るというのもアリなんだなーと思いました(てか、これを知って真似する人多そう(笑))。そしてそれがきっかけて「絵本を書いてみないか」という話が来て、今があるんだそう。

ヨシタニさんの作品って、とりとめない思い付きがひたすら続いて行くようなものが多くて、この人って子供の頃から変わってないんだろうなー、子供の頃にどんなこと考えてたか、忘れてないんだろなーって思うんですが、最初の画集でその片鱗があったのでしょうね。

そんなヨシタニさんの画材は、コピックの細いペン。コピックと言えばマーカー。こんな細いペンがあったって初めて知りました。私も使ってみようかなぁ。

そして、大阪会場だけの特別展示として、長谷川義史さんの原画が展示されていました。なんて贅沢な!室井滋さんとのトークイベントもあったんだそう。私は長谷川さんは「ぼくがラーメン食べてるとき」が大好きなんですが、それは置いてなくてガッカリ。あれは絶対読むべき本。

大満足で見終わり、グッズコーナーへ。先ほども書いたけど、一番欲しかった酒井さんのバッジは売り切れで、酒井さんが表紙のアリス特集のMOEバックナンバーと、もうマステは買わない宣言してたのに、大好きな「BとIとRとD」につい手が伸び、樋口さんのネコもかわいすぎて、ついお買い上げ。


                  


MOE40th Anniversary 島田ゆか・酒井駒子・ヒグチユウコ・ヨシタケシンスケ・なかやみわ5人展
2018年12月19日(水)〜2019年1月7日(月)[予定]阪急うめだ本店 
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/gallery_moe/


MOEは創刊40周年を迎えます。
これを記念して、5名の絵本作家の原画を約40点ずつ、
合計約200点が一堂に会する展覧会を開催します。

世界観や絵の表現方法、作風などもまったく異なる5名の絵本作家たちの「部屋」をそれぞれに設け、絵本原画とともに「大切にしているもの」を展示。さらに絵本づくりへの思いなどを作家の言葉を通して紹介し、それぞれの絵本の魅力に迫ります。またMOEの40年の歴史をたどることで、その時々の絵本の歩みを振り返る展示も。絵本の多様な魅力と、可能性をお楽しみいただく展覧会です。

さらに、阪急うめだ本店スペシャル企画として、室井滋さん、長谷川義史さんのコーナーを特設。お二人が手がけた最新絵本『すきま地蔵』の原画をこの会場限定で展示します。こちらもお見逃しなく!

MOE 40th Anniversary 5人展
島田ゆか 酒井駒子 ヒグチユウコ
ヨシタケシンスケ なかやみわ

2018年12月19日(水)〜2019年1月7日(月)
大阪・阪急うめだ本店
大阪府大阪市北区角田町8-7
TEL. 06-6361-1381
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/gallery_moe/

入場料(税込)
当日|一般800円、高校・中学生600円、小学生以下無料
前売|一般700円、高校・中学生500円
※閉場30分前までにご入場ください。
※催し最終日は午後6時閉場。
※2019年1月1日(火・祝)は休業。
                  


2018年のクリスマス。49歳のクリスマスだわ!(懐)
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

アトピーの夫と暮らしています



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MINIATURE LIFE展〜田中達也 見立ての世界〜

181120_IMG_8046.JPG181120_IMG_8047.JPG2018.11.20 Tuesday
「MINIATURE LIFE展〜田中達也 見立ての世界〜」を見てきました。
NHK朝ドラ「ひよっこ」のタイトルバックで使用されたことで一躍有名になった田中氏。ミニチュア作家なのか?と思いきや、そうではなく、「ミニチュア写真家」「見立て作家」だそうで。「見立て」とは、いかに?
誰もが子どもの頃、身近なものを何かに見立てて遊んだ記憶が原点。本を建物に、ミカンをドームやUFOに、ブロッコリーを木に。アイデア次第でどんどん世界は広がります。すんごく楽しかった!カラフルな作品もたくさんありましたが、私は割とシックな作品が好きでした。
     
ネタバレになりますが、一番のお気に入りは、右上の音符をせっせと掘る「隠れた名曲を掘り起こす」と真ん中のプラスキーを葬る「死んでもプラス思考」でした。上の9枚の中では、右下の「リンゴ・スター」だけ、ちょっとカラフル。

最後に「ひよっこ」タイトルバックで使われたセットが展示してあり、穴から覗くと景色にしか見えないのに、実際に並んでいたのはお弁当箱などの雑貨類。「見立て」楽しい!

下の9枚は、会場に写真用のセットとして作られてたブロッコリーと、入り口近くで撮ったオットが何故かミニチュアに見えたり、唯一見立ての世界に入り込んで撮れるスポットで撮ったもの。それと、身近な文房具を見立てたもの。

田中氏の創作のヒミツにも触れていて、アイデアをメモったり、たくさんのミニチュア人形や食品サンプル、ボタンなどの日常品を常備し、それに加工を加えて作品としたりする様子は、ホント、マメだなぁ。。。でも楽しくて仕方がないんだろうなぁ。コレクションやアプローチはドールハウスに似てるけど、ドールハウスのように「そのものの縮小した形を再現」するのではなく、「そのままで他のものに見せる」手法は、ホント鮮やか。

なんか大きな刺激を受けました!二人での創作の世界を模索するきっかけになりそう。今年はそんな展示に出会うことが多かったなぁ。Tupera Tupera展とか。頑張ろう!!

MINIATURE LIFE展〜田中達也 見立ての世界〜
2018年10月5日(金)〜11月25日(日)テレピアホール
http://miniature-calendar.com/exhibition/
クロワッサンが青空に浮かぶ雲に、ブロッコリーが大きな木に、プリンが南の島に…。
ミニチュア写真家・田中達也は、日常のものを題材にして見立てた写真作品を、2011年から一日も休むことなくインターネット上で発表しています。
その作品世界は、思わずくすっと笑ってしまったり、さすが!と唸ってしまうような楽しいものばかり。なんとSNSのフォロワーは海外を含め140万人を超え、さらに増え続けています。(2018年7月現在)
2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックも担当し、
現在もっとも旬なアーティストとして活躍の場を広げています。
展覧会では、代表作品より写真を100点、作品を30点、合わせて約130点を選りすぐり、実物のミニチュア作品も展覧します。

主催:東海テレビ放送、中日新聞社
企画制作:NHKサービスセンター、株式会社CoCo
企画協力:株式会社MINIATURE LIFE
お問合せ:東海テレビ放送 事業部 052-954-1107(平日10:00〜18:00
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11/11(日)〜11/13(火)もうメロンは終わり(味がほぼほぼ瓜なんだもん)。
今年は柿とリンゴをよく食べる秋なんだけど、ようやく和の梨(南水)が買えた。なんてみずみずしいのだ〜♡
181111_181113_IMG_7442.JPG


                  


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三度目の殺人。

181001_IMG_5555.jpg2018.10.10 Wednesday
普段は「イラストレーターです」と名乗ります。
仕事内容的には、漫画も描くし、キャラクターも作るし、エッセイなど文章も書きます。でもまだまだ比率的には「イラストレーター」が正しい。

とはいえ、いろいろやってきて、自分は何がしたいんだろう、と改めて
問うた時に「じゃあどう呼ばれたいんだろう」と考えると「作家」と
呼ばれるのが一番うれしいことに、先日ジュンク堂さんのイベントで
気付いたのです。

「名古屋の作家さんと楽しいイベント」と書かれているのを見て
ああ、このままこの先もこう呼んでもらえるように頑張りたい。
と心から思いました。

そして、周りの頑張っている素晴らしい方々を応援できる自分でいたい。
そのために、もっと力が必要だなーと実感しています。
この先どうすればいいだろう?そんな話をしながら、紅茶を飲んでいると、時間が過ぎるのはあっと言う間。
一社のTEA-MODEの紅茶です。夏はコーヒー党ですが、秋になると紅茶が飲みたくなります。


                  


→映画鑑賞メモ

映画「三度目の殺人」を見た。昔から法廷・裁判ものが好きなので、楽しめた。
役所広司の存在感・圧倒的な演技力が素晴らしかったけれど、それに対峙して
クールな「勝利主義」から「正義を追求」しようと変わっていく福山もなかなかよかった。
広瀬すずも予想外に良かったし、斉藤由貴は相変わらず気持ち悪くゾクゾクした。さすが。
土ドラ前クールで、娘に依存する母親を怪演していたけど、この映画を見てのキャスティングだったのかもと思えるほど。

法廷ものは基本的には最後に向かって真実が暴かれるものだけれど、この映画は是枝監督曰く
「あえてもやもやが残る結末にした」のだそうだ。
役所広司は、前任にも悪人にも見えるし、正常な人にも異常者やサイコパスにも見える。
ただひとつだけ、すずちゃんをかばおうとして彼が殺人を犯したというのは真実なんだろうと思う。

この映画の最大の疑問はそのタイトルにある。「三度目の殺人」の三度目とは?
役所広司はかつて人を殺した前科者だったので、二度は殺人を犯している。では三度目は?

・最後に死刑を宣告された役所広司を殺した「司法」による殺人。
・自分を死刑になるように裁判を仕向けた役所広司自身による殺人。
・勝利主義だった弁護士である福山の社会的な抹殺。(今回勝てなかったばかりか、真実を追求することことすら
できなかったことによる無力感・虚無感によって、弁護士を続けられなくなる可能性)

など様々に考えられる。
とても深い、味わい深い映画だった。見てよかった。
撮影が先日トークショーに伺った瀧本さんで、やっぱり素晴らしかった。


                  


10/2(火)〜10/7(日)
10月一週は最後にノンビリ。ホントは1日から生活が変化する予定が、諸々先方の手続きに不備があり。。。
また忙しくなりそうだけど、食べ物の質は落とさないようにしたいものです。
最後の写真は、ライブペイントが終わって、ホッと一息ついたところ。このあとテレビ塔へ。
181002_181005_IMG_5742.JPG181005_181007_IMG_5819.JPG


                  


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海賊とよばれた男

180929_IMG_5512.JPG180929_IMG_5525.JPG2018.09.29 Saturday
数年前に、プリザーブドフラワーの会社で
週2くらいでバイトしてた頃の写真。
元々手芸好きなので、面白そう♡って
面接受けたら、イラストレーターなら
デザインセンスあるでしょうってことで
なかなかの倍率の中、見事採用。
しかし、やってみると、想像してたような
優雅な世界ではなく、これ、手が痛くなる。

2枚目左上のようなパーツを使って、ひたすら
バラや添え物の茎を作ったり、来る日も来る日も
くるくるくるくる作っておりました。
    
アレンジデザインは歩合制で、一個売れるごとに
数百円入り、人気のアレンジは一日数十個売れるので
これは美味しいかも♡と張り切って
デザインしたアレンジが一番大きな写真。

売れっ子の人は、売れすぎて扶養範囲超えちゃって
あせってたり(私は扶養範囲関係ないので、ひたすらうらやましい)。
しかし過酷な制作で、腱鞘炎にかかったと聞き、やっぱ無理かも。。。
。。。結局、絵の仕事に差し支えるので、半年くらいで退職。
    
歩合が乗る分、原価計算がシビアで、真ん中のが作りたかったけど
これだと定価1万円以上になってしまうので、新人はダメだって。
一円削るのに、メチャ工夫して、いろいろ勉強になった。
下の方の写真は試行錯誤してる最中。右上のは初めて作った
アレンジで、デザインは他の人。
    
辞める時には社長が惜しんでくれて、ありがたかった。
割とすぐに売り切れたので、続けてたら、いい線行ったかも?と
今でもたまに思う。


                  


180928kaizoku01.jpg2018.09.28 Friday
出光興産創業者の出光佐三をモデルに描いた歴史大作。
この人が、欧米大手の参入を許さず踏ん張らなかったら
今頃日本は、ほとんど植民地みたいになってたんでは
なかろうか。。。

今も、工業製品の不振が続く米国から、関税25%などという
馬鹿げた条件を突き付けられたり、沖縄の普天間基地問題で
未だ基地を押し付けられたり(新しく選ばれた県知事が
基地反対派だったことで、住民がNoを突きつけたことが
明らかになった)、米国の言いなりになっているというのに。

岡田くんカッコイイ。綾瀬はるか可愛すぎ、悲しすぎ。
原作では、二番目の奥さんのこともキチンと描いているのに
最初の奥さん、美化し過ぎじゃないかしら。(泣いたけど)

部下の子が軍の飛行機で帰る途中に襲撃されたときは
嫌な予感しかしなかったし。。。
最後に命懸けでイランから石油持って帰ってきたくだりも、上手くいったから感動の美談になったけど
英国に襲われて海の藻屑になってたら、ほとんど犯罪なんじゃなかろうか。

とは思うけど、泣けるわ〜〜〜〜
特に黒木華が登場した時、ピピッときたわ。あ、これ、綾瀬はるかの写真とか遺品持ってきたなって。
子供ができないから身を引いた綾瀬はるか(というかユキ)は、その後も鉄造を思い続け
記事をスクラップし、鉄造に子ができたことをわがことのように喜びながら、生涯独身を貫いて
老人ホームで1人息を引き取ったというのだ。。。ああ、切ない。
んでも実際に、子ができないと女のせいにされて、離縁されるって、よくあることだったんだろうな。。。


                  


9/22(土)〜9/24(月)
3連休中。日曜日は所用でお出かけ。この週はそこそこいい天気だったのね。
しかしその後、ずーーーっと天気悪くて、洗濯も出来ないし、オット撮影にも行けないし。
今日は台風一過で天気よかった。思いっきり洗濯するぞー。
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人生フルーツ

180922_IMG_5302.jpg2018.09.22 Saturday
極上のファンタジー。得難い楽園が、そこにある。

クヌギ、コナラ等の雑木の庭で、自作した作物で、ジャムや
デザートまでこしらえて、丁寧に料理した食事の並ぶ食卓。
バリっとアイロンのかかったクロスには美しい刺繡。
30畳の広いワン・ルームの片隅には機織り機まである。

90歳の建築家のご主人が、師であった建築家アントニン・レーモンドの旧宅を模して設計した建物には、玄関も無く
庭からフラリと入れるようになっている。このラフな感じが、ご夫婦のたたずまいをも表している。
かしこまらず、ただ日々を丁寧に暮らす。日々を消費するだけのほとんどの現代人には、理想郷のようだ。

「家は、暮らしの宝箱でなくてはならない」(ル・コルビュジエ)
「すべての答えは、偉大なる自然のなかにある」(アントニオ・ガウディ)
「長く生きるほど、人生は美しくなる」(フランク・ロイド・ライト)

この三つの言葉が、ご夫妻の暮らしや人生を集約している。


                  


言葉少ななご主人の修一さんに比べて、奥さまの英子さんは84歳とは思えないはっきりとした口調で語る。
バスでデパート?まで行き、20年来の付き合いだという八百屋さんや魚屋さんで「今日はいいトロある?」と
対面で買い物しながら「やっぱり人なのよ、長い付き合いでね、わかってる人からでないと買えないの」
コンビニで買い物したことが一度もないそう。

ガスレンジですら恐る恐る使い始めたので、レンジなんてとんでもない!
と、ガスオーブンは駆使しながら、和食からジャム、ケーキまで、なんでも作ってしまう。
朝は修一さんは和食で、英子さんはパン食。修一さんのためだけにキチンと数品おかずを準備する。
英子さんのパンには、庭で採れた果実で作ったジャムをたっぷりと。

そんな食事の合間も、二人は休むことなく動き続けている。庭仕事や障子貼りなど、やることはいくらでも尽きない。
忙しい日々の合間に孫のはなこさんのために作ったというドールハウスが圧巻。

半田市の造り酒屋のお嬢様であった英子さんは、育ちの良い人らしく、夜眠るとき以外は女の子は
横になってはいけないとしつけられたと話すけれど、本当にそんな感じでずっと働いている。
様々な便利な既製品や機械類は使わず、ゆっくりと時間をかけて、家事をこなし、手仕事をして暮らす。
ゆったりとした動作で、高齢のお二人が、一つ一つ丁寧に時間をかけても、こんなにもいろんなことができる。

文明が進んで便利になったはずなのに、どうして私たちは未だにこんなに忙しく、時間に追われているんだろう?
気付くと、今日一日何をしたっけ?と首をかしげることもしばしばだ。
改めて不思議になった。

この暮らしそのままには出来ないけれど、お二人の言葉や精神は、忘れずにいたいことが多かった。

例えば、修一さんは、英子さんが「一番のガールフレンド」だという。90と84になっても二人は恋人同士だってこと。
そして英子さんは、とにかく修一さんが一番で、修一さんのためになることを心がけているのだという。
毎日毎日飛び切りのご馳走を作り続けるのも修一さんのため。
修一さんのためになることが、引いては自分自身のためになるのだという。

そう言いつつ、リビングのテーブルの位置は、庭の近くがいいという修一さんの意見を抑えて
「少し遠巻きに見る方がいい」という英子さんの意志を通している。
さりげなく、ちゃんと英子さん流に物事が進んでいる。
賢い女性は、そうやって夫を支えて、夫を活躍させ、後ろからコッソリ主導権を握って、家庭を回して行くのだ。
見習わねば(笑)


                  


https://www.hbf.or.jp/magazine/article/hbf2016_vol6
第42回放送文化基金賞 2016年9月26日
テレビエンターテインメント番組 [最優秀賞]
「人生フルーツ ある建築家と雑木林のものがたり」の舞台を訪ねて
 聞き手・文 / 堀川とんこう(テレビエンターテインメント番組 審査委員長)
 語り手 / 阿武野勝彦(あぶの かつひこ)(東海テレビ・報道局プロデューサー)
      伏原健之(ふしはら けんし)(東海テレビ・報道局ディレクター)
エンタメ部門の最優秀賞『人生フルーツ』は、ある老夫婦のゆったりとした暮らしぶりを
静かに見つめた素晴らしい作品だが、こういうにじみ出るような味わいは、そう簡単に
作り出せるものではない。この作品はどのようにして生まれたのだろう?
番組を制作した東海テレビのスタッフと、描かれたご夫婦の家を訪ねることにした。

阿武野さんはドキュメンタリーの世界ではつとに有名な人で、お目にかかったこともあり
『死刑弁護人』など、何本かの作品も拝見している。
この作品が表現したもの、いわゆるメッセージは必ずしもわかり易くはない。
流行りのテレビ番組の味わいとは違ったものだろう。
狙いが伝わるという自信は?
伏原D
 何が撮れているのか、撮れたものがあるのか、わからなかった。
 2年も取材して、400本も廻して、とんでもない駄作をつくってしまったか、と非常に不安だった。
 もうこれで次はないかと。カメラマンの村田にも、何も起こらないものを撮ることになるかもしれない
 と不安を打ち明けて、納得してもらった。

阿武野P
 私は心配していなかった。とにかく取材先へ回数多く通え。通えば必ず撮れている。
 日常に入り込んでじっと観察し続けろ、とアドバイスした。
撮れている、撮れているはずだ、というのはおもしろい。
ディレクターが意識しないものが撮れているということだろうか。
ドラマでは使わない言い方です
伏原D
 修一という人に惚れ込んでいたが、好きだと悟られないように作りたい、と思った。
 修一さんに自分の父親を重ね合わせているところがあった。
 父は自分の生き方というようなことは語らないが、語りたいことはあるに違いない。
 こっちも聞きたいことはあった。

阿武野P
 イベントを撮ろうとするな、日常を積み重ねろ。
 イベントは撮っても結局使えないぞと言っていた。

伏原D
 それでも、なにかドラマチックなことが起これ、起これと毎日思っていた
 知らなかった過去が出てくるとか、夫婦の大ゲンカとか。
 隣人が凄い迷惑をしていて、この木を切れといってくるとか。
 でも何も起こらないので、あせって小手先のテクニックを使おうかという誘惑を感じたりもした。
 取材対象を動かすとか、長年やってきてそういう引き出しがなくもないので。
ドラマや盛り上がるシーンが欲しいというのは、テレビマンなら当然望むことだろう。
ついつい「演出」の手を加えたくなる、という気持ちもよく分かる。

しかしじっと我慢してフィルムを回すうち、一番のドラマが起こる。修一さんの突然の死。
まさにこのドキュメンタリーは、今このときでなければ成立しなかったのだ。
あと一年早くても、一年遅くても、まったく別のものになっていただろう。
撮られるべくして撮られた作品。

修一さんが亡くなって、英子さんは「もうどうしていいかわからない」と言いながらも、日々の生活は脈々と
それまでと同じように過ぎて行く。あんなに毎日お料理していたのに
「もっとおいしいものをたくさん作ってあげれば良かった」と言う英子さん。
朝、自分のパン食と一緒に、修一さんの御前に供えるためだけに、キチンと一汁三菜用意するのも同じ。
こんなこと、誰にでも出来ることではない。

それでも高い場所や力仕事など、英子さんの手には負えないことが出てくる。
ついには業者に頼んで高枝を切ってもらう。修一さんに「私にはできないから許してね」と謝りながら。
そこが一番切なかった。

決して演出したわけではないけれど、修一さんの最後の仕事の工事が始まるところで、物語は終わる。
高蔵寺ニュータウンでは果たせなかった「人間らしい」街を創る仕事。
心を病んだ人が、ホッと和める場所を作りたいという依頼だった。


                  
畑も雑木林も少し荒れている。手入れが行き届かない。それもそのはずだ。
修一さんは去年の6月に亡くなった。番組のなかで描かれている通りだ。
主はもういないのだ。しかし、修一さんの強烈な個性は生き続けている。
生き続けてこの家に満ち満ちている。

それは番組に登場する温顔の好々爺の修一さんではない。
もっとわがままな才能、強烈に自己主張する個性。建築に関する哲学の実践。
英子さんはその哲学に優しく寄り添ったガールフレンドなのではないか。
作中に、そんな修一さんの一面が垣間見られるシーンがある。
デザートのさくらんぼヨーグルトに、うっかり英子さんが金属のスプーンを添えると
「これじゃないほうがいいんだ」と言って食べようとしない修一さん。
「ごめんなさいね」と慌てて木のスプーンを差しだす英子さん。
スプーンひとつにも、修一さんには哲学がある。単なるワガママとも言えるけれど(笑)

奥さまの英子さんは、日本のターシャ・テューダー。この生活は「大草原の小さな家」そのものだ。
どちらも荒れ地を開拓したフロンティア精神に溢れている。お二人も、公団の仕事としては成し得なかった
高蔵寺ニュータウンの土地に、雑木の森を作ることと目的に、雄々しくこの地に降り立ったのだ。
それから50年。木は大きく茂り、土は肥え、作物はたわわに実った。

「(子供たちに)何も遺せないけど、肥えた土地を遺すことだけはできる」という英子さんの言葉は
まさに開拓者の言葉だと思う。

けれど、昔の物のない時代に、否応なしに行われた手仕事と比べると、ターシャのも、ご夫婦のそれも
非常に贅沢な中に成り立っているのも事実。作中で貧乏だと英子さんが語るくだりがあるけれど
それは過去そうであった時期もあるかもしれないけれど、少なくとも撮影当時はそうではないだろう。

まず、車がなくても生活できる土地に、これだけの作物の採れる庭を持つ人がどれだけいるだろう。
野菜のほとんどをを自給自足しているとはいえ、老後、年金で暮らしながら、デパートで買い物できる
余裕のある層は、そうはいないだろう。
好むと好まざるに関わらず、スーパーの特売に頼るしかないのが現実だ。

一見、とても人間らしい、つつましやかな、清貧な暮らしに見えて、その実は贅沢な暮らしなのだ。
誰もが実現できる生活ではない。例え英子さんと同じくらい手仕事が得意だとしても、日々の糧を得るための
仕事に追われ、忙殺されて、生活から潤いは失われて行く。

そういった意味でも、この夫婦の生活は「奇跡」とも「ファンタジー」とも言えるのだ。


                  


映画自体もいろいろ考えさせられたけれど、途中に差し込んだテレビマンへのインタビューも興味深かった。
「演出をするな」「イベントを撮るな」といういわゆる「テレビらしさ」とは真逆を行く作り方には特に。

少し前に、あるお店のオーナーを取材した際のことを思い出した。
依頼は、店ではなくオーナー個人に迫って欲しいというものだったので、いろいろ尋ねると、その人は怒り出した。
どうやら店の宣伝をしてもらえると思ったようで、自分の個人的なことは書いて欲しくないというのだ。
(という割には、ペラペラしゃべって、そのあと「これ書くの?」と聞いてきて切れるという。。。
書いて欲しくないなら、しゃべらなければ良いのにねー。雑談じゃなくて取材なんだからさ。)

その媒体の趣旨は、面白い活動をしている人にスポットを当てて応援するというもの。
その趣旨が伝わっていないのは、媒体側の問題でもある。
オーナーにスポットが当たれば、おのずから店も繁盛すると思うんだが、どうやらそれは嫌らしい。

それで結局、オーナーではなく店長に話を聞くことにしたのだけど、そのお店がとても
素敵なコンセプトのお店だったので、何か誕生秘話というか、作るに当たっての哲学やストーリーなど
そう言った何かがないかと、尋ねたところ
「そんなものありません。ストーリーが無くちゃいけないんですか?」
と逆に尋ねられた。

その時は返答しなかったけど、答えを言うなら「Yes」である。
今の時代は、ただのモノは売れない。けれど、そこに物語があれば、高額でも売れるのだ。

オーナーには哲学などなく、その一見素敵なコンセプトは、ただ「ニッチな分野だし、儲かりそうなんで
始めただけ」だとのこと。しかし結局、店は上手くいっておらず、他に所有してる他業態の店の利益で
辛うじて維持できているだけ。この店だけでは赤字なのだという。

いや、この店が上手くいかないのは「哲学がないから」やろ!と言いたいのをぐっと飲み込んだ。

けれど、このテレビマンのインタビューを読んだとき、こう思った。
「もしかして、私のしていたことは、過剰な演出だったのか?やたらドラマを欲しがるメディアの悪癖が出ていたのか?」

いや、そうではない。

修一さんと英子さんには、確固とした哲学があるから、すでに揺るぎない物語があるから
ただそれを追うだけで、素晴らしい世界観になるのだ。

哲学も物語も何もない店をどんなに追ったところで、そこに心を打つ世界など生まれはしない。

とは言え、私もプロの物書きですから、そこはしっかりと、取材の中からかすかに感じ取れた哲学を
必死につなぎ合わせて、大変素敵なお店としてご紹介させていただきました。

しかし、私に怒鳴りつけたオーナーは、さぞかし度肝を抜かれたことだろう。
「あれ?俺の店って、こんな素敵やったっけ」

#仕事の流儀 #ライターの仕事


                  


ナレーターの樹木希林さんが先日亡くなられた追悼番組として放送されて、ようやく見られた。
この映画が公開された2017年初頭は多忙を極めていて、とても劇場を足を運ぶなんてことはできなかったのだ。
その後もことごとく機会を逃し、見ることはないのかなぁと思いながら、それはそれで良しと思っていた。
(最近、世間で評判の映画を見ると、なぜかガッカリすることが多いので、あまり期待してなかった
というのもあるけれど)
うーん、やっぱり見られてよかった。

『人生フルーツ ある建築家と雑木林のものがたり』 東海テレビ放送
名古屋のベッドタウン、高蔵寺ニュータウンに90歳と87歳の老夫婦が暮らしている。
津端修一さんは建築家で、奥さんの英子さんは料理上手。敷地に雑木林を作り、野菜や果物を育てている。

1960年伊勢湾台風の高台移転として、日本住宅公団のエースだった修一さんが、高蔵寺ニュータウンの設計を
任された。雑木林を風の通り道にし、元の土地の記憶を残そうとした理想の街づくりだった。
しかし時代は経済優先、詰め込み型の集合住宅化へと変更。
大きな挫折だったが、それでもこの町に住み続けて50年がたった。
小さな苗木は雑木林に成長し、畑では100種類もの野菜や果実が育つ。

英子さんは、畑でとれた作物で修一さんに手料理をふるまう日々。
彼女は言う、「食は命」と。2人の家は30畳一間の丸太小屋。その暮らしはまるで現代の桃源郷のよう。

2人は言う「年を重ねるごとに美しくなる人生にしたい」と。
スローライフというとちょっと軽いし、半自給自足というと何だか泥臭い…。
えも言われぬ夫婦の暮らしを追って“人生のものがたり”を描いた。

プロデューサー 阿武野 勝彦 音響効果 久保田 吉根
ディレクター 伏原 健之 TK 須田 麻記子
撮影 村田 敦崇 音楽 村井 秀清
音声 伊藤 紀明 音楽プロデューサー 岡田 こずえ
編集 奥田 繁 ナレーション 樹木 希林
                  


9/13(木)〜9/15(土)
素敵な手仕事生活をしていそうな生田さんちの五平餅とカレーは最高!
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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BOWIE FACES と SUGIZO × SUKITA

2018.09.07 Friday
納屋橋の高山額縁店さんで翌8日から開催の「BOWIE FACES」。7名の写真家によるデヴィッド・ボウイの写真展。
ご縁あってレセプションに参加させていただいてビックリ。名古屋のどこに、こんなにオシャレな人おったんか!
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知らない人ばっかかと思いきや、友人知人も
たくさんいて、知らない人とも友達になって
久しぶりに楽しい夜でした。
明治と大正のカブトビール飲み比べも
楽しかったー!!

カブトビールの飲み比べは、単なる地ビールの
飲み比べではなく、高級なセレブの飲み物だった
明治期(コクのある赤ビール)と、庶民の飲み物に
変わって行った大正期(のど越しのいい現在の
ビールに近い味)のそのままのレシピを味わえる
貴重な体験。

主催の岡田さん、マリコさん、一緒に過ごして
下さった皆様、ありがとうございました♡

7名のうちの唯一の日本人・鋤田正義さん。
鋤田さんの写真は、どれもホント良い表情をとらえておられて、胸キュンキュンになってしまいました。
ジギースターダストのグラムなボウイ、山本寛斎の衣装に身を包み、髪を赤く染めて「ジギー」を演じきったボウイと
ヒーローズの革ジャンにリラックスしたシンプルなファッションの自然体なボウイ。どちらもカッコイイ。

世界的アーティストを撮り続ける傘寿、「最高作」は母の写真
インタビュー・80歳写真家の鋤田正義さん(朝日新聞Reライフプロジェクト)
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2018.09.08 Saturday
前日のボウイの写真展レセプションのコーフンも冷めやらぬまま
今日はボウイのポートレイトを撮影した唯一の日本人写真家・
鋤田正義さんのトークショーへ。

ちょうどパルコギャラリーで開催中のLUNA SEAスギゾーさんの
写真展にも伺い、鋤田さんとお話させていただき、またまた
大コーフンの一日。

トークショーや前日の展覧会の感想などお伝えできて
うれしかった。トークショーのお母様との逸話など、ホント
感動的で、最初に撮ったお母様の写真を今も越えられないと
おっしゃり、表現と言うものの奥深さを感じる。
写真家101人が「私の1枚」を出品する企画があり、ボウイか
母か悩んで母の写真を出展。

この顔のない母の写真が、普遍的な「日本の母」になったこと。
それから、ヒーローズで使われた写真も、元は自費でライフワークで撮影していた写真が
後にボウイに気に入られて採用されたこと。

やりたいことをやることが大事。やりたくないことや向いてないことを努力したり頑張ったりする必要はない。
どんなに大変でも努力とは感じない、苦労とは感じないような「何か」を見つけることが肝。

とにかく感動がいっぱいで。。。こんな体験が名古屋でできるなんて!
ホント主催してくださったお三方に感謝感謝。岡田さん、マリコさん、お疲れ様でした!
(写真:スギゾーさん関係以外、あいざわけいこさん撮影。あいざわさん、いつもありがとうです!)

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スギゾーさんの写真展もよかった。繊細ながらのTATOOも、写真の撮りようでめっちゃアートになるのね、とか。
ここにこの色だけ、少しだけ色が入ってて、差し色みたいになってるのが素敵。計算?偶然?さすが。
片目にだけ光が当たってる写真とか、SUGIZOさんの目力やキャラクターを生かした写真とか。
故郷の秦野を歩いてるだけで、田舎なだけにロッカーが歩いてると違和感があって、その違和感が面白い。
高校でバレーボール持ってたり、青春が似合わない(笑)その感じとか。
ステージはとにかくカッコ良くて。
彫刻の森美術館での鋤田さんの写真展で、スギゾーさんがギター弾いてるのに観客がスルーして
写真見入ってる写真とか面白い。これ、スギゾーさんに目線合わせてたり、スマホ向けてたりしたら台無し。
あくまでも孤独な感じがイイ。どうやって撮ったんだろ?


                  


カレーの最後はきしめん。すずかぜういろは、本くずを使った高級品。いつものほぼ倍の金額だけど買っちゃった。
そこまでが夏。すいかも大きなものを買ったのはこれがこの夏最後。イチジクが登場すると秋だなぁと思う。
栗スイーツ、芋スイーツも続々登場するよ。
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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