ファンというある意味恐ろしいもの。

2016.11.05 Saturday
161105tym1.jpg161105tym2.jpg小室哲哉がインタビュー(?)で、80〜90年代はライブは後回しで
とにかくCDが売れることが全ての指標という、分かりやすい時代だった
と語っていた。
当時はミリオンヒットがアホみたいに出た時代だったけど
今は大ヒットでも数万枚。
    
本が売れない売れないというけど、DL配信だらけの音楽市場よりマシなのかと
最近まで思っていたけれど、どうやらそうでもないらしい。
ファンを大事に活動して行くアーティストにとっては、CDの売れ行きがなくても
ライブ活動だけで食べて行けるのだ。
そういう人たちは、決して今の時代を悲観視してはいないらしい。
    
もちろん、レコード会社やSHOPの方たちにとっては死活問題だが
ことアーティストにとっては、ファンをつかむことが出来れば
どうにかなる時代なのだ。
あ、でも作家もファンが付けばやっぱり本は売れる。
単体でいい作品かどうかより、誰が描いたかが大事なのだ。
やっぱ詰まるところはファンの存在なんだよね。
    
イエローモンキーが今年再結成した。
彼らはあのCDバカ売れだった90年代からライブバンドで
ツアーで10万人近い人数動員したり、武道館いっぱいに出来るのに
CDが売れなくて苦労していたのだけど
今の時代にはピッタリのバンドだったのだと思う。
    
今思うと、ヒット曲もないのに、ライブでそれだけ動員できたってホントスゴイよね。
吉井さんにファンの作り方について語って欲しい(笑)
     
ライブで人気が出たのは楽曲の良さもだけど、MCの面白さから。
最初はMCが苦手で、女装してオネエキャラにしたら、何とかやれるようになって人気が出たそうで。

先日「情熱大陸」(涙なしでは見れんかった)でやってたけど
彼らを初期から買っていた渋谷のライブハウス「ラ・ママ」のオーナーですら
「吉井君がこんなに歌えるようになるとは思わなかった」というくらい、最初は歌も下手だったのよね。
テクニックじゃないってことなんだよなぁ。


                  


161105noman.jpg怒涛の締切第一弾が昨日で、何とか納品して、次の締切もどうにかなりそうなので
思わず、ずーーーーっと見たかったウォーキングデッドのシーズン7見ちゃった。

見てる人はわかるけど、シーズン6の最後がとんでもなかったので(主要キャストの誰か(誰かわからない)が、残酷に殺されるシーンで終わっていた)
みんなこの半年、今か今かと待っていたのだ。
展開はあらかた分かっていたけど、いやーーーーーーー、ひどすぎる。なんじゃこれは。
これもう親子で見られる番組じゃないな。

魅力的な新キャラも登場して、先は楽しみだけど、やっぱ昨日見た映像が衝撃的過ぎて
今朝起きて又思いだして涙ぐんだりして。こんなドラマ、初めてだわー。ああ、仕事しなくちゃ。

それにしても、このドラマがすごいのは、6の最後の時点で、誰が死ぬか決めてなくて
秘密保持のため、監督と脚本家だけで話を進めて、キャストにも知らせないために
殺されるシーンを全員分撮影したんだって。
そして、既に社会現象ともなる人気なので、死なせる人物によっては、今後見なくなってしまう視聴者もいるので
誰を死なせるか、本当に本当に迷ったのだろう。
ファンってホント凄いね。ありがたいものではあるけど、同時に怖くもある。

だって、その想いが永遠に続くなんて言う保証はどこにもない訳で。
ほんの気まぐれで数日後には興味なくしてるかもしれないし、ちょっとしたことでアンチになる可能性だってある。
一度ファンになるほど、強い感情を持たれただけに、マイナスの感情が一気に膨らむ危険をはらんでいるのだ。

私自身は、特に誰のファンと言うこともないけど
強いてあげるなら、子供の頃のカールが好きだったわー。めっちゃかわいかった。
人間って大人になると、顔が伸びるんだということが、彼を見てるとよくわかる。
もちろん今も男前。
161105twd.jpg161105twd2.jpg


                  


ご飯写真。載せる余裕が全くなくて、めっちゃサボってた!まだ10/20までの分!
161020_IMG_6594.jpg


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。


#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター →9/22 New!
クチコミ.jp
ブクレコ


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

<< 電子書籍の印税。 戻る a・鳥・家だよりmail版・vol.15 >>