チャイナペイントとは

チャイナ=磁器のことです。
英語で磁器はポーセリンといいますが、
最初にヨーロッパに磁器をもたらしたのが、中国からであったので、
今でも磁器の事をチャイナと呼びます。
その磁器に上絵付けを施すことを「チャイナペイント」といいます。

上絵付けとは、すでに釉薬がかかっていて、そのままでも使用に耐えうる磁器に
専用の絵の具と油で絵付けをして、約800℃で焼き付けたものです。
それに対して、素焼きの段階で絵付けを施して、
その上から釉薬をかけて、1300℃の本焼きをしたものを
下絵付け(染付け)といいます。

チャイナペイントには、平筆を使ってダイナミック描く、絵画のように幻想的な「アメリカン」と
丸筆を使って緻密に描く、華やかで繊細な「ヨーロピアン」があります。

わたしが習っているのは「ヨーロピアン」のほうで
正式には「ヨーロピアン・ポースレインアート」といいます。



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