トリモノ帖

鳥に関するあらゆるコト。あらゆるモノ。

世界中の鳥好きさんに捧ぐ。

神話伝説の鳥図鑑・その12『ヴィゾフニル』

080731vidohunir.jpg北欧神話に登場する雄鶏。
古ノルド語、「木の蛇」の意。
英名: Vidohunir

世界の真ん中にある木(ユグドラシル)
のてっぺんにとまっていて、輝く体で
世界中を明るく照らすとされる。

※ユグドラシル(古ノルド語)は、北欧神話に登場する「世界」を体現する
 巨大な木であり、「世界樹」もしくは「宇宙樹」とも呼ばれる。

館リュルに入るためには、ヴィゾフニルの肉が必要だが、
ヴィゾフニルを唯一殺すことのできる武器レーヴァテインを
手に入れるためにはヴィゾフニルの尾羽が必要であるという、
堂々巡りの謎掛けが出される。

北欧神話に登場する鷹ヴェズルフェルニル
鷲の姿をした巨人フレースヴェルグとしばしば混同される。

画像はヴァイキング時代のタペストリー。

2008/07/31 Thu
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ニワトリの動物学 (アニマルサイエンス) /岡本 新

080701doubutugaku.jpg渋い本だぁ、と思ったら
東大の出版会ということで
東大の教授などの研究をまとめた
本を出版する専門の会社なのかな。

この本はシリーズ5冊の完結編。
「ブタ」「イヌ」「ウシ」が他にあるらしいけど
もう一冊はなんだろう?
この中でイヌが圧倒的に読まれそうな気がする。

イヌを読むヒトはペットとの交流目的で
残り三冊は家畜として読まれるんだろうな。
そう考えると何となく切ない。
    
  
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道を歩けばトリ・・・その3・駅タイルのトリさん

080729bird.jpgお引っ越しのため、南船橋のIKEAに
週末ごとに通っていた頃。

駅で見かけたトリさんタイル。


2008/07/29 Tue
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ジョナサン×平賀まりこ オリジナル絵皿

080728jyona1.jpgわたしはジョナサンの回し者でも
なんでもないのですが
こんな素敵なキャンペーンを
やっておられる模様。

しかしかわゆい鳥さんですなぁ。
(うっとり)


    
   
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にわとりちゃんとこぎつねくん

080726niwatori_kogitune.jpg鳥が主人公の物語の中でもアヒルやニワトリは、
騒々しくちょっとおっちょこちょいで
愚かだと言う設定が多いものですが、この物語は
どこまでも心やさしいニワトリちゃんが主人公。

自分を食べてしまうかもしれないこぎつねに
どこまでも献身的に友情を示すにわとりちゃん。
(にわとりというからには、
子供ではないのでしょうか?)

素敵なお話です。
    
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道を歩けばトリ・・・その2・巣ごもり鳥さんタイル

080724bird_tree.jpgどこで見たんだっけ?
お散歩中に発見。
ほのぼのしたいい感じのイラスト。
(その後、わたしではなく、オットが
中野付近で撮影したものだと判明。
最近オットはわたしより、道ばたの
トリモノに敏感で偉いのだ)

すごいアートにも
子供の落書きにも
どっちにも見えるんだけど
有名な方の絵だったら
どうしましょ。

まぁわたしは大好きなんで
「好きです☆」
とここで告白しておきますが。


2008/07/26 Sat
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神話伝説の鳥図鑑・その11『シームルグ』

080725shimurugu.jpgイラン(ペルシャ)神話に登場する
伝説の巨鳥シームルグ。
ゾロアスター教聖典「アヴェスタ」では
サエーナ鳥(meregho saeno)。

サエーナとは猛禽の事を指し、
ワシや鷹のような姿をしていたとも、
鳥の体に犬の顔を持っていたともされる。
深い知識と智慧を持ち、人の言葉を解する
ことができたとされる。


画像はエッシャーのリトグラフ『球面鏡のある静物』(1934年11月)
シームルグはエッシャーの作品にしばしば登場する。
   
 
10世紀のフィルドゥスィーの叙事詩『シャー・ナーメ(王書)』中では
英雄ザール (Zal) の養父。
マヌーチヒル王の家臣サームに生まれた男の子がエルブルス山に捨てられ、
その赤子を拾って育てたのがシームルグ。シームルグに育てられ、
後に父サームの元に戻り英雄となったのがザールである。
ザールと別れるときにその羽を与え、燃やせば召還に応じた。
ザールの妻が難産で苦しんでいたときにシームルグが現れ、
無事に子のロスタムを生むことができたとされる。

もともとシームルグは、ウォルカシャ海にある楽園の島に生える
生命の樹に棲んでいたが、この樹が悪魔(ダエーワ)たちに倒され、
枯れてしまったので、エルブルス山に住むようになった。
生命の樹の上でシームルグが羽ばたくと種子が地上や海に落ち、
様々な種類の植物が生え、また雨を降らせたという。

シンドバットの冒険に登場するロック鳥と近縁のものであり
鳳凰ガルーダとの類似も指摘されている。

2008/07/25 Fri
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チャボのオッカサン/ボブ グラハム (著)まつかわ まゆみ (翻訳)

080709chabo.jpg体は小さいけど、とっても
頼もしいチャボの”オッカサン”。

お母さんでもママでもかあさんでもなく
オッカサンとしたところが
とにかく素晴らしい。

めでたしめでたし、で終わるかと思いきや
何度も起こる不意うちに、
「いくつかのお話を一気に読んだようでいい」
とする人と
「ちょっとしつこい?」
と感じる人といて、賛否両論なようですが
他にはない発想の豊かさと温かな読後感に
すっかりオッカサンファンになってしまいます。
    
   
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小鳥の森のアロマキャンドル

080723candle.jpgガラス製のポットの中に
甘い香りのアロマキャンドル。
黄色の他にピンクやブルー
モノトーンがありました。

コレはミニサイズで、大きいものは
砂で模様が描かれていて凝ってます。

Francfranc にて購入。


2008/07/23 Wed
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にわとりさんはネ…/福井 達雨 (編集), 止揚学園園生

080705niwatori_san_hane.jpg知的障害のあるお子さんが
描いた絵本だそうですが
素朴な画風に惹かれて載せてみました。

タイトルの語りかけるような感じも
いいですよね。
    
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