トリモノ帖

鳥に関するあらゆるコト。あらゆるモノ。

世界中の鳥好きさんに捧ぐ。

コケッコーさんとはらぺこひよこ (コケッコーさんシリーズ 3)/かろくこうぼう

080521kokekko-san3.jpg2003年に月刊誌として出版されて以来、
多くの子育て中のお母さんや子どもたちに
愛されてきたコケッコーさんシリーズ第三弾。
(3にしたのは、この表紙とタイトルの
『はらぺこひよこ』に惹かれて → 自分を
見てるようで?)

背景の小物から1匹1匹のひよこたちの仕草や
表情まで、かわいさがぎゅっとつまった
絵本です。

このコケッコーさんの形態(タマゴにイヌの耳がくっついたような)は
とっても不思議ですが(てっぺんの角はトサカ)ひよこは文句なしにカワユイ。
それにしても、これだけのものを立体で作り上げるって大変そうだなぁ、
と同じ創作者として、気が遠くなる想いのするワタシなのでした。

続きをクリックすると、シリーズ4作品の説明に飛ぶことができます。

出版社/著者からの内容紹介
コケッコーさんと10匹のひよこたちがくり広げるにぎやかな日常を、
画面の隅々まで作り込まれた立体制作物でお届けします。

   
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3ばのちびのひよこ (ゆびにんぎょうえほん)/ニコラ スミィ (著), Nicola Smee (原著), 末吉 暁子 (翻訳)

080520chibi_hiyoko.jpg表紙のタマゴの中のひよこが
指人形になっていて
ページをめくるごとにひよこの数が
増えて行きます。
3匹全部そろったら「こっこっこっ」と
みんなで餌をついばみます。

読みながら指人形を動かすと
赤ちゃんは大喜び。
ちょっと大きくなると自分でも
遊ぶことができます。

とにかくかわいくて楽しい絵本。
    
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ひよことあひるのこ/ミラ・ギンズバーグ (著), ホセ・アルエーゴ (イラスト), さとう としお (翻訳)

080519hiyoko_ahiru.jpgこれはとってもかわいいお話。
絵もとってもきれいで可愛らしい。

二つのタマゴから孵った
ひよことあひるの子。

生まれて最初に見たもののあとをついて回る
と言うひよこ。
そして子供は何でも真似をしたがるもの。

ひよこも、自分よりちょっとだけ早く生まれた
あひるに負けないよう何でも真似してみせます。

でも、あひるの子にはできても、どうしても
ひよこにはできないことがありました。
    
果たしてそれは何でしょう?
    
  
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とんでもないおきゃくさま 新装版 - グリム童話/バーナデット・ワッツ (イラスト), ささき たづこ (翻訳)

080518okyaku_sama.jpgいたずら好きな「おんどり」と「めんどり」
=「とんでもないおきゃくさま」のお話。

とんでもないいたずらばかりしておきながら、
まったく罰が当たらないので、
教育的に疑問視する声はあるものの、
それを抜きにしても楽しめる愉快なお話です。

1990年に出た最初の版に対して
今年2008年に新装版が登場。

色鉛筆のようなやさしいタッチのイラストは
登場しない動物や背景まで丁寧に描かれていて
お話の筋を追う以外に、絵を眺めるだけでも
楽しめる絵本らしい絵本。
    
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ひよこのコンコンがとまらない - 北欧のむかしばなし/ポール・ガルドン (作・絵), 福本 友美子 (翻訳)

080517hiyoko_konkon.jpgひよこのタッペンの咳を止めるために、
大奮闘するお母さんのコッコさんのお話。

いずみに水をくれるように頼むと、
コップがあればあげるよと言われ
カシの木にコップがほしいと言えば
枝を揺すってくれればねと言われる。

そんなこんなでたらい回しにされながらも
無事タッペンは水を飲むことができたのでした。


こういった民話はちょっとずつ形を変えながら世界各地に存在するのですね。

◆出版社からの内容紹介
おおきなたねを のみこんで、コンコンと 
せきが とまらなくなってしまったひよこのタッペン。
めんどりのコッコさんは、タッペンをたすけようと はしりまわりますが……。

スカンジナビア半島に古くから伝わるお話を、絵本の名手ポール・ガルドンが
楽しい語り口に再話し、生き生きと躍動感あふれる絵をつけました。
くりかえしが愉快な昔話。
   
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10このちいさなおもちゃのあひる/エリック カール (著) くどう なおこ (翻訳)

080516omocya_ahiru.jpgはらぺこあおむし』で有名な
エリック・カールさんの音のなる仕掛け絵本。
カールさんの展示を見に行って、思わず
この本の展示の前で萌え萌えに。

グッズもあおむしくんに次ぐ数で
人気のほどが伺えます。
(購入したグッズはまた別の機会に♪)

気になるお話はと言うと・・・
工場から運ばれてゆく船から落ちた、
おもちゃのあひるたちの大冒険。


いろんな動物に出逢う場面が
いつものカールさんの美しい色彩で描かれ、
まるでポスターのような鮮やかさ。
訳者の工藤さんの歌うような文章は、
大人も子供もつい口ずさんでしまいます。

わたしはラストが何とも言えずお気に入り。
いつか実際にこんな光景が見られたら素敵だろうなぁ、と
つい鳥好き、あひる好きはわくわくしてしまうのです。
    
  
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鳥と花の贈りもの/串田孫一(文)叶内拓哉(写真)

080515torihana_okurimono.jpg表紙のやさしく愛らしい
イラストにひかれ、思わず購入。
そのときなんとワタシは¥500しか
持っていなくて、慌てて連れに
お金を借りてまで購入。

結局「いいよ、買ってあげるよ」
と買ってもらってしまいました。
えへへ。

いただきものになったことで、ますます
大切な本に。

中はカイドウやロウバイやハスなど、
美しい花と愛らしい小鳥たちの写真が
いっぱいで、思わず笑みがこぼれます。

添えられた文もやさしくあたたかく。
鳥好きさんもそうでない人も幸せな気分になれる
ホントに贈りもののような美しい本です。
    
  
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ティファニー《バード・オン・ア・ロック》

080514tiffany_bird_on_a_roc.jpg大粒のイエローダイヤモンドの上には
かわいらしい小鳥が。

『世界を魅了したティファニー 1837-2007』展
The Jewels of TIFFANY
(東京都庭園美術館・2007年10月6日〜12月16日)
で展示されたもの。

すごいですね、一体おいくら万円するのでしょうか。
カテゴリにしばし悩む。
うーん、フィギュア?ちと違うし、ファッションとも言いがたい。
やはりここは工芸品でしょうと言うことで、アート&クラフト。

こういった素敵なものが容易に手に入るんですから、ぜひぜひ
大金持ちになりたいもんですが、盗難が死ぬほど心配になりそう。
目の保養だけでも、庶民は十分ですわ。(負け惜しみ?)

ブローチ《バード・オン・ア・ロック》
【Photo: TIFFANY&CO.】
デザイナー:ジーン・シュランバーゼー。

シュランバーゼーのデザイン画を元に1995年制作。
ティファニー・アンド・カンパニー・アーカイブ蔵

2008/05/14 Wed


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鳥キャラ図鑑・その23『コダック』

080413koduck.jpgポケモンの一種。
あひるポケモンとなっているが
見た目はどう見ても黄色いカモノハシ。
とぼけた表情にでっぷりした体型。
いつも頭痛に悩まされていて、頭を抱えている。
頭痛がひどくなると念力を使い始める。

080413golduck.jpg進化してゴルダックになると黄色から水色に変化。
顔つきも精悍でスマートに。
泳ぎは全ポケモン中一番速い。
悩みの種の頭痛もなくなる。

ポケモンに興味の無い人でも
「名前は知らないが見たことのあるポケモン」
の代表格、らしい。

けどわたしは見たことないけどね。(ぼそっ) 

■ データ
全国図鑑 ペルシアン - コダック (#054) - ゴルダック
ジョウト図鑑 ペルシアン - コダック (#138) - ゴルダック
ホウエン図鑑 ライチュウ - コダック (#158) - ゴルダック
シンオウ図鑑 カイリキー - コダック (#043) - ゴルダック
英語名 Psyduck
進化体系 たねポケモン
進化前 なし
進化後 ゴルダック
世代 第1世代
分類 あひるポケモン
タイプ みず
高さ 0.8 m
重さ 19.6 kg
特性 しめりけ/ノーてんき


2008/5/13 Tue


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神話伝説の鳥図鑑・その10『ロック鳥』

080512rock_bird.jpgロック鳥(ろっくちょう)は、
アラビアンナイトの『シンドバットの冒険』に
登場する巨大な白い怪鳥。

鷲に似た姿で、翼を広げると20メートルにもなり
あたりが真っ暗になったとか。

ゾウが大好物で、軽く持ち運べるほど怪力であった
と言い伝えられています。

羽根は、マダガスカルのラフィアヤシの巨大な葉と同じくらい大きく、
よく似ていたと言います。
     

実在する鳥がモデルになった可能性があると言われ、マダガスカルに
生息していた巨大な鳥・エピオルニスだとする説が有力。
(マルコ・ポーロが立ち寄ってロック鳥の噂を聞いた謎の島・
マガスタル島とマダガスカル島の名前が似ているため。)

エピオルニスは19世紀前半に絶滅した鳥類で、ダチョウに近い飛べない鳥。
大きいものでは3メートルを超し、タマゴの大きさもダチョウの
1.5倍ほどあったそうです。

しかし、マダガスカルにはゾウはいませんし、もしいたとしても、
ゾウを軽々と運ぶのは、エピオルニスにも無理だったでしょう。
想像上の動物としても、あまりにも大きすぎるので、眉唾ものの話を
Roc's Eggともいうそうです。
    
   
◆関係があるとされているもの
 ・アメリカ先住民族の伝説のサンダーバード
 ・アラブ人のフェニックス
 ・ペルシャの伝説の巨鳥シームルグ。
 ・古代イランの不死鳥アムルゼス (amrzs) 。
 ・インドのガルダ


2008/05/12 Mon


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