仏像展 - 一木にこめられた祈り -

2006.11.11 Saturday 02:22
pipi


有名な仏像っていうと、何を思い浮かべますか?
やっぱり奈良の大仏?あれは、毘盧遮那仏と言う仏さま。
それに対して、鎌倉の大仏は、阿弥陀如来なんです。
似てるようだけど、違う仏さまなんですね。
アルカイックスマイルで有名な、京都・広隆寺の弥勒菩薩に、
その数に圧倒される三十三間堂の千手観音や、興福寺の阿修羅を
最初に思い浮かべる人も多いかな?

有名どころというと、そんな感じですが、日本で一番たくさん
作られている仏さまは、十一面観音なのだそうで、
会場には、いろーんな十一面観音さんが、ガラスケースに入れられて、
並んでいました。
十一面観音は、観世音菩薩(観自在菩薩)の変化形で、
ごく普通の人間らしい形を取られてる観音菩薩(聖観音とも言う)が、
顔を増やして、あっちこっちを向かせる事で、もれなく人々を
救って下さるという意味を持たせているのだそう。

それがさらに変化して、手が千本あれば、もっともっと大勢の人を
救う事が出来るのでは?という事で作られたのが千手観音。
こっちは作るのが大変だったせいか、十一面観音ほどは作られませんでした。

十一面観音は、真後ろにも顔があるのですが、ガラスケースなので、
後ろに周り込むことができて、すいてる場所で、じっくり大笑面を
堪能できて、にんまりな私だったのでした。


そういった古い時代のオーソドックスな仏像以外に、今回の目玉は、
江戸時代などの比較的新しい、モダンな仏像を見られる事でした。

イラスト左上のは、京都・西住寺の宝誌和尚立像なのですが、
なんと、顔から顔が産まれてます。脱皮状態です。
こうやって見ると怖いですが、実物は怖いと言うより厳かな感じ。
一本の木で作られているので、体の一部が細くなってるという事
でしたが、全然不自然な感じはしなかったな。
てか、そんなの超越しちゃってるんだろうね。

左下のは、古いもので薬師如来なのだけど、薬師如来って
右手をまっすぐ壁に当てるように前に出してるんだよね。
それが両手だったら、パントマイムみたいなんだけど、
左手は薬壷を持ってる。
だから何か変、と私も思っていたのだけど、その「変」の理由が、
この日、友人によって解明されました。

「ひよこ、ダメだ、ワタシには酒の席で『あ、もう結構です』って

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