仏像展 - 一木にこめられた祈り -

2006.11.11 Saturday 02:22
pipi


言ってるようにしか見えない」
事もあろうに彼はそうのたまったのです。
何て罰当たりな!でも、何て的を得た発言・・・・・・

私にももう、酒を断る仕草にしか見えません、薬師如来。

右中央は、江戸時代の放浪の仏師・木喰の作った釈迦如来。
木喰の仏像はとにかくこっちも微笑んでしまうような、
柔和な笑顔が特徴なのだけど、この釈迦如来、驚くべき事に、
我らがロールちゃんと、同じ髪型じゃないですか。

image[061110roll_kurosuke.jpg]

これ以外にも、たくさんの木喰作品が並んでいて、圧巻でした。
あとは木喰と並ぶ(多分歴史の長い仏像界に置いては)
モダンな仏師・円空のバリ土産かトーテムポールにしか見えない
作品群も面白かったです。

国立博物館の展覧会は、大抵いつも「これでもか」というほど
見応えがあるものが多く、割と利益とかあんまり考えてなさげっぽい
感じがしてたんですが、今回のこの展示は結構姑息で、一番メインを、
会期中にたった一体だけ入れ替えて
そのたった一体のために、前期後期の通し券が発売されたのでした。

で、それを買っちゃったんですねぇ。

後期は、人と行くかもしれないですが、もしかしたらひとりで行って
大人気の市原悦子のナレーションの解説付で楽しんで来るかも
しれません。(友人は、一回でいいそうです・・・・)

『見仏記』のみうらじゅんといとうせいこうのトークショーがあったり
(気づいた時には完売済みでザンネン)、今月頭の連休には期間限定で
夜間ライトアップをしたり、何だか姑息だけどノリノリな、国立博物館。
混雑していても、九段下の近代美術館みたいなストレスはあまり感じずに
ゆったりと見られるのが、ここの魅力かな、と思います。


COMENNTS

ぴぴちゃまおひさしぶりですー。
イラストの「あ、ホントにもうけっこうですので」でやられた。
おもろすぎー!
お友達発だったんですね。さすがぴぴちゃまのお友達(笑)
みうらじゅんといとうせいこうのトークショー、出来ればワタシも見てみたかったっす。

毎日3時間睡眠?大丈夫デスカ?

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