モノづくりと受け身の姿勢。

2015.07.19 Sunday 13:45
陽菜ひよ子


              image[IMG_9092.JPG]先日の上京の際に人と話して印象的だったこと。

なぜかかあるとき、打ち合わせをした編集さんや、デザイナーさんと、ネズミーランドに行くと、途中で飽きてしまう、という話になったのでした。どうも物作り系の人には、そう言う人が多いのだという仮説が成り立ちそうです。

私は関東に15年近く住んでいて、そのうち9年は千葉県に、浦安のお隣の江戸川区西葛西に3年も住んでいたというのに、その間で、T○Rに脚を運んだのは、おそらくたったの5回程度しかない。そのうち3回は、関東以外の友人が遊びに来た際に行ったもので、残り2回は今のオットと一緒に。

オットが前に勤めていた会社では、福利厚生で、T○Rに行った証明書を出すと、年に一回だけ、ほぼ全額返ってくるので、だったら行くか、と言う感じで、年に一度だけ、私の誕生日に行っていたのでした。なぜなら、誕生日だと入り口で申告するとシールがもらえ、それ貼ってると、キャストみんなにお祝いを言ってもらえるから。

私の誕生日はちょうど、T○LのOPEN記念日と重なるので、一度は記念イベントのために18時でランドを追いだされて、残り時間は1000円でシーに入れたことがあり、その時は楽しかったけど、別の年はずっとランドにいたら、やっぱり夕方17時過ぎたら飽きてきて、帰ってしまった、と言う出来事があったのでした。

どうして飽きるんだろう。夢の国なのに。私も夢を見せる職業だというのに。しばらく考えて、ある結論に行き当たったのです。
うーん、多分、ですが、推測するに、普段物を作ってる人間は、ずっと受け身で一方的に与えられたままでいると、辛くなってくるのだ、と思うのですよ。いや私が発信したいから!!みたいな気持ちになってしまうんだと思うのですわー。

(まぁもちろん、職業に関係なく、好きじゃない人もいるでしょうし、その理由は様々だと思いますが)

たぶん、年に一度、半日だったら、すごく楽しく過ごせるような気がするんです。久しぶりに行って、新鮮な気持ちで、夕方までなら。でもそこで、やっぱり夢が覚めてしまう。おそらく、私の乗りたいアトラクションは、半日くらいで乗りつくしてしまうんでしょう。だからきっと、一日いるのは無理なんだなぁ。

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