ジョン・テニエルと『アリス』を描いた画家たち

2007.10.09 Tuesday 23:03
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ


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ジョン・テニエル(John Tenniel)1820年2月28日 - 1914年2月25日
『不思議の国のアリス』の最初のさし絵を描いたことで、あまりにも有名な挿絵画家。ヴィクトリア時代を代表する風刺漫画家でもある。
『不思議の国のアリス』から、「アリスのお茶会」

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左/「Punch」掲載の風刺画(1862)
米国大統領リンカーンの顔をしたアライグマが、英国人に木の上に追い立てられている。この風刺画が、右の『不思議の国のアリス』の チェシャ猫をアリスが見上げる絵の原形になったと言われている。

■経歴
・1820年2月28日ロンドン生まれ
・英国美術院に入学するが、間もなく学校を退学、絵画はほぼ独学で身につけた。
・1836年、16歳で最初の油彩画をイギリス王立美術家協会の展覧会に出品。
・1840年、20歳のとき、フェンシングの教官だった父とフェンシングをして、右目を失明。
・1845年、25歳のとき、ウエストミンスター宮殿の壁面のデザインとして、16フィートもの風刺漫画を出品。その年に開催されたコンテストの公平性を揶揄した。これがきっかけで、イギリス貴族院の詩の広間のフレスコ画の依頼を引き受ける。
・1850年、30歳のとき、リチャード・ドイルが『パンチ』誌を辞すると、編集主幹マーク・レモンの招きに応じ、ジョン・リーチとともにその後任に収まる。
・テニエルの作風はリーチの作風とよく似ていた。リーチ亡き後は毎週、主要な政治風刺漫画をひとりでこなし、1901年に81歳で引退するまで、約50年の間『パンチ』誌や特集号などに2000点以上の風刺漫画やカットを描いた。
・1893年、73歳で英国首相グラッドストーンに推挙されて、ナイト爵に叙された。商業イラストレーターとしては初の栄誉。
・1914年、3日後に94歳の誕生日を迎える2月25日に世を去る。

■画家としての才能
・画家のチャールズ・キーン(1823-91 英国の有名な絵入り新聞『Illustrated London NEws』の専属挿絵画家としても活躍)と早くから親交を結び、風刺画に素晴らしい上達ぶりを見せる。
・抜群の観察眼の持ち主で、モデルを一切使わず、想像力や記憶力をもとに片方の目だけで驚異的な数の作品を描き上げた。

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