2007.08.06 Monday 15:22
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
メルボルン──ポスト印象派の巨匠、フィンセント・ファン・ゴッホの作品として70年以上にわたり、オーストラリアの美術館が所蔵していた作品が、実際は他人の作品であることが判明した。オランダのゴッホ美術館の鑑定で明らかになったと、オーストラリアの美術館が3日、発表した。
ゴッホ作ではないことが判明したのは、豪メディア王ルパート・マードック氏の父キース・マードック氏が1939年にオーストラリアに持ち込んだ、「Head of a Man」。第二次世界大戦の勃発を機に、ビクトリア州のナショナル・ギャラリーが1940年、約3500ドルで買い上げた。
同ギャラリーのジェラード・ボーガンさんによると、ギャラリーが購入する以前から、この作品は10年以上にわたって「ゴッホ作」とされていたため、そのままゴッホ作として収蔵されたという。
ゴッホの作品かどうかという疑問が持ち上がったのは、昨年8月のことだった。スコットランド・エジンバラのディーン・ギャラリーでこの作品が展示され、本当にゴッホの作品なのかという批判を受けたという。
エジンバラでの展覧会後、ナショナル・ギャラリーはすぐに、この作品をゴッホが生まれたオランダのゴッホ美術館に送付し、調査を依頼した。
その結果、ゴッホと同時代の作品だが、画風に大きな違いがあり、他人作と鑑定された。
作品は、1886年製作との記録があり、ゴッホ作とされていたこれまで、約2100万ドル前後の価格がついていた。
ボーガンさんは、この作品が贋作(がんさく)だったわけではなく、単に作者名が誤って伝わっただけだろうと強調。「この作品を、ゴッホ作として流通させたという証拠はない」と話している。
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