2008.06.23 Monday 12:36
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
「ターザン映画」や「少年探偵団」、「アングラ演劇」や
『平凡パンチ』を愛するすべての世代に贈る、横尾忠則の冒険絵巻!
「冒険王」。アート界を走り続ける横尾忠則(1936年〜)に、
これ以上ふさわしい称号はないだろう。
1960〜70年代の鮮烈なグラフィック・デザイン、1980年代の“画家宣言”、
昨今は“隠居宣言”のかたわら小説家デビューと、話題多きこの作家については
今まで無数の展覧会が開かれてきた。だが意外にも、彼の「冒険」に
正面から切り込んだものはない。
<冒険王・横尾忠則>は、初公開の60年代グラフィック原画から、
冒険的物語がテーマの最新作まで、およそ700点が全館に展開する
“血沸き肉躍る”一大絵巻なのである。
展覧会の構成も、冒険物語仕立てだ。事件を予感させる<Y字路>シリーズの
近作に始まり、江戸川乱歩の「少年探偵団」、ジュール・ヴェルヌの
『海底二万里』、「ターザン映画」などから生まれた作品が次々に登場する。
都会の屋敷の地下室、洞窟、海底、密林は「僕の中ではすべてつながっている」
と作家は言う。めくるめく「冒険」イメージの連鎖を楽しめる展開だ。と同時に、
芸術の根源が宿る場としての“子ども”の世界も、ここで感得できるだろう。
横尾忠則の「冒険」を語るのであれば、イメージを創造する“方法論上の冒険”は
外せない。その意味での最大の見どころは、1960〜70年代の貴重な
グラフィック原画だ。作家から預かった1300点におよぶ資料の調査を行い、
約500点を精選。その大半が初公開である。『平凡パンチ』や『話の特集』を
飾った数々のイラスト、寺山修司や唐十郎、土方巽のアングラ演劇・舞踏の
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