屋上庭園

2008.07.06 Sunday 14:01
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ


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本展では自然光の差し込む3階展示室を屋上庭園と捉え
近現代の作家の庭をめぐる様々なアプローチを
10のセクションに分けて紹介します。
庭を主題とする作品はもとより、庭のように手をかけ育むもの
と言う寓意的な意味でも作品を採り上げます。
記憶の中で理想化された楽園や、切り取られ記録された自然、
秩序から解放された空間など、美術館ならではの庭を散策する
機会となるでしょう。


image[080608roof_garden2.jpg]1.グロテスクの庭
2.庭を見つめる
3.掌中の庭
4.アトリエの庭
5.夜の庭
6.閉じられた庭
7.記録された庭
8.記憶の中の庭
9.天空にひろがる庭
10.庭をつくる

1.美術鑑賞をしていると、いろんな言葉のルーツを知ることが多い。
実に自分が様々な言葉について、いかに勘違いをしていたかがわかる。
ゴスと言う言葉の語源のゴシックについて勘違いをしていたように
グロテスクと言う言葉にも、その本来の意味とはまったく結びつかない
想像をしていた。

グロテスクとは、
ルネッサンスの人々が古代ローマ時代に描かれた
壁画の中に発見し、その後流行したグロテスク模様のことで、
「グロテスク」とは、発見の場所が「洞窟(グロッタ)」であったという
エピソードに基づく壁面装飾をあらわす言葉。

今ではグロテスクとは、オカルトチックな気味の悪い画像や表現に
使われることが多いですが、もともとはそう言う意味ではなかったのですね。
1978年生まれと言う比較的若いアーティストのニコラ・ビュフが
この展覧会のためだけに制作し、展覧会終了とともにはかない夢のように
消え行く運命の壁画。
古代ローマの詩人が記した楽園の世界を主題に、古今東西のイメージを
混在させたグロテスク模様のデッサンを展開。
どこかゴシック好きにも受け入れられやすそうな装飾的な作風。

2.鉛筆デッサン中心に。細かさに目を見張る。

3.創作版画の揺籠期の雑誌、同人誌を展示。


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