暗いところで待ち合わせ/乙一
2009.03.11 Wednesday 00:02
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
image[090311otsuichi.jpg]この本が出たのは2002年ですが
ワタシにとっては2008年に読んだ本の中で
ベストワンに輝く本でした。
ひさしぶりにこんなにココロを乱される本に出会いました。きゅん。
目の見えない女性と、存在を隠さねばならない男性の、
少しずつ、まるで息をつめるように心の通い合う様子が、
淡々と描かれていて、本当に切ない。
そしてその影で急展開していく現実の事件。
男性は殺人犯として追われているのですが
読んでいくうちに、彼が犯人かどうかなど
どうでもよくなってしまうほど、この二人の
ハッピーエンドだけを願わずにいられなくなる。
その後乙一さんの作品は何冊か読みましたが、コレが今まででは最高。
どの本も、人とうまく相容れないことへの恐怖や孤独感や葛藤を
恐ろしいくらい的確にそして哀しく描写しています。
この本にこんなに共感する人が多いのは、うまく人と折り合っているようで
皆心の底では似たような痛みを抱えているからなんでしょうかね。
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