そういえばFって使ったことなかったかも

2009.03.06 Friday 00:13
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ


『B』と『H』で表示した鉛筆を作った。
画家が求める濃い鉛筆のグループをB、製図者が好む硬い鉛筆の
グループをHとして、濃さと硬さのランクを数字で表した。
多くの人に使われ始めると、BとHの間にニーズがあることが分かって
いくつかの製造業者が『HB』を作った。そして、HBとHの間に『F』が作られた。

つまりBとHっていう、まったく別モノのラインが最初にあって
その間の濃さを埋める過程の中でHBが生まれ、さらにFが生まれた。
濃さとしてはHHBなんだけど、3文字での表示はスマートじゃないからか
新しくFって記号が作られたってわけだ。こうして、19世紀の段階ですでに
Fは誕生していた。
この記号は世の中に浸透し、しばらく乱立してた濃さの表示は、20世紀に
なって統一されたという。

ちなみにこの先、新しい鉛筆の記号が生まれる可能性はあるのか
三菱鉛筆株式会社に伺った。
「現在の鉛筆で、すでにきれいなグラデーションになっておりますので
さらに細かく定義するのは、技術的に難しいと思います」
手作りだったら、微妙に違う濃さの鉛筆を作ることはできるという。
でも、鉛筆は大量生産する必要があるから、品質が維持しづらいんだとか。
新しい記号が生まれる可能性は、あまりなさそうだ。

謎めいた鉛筆記号『F』。その誕生の裏には、結構お勉強になる鉛筆の
歴史が詰まってました。
(イチカワ)

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