イエラ・マリ展 ―字のない絵本の世界―
2015.09.01 Tuesday 13:49
陽菜ひよ子
入場料 一般300円、学生200円、中学生以下入場無料
※身体障害者、精神障害者保険福祉、療育の各手帳所持者及び付添いの方(1名)は入場無料。入館の際にご提示ください。
主催 刈谷市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛 ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
後援 愛知県教育委員会、絵本学会
企画協力 Hamelin Associazione Culturale
協力 Babalibri、L’ecole des Loisirs、Michele Mari
内容紹介
1950〜60年代、経済成長期のミラノは、イタリアのデザイン発信地となりました。そのような時代に制作を始め、10冊に満たない絵本で忘れえない作家となったイエラ・マリ(Iela Mari 1931-2014)。
その知られざる生涯と絵本の制作過程に迫る展覧会です。
美術学校で絵画を学んだイエラは、1960年代半ばまで生活を共にしたデザイナーのエンツォ・マリとともに、子育てをしながら新しい子どもの本の構想を練り、1960年、字のない絵本『りんごとちょう』を発表しました。その後、イタリアの子どもの本に大きな足跡を残したエンメ出版から、代表作『あかいふうせん』『木のうた』を含め、1980年までに8冊を発表します(うち2冊はエンツォとの共作、『りんごとちょう』改訂版を含む)。
そして、多くを語ることないまま、イエラは2014年1月に逝去しました。
テキストに頼ることなく、生命の循環や形態の移り変わりを絵が物語っていくその絵本は、現在も多くの人たちに影響を与えつづけています。本展では、貴重な絵本原画や試作本などからイエラ・マリの仕事に迫ります。
また、各国で出版されている様々な「字のない絵本」をあわせて紹介します。
会期中のイベント
ワークショップ「かおのカード」
ワークショップ「ひとつがふたつ」
「えほんのじかん」−親子で楽しむ「字のないえほん」−
学芸員によるギャラリー・トーク
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順調だそうです。 >>
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