連休のお仕事と世代をつなぐということ。

2015.09.20 Sunday 20:52
陽菜ひよ子


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滝さんとは2008〜9年頃に、友達の開催した会で知り合い
その後FBで繋がって、2012年頃に滝さんが当時勤めていた出版社に作品ファイルを送った。
(このときに、滝さんから「ほっこり系イラストレーター」という名前を頂いた。
ここに登場する元N社・編集T氏とは滝さんのことである)

滝さんとは直接お仕事をしなかったけど、そのファイルがきっかけで
Sさんと言う女性編集さんから一年間連載のお仕事を頂き、今も半年ほどの連載のお仕事をさせていただいている。

滝さんは、私より10も若い方なのだが、FBの書き込みからも、このnoteからも
いつも大きな気づきをもらうことが多い。
もしかしたら、滝さんが学生だった頃、出会った大人の中には、私と同世代の人もいただろうけど
当時の私には、とても若者に語れるような人生経験など無いに等しかったと思う。

今も私は、子供を産んで、主役の座を譲る、という経験をしてこなかったせいか
多分、40を過ぎても、同世代の「お母さん」たちと比べて、随分といびつな大人になっているのだと思う。

それでもそんないびつなオトナなりに、そしてまだまだ自分も発展途上にある半人前なりに
若い人のために、この世界をいいものにしていかなくては、という責任のようなものは感じる。

私の10代は悩み多く、あまり楽しかったとは言えないけど、でもその悩みはその時期特有のもので
今の若い人たちのように、将来に続く絶望感のようなものとは無縁だった。
とても恵まれた時代を過ごしたのだと思う。80年代、そして最後のバブル世代。

実はウチのオットは滝さんと同世代で、彼は私の身近なやや若い人なんだけど
彼と私の間ですら、もう感覚が違う。
色んな感覚が、若い彼の方がとてもシビアで、とても慎ましい。
それはやはり若いころに苦労したからなんだと思う。

今年の初めに、とある会で、就活中の女子大生に「就職氷河期の2000年に就職した」と彼が言ったら
今の学生にさえ「それは大変でしたね」と同情されていたほどだから相当だ。

話がずれたけれど、長い間、私は自分に自信が持てずに来たし、一生懸命、人から外れないように

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