ポーランドポスター展
2013.01.06 Sunday 12:35
陽菜ひよ子
【ゴシッククアドラータ】
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紙が高価であった時代により多くの文字を書き留めるため、角張って余白が少ない。別名ブラックレター。
12世紀以降には、発展形は大きく2つに分かれていく。
その1つがイギリス(セクレタリー体)やドイツ(フラクトゥール体)の草書的な筆記体で
主に日常的な場面で使用。もう1つがゴシック体。
【ヒューマニスト体】
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イタリック体の元となる書体。ルネッサンス期に、ローマ時代の書体が見直されて生まれた。
イタリック体は日本ではカリグラフィーの初学者がほとんど必ず最初に習う書体。
当初はより速く書くための日常的な書体として生まれたが、読みやすさや美しさから、ローマ教皇庁で教書用に使用。
【カッパープレート体】
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イタリック体をさらに速く書けるように変化させた結果生まれた書体。
非常に速く書くことができるため、、主にビジネス文書や契約書など商業分野において使用。
他の書体・・平らなペン先の角度の違いにより線の太さを変える
カッパープレート体・・細いペン先を使い筆圧の変化によって太さを変える
15世紀以降、印刷技術の普及により、手書きの文字は次第に衰退。
しかし、19世紀末、イギリスのウィリアム・モリスによって古典的な手書き文字の見直しが行われたのを契機とし
エドワード・ジョンストン、ジョン・ハワード・ベンソンらによって普及活動がおこなわれるようになった。
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IdcN設立20周年記念
伝えるデザインの力 ポーランドポスター’50-’60展
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