2013.01.10 Thursday 13:58
陽菜ひよ子
現実主義に徹する必要があるのである。
≪中略≫
今の時代に必要なのは、現実主義だ。
現実主義とは、気持ちが暗いとか明るいとか、前向きとか後ろ向きとかとはまったく違う次元のものだ。
「現実を見据える」考え方なのである。
現実を見据えて日本をよくよく見つめると、もう未来に明るい夢を抱く時代は終わっており
今後はサバイバルの時代になっていくことが分かるはずだ。
未来が「明るくない」ことが予測されているのであれば、私たちはいったいどうすれば希望が持てるのだろうか。
ヒントは意外に「過去」にあるのかもしれない。
未来に答えがないとき、過去に答えがあるというのは、逆説的だが、それほど奇異でもない。
・大恐慌に巻き込まれた時、どんな人が助かったのか。
・猛烈な不景気がやって来た時、誰が助かったのか。
・戦争がやって来たとき、何をしている人が助かったのか。
・地獄のような時代を生き残るとき、何が必要なのか。
・不遇の時代ではどう考えるのが重要なのか。
これらは、実は過去を検証することで答えが見つかる可能性が高い。
なぜなら、人類はすでにそんな時代を何度も経験しているし、だから「サバイバルの知恵」が過去に残されているからだ。
つまり、今こそ、未来に希望を持たず、過去に希望を捜す時代になっているということだ。
未来よりも、むしろ過去が重要な時代になっている。
過去に人々が生き残った方法を、見つけなければならない時代になっている。
だから、意識を逆転させ、「未来に希望を持つのではなく、過去に希望を持つ」
という意識の逆転を行う必要があるのだ。
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