お仕事用の年賀状。 と いろはCarta展のご案内。

2013.01.10 Thursday 13:58
陽菜ひよ子



私は誰かに追われている。
戦場のような場所で。誰かに手を引かれて。

断片的な情景や感情が渦巻く世界。


けれど、私の手を引くその人の手は暖かく、私は安心してその人にすべてをゆだねている。
何があっても離さないとその手は言っている。


最初の結婚をした時に、どうしても違和感があったのは、その手の人と、最初の夫のイメージが
あまりにも違ったからなのかもしれない。
それくらい、繰り返し夢に見たその手のイメージは、鮮烈だったのだ。


夢の中で、私と手をつないだ相手とは、裕福ではないものの、仲間に囲まれて、いつも笑ってると言うような
そんなイメージだった。
今のオットと結婚して、そのすべてが符合した。

この先、生活は大変かもしれないけれど、幸せに生きていけると思う。
そして、逃げ切れずに死ぬかもしれないけれど、その死の瞬間まで幸せだと思う。

けれど、やはり死にたくはないので、逃げ道を探すだけだ。


大混乱時代。戦うよりも逃げるほうが生き延びる確率が高い
≪前略≫

逃げる。立ち向かわない
食糧も備蓄する必要があるし、場合によっては「疎開先」も決めておく必要があるだろう。

今は世界が混乱しており、何が起きて、何が日本に波及してもおかしくない。
経済的な大事件も、新たな大地震等の災害も来る。
大混乱して破壊や略奪が起きるような事態にもなれば、戦うよりも逃げるほうが生き延びる確率が高いのだから
疎開先くらいは決めておいたほうがいい。

大きな混乱が起きるような時代には、戦える人よりも逃げ切れる人のほうが助かる。
多くの戦乱の歴史を見てもそれは分かる。
戦乱の時代には案外、女性のほうが助かる率が高いのは、戦わずに逃げることができて、なおかつそれを
恥と思わないからだ。男は立ち向かうが、女はあっさり逃げて助かる。

メディアが宣伝するものはほとんどが間違っている。
たとえば、ほとんどの映画・ドラマでは、雄々しく戦う人間を美化して最後には生き残るフィクションをたくさん作る。
しかし、現実はメディアの宣伝とはまるで逆で、真っ先に逃げた人、あるいは逃げ回っている人が最後まで生き残る。

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