2013.02.12 Tuesday 16:17
陽菜ひよ子
『閉塞性動脈硬化症』という病気によって起こる「こむら返り」
■『閉塞性動脈硬化症』とは
下腹部の奥あたりで両脚に別れる太い動脈が硬化して詰り、下肢に
血液が流れにくくなる病気で、最悪は切断になることもあります。
そういう状態が脳で起これば脳卒中、心臓なら心筋梗塞になります。
『閉塞性動脈硬化症』の症状は、片方の足がつる(痛む)、歩くと
(100メートルとか比較的短い距離のことが多いと思います)
足が痛くなったりつったりするが、休むとまた歩けるようになる
というものが多いようです。
血液の流れが悪くなっているので、足に触れば冷たいし、内股、内くるぶし
足の甲などの動脈の脈も健康な方に比べ弱いか、触れないでしょう。
■『閉塞性動脈硬化症』かどうかを見分ける簡単な方法
仰向けに寝て、両脚を斜め45度くらいに上げ(支えてもらってよい)
そのまま足首を曲げたり、伸ばしたりを何度か繰り返します。
そうして、どちらかの足が蒼白になれば、そちら側の動脈硬化が疑われる。
治療法は、手術で詰った血管のバイパスを作るのが通常らしいですが
最近は手術なしで簡単に治す画期的な方法が行われているそうです。
それは、「1分あるいて3分休む散歩」です。
これを1日に10回、週に3回行うと、早い人では3週間で詰った動脈の
近くに新たな血管ができるということです。
8〜9割の人に新しい血管ができます。
但し、重症例では手術になるということでした。
とにかく、短期間に頻回に(たびたび)こむら返りが起こる場合は
病院で診察を受ける方が安全だそうです。
閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう
ASO: arteriosclerosis obliterans): Wikipedia
主に下肢の、主に大血管が慢性に閉塞することによって
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