「Color アメリカン・アール・デコの色と素材」&「JAGDA新人賞展2012」

2013.02.28 Thursday 00:47
陽菜ひよ子


◇ポットジャー(1939年/アストリジャー社)
◇レジデンシャルディナーセット(1940年デザイン/ラッセルライトデザイン
1953年製造/ノーザンボストン社)
◇鳥型ナプキンホルダー(1930年代中期/メーカー不詳)
型成型による曲線を生かしたデザインはスタッキングしやすく、カラフルな色と
強度でヒット商品となった。異なる色同士を組合せて楽しむ 。
素材のベークライトは、長期経過とともに変色等が発生するが、当時はまだ
明らかにされていなかった。

image[130227IMG_3283.jpg]◇カクテルシェーカーとカップ、アイスバスケット(1930年代後期/リビアー社)
◇カトラリー(1930年代中期/メーカー不詳)
◇温湿度計(1930年代中期/ティラー社)
持ち手部分に使われたプラスチックに、めっき加工の本体と、1930年代を象徴する
素材を主役にしたデザインのシェーカーセット。1930年代には金属の流行は優美な
ゴールドからモダンなシルバーに移行し、カラフルなプラスチックとシルバー色の
ステンレスは多くのキッチン用品、インテリア用品に使われた。

image[130227IMG_3291.jpg]
◇バーテンダー型オイルライター(1933年/ロンソン社)
◇トランプ型アッシュトレイ(1930年代/メーカー不詳)
◇シガレットホルダー(1930年代中期/メーカー不詳)
タバコがファッションの一部として女性にも広がった1930年代、煙草を取り巻く
グッズには、遊び心のある製品が数多く生産された。
バーテンダーライターは、オイルマッチのような構造で、卓上に置いて楽しんだ物。
金属色との組み合わせがシャープな仕上がり。

image[130227IMG_3294.jpg]◇帽子(1930年代初期〜中期)
◇スネークブレス(1930年代後期)
◇イヤリング(1930年代初期)(いずれもメーカー不詳)
社会進出を果たした女性のファッションアイテムはは、さまざまなシーンごとに
新たな産業分野を生み出した。
セルロイドと呼ばれたプラスチックのブレスとイヤリングは、加熱してやわらかい

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