『イメージをめぐる冒険-AND?それともVS?-』

2004.06.13 Sunday 00:57
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ



4つの世界とは、1.Panoramic World(パノラミック・ワールド)2.Atomic World(アトミック・ワールド)3.Virtual Reality World(ヴァーチャル・リアリティ・ワールド)4.Pinhole World(ピンホール・ワールド)で構成されています。

最初の1.Panoramic World(パノラミック・ワールド)では、砂漠や大空や森といった、全体的な世界観を表現した作品の集まりです。大好きなダリの作品である三連画『幻想的風景-暁』『英雄的昼』『夕暮』が見られて、すごーく嬉しかったです。あとは、工藤甲人の『地の手と目』という絵が気に入りました。

次の2.Atomic World(アトミック・ワールド)では、1.が、たとえば砂漠全体をまるごとつかみとた世界像だとすると、今度は、砂漠を作る一粒一粒の砂に着目した作品の集まりです。今回はじめて知った宮島達男、柳幸典の作品は、数字や人形、印章などの集合によって、宇宙の構成や国家の不気味さを暗示していて、とても興味深いものです。

次の3.Virtual Reality World(ヴァーチャル・リアリティ・ワールド)では、一気にイメージの世界へと突き進んでいきます。ここが、作品としては、素直におもしろさを感じられるものが多いかもしれません。誰もが知ってる人物を、単なるキャラクターとして捉え、架空の世界を作り上げたもの。面白いと思うと同時に、ぞっとする怖さも、持ち合わせているような気がします。

最後の4.Pinhole World(ピンホール・ワールド)では、日常世界の中の異次元空間へといざなってくれます。写真作品が多いのですが、何気ない景色の中に、ふと感じる違和感・・・また、こちらでは、日系アメリカ人で、日本でも人気の高いイサム・ノグチの作品も見ることが出来ます。しかし、このあたりは、わたしは少しわかりにくかったかな?

時期的に、同じようにテーマに分けて、モダンアートを展示したという点で、どうしてもMoMA展と比べてしまいがちですが、これはこれで、おもしろい展覧会だとわたしは思いました。

その後、じっくりと、常設展も見ましたが、こちらもよかったです。『横浜美術館コレクション展 第一期』として、『日本画-近代の風俗画』『19世紀ヨーロッパの美術-フランスを中心に』『横浜ゆかりの画家たち-戦後から現代まで』『日本の肖像写真-戦前から現代まで』を4つの展示室で展示されています。4/7〜6/30までこの常設企画展は、見ることが出来ます。

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