マネ、モネ、ルノワールから20世紀へ- 巨匠たちのまなざし

2004.08.08 Sunday 11:58
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ


image[040715bridgestone1.jpg]7/15(木)締めは、ブリヂストン美術館の「巨匠たちのまなざし」。19世紀末から20世紀にかけての作品を一挙に見ることが出来ます。また、19世紀末から発展した印象派の画家たちが、その後、何を考え、どう自分の絵画を方向付けて行ったかがわかります。ちょうど、19世紀の絵画を、名古屋ボストン美術館で見てきた後だったので、タイミングとしては、とてもよかったかも。

そしてここ、ブリヂストン美術館は、とても好きな美術館。常設展もとてもいい作品がいっぱいで、個人のコレクションだと言うことを考えると、とても素晴らしいし、それを一般に公開してくださったのは、とても大きな意義があると感じます。


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最初が19世紀ということですが、「西洋伝統絵画」として、17世紀のレンブラントから展示が始まっています。そしてコロー、ミレーと続き、いよいよ印象派。実は、最近西洋美術の勉強を始めるまで、印象派はあまり好きではなく、興味も余りありませんでした。むしろ、ポスト印象派のゴッホやセザンヌが好きだったんです。

特に、ルノワールの人物画は、どうも甘ったるい感じがして、あまり好きではありませんでした。勉強するにつれて、本当に庭を愛して、睡蓮を愛したモネは、だんだん好きになりましたし、ドガは、以前にこの美術館の『水彩の力、素描の力』という展覧会で、ラフなデッサンと軽く塗られただけのものでありながら、まるで踊り子の息遣いまで伝わってきそうな作品に、感動して以来、好きになりました。

印象派を代表する画家といえば、モネとルノワールです。彼らは仲がよく、一緒に連れ立って絵を描き、しばしば同じモノを描いた作品が見られます。ほとんどの作品は、それぞれの個性が明確に出ていて、すぐに区別がつくのですが、中には、晩年、本人たちですら、どちらが自分の作品かわからなかったというほど、似通った作品を描いたこともあるそうです。

が、そんなふたりの、印象派以降の動きは、まるで違っています。古典的なものに、改めて美を見出し、ともすれば、軽薄に成りがちな印象派的な画法をやめ、もっと、骨太な、古典的な作風に立ち返ったルノワールに対して、モネは、最後まで印象派風の画風を捨てなかったそうです。このことがモネをして「もっとも、印象派らしい画家」であるといわしめているのでしょう。

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