エルミタージュ美術館展
2004.09.10 Friday 15:39
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
image[040902hermitage.jpg]9/1(木)江戸東京博物館で開催中の『エルミタージュ美術館展』に行って来ました。江戸東京博物館、木曜日も夜8時までやってるんですね。お勤め帰りっぽい方たちで、かなり賑わっていました。
エルミタージュ美術館というのは、ロシアの女帝・エカテリーナ2世が、「隠れ家」という意味の私的なギャラリーを作った事から始まります。それが、今では、一般に公開され、とても一日では回りきれない、「隠れ家」というよりは「迷宮」のようなすごい美術館になっているのです。そのエカテリーナ2世については、「ベルバラ」で有名な池田理代子さんが、婦人公論に、もう20年も前に連載していた劇画『女帝エカテリーナ』で出会い、激しく感銘を受け、アンリ・トロワイヤ氏の原作も読みました。
彼女の生涯は実に劇的で、決して安楽ではなかったのですが、その分、強い意思と、勤勉さで、道を切り開いていったのです。何と言っても、ロシア人の血を一滴も持たない、ドイツ人の彼女が、夫をクーデターで押しのけて、女帝の地位につき、女帝でありながら、ピョートル一世と並んで、大帝に並び称されているのは、いかに彼女が、有能で、素晴らしい、君主にふさわしい女性であったかを物語っています。
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この美術展は、どちらかというと、エルミタージュの名画を鑑賞するというよりは、ロシアを近代国家として発展させた功労者である、大帝ピョートル(ピョートル一世)と、さらに、大国の仲間入りを果たした大帝(女帝)エカテリーナ(エカテリーナ2世)の功績について、見て、学ぶ事のできる展覧会、という印象を受けました。サンクトペテルブルグとは、この大帝ピョートルの名前を取って、「ピョートルの都」という意味でつけられています。(ソヴィエト時代のこの都市の名前・レニングラードは、ロシア革命の指導者・レーニンの名前から取られています)
前半は、「大国への道」ということで、当時のロシアの地図や、建物の外観などのエッチングや、大帝たちの肖像画、そして、エカテリーナ2世については、寵臣たちの肖像画などが見られます。
中盤は、「エカテリーナ2世と宮廷の輝き」ということで、エカテリーナ2世が、即位のときに乗った馬車の複製や、贅を凝らした鍵煙草入れなど、絢爛豪華な、ロシア帝国の宝飾品の数々を見ることができます。エカテリーナ2世は、人に贈り物をするのが好きで、自分の部屋の戸棚に、常にダイヤをちりばめたそうした鍵煙草入れをいくつも用意していたそうです。そんな贅沢をしながらも、エカテリーナ2世は、国民のために多くの改革を行い、農民の負担を減らすようにしました。今でもロシアでは、エカテリーナ2世の時代を、「ロシア国民が一番幸福だった時代」と呼んでいるそうです。
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