ピカソ展 幻のジャクリーヌ・コレクション

2004.10.31 Sunday 17:34
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ



そして、彼は71歳で、26歳のジャクリーヌと出会います。45歳の年の差です。ヘタしたら、おじいちゃんと孫でも通りそうです。ピカソ74歳のときに、最初の妻オルガが病死し、ピカソはようやく晴れて、独身となります。そしてふたりは6年後、ピカソ80歳、ジャクリーヌ35歳で結婚します。35歳と言うと、わたしとほぼ同年代なのですが、80歳と結婚かぁ・・・考えてしまいました。

でもきっと、いつまでも好奇心に満ち、生き生きとしていたであろうピカソは、普通の80歳のおじいちゃんとは程遠かったのでしょう。わたしも身近に、60代、70代のおじいさまがたくさんいらっしゃいますが、中には、とても若々しい方もいらっしゃいますもの。

そして、ピカソの恋愛遍歴を注意深く見ていると、面白いことに気づきます。それは、ほとんどの恋愛は、だいたい7年ほどで終っていると言うことです。1918年に結婚したオルガとの仲が、本格的に悪化し始めたのは1925年ごろからで、その2年後にピカソは、マリー=テレーズと出会います。そのマリー=テレーズとの恋愛も、934年ごろには終りを迎え、1936年には、ドラ・マールと付き合いますが、1943年には、フランソワーズ・ジローとの恋が始まっています。期間は見事に、7年です。7年危機説というのは、まんざら当てずっぽうでもないのですねぇ。

それにしても、恋が終ったから、新しい恋が始まるのか、新しい恋が始まったから、前の恋が終ったのか、どちらかわからないほど、ピカソの恋愛には切れ目がありません。まさに、愛に生き、愛を描いた画家だったと言えるのでしょう。まぁ、天才でなければ、単なるエロオヤヂだったとも言えるのですが・・・(^^ゞポリポリ

今回の展覧会は、いかにもピカソらしい、目鼻口があちこちに散らばった人物像を中心に展示されていました。それは、マチスの展覧会でも繰り返し言われていたように、子供にでも描けそうな単純な線で描かれた絵です。しかし、ピカソは子供の頃にすでにラファエロのような絵を由自在に描くことができました。そんなピカソの長い画業の果てに行き着いたのが、この絵画形式でした。我々凡人は、絵を描くときに、上手に描こう、と思いますし、できるだけ、正確に描こうとも思います。それが、面白い絵を描こうとか、印象的な絵を描こうとか、いろいろ発展していくのでしょうが、そんなものを踏み越えたところに、ピカソは最期に行き着いたのでしょう。

[7] << [9] >>
-
-


<< 第34回日本ボタニカルアート展
フランス現代絵画の巨匠 ザオ・ウーキー展 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.24R]