ラ・トゥール展

2005.06.03 Friday 09:58
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ


この展覧会の会場に用意されていた「作品解説」の用紙にあるように、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593-1652)という画家の名は、我が国ではあまり知られていません。上にも書きましたが、作品は、本当に現存するものが少なく、それも常に真作か否か、論争の的となっているそうです。17世紀フランスのロレーヌ公国に生まれ、フランス王家の宮廷画家になるなど、生前は非常に著名で人気のある画家であったにもかかわらず、死後急速に忘れられ、20世紀(1915年)になってようやく再評価されたそうなのです。

彼の生きた時代のロレーヌ公国は、独立国ではありましたが、常に王家(イタリアのメディチ、オーストリアのハプスブルク、フランス王家)と姻戚関係にあったことと、その地理的に要所となる事、また、対抗宗教改革の東の砦であった事から、常に戦乱に巻き込まれていました。1930年代以降は、フランス王国と神聖ローマ帝国が、ロレーヌを舞台に数十年に及ぶ戦争を続けました。そんな激動の時代を、最後まで画家として生き抜いたのがラトゥールでした。

わたし、一番上のチラシを見たときには、特に何も感じませんでした。でもね、ちょうど都美に「ミュシャ展」を見に行ったときに、西美の前にデデーン!と飾られていた看板が、この絵だったのでした。
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『ダイヤのエースを持ついかさま師』
この絵には、想い出があるのです。もうかれこれ、14年近く前の事。江戸川区のジェイブ美術館と言ういわゆる「トリックアート」の美術館に行ったんです。本物のアート作品を使っただまし絵ばかりの美術館なので、うまく立体的に見える位置で記念撮影するんですが、暗いので、フラッシュを焚くと、光が入っちゃたりして、なかなかうまく撮れないんです。でも、このときに、会心のできばえだったのが、これだったんです。
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ハンサムないかさま師氏(?)の持つカードを、受け取るわたし(なんですよ)。トサカ頭にソバージュ。時代を感じますね(わっはっは)真ん中の写真(一部拡大)を見ると、ね?確かに受け取っているでしょ??この絵は平面なんですよ。

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