ラ・トゥール展
2005.06.03 Friday 09:58
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
そこにも全体の絵はありました(右)。真ん中の女の人の目線が怪しくて、すごく気になる絵だったんです。誰の絵なのか、ずっと心の片隅で気になっていたので、知る事が出来て、本当に嬉しかったです。(ジェイブ美術館にも絵の名前は書いてあったのでしょうが、メモるのを忘れました(^^;)
この絵の真意は、左三人がグルになって、右端の裕福な青年を騙そうとしている、のだそう。青年はいかさま師ではなかったのね(^^;その怪しげな目線や各人の性格、衣装の描写なども、真作はもちろん、素晴らしく描かれていました。ちなみに、ダイヤのエースがあるのは、パリのルーブル美術館ですが、他に、クラブのエースを持った絵も残されていて、それらはダラス、フォートワース、キンベル美術館で所蔵されています。
ラ・トゥールは「夜の画家」と呼ばれているように、夜の部屋の中で、光源がろうそくの光一本、という構成の物が圧倒的に多いです。昼の光の中での絵も見たはずなのに、こうして時間をおくと、夜の絵しか浮かんできません。
わたしが一番印象に残ったのは、画家の最晩年の作とされる『荒野の洗礼者ヨハネ』です。他の作品が、ろうそくの火と言う光源が必ずあったのに、この絵は光源の全くない絵なのです。それが画家のたどり着いた最後の境地だったのでしょう。ヨハネの手から餌を食べるヒツジが愛らしくて。解説にもありましたが、ラ・トゥールの描く動物は無垢な愛らしさにあふれている、と。もしかしたら、この絵を挙げるのは、変わった選択かも?
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