にっぽんの客船。

2011.05.07 Saturday 18:49
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ



先日、最近親しくなった友人に教わって、母の日のお花を作った。彼女とは、たぶんモノに対する価値観が、すごく近いのだと思う。とても鋭いことを柔らかく言う人で、いつも感心させられるのだけれど。「お金なんてそんなになくても、意外と楽しく暮らせるものだよね」と彼女は言う。「それに、本当に気の合う人と一緒に暮らすと、お金はかからないよね」と私も答える。

彼女には病気のお子さんがいて、他のお母さんは、病気の子をかわいそうというけれど、病気ってかわいそうなことでも不幸なことでもなくて、すごくたくさんの幸せを教えてくれるよ、というのが彼女の持論。彼女と話していると、すごく大切な心の中の襞が、静かにやさしく震えるのを感じる。それはとても心地よい震えなのだ。オットと一緒のときにも、同じ震えを感じることがあるのに思い当たる。

もしもオットとオーストラリアを旅して、ブルーマウンテンが曇りだったら、彼はきっとこう言うだろう。「曇り空もきれいですよ」そう言って、彼は晴れの日には撮れない、見事な曇りの山の写真を撮るだろう。「ひよこちゃんのおかげで、この写真が撮れましたよ」彼はそう言って微笑むに違いない。私は心から、ああ今日が曇りでよかった、と思える。そんな相手となら、雨の日も嵐の日も、船酔いしても二日酔いでも、きっと、楽しくやって行けるのだ。

酔っ払って書いたような、長い文章を読んでくれてありがとう。お酒に酔ってもいないのに、どうやら、私は自分に酔っているようです。

(おしまい)

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