2013.10.22 Tuesday 11:19
陽菜ひよ子
10月13日に亡くなった漫画家・やなせたかしさん(享年94)が地方自治体などから無償での仕事を依頼されていたことについて、漫画家の吉田戦車氏(50)がツイッターで「あの人の『タダ働き』に甘えてきた多くの自治体とか組織は恥じろ、と思いますね」と苦言を呈し、ネットの各所で話題となった。
やなせさんは「アンパンマン」の産みの親であるだけでなく、各地のキャラクターデザインをしていたことでも知られているが、コピーライターの糸井重里氏が行った対談によると、やなせさんは全国200箇所ものご当地キャラのデザインをしており、数件を除きそのほとんどが無償であったという。
この吉田氏の苦言を受けがネットでは議論を呼んでおり、Yahoo!ニュースのクリックリサーチでは「『無償で仕事依頼』を批判する発言に共感できる?」とのアンケート調査を実施。10月2日13時20分現在の暫定的結果ではあるが、吉田氏の苦言に「共感できる」とする人が81.5%(3万2485票)だった。「共感できない」とは18.5%(7372票)だ。
コメント欄には「『制作』をしない人は、意匠に対しての意識が低すぎる」と依頼側を批判する声や「やなせ先生はアンパンマンだったと思いますよ。お腹の空いた人や困った人を助けたり、みんなの笑顔にするのが好きだったり…」とやなせさんを讃える意見なども書き込まれた。
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