父の日と『オリーブの罠』

2015.06.20 Saturday 17:30
陽菜ひよ子




確かに、15歳でオリーブと出会って、「モテ」るために服を選ぶということから、若くして解放されたことは、その後の人生に驚くほどの影響があったと思う。私は18歳でオリーブを卒業してから、ファッション雑誌を買ったことが無い。服なんて好きなものを着ればいいって思ってるから。年相応ってこともあまり考えないけど、残念ながら、若すぎる服は明らかに似合わなくなってくるので、そこを間違えなければ、いくつになっても、好きなものを着ていいんじゃないかって思うのですよ。今の年齢の自分に似合う服って、絶対ちゃんとあるはずなので。いつまでも「モテ」「主婦らしさ」「年齢」と言う符号(他人目線)だけで服を選び続けるのって、しんどそうだし、楽しくなさそうだなって思う。服選びを、もっと楽しもうよって思う。=大げさだけど、人生を楽しむってことなのかもしれない、とも思う。

モテのための服って言ったって、男がみんなコンサバ好きとは限らないしね。大事なのは、服装と中身が合っていること。保守的な性格の人が、無理して個性的な格好をすることはないし、逆もしかり。
この中
「林さん、女性にとって、不特定多数の男性に言い寄られることは、モテていることではないんです。女性は自分が好きな男性から言い寄られたいのであって、自分が全く興味のない男性から言い寄られるのは最悪なんです」
と言うくだりがありますが、自分が言い寄って欲しい男性はどんな人なのか?ありのままの自分を見て欲しいのならば、ありのままの自分らしい恰好をすべきなのだ。

ちなみにうちの夫は、私が赤文字系のファッションだったら、つき合おうとは思わなかったかもしれないそうだ。てことは、私が赤文字系のコンサバなファッションしていたら、私は一番モテたい相手を逃していたことになるわけだ。本末転倒じゃんか。不特定多数へのモテは、結局誰にも響かない。

(これは赤文字系のファッションを否定している訳ではありません。赤文字系のファッションを自分が好きで着ている、もしくは、個性的なファッションは気後れするので、着ていて気持ちが楽だ、と言う人もいますよね。それは人それぞれでいいと思います)


           image[IMG_8985.JPG]image[IMG_8987.JPG]義父はラガーマンなので、縞シャツ以外ほとんど着ない。こう言う好みのはっきりした人へのプレゼントって選びやすい。父の日って、季節的に半袖を送るイメージで、ウチも以前はそうしていたのだけど、北海道って半袖の時期が本当に短いので、ここ数年は春に長袖を買って送っている。今年もGWに買いました。

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