自信はつくものじゃなくてつけるもの。
2013.07.26 Friday 03:08
陽菜ひよ子
杉浦さやかさんの本「12か月のクロゼット」(2010・KKベストセラーズ)「おしゃれの教科書-女の子のための映画スタイルブック」(2011・ブロンズ新社)など読みふける。やっぱ絵かわいい。ていうか、今まではただかわいいだけだと思ってたけど、よく見るとモード系でもあるのね。洋服の柄など細かくてもうびっくり。そして、今までは輪郭は色鉛筆、色は水彩だと思ってたけど、コレコピックだよね?だからこんなに細かい柄も描けるのかな―。いやいや、これは根気のなせる技。
それと、私も結構なメモ魔だったんだけど(この日記がそうだし(笑))2006年初頭に持ちモノの8割くらい捨てた時に、昔の日記とか全部捨てちゃったんだよね。そのときに、アルバムもばらばらになっちゃって、昔の写真があんまりない。だから、彼女のように過去写真を載せた本なんて作れないかも、と思う。
昔から私は写真は撮るのも撮られるのも好きで、写真は大切にしてたんだけど、今となってはどうでもよくて・・・なんかこの年になって思うのは、覚えていたいことは覚えてるものなんだから、忘れちゃったことを無理に思いだそうとしなくていいのかなってこと。
特に嫌な想い出は忘れちゃった方がいい。若いころ絶世の美女だったなら写真とっておいてもいいけどさ、私なんか44歳になって、昔の写真見たオットに「今の方がきれい」とか言われてるくらいなんだから、そんなんとっておかなくていいさ。想い出もね、昔の日記には、嫌なこととかも全部書いていて、それ全部捨てちゃってよかったと思ってる。私の日記はネット上で2001年からずっとたどることができるんだけど、基本楽しいことしか書いてない。それが自分の信条。
そしたら、杉浦さんも同じように感じたみたいだ。この本のために読み返して、月日がたって優しい想い出になっていた出来事の真実をほじくり返してしまい、数日痛手を負ったと。結論は私と同じ。日記には楽しいことだけ残しておくのがいい。本当にそうだよ。柳美里さんみたいに自分のことをネタに書く作家とかでない限り、辛いことはさっさと忘れるのが一番。
ただ一つ後悔は、高校の頃から20代前半の旅絵日記を捨てちゃったこと!あれはもったいなかったなぁ。。。
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