「老若男女世界文学選集8-宇宙の眼-を描く」終了しました(gallery dazzle・北青山)
2015.07.14 Tuesday 12:51
陽菜ひよ子
image[150709dear_mariko_web.jpg]おまけ。
最後に、お世話になったオーナー、村松さんへの感謝を込めて、みんなで特製本を作ってお渡ししました。会場ではこんな風に見ることが出来たそうですが、これを制作したのは、会期真っ最中で、私は搬出にも行けなかったので、手に取ってみることは出来ませんでした。みんなどんなの描いたのかなー。見られなくて残念。
image[20150712v.JPG]image[20150712DSCF2112_web.jpg]
左のは私から。全然お礼になっていませんが(笑)、宮崎さんからは、すごく特徴をつかんでると褒められました。ほほほ。写真を見る限り、喜んでくださったようで、よかったよかった。
最後に、冊子に載せた私の感想をコチラにも記して終わります。
私は、この作品は、ファシズム的なものへの警告だと捉えました。たとえどんな思想の持ち主だとしても、一人の人物の思想に世界が染められてしまうことが、どれほど恐ろしいか。また、何を描いても児童書的になってしまう私の絵の中に、グロテスクさ、怖さがあると言っていただいたのがとてもうれしく、ふんわりと可愛らしい中に、この作品の持つじんわりとした恐ろしさ、不気味さを表現できれば、と思いながら描きました。これを機に、もう少し絵の中に毒を忍ばせられたらいいな、と思います。
マルプ日報 2015年7月13日 -宮崎萌美
宇宙の眼を描く〜閉幕〜
http://malpu.com/nippou/2015/07/nippoui7697.php
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