わたしの本棚2015。〜なぜ本は売れなくなったのか

2015.07.13 Monday 14:25
陽菜ひよ子



だいぶ前に話題になった「アマゾンの出版社の格付け」話題について。
「アマゾンに怒る日本の出版社」に、本を書く側として思うこと(山田順)2014年11月11日
http://allabout.co.jp/newsdig/c/74249

ちょっと感動した。
石田衣良は、なぜ出版業界に絶望したのか 〜「小説家と過ごす日曜日」に込めた思い
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作家の印税は1割ですから、500円の文庫本なら50円です。これが音楽の世界なら、CDの印税のほかにもコンサートや物販、握手会のようなイベントがあります。さまざまな収入源があって、アイドルやアーティストを支えてきたんですよね。でも出版の世界は本が売れなかったら非常に厳しい。ご存知のように、大手の出版社でも、給料が2割3割カットになったままです。しかも新人作家は最初の本が売れないと次の本が出せないというような時代になってきています。新しい収益の形を、本当に考えなければならないときになっていると思うんですね。

なので、文庫本の印税50円だけでなく、中間で熱心なファンから少し課金するような形で作家なり出版社なりを支える新しい方法を探していたんです。

    -  中略  -   

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