わたしの本棚2015。〜なぜ本は売れなくなったのか

2015.07.13 Monday 14:25
陽菜ひよ子


image[150711_books_9253.jpg]image[150711_books_9255.jpg]image[150711_books_9260.jpg]image[150711_books_9265b.jpg]image[150711_books_9269.jpg]この週末は暑かったですね。土曜も日曜も仕事していましたが、暑くて、でも東京で体調を崩して以来、ずっと胃の調子が悪かったのですが、水曜日くらいから毎日温かい紅茶を飲んでいたら、だいぶよくなったので、暑くても冷たい飲み物は我慢、でひたすら、温かいもの飲んで汗出して、健康的な週末でした。


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ところで、私はよくすごくポジティブな人だと言われますが、これは元からではなくて、後天的に鍛えて自分でそうなったもの。元々は結構なネガな人間なので、ネガな人に会ったりネガな文章を読むと、引きずられるんですね。。。んで、先日からネガ入っちゃってます。

私の仕事は主に出版関係なので、やはり本が売れないというのは死活問題です。それがどうしてなのか、イチ消費者としての自分としては、どうして本を買わなくなったのか、とずっと考えていました。

昔(20年くらい前)は1500円くらいする本を何冊も買って、本屋さんで5000円くらい払うのなんて、何とも思わなかった。でも今はやっぱり、1000円超える本を見ると、ちょっと高いなと感じてしまう。それはどうしてなのか?

20年前も、文芸書を単行本で2000円くらい出して買うのは高いな、って思いました。なので、文庫になるまで待ったりしたなぁ、と言うことを思いだして。やはり、モノを買うには、今その値段で買う事が果たして妥当なのか、ということに納得できるかどうかが大事だということに気づいたんです。

当時は、家でひとりでできる娯楽、暇つぶしと言えば、テレビを見るか本を読むか、もしくはゲームするしか選択肢が無かったですから、ゲームはしないし、テレビもあまり見ない私は必然的に本を読むようになりました。本を読むには、普通に本屋さんで買うしかなかったので、いくら高くても買いますよね。その頃は、古本屋さんもそんなにたくさんなかったので、欲しい本を確実に手に入れるには、新刊で買うしかなかったのです。

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