建築業界に携わった者として
2006.10.19 Thursday 22:00
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
(★=某編集さん挿入)
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正義を貫こうとした人が殺されるのは、なにも漫画の世界の話じゃあないのだよ、わとそんくん。 ★の段読んで、まぢで恐くなりました。 会ったこともないですが、デスク・斉賀さんの魂に合掌。
以上、某編集さんのところから転載
私は建築業界に長くいたので、こういう問題が起こると、とても悲しくなります。
現場の人間は、いいモノを作ろうと、何日も徹夜して必死に頑張ってるのに。
建築に携わる人間は、医者と同じ、人の命に関わる仕事をしているのだと、常に思っていました。でも確かに、そう言った意識は現場には希薄かもしれません。意匠設計をする人たちは、耐震よりはデザイン性を重視しがちです。そのために、ビルの設計には構造設計部門がちゃんとあるわけですが。
私が当時勤めていた会社は、横浜ランドマークタワーも、東京ディズニーランドもシーも、都庁も手がけています。 (多分全て複数社の共同体だと思うけど、調べればどこかわかるかも)私自身も、名古屋時代、金山の大きなビルの設計に携わってきました。(といっても、しがないCADオペですが)
どれも高層タワーだったり、たくさんの人が利用する場所です。もしもそれらの耐震に問題があったらどうなるのだろう。想像するだけでも恐ろしいです。
ランドマークタワーを担当した上司が、とても印象的なことを言っていました。
「僕らが作っている設計書は、1/500とか1/1000などのおおざっぱなもので、どうしても現場のボルト一個単位までには誤差が出て来る。1%の誤差でも、ランドマークタワーのように数百億(だっけ?)の物件だと数億円の誤差になるんだよ」
そのときにも恐ろしいと思いましたが、今はもっと思います。
だって、そこに目を付けて手抜きをすれば、どれだけでも底なしにもうかるというわけなのですもんね。
でもその上司を含め、みんな職人肌の無骨な人たちで、今私の周りにいる、「出版バカ」(失礼) に負けないくらい「建築バカ」ばかりでしたよ。それなのにどうしてこういうことになってしまうのでしょう。
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