【展覧会】ノーマン・ロックウェル展 オールディーズ、その愛しき素顔たち
2010.06.18 Friday 13:38
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
image[100618_1781442.jpg]週末に、府中市美術館に、ノーマン・ロックウェル展を見に行ってきました。
image[100618_1781443.jpg]image[100618_1781444.jpg]
例えばこんな風に、ポスターのイラストには、家出少年とカフェで話し込む警官が登場しますが、この画の横には、リヴォーリのこんな写真が並べられていました。事故にあって運ばれる母を見つめる少年を「大丈夫」と励ます警官です。
ロックウェルの絵は、アメリカを体現してるとも、どこにも存在しない夢の中のアメリカ社会を描いているとも言われているそうですが、ロックウェルの描いた50年代〜70年代の「古き良き時代のアメリカ」と、リヴァーリの切り取った現代のアメリカ。
そこには、全く隔たりなど感じられません。
ロックウェル自身は「どこにも存在しないアメリカ」という批判に対して、「誰も気づかなかったアメリカを描いている」と言っていたそうですが
絵にしろ写真にしろ、テクニックも大切ですが
どこをどう切り取るか
何をどう描くか
それが何より大切なのに違いありません。
晩年には、社会的な作品も多く残しているロックウェルですが、彼の絵が、それ一色に染まってしまったら、アメリカ社会は、なんと夢のない社会になってしまったでしょう。
彼のユーモアあふれる絵が飾られた表紙を見るたびに、アメリカ国民は、ささやかながらも、きっと自分たちの幸せを、実感できたに違いありません。
ところで、ロックウェルは、ニューヨーク出身ですが、夏休みを田舎で過ごして、牧歌的な風景に心奪われ、画家になる決心をしたそうです。
彼は都会よりは田舎を好んだのだそうです。
このくだりを読んで、生涯故郷から離れることなく、すばらしい作品を書き続けた、アメリカを代表する画家・アンドリュー・ワイエスを思い出したりしたのでした。
自然は偉大ですね。
image[100618_1781445.jpg]image[100618_1781446.jpg]上/ピカソやレンブラント、ゴッホなどの自画像も混ざってるところがステキ。
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