【映画】『ベティ・ブルー』

2010.07.08 Thursday 22:18
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ



この映画を観る前からあった予備知識は「愛するがゆえに狂気に走ってしまう少女の話」ということでした。

なので、どういうわけか「報われない愛の物語」だと思っていたのです。ベティが愛するほど、ゾルグは愛してくれないのだと、勝手に思っていました。
けれど、これは違うんですね。

ネタばれになりますが、この物語は、愛されても愛されても、別のものを求めてしまうベティと言う女の子の悲劇、と言う感じです。

たくさんのレビューに「なんで、破滅的なベティに、ゾルグは我慢できるのか」というようなものがありましたが、私はむしろ「なぜこんなに愛されているのに、ベティは破滅するのか」と思ってしまうのです。

この映画を見て、目が離せなくなるのは、多くの女性はベティの中に、自分自身を見るからなのでしょう。誰もがみんな、こうした部分を持ってるけど、どうにか理性で抑えてる。
まっすぐなベティだから、惹かれるのでしょう。ゾルグの愛だってまっすぐ。ベティのために彼は何度も犯罪を犯します。

ラストが、ある映画とよく似ていたのに驚きました。それが解放であり、愛なのですね。


ところで、何かで読んだのですが、原題の37.2℃というのは、女性が一番妊娠しやすい体温だとか。

もう少し早く出版社からの電話が早くて、もしも子供ができていたら、ベティは狂わなかったのかな。いや、やっぱりいずれ狂ってしまっていたのでしょう。
この映画が公開されたころ、18歳のときに、見ておきたかったなぁって思いました。



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