ムンク展
2007.12.23 Sunday 14:54
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
image[071215munch1.jpg]ムンク展に行って来ました。
ムンクと言えば『叫び』がそのままムンクを表すくらい、もはや代名詞ともなっているくらい有名ですが、『不安』『絶望』とともに3部作となっているのは初めて知りました。ポスターの絵はその中の一枚、『不安』です。
《不安》1894年 油彩・カンヴァス オスロ市立ムンク美術館
image[071215munch3.jpg]これがもう一枚の『絶望』
image[071215munch2.jpg]『叫び』の次くらいに有名だと思われる『マドンナ』
この作品に見られるように、絵画だけでなく額装部分にも装飾を施し、それらをひとつの作品として捉えたものが、今回の展覧会のテーマで、数多く展示されていました。この作品で言えば、絵画部分がマドンナ、絵画と額装の境に胎児、そして額装部分に精子が描かれています。
image[071215munch4.jpg]
《生命のダンス》1925−29年 油彩・カンヴァス オスロ市立ムンク美術館
この絵画と似たモチーフは繰り返し描かれていました。私には、左右の黒と白のドレスの女性が同じ人にしか見えないのです。左から過去・現在・未来だったかな。
image[071215munch6.jpg]おもしろかったのが、マックス・リンデ邸の子供部屋の壁用の絵画で、ムンクに依頼したものの、抱き合う男女の絵などを描かれて
「コレは子供部屋にふさわしくない」
とリンデ氏がムンクに描き直しを命じ、だいぶ明るい色調の多少子供部屋らしいものには仕上がっていましたが、それでも、ムンクに子供部屋らしい絵画を期待すること自体、間違っているのでは?と突っ込みながら見ておりました。
『生命のフリーズ』では、たわわに実る果実を手折ろうとする裸の人物などが描かれていましたが、思わず
「くびれがきれい」
などと口走ってしまい、おやぢっぽさを思いがけず露呈してしまった私。ハズカシや。
また、ムンクは労働者を好んで描いていたそうで、わたしは最初のほうの暗い絵よりも、生命力溢れ、今にも動き出しそうなおじさんたちの絵のほうが好きでした。特に素描は素晴らしい!
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