アニマル・フォトスタンド

031103china_rose_cup1.jpg今回の帰省の目的は、父のお墓参りと、友人の赤ちゃんをみること。昨年立て続けに、二人の友人に赤ちゃんが誕生したんですが、片方の友人は、4月に育休が終わって、職場復帰すると言うので、3月中に慌てて会いに行くことになったのです。特にその二人の友人とは、とても親しかったので、何か特別なプレゼントをしたいなぁ、と思い、初めて贈り物として、磁器絵付けの作品を描くことになりました。

でもここで、問題が。友人の赤ちゃんはどちらも男の子。普段描いてるチャイナは、こんな感じのもの。女の子だったら、お花たくさん散らしたものでもいいけど、男の子は、もうちょっと違うのがいいんじゃないかなぁ?そう思って、作ったのが、こんな感じ・・・   
    
050323china_photostand1.jpgはじめての動物チャイナです〜〜〜(じゃ〜〜ん!!)(これね、写真立てなんです。ピンク部分に写真が入ります)Tちゃんは「産まれました」ハガキに、誕生日・身長・体重など全部書いてくれてたので、それをどうしても書きたくて、思案した結果、風船の中に文字を書くことを思いつきました。で、いろいろ描いて行くうちに、動物も描いたり。これね、なんと下書きなしなんですよ。我ながら、ちょっと力作♪

Tちゃんちのゆうきくんは、4月で1歳になります。普段すごく人見知りで、初めてあった人の前では必ず泣くそうなんだけど、わたしとは全然平気で、Tちゃんもびっくりしていました。昔からまじめで几帳面な彼女だったので、少し心配な面もあったんですが、育児は楽しんでやってるようで、ホッとしました。

050323china_photostand2.jpgNのとこのヒロトくんは、11月に産まれて、4ヶ月で、まだ首が座っていませんでした。まだ目の前の人の区別がつかないらしく、これから夜泣きも始まるとかで、昔から楽天的で、癒し系だったNが、意外にちょっと育児ノイローゼになりかかってるようなのが、ちょっと驚きでした。たった1時間で産まれた超安産だったのに、大騒ぎだったとか(^^;Nのところは、旦那さんがなんと8歳も年下だと言うことで、「いいなぁぁぁぁ〜〜〜〜〜」と思わず叫んでしまった私(^^;

ふたりは別々に会ったんですが、短い時間でしたが、久しぶりに、いろいろ話せて楽しかったです。二人ともすごく喜んでくれたようだし(^^)ベイビーたちが友人に似てるのもおかしくてうれしくて、今後の成長が、すごく楽しみな、わたしなのでありました。


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『ルネ・ラリック展 ── 光への軌跡 ──』

050331lalique.jpg日本橋高島屋で開催中の「ルネ・ラリック展」に行ってきました。なかなかおもしろかったです。アール・ヌーヴォーの巨匠と言えば、ガレやドーム兄弟が浮かびます。実はその中ではわたしはドームが一番繊細で好きなんですが、ラリックは少し後に出て来たアール・デコを代表するガラス工芸家で、ガレが色ガラスを多用するのに対して、ラリックは無色の透明ガラスのみで作り上げたところに特徴があります。 

一色のガラスに彫刻を施すことによって、光の方向や質による様々な表情を楽しむことのできるラリックの作品は、シンプルな美しさがあります。その洗練された美しさは、装飾品としてだけではなく、日用品としても愛用されてきました。それほどの年月がかわらないにもかかわらず、ややクラシックな感のあるアールヌーヴォー時代のものと比べても、ずっとモダンで現代の感覚でも、全く古くささを感じません。

特にオパールのような乳白色のオパルセントガラスに光のあたっていたものが
本当にきれいでした。(このチラシのものですね)

050331lalique2.jpgまたこの、蓋を丸い板状にした形状がラリックのオリジナルだそうで、いかにもアールデコだなぁ、と言う感じ。そういえば、彼のガラス作品がふんだんに使用されている庭園美術館にもそんな感じのものがあったような・・・

ラリック・ブランドストーリー

会期:3月30日(水)〜4月11日(月)午前10時〜午後8時(会期中無休、最終日は午後6時閉場。入場は閉場30分前まで)
会場:東京日本橋・高島屋8階ホール(お問い合わせ03−3211−4111)
入場料:一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
主催: 朝日新聞社
正式名称:うるわしい煌めきと戯れて。ルネ・ラリック展 ── 光への軌跡 ──Rene Lalique Maiter Verrier 1860 - 1945
ラリックに花の息吹きを 池坊由紀(華道家元池坊次期家元)
19世紀から20世紀の初頭、フランス・ガラス工芸はかつてない黄金期を迎えていました。特に1900年のパリ万博で注目を浴びた宝飾家ルネ・ラリック(1860−1945)は、20世紀の初めにガラス工芸に転向し、1920年〜30年代のアール・デコ期を代表するガラスの巨匠として活躍しました。日常生活を彩り、生きる喜びを演出する花瓶、手鏡、香水瓶、アクセサリーなど約200点で、ラリックの全容を紹介します。

    


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新世紀・名古屋城博で金鯱触ったYO♪

050325nagoya_castle.jpg3/24(木)〜29日(火)まで実家の名古屋に帰省していたのですが、実家で入場券をもらったというので、万博初日の3/25(金)、朝から母と二人で行ってきました。さぶい日で、なんと雪が降ってきました(^^;写真の二人はダブルユーで、イベントに来たそうです。

門から金鯱の展示してある金鯱ドームまでは、結構遠くて、売店が出ているものの、閑散としていました(^^;入館するときにも、お礼言われたしなぁ。「名古屋の人はみんな、今頃万博に行ってるのかな」と母と言いつつ歩いていたんですが、万博の方も、入場者数は奮わなかったようで、名古屋の人はいったいいずこに?

「新世紀・名古屋城博公式サイト」


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チューリップ”アバ”開花

050406tulip_ava.jpg050406tulip_ava2.jpg
昨年、『うちのチューリップが世界一』と言うイベントで、送っていただいた球根のうち、八重赤のアバが咲きました。目にも鮮やかな赤。もともとは渋い色の花の好きな私ですが、今の気分にはこの赤はとても合っています。心から浮き立つような、幸せな色。玄関の門柱のすぐ前に鉢が置いてあるので、通りかかった方にも楽しんでもらえます。


#gardening


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『日本のおしゃれ展』

050323nihonosyare.jpg会社の和物好きな友人に聞いて、慌てて銀座の松屋に見に行ったこの展覧会。昨今の着物ブームに乗ってか、意外に若い人も多かったのが印象的でした。それほど着物好きな人でなくても、着物着てみてもいいかなぁ、なんて思ってしまうかも。そんな展覧会でした。(3/23(水)) 

普通の着物の展示と違って、きちんとコーディネイトされ、着付けされた展示はとても楽しめました。今回特別展示されていた帯留めコレクションは圧巻。素晴らしいの一言。(特に貴重だと言う芝山細工(※象牙を主材とし、青貝(あおがい)・鼈甲(べっこう)・珊瑚(さんご)などを使って 屏風や額・飾棚・置物などに花鳥などを立体的に描いた技法)は本当に繊細で美しい〜〜〜)こういう場所にしっぽり着物で来るような女性になりたいものだと思ってしまいました。
    
artscape
明治・大正・昭和前期は、西洋文化の大きな影響を受けながら、染織工芸のきわめて高度な技術に支えられ、着物文化が最も光り輝いた時代でした。
この展覧会は、わが国を代表する着物コレクター池田重子氏の貴重なコレクションの中から、四季折々の近代きもの90点を帯・半襟・帯留などとコーディネートし、紹介するものです。華麗で典雅な近代のきものの美をご堪能ください。
会期 2004年3月16日(水)〜28日(月)
会場 松屋銀座8階大催場


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『ミュシャ展』〜華麗なるアール・ヌーヴォーの誕生

050323mucha.jpg3/27(日)まで上野の東京都美術館で行われていたミュシャ展を見てきました。素晴らしかったです。(3/23(水))

アール・ヌーヴォーの華やかな作風で知られるアルフォンス・ミュシャ。(ミュシャはフランス語風読み。彼の故郷チェコではムハ)そんな彼はきっと、その描く絵のように、美しく華やかな生涯を送ったのであろうと思っていました。しかし、アール・ヌーヴォーが過去のものとなり、もともと装飾芸術家ではなく、画家を目指していたという彼自身が本当に描きたかった、故郷チェコに捧げた大作《スラヴ叙事詩》などを見ることができて、人間・ミュシャを知るよい機会となりました。


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『笑の大学』

050315warai_daigaku.jpg先日のハワイ旅行の帰りのフライトの映画の2本のうちの一本がこれ。(もう一本は「シャーク・テイル」)
これは、実は封切りの頃から見たいと思っていたんですが、昨年の私は、映画館にはなかなか足を運ぼうと言う気持ちがなかったんですね。今年に入って、ポツポツ見に行くようになりましたが。ですので、今回これが見られて、とてもラッキーでした。

★★★★☆


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簡単なストーリーを説明すると、戦時下の日本では、芝居の脚本に対する検閲が始まったんですが、役所広司扮する検閲官は、本当に頭が固く厳しくて、稲垣吾郎扮する脚本家に無理難題を押し付けるのです。でも、検閲官が無理難題を言って、脚本家がその要求を受け入れれば受け入れるほど、どんどんその脚本は面白くなって行き、いつのまにか、検閲官も本をよくするために、協力するようになってしまうのです。やがて、彼らの間に不思議な絆が芽生えるんですが、皮肉にも物語は意外な結末を迎えることになります。

いや、おもしろかったです。個人的に吾郎ちゃん好きなんですが、演技の方は眉唾だったんですが、これはなかなかはまっていましたし、なんと言ってもさすが役所広司。最初は大げさかな、と思える演技が、物語が進むにつれ、ちょうどよい感じになり、どんどん引き込まれて行きます。

元々この映画は、主人公ふたりだけが登場する舞台だったそうですが、映画には、脚本家の劇団の座長として、小松政夫(これが最高!)や、切符のもぎりのおばさんなども登場。検閲室の看守役の藤村俊二もいい味出していました。さすが三谷幸喜。笑わせておいて、最後に泣かせる、心憎い素敵な映画でした。


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今までありがとう

ネットをはじめて4年半。今までこんなわたしの書いた拙いものを読んで、たくさんの感想を下さって、本当にありがとう。イロイロ考えましたが、思いきって閉じる事にしました。
    

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