続けるということと、形にするということ。

181230_FVQH2995.jpg今年は本当にいろいろとあった年で、かなりショックで落ち込んだり、精神的に追い詰められたりしたこともあったのだけど、そういうことは振り返っても仕方がないので、いいことだけ記しておく。

今年は私にしては珍しく、たくさんの展示をしたんだけど(画像)、割と悔いの無いものを出すことが出来た一年だった。その中でも感慨深いのは、6年ぶりに絵本の展示に出したこと。(右上)

東京にいた頃には、絵本の仲間と活動していて、自主グループで児童書の出版社の編集長や絵本作家さんを招いてワークショップを行ったり、講座に参加したり、本当に絵本漬けだった。
絵本の世界は厳しく、みんな10年15年と勉強して、やっと結果が出せるとかそんな感じ。とにかくたくさんの絵本を読んで、みんなで様々な解釈を考えたり、ゲームみたいに発想法を試してみたり、毎週のようにどこかで仲間と会って、話して飲んで、という感じだった。

名古屋に来てから、自分一人で続けて行くことの限界を感じて、2012年を最後に展示にも出さなくなっていたのだけど、今年ふと思い立って出したところ、予想以上にみんなに歓迎してもらえて、ホントうれしかった。特に代表のT氏とは、深夜の歌舞伎町で二人で3時間くらい話し込み、「ひよ子が参加してくれると、みんなのポテンシャルも上がるからありがたい」とまで言ってもらえて、こちらこそありがたかった。私が離れていた6年の間も、みんながこうして活動を続けていてくれたお陰で、帰ることが出来る場所があるというのは、本当に感謝の想いしかない。

ありがたいことに、今回編集さんにもお褒めのお言葉をいただき、それを励みに、今後形にして行けたらと思う。まずは一冊、キチンと形にすることがまずは一歩だから。

画像:左上から下へ「いろはCarta展(1月:Gallery DAZZLE)」「アイドルポスター展(4月・Laundry graphics gallery)」「赤と黒の陽菜まつり(3月・MITTS COFFEE STAND)」
右上から下へ「第25回え〜ほん絵本原画展(6月・新宿スペースゼロ)」「実践装画塾NAGOYA展(3月:Gallery DAZZLE)」「私のお気に入り展(11〜12月・Laundry graphics gallery)」


                  


本を出したいと言う人、イラストの仕事をしたいと言う人の中には、どうもこの仕事がどういうものか、よく分かってない人も多い。この仕事は、自分の好きなように絵や文章を書けばいいというものではない。

簡単に言えば、「イラストの仕事」は、「クライアントのアタマの中のイメージを具体化」するのが仕事だし、「商業出版で本を出す」というのは、「世の中に求められている内容を一冊の本に落とし込むこと」であって、自己表現だけで完結する世界ではない。

当然、修整が入るのは当たり前だし、まず第一に、最終的にイラストレーションとして誌面などに載せるに値するレベルに達しているのか、一冊の本を書き上げられる力量があるのか、そこは当たり前だけど、最初に確認される。

だから、イラストの仕事をしたいと言いつつ、絵を全然描いてなくて、Websiteも紙のポートフォリオも作ってないような人に、仕事の依頼なんか来るはずがない。それと同じく、構想だけで、一冊書き上げたこともないような人の本を出版しましょうという話になるわけがない。

逆の立場で考えてみればわかると思う。
あなたが会社の人事などで、即戦力の社員を雇いたい場合、以下の三人のうちで、一番採りたい人と、絶対採用したくない人と挙げろと言われたら、誰を選ぶか?

1.すでにその仕事の経験が豊富にあり、実績も上げている人
2.その仕事の経験はないが、勉強していたり、独学で作った作品などを提出した人
3.仕事や勉強の経験もなく、作品の提出もなく、ただ「できると思います」という根拠のない自信だけがある人

当然、一番いいのは1で、言語道断なのは3でしょう。
で、ポートフォリオも原稿も無いのに「絵の仕事がしたい」「本を出したい」と言ってる人は、まさに3だってことに、なぜ自分がその立場になるとわからないんだろう。

それと、イラストにしろ本の出版にしろ、スケジュールが決まったら、逃げることは許されない。だから、出版社が一番恐れているのは、依頼をバックレて逃げられること。一度引き受けたら、何が何でも仕上げるのが当然、そうでなければ、そこに穴が開いてしまうからだ。

だからクライアントがまず知りたいのは、絶対にキチンと納品してくれる人か、絶対に一冊ある程度のクオリティで書き上げられるか、という点なのだ。締め切りを必ず守るということも、フリーランスには非常に大切なことであるのは言うまでもない。

それから、修整が入ったり、自分の描いたものに手を入れられることに、過剰な反応を示す人もいるけれど、そういう人は本当に大きな勘違いをしている。私たちの仕事は、ただの自己表現ではないのだ。

私たちの作品は、自分のものであると同時に、依頼をくださった方の「商品」でもある。その商品は、クライアントのイメージ通りのものでなくてはいけないし、ユーザー目線でよりよいものでなくてはいけない。私たちの仕事は、自己表現しつつ、そのイメージにより近づけること。ただ自分の自己満足な作品を作るより、ずっと難しく厳しいことを求められるのだ。

けれど、それをすべてクリアし、ピタリと収まるべきところに収まった時に、得られる喜びを思うと、そんな苦労などどうってことないくらい、喜びも大きな仕事なのである。

#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事 #出版1 #出版2


                  


2018.12.29 Saturday これについてはまた後ほど。
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12/17(月)〜21(金)函館から荷物が届き、シアワセな食卓♡
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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秋が行く。

181120_IMG_7638.JPG2018.11.20 Tuesday
来週から始まる千駄ヶ谷の「ランドリーグラフィックスギャラリー」さんでの展示「私のお気に入り」展に向けて作ったポスターが、デザイナーの宮坂佳枝さんから届きました!ステキな仕上がりにワクワク♡
今回、元ピチカートファイブのボーカルで渋谷系のアイコンとして一世を風靡した野宮真貴さんをお招きしての展示です。最終日のシークレットライブで野宮さんにお会いできるのだけが、今の私の楽しみ!
11/26スタートです!残念ながら私は在廊できませんが、よろしければポスターに会いに来てやってください!
詳細:http://hiyoko.tv/a_tori_ie_dayori/log/flyer/eid191.html


                  


181118_IMG_7637.JPG2018.11.19 Monday
名古屋の秋の風物詩「やっとかめ文化祭」フィナーレ。
いろいろお久しぶり!な人に会えて楽しかった。
2012年春に宮田と三人で一緒に市場の冊子を作った森田さんからお酒を買い、スナックマリコで絶品つまみを買い、先日「水曜日のDT」に登場したみっきー(写真撮り損ねた)や未だに私を「帽子作家」と紹介するうーなちゃんや、名工大の伊藤先生、着物姿なのにロックな舞海さんとスペシャルゲストのKeiko Leeさんなどなど。
建築家の伊藤先生のこの日の中日ビルをめぐる寺子屋が気付いたら満席だったと訴えると、早々に埋まったとのこと。でもまだ話したりないので、もう一回やってもいいよ、事務局に言っといて、とおっしゃるので、事務局にも伝えましたが、中日ビルクローズの3月までに、どこかで実現しないかしら〜!?
なんというか、やっとかめが終わると、名古屋の秋が終わる。そんなここ数年。。。。2014年には私もこの黄色い法被で大使をやってたのねん。ああ懐かしい。。。そしてこの3月に閉館する中日ビル屋上に上がれるのもこれが最後!これがテレビ塔をここから見る見納めなのでした。


                  


もうじきに12月。もう一年も終わりかー、と思う。
今年は小さい仕事がガクッと減って、その代わりに今まではとても声のかからなかった
大きな案件のコンペの話がちょくちょくやってきた。
しかしことごとく落ちたので、実績としては、何も残ってない。。。。
これは進歩なのかな。小物から大物になるためには必ず通る過渡期なのか。

個性の強い絵を描くと、仕事自体はガクッと減る気がする。
それでも、パレットの原田先生の個展でスタッフの方と話して、原田先生が願っていたこと
「消費されるだけのイラストレーターにはなって欲しくない」
という想いを考えると、やっぱりこれで正しいのだと思う。

そして、今日ある何人かの人と話して感じたのは、いつか一緒に仕事したいとのんびり構えていて
それが通じる場合もあれば、通じない場合もあるってこと。
状況は刻一刻と変わっていく。気持ちだけではどうしようもないこともあるのだ。

それともう一つ。
落ちたコンペの結果を今日たまたま人がFBに上げてて知ったんだけど、なんかモロ
「クールJapan=マンガ」という図式で作られてて、まぁこういう流れなのかな、と思った。
デザインだけなら、絶対こっちの方が良かったと思う。

悔しいけど、正統派のイラストレーションは、もう過去のものになりつつあるんだろーか。
いやそんなはずはない。
私は漫画家だけど、イラストレーターとしての立ち位置は「絵師」ではなく「イラストレーター」でありたい。

#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事


                  


11/10(土)〜11/11(日)金山からの円頓寺パリ祭、お家でワタリガニパスタ。
181110_181111_IMG_7406.JPG


                  


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「うまくやる」ということ。

181023_nurie2018web.jpg2018.10.03 Wednesday
おごらず、
他人と比べず、
面白がって
平気に生きればいい。
先日亡くなられた樹木希林さんのお言葉。
本当にそうだと思う。

この春から縮小傾向にある「すイエんサー」の仕事。
下半分はちょうど二年前。二年前は本場用に絵を描いたし
ぬり絵もこんなにいろいろ描いたのだった。
(色塗りは私。これは試しに塗ってみたもので
本番には使われていない。)

あの頃はよかったなーと過去をうらやんでも仕方がないし
ましてや人と比べても仕方がない。
んでも、「すイエんサー」は初代のイラストがすごく評判が
良かったようなので、未だにそれがプレッシャーなのだ。

んでも、あるとき、作家の鈴木輝一郎先生が
「それだけ(4年)続いているなら大したもんだね。
テレビは結構シビアで、結果出ないとすぐ切られるからね」
と言って下さり、なんか急にホッと力が抜けたのだった。
人と比べても仕方がない。私が私で頑張るだけ。
輝一郎先生、ありがとうございます!


                  


先日、あるお店の経営者と話していた時の事。
その事業は、資金計画をある程度キッチリやっていれば、5年くらいは続くんだけど、その先が難しいらしい。

その人は「みんなうまくやってるんですけどね、自分はなかなかうまくやれなくて」と悔しそうに言っていて
共通の知人のある大御所カメラマンのことも「東京から名古屋に来てからも、うまくやられてますよね」と言いだし
何だかもやもや〜〜〜と違和感が。大御所の先生のことは、オットを通じてご苦労もよく知っているので余計に。
言葉のあやなのかもと思ったけど、どうやら本気で自分が「不器用なせい」だと思ってるようなのだ。

「うまくやる」って何だろう?
例えば、私のNHKの仕事だって、そんな大きな仕事をどうやって得たんだとか、上手くやってて羨ましいとか
言う人もいるのかもしれないけど、でもそういう人は、そのために私がやってきた努力のことは考えないのだろう。
どういう絵を描けば仕事が来やすいのか、ずっと研究し続けているし、人が集まる場所にはできる限り顔を出している。
それでも、思うほど仕事が来ないと悩むことも多いし、顔を出しても仕事をくれるような人に出会えない場合も多い。
それでもへこたれずに研究したり、顔を出すしかないのだ。

それだけじゃない。仕事が欲しいと思う相手の仕事は常にチェックし、買えるものは買ってきた。
仕事を得るためには、当たり前だけど、お金も頭も使わなくてはいけない。
ただ絵を描いてるだけで仕事が来ると思ったら大きな間違いだ。

それで仕事を得た人のことを「人に取り入って仕事を得た『上手くやる人』だと言うなら
残念ながら、仕事というものを分かっていない。
その人が飛びぬけていい絵を描く天才ならば、そんな努力をしなくても、コンペに出したりすれば
それだけで注目されてやっていくことができるかもしれない。

けれど、仕事を与える方だって人間なのだ。同じくらいの実力なら、顔見知りに依頼する。当たり前の事。
売れている人は、ちゃんと努力している。「上手くやっている」わけではなく「やるべきことをやってる」
やるべきことをやれていない自分への言い訳をすべきではないのだ。

#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事


                  


最近、オットが
「本のネタになる様なことやってればいいと思って」
と言って、始終テレビを付けているので、随分情報通になった。

貴乃花の引退のことを考えると、胸が苦しくなる。
あれだけ一世を風靡した人、相撲を盛り立ててきて功労者であり、平成の大横綱として、華々しい成績を残し
立派に弟子を育ててきた、そんな人が、どうしてこんな辞め方をしなくてはいけないのか。

プロレスの棚橋や野球の新庄が、パフォーマンスなどで業界を盛り上げて、三方よしになっているのに
同じように業界を良くしようと頑張って来たはずなのに、なんでなんだろう。


                  


初対面の印象は当てになるかならないか?
「初対面の印象が良い人」がその後も良い関係を築けるのがデフォルトだとするなら、当てにならないけど
一定の法則がそこに見出せるという意味では、当てになると言える、と思う。

最近はSNSでの発信が増えて、まったく知らない人の人となりを知ることが増えた。
昔は、初めて会う人に対するハードルって、もう少し高かったと思うのだけど、発信力が高い人の場合、相手は勝手に
「知った気になって」、初対面でもついつい親し気にしてしまうものかもしれない。
しかし、やたら親し気な人にはやはり注意なのだ。

私も昔もっとブログで発信していた頃は、絵の展示などに知らない人がわんさか来た。
「ファンですー!大好き!」って言われていい気になっていたけど、結局ほとんどの人は
「勝手に作り上げた自分の都合のいい私」に、「話を聞いて欲しい」だけだった。ガッカリ。
相手も私が都合のいい人間ではないと分かるとさっさと去って行き、お互いガッカリ。

そんな経験から、最初からやたら好意的な人には注意するようになった。
初対面が感じ悪いくらいの方が、安心できるかもしれないと思う(笑)


                  


9/24(月)〜9/26(水)
うまく泡入れられた!(*´Д`)
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二次使用料という不労所得。

180930_girly_60s_01m_web.jpg2018.10.01 Monday
少し前の仕事で、もうイラストレーターなんか辞めてしまおうと思うような
散々な目に遭った案件で二次使用料を貰えることになり、やったー!!
そこそこの金額は入ってくるので、かなりうれしい。
こういう不労所得があると、イラストの仕事は辞められない。

しかし、実は最初に提示された金額は、交渉した後に入る金額の1/5だったのだ。
交渉は大事。二次使用料は、元の仕事と同等か小さな媒体である場合においては
「元の金額の20〜50%」と覚えておきましょう。しかし、二次使用される媒体が
元より大きい場合(本の中身→カバー、雑誌→広告ポスターなど)はこの限りにあらず。
(二次使用料の方が高くなる場合もアリ)

昔あるクライアントから「仕事はワクワクしてしなくてはダメだ」と言われたものだ。
絵を描いてる時間は本当に楽しいのだけど、フリーランスってホント悔しいことや
めんどくさいことだらけ、と思ってて間違いはない。特に金額の交渉と確定申告。

仕事で悔しい想いをしなくて済むようになるには、いい絵を描いて、いい仕事をして
力をつけて行くしかない。そのために頑張る。

ここ何年間かインスタやほかのアプリで一日一枚描くことを自分に課して
続けてきたんだけど、この夏以降、どうにもモチベーションが上がらなくなってきた。
仕事だったらモチベーション関係なく描くしかないけど、日々筋トレ的に描く絵は
やっぱ自分の興味あることでないと厳しい。潮時かと思うので、辞めることにした。

その代わりに、ずっと前からやろうと思っていたことを、ようやく始めることにした。
今度参加する、とある展示のデザイナーさんとの制作で、ずっと停滞していたことの扉が開かれそうで楽しみ。
こういう出会いはウレシイ。それと、未だ仕上がらない構成案を、今週いっぱいには仕上げたい。

#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事


                  


9月最終日に、ようやく重い腰を上げて、Websiteをリニューアル。やり出すと、時間を忘れてやってしまう。
といっても、単にサイト左側のナビページボタンを手書きのものに変えただけ。
元プログラマでもあるので、htmlやcssをチマチマ触っているのは性に合っているのだ。
181001website_top.jpg

幾つか表示したいページが増えたので、画面内に収まり切らなくなってしまい
ギャラリーとブログは、更に入れ子にして、縦フレームにしました。
181001website_gallery.jpg181001website_blog.jpg

070731website_top.jpg090407website_top.jpg2001年10月10日に初めてのWebsiteを立ち上げてから
ほぼ17年。
最初はこんなんでした。→2001〜2003
まだ趣味のサイトだった頃。

昔(2005年頃)の方がインラインフレーム使ってたり
凝ったサイト作ってたけど、見やすいのはシンプルな
サイトなんだよね。

その後、2006年頃からお仕事サイトを作り始めまして
多分最初はインラインフレームだったはず、なんだけど
どんなサイトだったかサッパリ覚えてない・・・
2007年頃はこんな感じ。 Top Gallery
Flashが入ってないと見られないようですが
左上画像のような感じだったはず、たぶん。
(実は私のブラウザにも入ってないし、入ってるはずの
IEでも見られない。なんでだ?)

左下画像、2009年はこんなしょぼかったのか。。。
んでも、2003年以降は主力はblogになっていたので
サイトリニューアル自体ほとんどしてなくて
2009年から2012年まではずっとこんな感じだった模様。

Galleryページを更新するのがとにかく大変だったので、更新部分は全部blogに変更したのが2013年の正月。
このデザインは気に入って、3年くらいずーーーーっと使っていた。
130103website_top.jpg

けど、どこを更新したか全然分かんないので、2016年2月に更新記録付のブログをトップページに設定。
180121web_cover01.jpg
カラフルなときはよかったんですが、最近「赤×黒」のイラストが増えて何となく違和感が。。。
それで今回のリニューアル。でも文字とイラストのバランスが、けっこう難しくて苦労してしまった。

そういえば、オットは元SEなので、夫婦で「あのシステムはああなってるんだろうね」みたいな話をすることもある。
私はこう見えて、PCのソフト部分には強く、今までのパートナーで、私よりPCに強いのは、今のオットが初めて。

今はSEが本当に足りないらしく、先日もIT系の会社の方から
「ご主人にいつでも戻って来て下さいとお伝え下さい」と言われ
「写真の仕事が無くなったら」と答えたけど、そうならないように祈りたいし
今のところ大丈夫そうでよかよか。


                  


2018.09.30 Sunday
港の名古屋競馬場が老朽化で移転するので、跡地の活用法を市が募集してるそうなんだけど
たぶんまたモールになるんだろうなー。港、ららぽできたんだから、もうモールは要らんと思うんだが。
テレビの出演者は、温泉という意見が多かった。昔、船橋市民だったので、ららぽはよく行ったけど
隣に温泉あって、すごくよかったのを思い出した。

個人的には、しつこいようだけど、美術館、特に現代美術館を作って欲しい。上野や六本木みたいに
一ヶ所に美術館が集まっててハシゴできたら最高なのに。その隣に温泉あったらいいかもー♡
「愛知県は他県に比べてこれが少ないんです!」っていうから、美術館かと思えば、サッカー場だって。
スポーツの底上げが必要だって言うけど、アートの底上げも必要だよ。
印象派ばっか見てたって、新しい芸術は生まれないって、いい加減気づいて欲しい。

前に、すごい面白い建物の美術館を作ったら、世界中から観光客が集まってるってテレビでやってたので
そういうのを目指すのもアリだなーと思う。これでもう名古屋飛ばしもなくなるだろう。ふふふ。


                  


9/20(木)〜9/22(土)
あまりに外に出ていないので、この週に天気が良かったのかどうかも覚えてないけど
この翌週も来週もどうやら日本は台風に襲われるらしい。。。(涙)
180920_180922_IMG_5320.JPG


                  


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人生フルーツ

180922_IMG_5302.jpg2018.09.22 Saturday
極上のファンタジー。得難い楽園が、そこにある。

クヌギ、コナラ等の雑木の庭で、自作した作物で、ジャムや
デザートまでこしらえて、丁寧に料理した食事の並ぶ食卓。
バリっとアイロンのかかったクロスには美しい刺繡。
30畳の広いワン・ルームの片隅には機織り機まである。

90歳の建築家のご主人が、師であった建築家アントニン・レーモンドの旧宅を模して設計した建物には、玄関も無く
庭からフラリと入れるようになっている。このラフな感じが、ご夫婦のたたずまいをも表している。
かしこまらず、ただ日々を丁寧に暮らす。日々を消費するだけのほとんどの現代人には、理想郷のようだ。

「家は、暮らしの宝箱でなくてはならない」(ル・コルビュジエ)
「すべての答えは、偉大なる自然のなかにある」(アントニオ・ガウディ)
「長く生きるほど、人生は美しくなる」(フランク・ロイド・ライト)

この三つの言葉が、ご夫妻の暮らしや人生を集約している。


                  


言葉少ななご主人の修一さんに比べて、奥さまの英子さんは84歳とは思えないはっきりとした口調で語る。
バスでデパート?まで行き、20年来の付き合いだという八百屋さんや魚屋さんで「今日はいいトロある?」と
対面で買い物しながら「やっぱり人なのよ、長い付き合いでね、わかってる人からでないと買えないの」
コンビニで買い物したことが一度もないそう。

ガスレンジですら恐る恐る使い始めたので、レンジなんてとんでもない!
と、ガスオーブンは駆使しながら、和食からジャム、ケーキまで、なんでも作ってしまう。
朝は修一さんは和食で、英子さんはパン食。修一さんのためだけにキチンと数品おかずを準備する。
英子さんのパンには、庭で採れた果実で作ったジャムをたっぷりと。

そんな食事の合間も、二人は休むことなく動き続けている。庭仕事や障子貼りなど、やることはいくらでも尽きない。
忙しい日々の合間に孫のはなこさんのために作ったというドールハウスが圧巻。

半田市の造り酒屋のお嬢様であった英子さんは、育ちの良い人らしく、夜眠るとき以外は女の子は
横になってはいけないとしつけられたと話すけれど、本当にそんな感じでずっと働いている。
様々な便利な既製品や機械類は使わず、ゆっくりと時間をかけて、家事をこなし、手仕事をして暮らす。
ゆったりとした動作で、高齢のお二人が、一つ一つ丁寧に時間をかけても、こんなにもいろんなことができる。

文明が進んで便利になったはずなのに、どうして私たちは未だにこんなに忙しく、時間に追われているんだろう?
気付くと、今日一日何をしたっけ?と首をかしげることもしばしばだ。
改めて不思議になった。

この暮らしそのままには出来ないけれど、お二人の言葉や精神は、忘れずにいたいことが多かった。

例えば、修一さんは、英子さんが「一番のガールフレンド」だという。90と84になっても二人は恋人同士だってこと。
そして英子さんは、とにかく修一さんが一番で、修一さんのためになることを心がけているのだという。
毎日毎日飛び切りのご馳走を作り続けるのも修一さんのため。
修一さんのためになることが、引いては自分自身のためになるのだという。

そう言いつつ、リビングのテーブルの位置は、庭の近くがいいという修一さんの意見を抑えて
「少し遠巻きに見る方がいい」という英子さんの意志を通している。
さりげなく、ちゃんと英子さん流に物事が進んでいる。
賢い女性は、そうやって夫を支えて、夫を活躍させ、後ろからコッソリ主導権を握って、家庭を回して行くのだ。
見習わねば(笑)


                  


https://www.hbf.or.jp/magazine/article/hbf2016_vol6
第42回放送文化基金賞 2016年9月26日
テレビエンターテインメント番組 [最優秀賞]
「人生フルーツ ある建築家と雑木林のものがたり」の舞台を訪ねて
 聞き手・文 / 堀川とんこう(テレビエンターテインメント番組 審査委員長)
 語り手 / 阿武野勝彦(あぶの かつひこ)(東海テレビ・報道局プロデューサー)
      伏原健之(ふしはら けんし)(東海テレビ・報道局ディレクター)
エンタメ部門の最優秀賞『人生フルーツ』は、ある老夫婦のゆったりとした暮らしぶりを
静かに見つめた素晴らしい作品だが、こういうにじみ出るような味わいは、そう簡単に
作り出せるものではない。この作品はどのようにして生まれたのだろう?
番組を制作した東海テレビのスタッフと、描かれたご夫婦の家を訪ねることにした。

阿武野さんはドキュメンタリーの世界ではつとに有名な人で、お目にかかったこともあり
『死刑弁護人』など、何本かの作品も拝見している。
この作品が表現したもの、いわゆるメッセージは必ずしもわかり易くはない。
流行りのテレビ番組の味わいとは違ったものだろう。
狙いが伝わるという自信は?
伏原D
 何が撮れているのか、撮れたものがあるのか、わからなかった。
 2年も取材して、400本も廻して、とんでもない駄作をつくってしまったか、と非常に不安だった。
 もうこれで次はないかと。カメラマンの村田にも、何も起こらないものを撮ることになるかもしれない
 と不安を打ち明けて、納得してもらった。

阿武野P
 私は心配していなかった。とにかく取材先へ回数多く通え。通えば必ず撮れている。
 日常に入り込んでじっと観察し続けろ、とアドバイスした。
撮れている、撮れているはずだ、というのはおもしろい。
ディレクターが意識しないものが撮れているということだろうか。
ドラマでは使わない言い方です
伏原D
 修一という人に惚れ込んでいたが、好きだと悟られないように作りたい、と思った。
 修一さんに自分の父親を重ね合わせているところがあった。
 父は自分の生き方というようなことは語らないが、語りたいことはあるに違いない。
 こっちも聞きたいことはあった。

阿武野P
 イベントを撮ろうとするな、日常を積み重ねろ。
 イベントは撮っても結局使えないぞと言っていた。

伏原D
 それでも、なにかドラマチックなことが起これ、起これと毎日思っていた
 知らなかった過去が出てくるとか、夫婦の大ゲンカとか。
 隣人が凄い迷惑をしていて、この木を切れといってくるとか。
 でも何も起こらないので、あせって小手先のテクニックを使おうかという誘惑を感じたりもした。
 取材対象を動かすとか、長年やってきてそういう引き出しがなくもないので。
ドラマや盛り上がるシーンが欲しいというのは、テレビマンなら当然望むことだろう。
ついつい「演出」の手を加えたくなる、という気持ちもよく分かる。

しかしじっと我慢してフィルムを回すうち、一番のドラマが起こる。修一さんの突然の死。
まさにこのドキュメンタリーは、今このときでなければ成立しなかったのだ。
あと一年早くても、一年遅くても、まったく別のものになっていただろう。
撮られるべくして撮られた作品。

修一さんが亡くなって、英子さんは「もうどうしていいかわからない」と言いながらも、日々の生活は脈々と
それまでと同じように過ぎて行く。あんなに毎日お料理していたのに
「もっとおいしいものをたくさん作ってあげれば良かった」と言う英子さん。
朝、自分のパン食と一緒に、修一さんの御前に供えるためだけに、キチンと一汁三菜用意するのも同じ。
こんなこと、誰にでも出来ることではない。

それでも高い場所や力仕事など、英子さんの手には負えないことが出てくる。
ついには業者に頼んで高枝を切ってもらう。修一さんに「私にはできないから許してね」と謝りながら。
そこが一番切なかった。

決して演出したわけではないけれど、修一さんの最後の仕事の工事が始まるところで、物語は終わる。
高蔵寺ニュータウンでは果たせなかった「人間らしい」街を創る仕事。
心を病んだ人が、ホッと和める場所を作りたいという依頼だった。


                  
畑も雑木林も少し荒れている。手入れが行き届かない。それもそのはずだ。
修一さんは去年の6月に亡くなった。番組のなかで描かれている通りだ。
主はもういないのだ。しかし、修一さんの強烈な個性は生き続けている。
生き続けてこの家に満ち満ちている。

それは番組に登場する温顔の好々爺の修一さんではない。
もっとわがままな才能、強烈に自己主張する個性。建築に関する哲学の実践。
英子さんはその哲学に優しく寄り添ったガールフレンドなのではないか。
作中に、そんな修一さんの一面が垣間見られるシーンがある。
デザートのさくらんぼヨーグルトに、うっかり英子さんが金属のスプーンを添えると
「これじゃないほうがいいんだ」と言って食べようとしない修一さん。
「ごめんなさいね」と慌てて木のスプーンを差しだす英子さん。
スプーンひとつにも、修一さんには哲学がある。単なるワガママとも言えるけれど(笑)

奥さまの英子さんは、日本のターシャ・テューダー。この生活は「大草原の小さな家」そのものだ。
どちらも荒れ地を開拓したフロンティア精神に溢れている。お二人も、公団の仕事としては成し得なかった
高蔵寺ニュータウンの土地に、雑木の森を作ることと目的に、雄々しくこの地に降り立ったのだ。
それから50年。木は大きく茂り、土は肥え、作物はたわわに実った。

「(子供たちに)何も遺せないけど、肥えた土地を遺すことだけはできる」という英子さんの言葉は
まさに開拓者の言葉だと思う。

けれど、昔の物のない時代に、否応なしに行われた手仕事と比べると、ターシャのも、ご夫婦のそれも
非常に贅沢な中に成り立っているのも事実。作中で貧乏だと英子さんが語るくだりがあるけれど
それは過去そうであった時期もあるかもしれないけれど、少なくとも撮影当時はそうではないだろう。

まず、車がなくても生活できる土地に、これだけの作物の採れる庭を持つ人がどれだけいるだろう。
野菜のほとんどをを自給自足しているとはいえ、老後、年金で暮らしながら、デパートで買い物できる
余裕のある層は、そうはいないだろう。
好むと好まざるに関わらず、スーパーの特売に頼るしかないのが現実だ。

一見、とても人間らしい、つつましやかな、清貧な暮らしに見えて、その実は贅沢な暮らしなのだ。
誰もが実現できる生活ではない。例え英子さんと同じくらい手仕事が得意だとしても、日々の糧を得るための
仕事に追われ、忙殺されて、生活から潤いは失われて行く。

そういった意味でも、この夫婦の生活は「奇跡」とも「ファンタジー」とも言えるのだ。


                  


映画自体もいろいろ考えさせられたけれど、途中に差し込んだテレビマンへのインタビューも興味深かった。
「演出をするな」「イベントを撮るな」といういわゆる「テレビらしさ」とは真逆を行く作り方には特に。

少し前に、あるお店のオーナーを取材した際のことを思い出した。
依頼は、店ではなくオーナー個人に迫って欲しいというものだったので、いろいろ尋ねると、その人は怒り出した。
どうやら店の宣伝をしてもらえると思ったようで、自分の個人的なことは書いて欲しくないというのだ。
(という割には、ペラペラしゃべって、そのあと「これ書くの?」と聞いてきて切れるという。。。
書いて欲しくないなら、しゃべらなければ良いのにねー。雑談じゃなくて取材なんだからさ。)

その媒体の趣旨は、面白い活動をしている人にスポットを当てて応援するというもの。
その趣旨が伝わっていないのは、媒体側の問題でもある。
オーナーにスポットが当たれば、おのずから店も繁盛すると思うんだが、どうやらそれは嫌らしい。

それで結局、オーナーではなく店長に話を聞くことにしたのだけど、そのお店がとても
素敵なコンセプトのお店だったので、何か誕生秘話というか、作るに当たっての哲学やストーリーなど
そう言った何かがないかと、尋ねたところ
「そんなものありません。ストーリーが無くちゃいけないんですか?」
と逆に尋ねられた。

その時は返答しなかったけど、答えを言うなら「Yes」である。
今の時代は、ただのモノは売れない。けれど、そこに物語があれば、高額でも売れるのだ。

オーナーには哲学などなく、その一見素敵なコンセプトは、ただ「ニッチな分野だし、儲かりそうなんで
始めただけ」だとのこと。しかし結局、店は上手くいっておらず、他に所有してる他業態の店の利益で
辛うじて維持できているだけ。この店だけでは赤字なのだという。

いや、この店が上手くいかないのは「哲学がないから」やろ!と言いたいのをぐっと飲み込んだ。

けれど、このテレビマンのインタビューを読んだとき、こう思った。
「もしかして、私のしていたことは、過剰な演出だったのか?やたらドラマを欲しがるメディアの悪癖が出ていたのか?」

いや、そうではない。

修一さんと英子さんには、確固とした哲学があるから、すでに揺るぎない物語があるから
ただそれを追うだけで、素晴らしい世界観になるのだ。

哲学も物語も何もない店をどんなに追ったところで、そこに心を打つ世界など生まれはしない。

とは言え、私もプロの物書きですから、そこはしっかりと、取材の中からかすかに感じ取れた哲学を
必死につなぎ合わせて、大変素敵なお店としてご紹介させていただきました。

しかし、私に怒鳴りつけたオーナーは、さぞかし度肝を抜かれたことだろう。
「あれ?俺の店って、こんな素敵やったっけ」

#仕事の流儀 #ライターの仕事


                  


ナレーターの樹木希林さんが先日亡くなられた追悼番組として放送されて、ようやく見られた。
この映画が公開された2017年初頭は多忙を極めていて、とても劇場を足を運ぶなんてことはできなかったのだ。
その後もことごとく機会を逃し、見ることはないのかなぁと思いながら、それはそれで良しと思っていた。
(最近、世間で評判の映画を見ると、なぜかガッカリすることが多いので、あまり期待してなかった
というのもあるけれど)
うーん、やっぱり見られてよかった。

『人生フルーツ ある建築家と雑木林のものがたり』 東海テレビ放送
名古屋のベッドタウン、高蔵寺ニュータウンに90歳と87歳の老夫婦が暮らしている。
津端修一さんは建築家で、奥さんの英子さんは料理上手。敷地に雑木林を作り、野菜や果物を育てている。

1960年伊勢湾台風の高台移転として、日本住宅公団のエースだった修一さんが、高蔵寺ニュータウンの設計を
任された。雑木林を風の通り道にし、元の土地の記憶を残そうとした理想の街づくりだった。
しかし時代は経済優先、詰め込み型の集合住宅化へと変更。
大きな挫折だったが、それでもこの町に住み続けて50年がたった。
小さな苗木は雑木林に成長し、畑では100種類もの野菜や果実が育つ。

英子さんは、畑でとれた作物で修一さんに手料理をふるまう日々。
彼女は言う、「食は命」と。2人の家は30畳一間の丸太小屋。その暮らしはまるで現代の桃源郷のよう。

2人は言う「年を重ねるごとに美しくなる人生にしたい」と。
スローライフというとちょっと軽いし、半自給自足というと何だか泥臭い…。
えも言われぬ夫婦の暮らしを追って“人生のものがたり”を描いた。

プロデューサー 阿武野 勝彦 音響効果 久保田 吉根
ディレクター 伏原 健之 TK 須田 麻記子
撮影 村田 敦崇 音楽 村井 秀清
音声 伊藤 紀明 音楽プロデューサー 岡田 こずえ
編集 奥田 繁 ナレーション 樹木 希林
                  


9/13(木)〜9/15(土)
素敵な手仕事生活をしていそうな生田さんちの五平餅とカレーは最高!
180913_180915_IMG_5160.JPG


                  


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ありがたいお仕事・ちょっと残念なお仕事。

180921_IMG_5270.jpg2018.09.21 Friday
暑い夏の始まりに作った可愛いものたちが
時空を超えて帰って来ました。
ああ、焼き物ってこういうものだったなーと思い出しました。

大きいのは割れちゃうかもと言われていたのに
ちゃんとブローチに変身。
小さなのはかわいいピンバッチに♡
この秋のお出かけに活躍しそうです♪( ´θ`)


                  


さて、表題の件。

イラストについて一点いくらですか?というお問い合わせをいただくことも多いのだけど
イラストというのは、手間やかかった時間だけで金額が決まる訳ではないので、即答するのは難しい。

そういうときに、作家のネームバリューで決まると思う方が多いのかもしれないけど、実はそうではない。
絵自体を販売する場合、ほぼ作家のネームバリュー=価格になるのだろうけど、私のように、雑誌や広告など
媒体に絵を使用されるイラストの場合、価格は、その媒体の「大きさ」「影響力」が最も大きい。

全国的に展開される広告や全国に流れるテレビCMのように、人目に触れる事が多い仕事ほど価格が高くなる。
これは、タレントと同じで、イラストもその会社のイメージがついてしまうことから、同業他社の仕事ができなくなる
といういわゆる「バッティング」というものがあるためでもある。

当然、本の中身より表紙を描く方が価格はグッと高くなる。同じ絵を描いても、中なら1万円程度なのが
表紙だと10万円にグッと跳ね上がる。広告になれば100万単位にまで行くこともある。

ネームバリューのあるイラストレーターのほうが、そういった大きな仕事の依頼が来やすいということは言えるけど
全くの新人が描いても、ほぼ価格は同じ。なので、新人が大きな仕事を受けた場合は、やはり「抜擢感」は大きい。

さて、では、イラストレーターにとってうれしい仕事とはどういう仕事か?ということになると、話は複雑になる。
価格が高ければそれでいいかというと、一概にそうとは言えないのだ。

イラストの仕事でありがたい仕事かどうかという基準となる要素は、ほぼ以下の通り。(若干の私見アリ)
1.価格・・・大きさや点数にもよるけど、ある程度まとまった額がもらえるのは、やはりありがたい。
2.修正回数や手間ヒマ・・・たとえ価格が高くても、何度も修正が入ったり、彩色後に修正が入ると、萎える。
3.露出度・・・価格が安くても、人目に触れる機会が多いと、次につながる可能性が高いので、ありがたい。
4.媒体のネームバリュー・・・露出度に比例することが多いが、露出が少なくても、実績として残せるのはありがたい。
  クライアントが大企業だったり、大手出版社の書籍や雑誌、ベストセラー作家の書籍表紙など。
5.そのイラストレーターの得意分野であるかどうか・・・基本的には、その人に合った仕事が来るものだけど
  苦手な分野の仕事が来ることも多い。あまりミスマッチの場合は、断った方が双方のためということもある。
6.そのイラストレーターがやりたい分野かどうか・・・例えば、今までは子供向けが多かったり、分野に関係なく
  引き受けていたけど、女性向けに転向・特化したい場合に、女性向けの仕事が来ると、気分が上がる。

基本的には得意分野の仕事が来ているものとして考えてみる。
私の場合、一番うれしいのは6で、これが合えば大抵のことは我慢できるけど、一般論とは違うと思うので
6はとりあえず置いておく。

1・3〜5の当てはまる、大手の仕事は価格も露出度も大きい代わりに、修正も多いようだ。(特に広告)

大手で価格もよく、露出も高くて、修正も少なく(多分にエディター・デザイナーとの相性にもよる)
やりたい分野の仕事、つまり1〜6すべて当てはまる仕事が来たら、それはもう奇跡の仕事なのかもしれない。

最悪なのは、ネームバリューも露出も無く、価格が安かったり点数が少なかったりするのに、やたら手間がかかる案件。
これは、イラストレーター泣かせの案件と言える。

手間と言っても、単に描くのが大変なだけなら、出来上がりもそれなりにいいものになるので報われるし
それも含めて金額も承知したなら致し方ないと言えるけど
さほど細かいイラストではないのに、単純にエディター側の経験の浅さやミスなどで
彩色後に大幅な修正が発生したりすると、大変なだけで出来は必ずしも良くない、という悲しい結果に陥ることも。

こういう案件が続くと、絵を描くことが嫌いになるくらい消耗するので、一度仕事して「う〜ん」と思った
クライアントは、次回からは丁重にお断りするのも、長く仕事を続けるコツかも知れない。

#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事


            


4c6455203167b867f77c3d20e8208585.jpg2018.09.21 Friday  宮田さん、もっと多いと思った。
昔クラスメイトに一人はいたし、と思ったら、愛知県は2位。
旧姓は愛知県1位なんだけど、あんまり同じ名前の人に
会ったことないんだけどなぁ。c0b6a022b77040366cf89ae9e2d12fc0.jpg

     

最近、ある話題になってる小説について思う事。
数年前に、古本で某有名人の料理レシピ本を買ったら、その中に、
某有名人からの、ある女性小説家への手紙が差し込まれていて
「あ、これ献本だ」と思ったのですが。。。
献本に手紙が挟まれてることにも気付かずに売っちゃうとは
明らかに読んでないよね。
その女性小説家の本は今まで読んだことが無いのだけど、最近新作が話題になっていて思い出した。

基本的にエンタメが面白ければ性格が悪くても別にイイと考えるたちだけど、これは何だかね、その小説家の本を
お金を払ってちゃんと読もうという気に、どうしてもならないのよね。
ちなみに、某有名人は、大物文化人。奥さんも女優で、イケイケに稼いでる。
そんな人たちでも、こんな扱いなんだなーと、激しく落ち込む。


                  


9/10(月)〜9/13(木)
最近、魚の摂取量は減っている。。。。黒い缶はイベリコ豚。これが激ウマ。
尾張牛とイベリコ豚と名古屋コーチンが私を呼んでいる。。。
180910_180913_IMG_5158.JPG


                  


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名古屋でついに40℃越え、だけどようやく暑さにも慣れ?

180803_IMG_3431.jpg2018.08.03 Friday
ついに名古屋で観測史上初めて40℃を超えたそーだ。
ひゃー、びっくり。
その日、8月3日(金)は、家でひたすら仕事。
オットも私も講師の仕事の告知でバタバタ。
180801_komaki03.jpg180818_yuhei_photoworkshop2018.jpg


                  


180807_IMG_3451.jpg2018.08.06 Monday
とある版元から、仕事の依頼が来た。
何度か繰り返し思い出したように仕事を下さるのがありがたい。
イラストレーターになって十数年経ち、少しずつだけど
繰り返しお仕事を下さる会社が増えて来た。
依頼に誠実に応えることで、信頼関係を築いて来た成果かなぁと思う。

最近取材したある社長の言葉が胸に響いた。
正直にやること。小さな依頼にも誠実に対応すること。
ただ、ひたすら種まきをし続けるしかないのだということ。

本当にそうだ。
愚直な程まいた種は、いつか大きく実を結ぶ。成功している人は、その陰で必ず種をまき続けているものだ。
華やかな見かけに惑わされず、地道に種をまき続けて行こうと思う。
結局、フリーランスが生き残って行くって、それしかないのだ。


                  


180806_IMG_3481.jpg130829_180807_IMG_3489.jpg2018.08.05 Sunday
仕事も数をこなすほど思うのは、私たちの仕事なんてホント
ディレクションの腕次第で、結果同じものが出来上がるにしても
そこへ行くまでの過程は雲泥の差だという事。

そしてディレクションによっては、苦労だけさせられた上に
本来たどりつくべき場所に、行きつくことすら難しい。
でも相手は変えられないから、どんな相手が来てもいいように
どんな面倒な状況も想定内として、対処する知恵とカンと心構えを
常に心にとどめておくことって本当に必要。むしろ、死活問題だ。

自分を守れるのは自分しかない。
怪しい誘いやうまい話は信じるな。常に目を、耳を研ぎ澄ませ。

危険なほどの暑さの中(若者でも熱中症で亡くなっている!)
どうにか元気にやっている。一時期よりは体調もよくなった。

最近文章を書く仕事が増えたのに、このサイトには文章が
まったく載ってなかったので、慌ててコラムのページを作成中。
すでに掲載されたページはない「ニッポンの県鳥さん」は完了。

現在は2013年に展示のために制作して、好評だった「本」の中身をWeb公開用にチマチマ画像に起こしている。
テーマを決めた日があまりに暑かったので「すがすがしい」がテーマになったことなんて、すっかり忘れていた。
けど、その本のために描いた鳥たちは、なんてすがすがしいんでしょう。
最近ネコばかり描いてるけど、夏場は更新が滞りがちなのは、ネコって夏は結構暑苦しいからなのかもしれない。
夏は鳥!だねー。
そういえば、夏バテ防止には「鶏肉!」らしいよ!!(ちょっと違)

そして、先ほどの「種をまく」で思い出すのは、「すがすがしい」本を書いた展示をディレクションした
尊敬するデザイナーのSさん。私はちょいちょいお世話になった方々向けに、お仕事の報告をしているのだけど
Sさんは必ずそれに対して返信をくださる。

それには大抵「ひよ子さんがまいてきた種が着実に芽吹いていますね」と書かれていて、私はそれを読むと
胸がいっぱいになって泣きそうになる。
私はSさんに種まきをした苦労話なんてしたことはないので、実際に私が種をまいてるかどうかなんて
Sさんはご存じないはず。それでもわかるのだ、ご自身が種をまいてる方だから。
同じように種をまき続けていることが、ちゃあんと見えているのだ。

Sさんは、やっぱりすごい。ご活躍なようで、とてもうれしい。


#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事


                  


結婚して10年経ちますが、そうめんってほとんどやったことなかったのに、今年はさすがに登場頻度が高い!
マメに麺つゆ作って冷蔵庫に常備しとります。そして肉もよく登場!!暑い時は肉と冷やし麺だっ!!
フルーツが頻繁に食卓に並ぶようになったので、パンケーキを焼いてみた。一回目と二回目の焼き具合に差があり過ぎ。
次回は中間くらいで焼けますように。あともっとたくさん、フルーツ乗せたい。店で食べたら1000円くらいする奴風に。
180722_180727_IMG_3224.jpg
土用を数日経過してからウナギを食す。名古屋のパリッパリの皮のやつ、ひさびさに食べた。
昔はこれが苦手だったなぁ。


                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
巨匠たちのクレパス画展
2018年7月14日(土)〜9月9日(日)東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
http://www.sjnk-museum.org/program/expect/5380.html

浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる
2018年7月7日(土)〜9月2日(日)埼玉県立近代美術館
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=383

萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく
2018年7月14日(土)〜9月9日(日)高崎市美術館
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2018042600025/

マルセル・デュシャンと日本美術
10月2日(火)〜12月9日(日)東京国立博物館

(仮)集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり 展
9月29日(土)〜12月24日(月・祝)弥生美術館

アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代
10月10日(水)〜12月24日(月・祝)東京国立近代美術館

ブラティスラヴァ世界絵本原画展
2019年1月20日(日)〜3月3日(日)千葉市美術館

ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ(役に立たない機械をつくった男)
2018年11月17日(土)〜2019年1月27日(土) 世田谷美術館

◆名古屋◆
サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法
2018年6月30日(土)〜2018年9月2日(日) 三重県立美術館

増田セバスチャン×クロード・モネ "Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-"
ルドンひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ
2018年7月22日(日)〜 12月2日(日)会期中無休 ポーラ美術館
http://polamuseum.or.jp/point-rhythm-world/
http://www.polamuseum.or.jp/sp/odilon_redon/

開館25周年記念 特別展 2018イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2018年9月29日(土)〜10月28 日(日)四日市市立博物館

元永定正展 おどりだすいろんないろとかたちたち
2018年7月14日(土)〜9月30日(日)清須市はるひ美術館
http://www.museum-kiyosu.jp/exhibition_info/2018/motonagasadamasa/index.html

スヌーピー×おもしろサイエンスアート展「SNOOPY FANTARATION」
2018年8月15日(水)〜8月27日(月) JRタカシマヤ
https://sn-fantaration.snoopy.co.jp/

長くつ下のピッピの世界展 〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜
2019年4月27日(土)〜6月16日(日)松坂屋美術館

◆大阪◆
おさるのジョージ展
2018年8月4日(土)〜9月2日(日)美術館「えき」KYOTO

「没後50年 藤田嗣治展」
Foujita: A Retrospective ― Commemorating the 50th Anniversary of his Death
2018年10月19日(金)〜12月16日(日) 京都国立近代美術館(岡崎公園内)
http://foujita2018.jp/
http://www.e-tix.jp/foujita2018/kyoto/

生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。
2018年11月16日(金)〜12月25日(火)美術館「えき」KYOTO

特別展「ブラティスラヴァ世界絵本原画展 BIBで出会う絵本のいま」
10月6日(土)〜12月2日(日)奈良県立美術館

MOE40th Anniversary 島田ゆか・酒井駒子・ヒグチユウコ・ヨシタケシンスケ・なかやみわ5人展
2018年12月19日(水)〜2019年1月7日(月)[予定]阪急うめだ本店


                  


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振り返り。

FBの思惑にのっとって、振り返ってみた。

2017年。つい先日の空の美しさは尋常じゃなかった。なんか天変地異でも起こるんではないかと思ったほどだ。
(高校時代に函館で奥尻島の地震を経験している宮田は、前日文化祭の準備をしていて
帰りに夕焼けが燃えるようにきれいで、まがまがしいほどだったのを覚えているそうだ)

2016年。普段は著作以外にはサインしないけど、ある方の政治的取引(?)に使われるということで、快諾。
(おかげでPTAの話し合いが潤滑に行きましたと後日御礼あり(笑))

2015年。そうだった。南吉記念館の展示からもう2年になるのね。早いね。
ブログから始まったこの方たちとの付き合いももう14年になるのだな。来年はお祝いしなくては。

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2014年。そうだったそうだった。私の出世作・戸田恵子さんの本が出てからもう3年か!
サイン会当日まではあと少し。自分の身に起きていることが信じられなかったころ。

2013年。その一年前は、停滞していた。イラストがダメすぎて、どんどん捨てていたころ。
この後一度家の屋台骨がガタガタに壊れるんだけど、壊れてよかったのだと思う。

2012年。引っ越して一年弱。いい意味でも悪い意味でものんびりしていた。
本当はバラを見に行ったのだけど、この写真が好きなのでこれを載せてみた。わんこカワイイー。


                  


2017.05.18 Thursday
【駄文】うちは仲がいい夫婦だとよく言われます。実は、今まで、自分たちでも、うちほど仲がいい夫婦は、なかなかいないとちょっと思ったりしてたんですが、先日お会いしたご夫婦は、絶対うち以上に仲がいいと思いました。完敗です。お二人のことを思い出すと、気持ちがほっこりします。
ご結婚されている方なら、皆さんよくご存じですが、男女が一緒に暮らすって簡単なことではなく、日々たゆまない努力を続けての「仲の良さ」なんですよね。その努力も一人相撲でなく、お互いの努力が同じ方向を向いていてこそ。それがピタッと合わさるのって、本当に奇跡のようなもので。
うちもまだまだ、軌道修正しながら、なんとかうまくやって行っているところ。人には見せない部分で悩むことだって多いです。10年20年先には、先日のお二人のように、もっと自然にいられたらいいなーと思います。あ、でも先日お会いしたご夫婦は年齢は上だけど、うちよりちょっとだけ新婚さんなのでした。うーん、やっぱり完敗だ。


                  


170519_iran.jpg【駄文・その2】いろいろ活動していると感じるのは「応援されて当たり前」と思ってる人が、結構多いよねってこと。
最近も、私の投稿にはノーリアクションなのに、自分のイベントに来いとかシェアしろというしつこいメッセージにうんざりしていたところ。
   
「応援されて当たり前」って思う人は「自分はいいことをしてるんだから。人の役に立つことだから応援されて当たり前」って思ってるんだろうな、と思う。
   
でもね、これは私の持論でしかないけれども、犯罪でない限り、どんなことだって、何かしら人の役には立っているし、みんな自分の信じることをそれぞれに頑張っているのだよ。それなのに、自分たちだけが「応援されて当たり前」と思うことのなんて傲慢なことか。
   
たとえば私でいうと、アトピー本を出したことは、イラストレーターの仕事なので、それは超個人的なことかもしれないけど、実際にアトピーで苦しんでる人はすごくたくさんいて、その実態があまりに知られていない。それを知ってほしいと思って活動していることは、患者さんやその周辺の人たちにとっては「すごく大切」で「すごく役に立つ」ことだ。でも関係ない人にとっては「どうでもいいこと」なんだよね。
   
「いい人」というのは「自分にとって都合のいい人」なんだそうだね。本当にそうなんだと思う。自分と同じ考えで同じ方向を向いて活動してる人は、それは確かにいい人に見えるかもしれない。けど、本当にそうなんだろうか。
  
みんなそれぞれに、自分の信じていること、自分にとって大切なこと、自分の飯のタネに必要なことを守ろうと、頑張ってる。お互いに頑張ってるね、で、いいのだと思う。そしてお互いに応援しあえたら、もっといいのに。「応援してほしかったら、まずは自分が応援する」それこそが当たり前ではないのか。
   
私自身は、応援されて当たり前なんて思っていない。
私が唯一応援されたい、助けてほしいと思っていたのは、ただ一度、1年半前に本を出した時。
あのときは、今だから言えるけど、約一年、あの本だけを書いて他にろくに仕事をしなかったので、本を出したとき、銀行残高が10万を切ったのだ。本来自分で本を買ってどんどん献本したかったけれど、本当にそんなお金がなかった。
   
そんなときに、本を買ってくれた人、レビューを書いてくれた人、シェアしてくれた人、全部ちゃんと覚えている。絶対に忘れたりしない。
すぐに何かの形でお返しはできないかもしれないけど、でも絶対忘れないし、絶対お返しすると決めている。そういう気持ちを忘れないことが大切なことだと思うのだ。


#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事


                  


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カメラマンやイラストレーターは便利屋ではない。

160814IMG_4783.jpg土曜日の朝、荷物が届いて、オットがゴソゴソ開けているので、誰から?と聞くと
一年くらい前に、梅沢登美男さんの出たライブを撮影したときに
会場に花を活けておられたお花の先生からだそうで。
その先生から、いったい何が?と思ったら、先日、頂き物の靴下があるのだけど
贈りたいので住所を知らせて欲しいとメールがあったんだそう。
開けてみたら立派なブランドの靴下が4足。

よくよく話を聞けば、まぁ、いつものことだけど(笑)
その先生とお話して、超聴き上手なオットは多分ほぼ聞き役だったようで。
で、その方のカメラで写真を撮ってあげたという。

たぶん、プロのカメラマンに写真を撮っていただいたんだから
そのお礼に、ということなのだろう。
さすがお花の先生、律儀にこの一年、お礼をしなくてはと思っておられたのかもしれない。

当然と言えば当然なんだけど、それを当然としてくれない人というのが、世の中にはとても多いのだ。


                  


うちのオットは、常にカメラを持ち歩いているけれど、それは、別に記念撮影のためではない。
一緒にいる私ですら、いつでもどこでも撮ってもらえると思っているわけではない。
(まぁ私の場合は、撮って欲しくないシチュエーションでも勝手に撮られているけれど(笑))

彼は今回Fip-FMモーチャーカメラ部でのスナップ撮影の講師を務めている通り、スナップ撮影を得意としている写真家だ。
だから、常日頃から、「作品」としての写真を撮っているのである。

でもたまに、イベントなどに顔を出すと、当然のように「撮ってくれ」と言う人がいるのだ。

別にね「プロだからお金をもらわないと撮りません」とまでは言いませんよ。
しかし、プロの写真家が一日に撮る写真の量って、半端ない。
大変失礼な言い方ではあるが、素人の方には想像が付かないほどの量なのだ。

普通の日常でも、毎日数百枚撮るんですよ。想像できます?
ましてやイベントなどでは、千枚以上撮ることもあるのです。
昔のフィルムで言えば、36枚撮りのフィルム100本とか、それくらいを普通に撮るんです。

で、スマホで撮った写真みたいに、撮ったものをすぐにメールで送れる訳では無いんです。
一度PCに取りこんで、専用のソフト(Photoshop)で調整して、サイズもすごく大きなもので撮るので、送るために小さくして
と、最低でもこれだけの作業が必要なんですよ。

それを1000枚以上ある写真から、探して、加工して、リサイズして。。。
一回くらいいじゃんって思うかもしれませんが、ちょっと想像してみて下さい。
あなたは今日一回頼んだだけかもしれないけど、うちのオットは出かけるたび毎回頼まれるんですよ。

それ毎回やってたら、体が持たないんです。

私が上記の様な理由を説明して
「うちのカメラで撮ってもいいけど、いつ渡せるかわからないから、あなたのスマホで撮ってあげる」
という言い方をしても、怒る人っているんです。
「ケチ」って思うんでしょうね。

「カメラ持ってるんだから撮ってくれればいいじゃん」というふざけたことを言う人もいます。
だったら、スマホ持ってるんだから、それで撮ればいいでしょう。


なんか、勘違いしてるようですが、カメラで写真撮ること、タダだって思ってません?
お金かかってないんだから、イイじゃんって思ってません?


プロが機材にどれだけお金かけているか、考えたことあります?
うちはそこまで高いカメラは使ってませんが、それでも、一台数十万はします。
そのカメラを、いつ依頼されても良いように、きちっとメンテして最善の状態維持するって大変なことなんですよ。
もちろん何かあった時のために2台・3台と所持するのは当たり前。

さっき出てきたソフトのPhotoshopも、以前は10万円以上する高額ソフトでした(現在は月額制でさらに維持費がかかる)。

PCだって、ネットが出来ればいいというスペックでは足りません。
HDやメモリ、モニタも大きなものが必要だし、画像の加工は非常にPCを酷使するので、こちらも常にメンテが必要。

ざっと考えても、これだけのことが必要なんです。
あと、カメラは消耗品で、一回シャッターを押す度に寿命が縮まります。

というわけで、あなたの記念撮影は、決してタダではないということを、覚えて置いて下さい。
当然、本来ならプロに頼めば料金が発生するということも忘れずに。


                  


まぁね、これって、イラストも同じで。
簡単に似顔絵描いてくれとか、私が猫の絵を描いていると「ウチの猫の絵を描いてくれ」とか言ってくる人がいますが
申し訳ないですが、基本、適当にお茶を濁して無視します。

タダだったら、誰だって描いて欲しいんですよ。
あなたは一人くらいいいじゃんって思うかもしれませんが、あなたひとりに描いたら
「わたしも」「わたしも」って言って来られることくらい想像できますよね。

そんなことになったら、責任とってくれます?
たぶん、描いたら、自慢しちゃうでしょ。宣伝になるしいいでしょとか言って。

言っときますが、タダで描いた絵なんて、何の宣伝にもなりませんので。
「ああ、タダで描いてくれる人なんだ」
って思われるだけですので。


以前、売れなかったころ、宣伝になると思って、知り合った出版関係者の方のプロフを無料で描いたことがありますが
一個も仕事なんか来やしませんでした。
その後、プロフ画像目当てのFB申請がやたら増えただけです。

その関係者の皆さま、今現在は無料でのプロフ画像は一切描いていませんので、ご了承下さいませ(笑)


まぁね、お金を払ってでも描いて欲しい人は、最初にちゃんとお金の話をしてきますからね。

「描いて描いて」って人のことは、無視するし、私の中では
「私をタダで絵を描く便利屋だと思ってる人なんだな」
という判定を下して終わりです。


                  


そんなわけで、お花の先生からの贈り物は、本当にうれしい出来事でした。

最初きいたときは、たった数時間ご一緒しただけで、一年後に思い出していただけるってすごいなぁとも思った。

私のインパクトが強いのはホント、ペンネームだけで、黙っていたら本当にすぐに忘れられてしまうと思うのだけど
オットはしゃべらずとも、こんなに印象に残るのだ。
フリーランスとして、本当にウラヤマシイ才能だと思う。

#フリーランス #仕事の流儀 #イラストレーターの仕事


                  


160820akayu_onsen1.jpg2014年8月20日  山形・赤湯温泉にて。
「すっかり気持ち良くなった私が、「規則正しい生活」と言おうとして
うっかり「礼儀正しい生活」と言ってしまったら
ひよこ様ひよこ様と言って、敬礼してくるオットがうざい。」

山形県高畠市にある浜田広介記念館で展示をしたのは
もう二年も前のこと。
その際に、数日山形に滞在したのは本当によい想い出。

特に赤湯温泉のこのお宿は最高でした。
私こう見えて、若いころは宿にコダワリがあり過ぎて
1泊数万する宿に普通に泊まっていた「宿フェチ」だったんです。

特にクラシックホテルが好きで。
今は廃墟になってる有名ホテルの写真が先日見つかったので
今度上げてみようかと思っています。

そんな私が泊まったホテルの中でも、この赤湯温泉の御殿守は最高の宿でした。また泊まりたい。。。

上杉の御湯 御殿守
http://www.gotenmori.co.jp/
じゃらんでも★4.5
http://www.jalan.net/yad321384/


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。


#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
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Zip-FMモーチャーカメラ部・第3回「四間道・円頓寺商店街街歩き」2016年8月14日(日)

2016.08.14 Sunday
Zip-FM主催:モーチャーカメラ部・第3回は、名古屋駅にほど近い古い街並み残る「四間道(しけみち)」と
ちょっとレトロな「円頓寺商店街」での街歩きでした。

これは円頓寺でのヒトコマ。
「先生はどんな写真撮ってるんですか?」と質問されて、今撮ったばかりの写真を見がら
受講生の皆さんに説明する宮田。
160814_IMG_0064b.jpg
ほぼ私専属カメラマンとして、いつも当たり前のように撮影してもらってきまして
たまには私がカメラマンとして、彼を撮影する側に回ってみました。

一眼レフを手にするのなんて、10年以上ぶり!

桜通線・国際センター駅で集合して、まずは四間道から撮影開始。
んでも、駅で宮田に「商店街は暗いからこれくらいで」と調整してもらった設定では
ピーカンの空の下では明るすぎて、真っ白に飛ぶ飛ぶ!
160814_IMG_0017b.jpg
160814_IMG_0005b.jpg160814_IMG_0011b.jpg
レタッチで何とか見えるようにはなりましたが、何ともお粗末な出来。
左の縦写真だけが、四間道の風情を伝えているのですが、何故こんなに下を開けているのか!
むしろ途中で撮ったiPhone写真の方がよっぽどよく撮れました〜。アングル考える余裕もあったしね。

円頓寺に入り、みんなの前で挨拶。
160814_IMG_0042b.jpg160814_IMG_0045b.jpg160814_IMG_0049b.jpg

一番上の写真の続き。すっかり盛り上がっています。
160814_IMG_0073b.jpg160814_IMG_0079b.jpg160814_IMG_0082b.jpg160814_IMG_0084b.jpg160814_IMG_0086b.jpg160814_IMG_0090b.jpg160814_IMG_0097b.jpg160814_IMG_0102.jpg
教える合間に自分でも撮る。秋にはモーチャーカメラ部の写真展があります。
宮田も講師として出展します。ドキドキしますね。

楽しい街歩きも12時半で終了。
途中ハムカツを買い食いしたり、終了後みんなでお茶したり。
160814_IMG_0104b.jpg160814_IMG_0111b.jpg160814_IMG_0119b.jpg
唐突に参加していた私でしたが「お前誰だよ」と言われることもなく、自然に溶け込んでおりました。楽しい時間でした。
160814_IMG_0115.jpg16814_MG_5955.jpg
ハムカツをほおばるひよこカメラマン。
さすがに、もうちょっと写真上達したいな、と思いました。
いつでも教えてくれる人がそばにいて、恵まれているんですが、圧倒的に自分より上手い人がそばにいると
ま、撮ってもらえばいいか、という気持ちになっちゃうんですよね。

それにしても、昨年展示を見に行ったモーチャーカメラ部、まさか今年はその講師を宮田がすることになるなんて。
感慨深いです。
前にも書きましたが、何期か前には宮田の恩師でもある松原先生も務められた大役です。

そんな大役に宮田を抜擢して下さった、モーチャーカメラ部代表の秦先生には、本当に感謝の言葉しかありません。


                  


160817ogijima1.jpgちょうど3年前の男木島でアートイベント開催中の会田誠さんと
高松から男木島へ向かう船の中で遭遇。

何と会田さんは、写真を撮る宮田のことを
「これは本物だな」
とつぶやいたのでした。

この年の春、会田さんっは六本木の森美術館で
「天才でごめんなさい」
という展示で話題をかっさらい、物議を醸しだしました。
(私は名古屋在住にもかかわらず、二回も見に行った)

その天才に本物だと言われるなんて!!(フガフガ)

そう言えば、さらに一年前の2012年秋に私たち夫婦は
とある番組のオーディションを受けに某地方局を訪れたのですが
その際にオットの写真を見たディレクター陣からやはり
「これは本物だね」
と言われたのを思い出しました。

ひよこだがね『毛フェチ度判定オーディション』
http://hiyoko.tv/nagoya/hiyoko/zannen/eid648.html
a・鳥・家だよりVol.1『オーディション』
http://hiyoko.tv/journal/log/study/eid760.html

やっぱり彼は本物なのだ☆

こういう仕事をしていると、どんなに褒められてもどんなに認められても
ガクッと不安が頭をもたげてくる時があるものなんです。
そういう時に思い出せたらと思います、大丈夫、だって本物なんだから!
(バカでごめんなさい)


#フリーランス #仕事の流儀 


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。


#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


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