2009/09/08 mar 00:30
陽菜ひよ子
「三人寄れば文殊の知恵」ということわざの元になった、智慧をつかさどる
仏様。インドのバラモン階級に生まれた実在の人物で、実際に非常に賢い
人物だったといわれています。釈迦の弟子の一人で、釈迦牟尼入滅後も
教えを説いたと言われています。
如来の特性はこちら。
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ガンダーラ仏とは、紀元前後から数世紀の間ヘレニズム美術の
栄えたガンダーラ地方(パキスタン北西部からアフガニスタンの
一部を含む地域)で造られた仏さま、もしくはその形式。
ギリシア文化の円熟期の影響を受けたため、ギリシア彫刻風の
顔をしたものが多いのが特徴で、菩薩の場合、普通に髭を
たくわえています。また、頭にターバンを巻いていたりします。
如来の髪型も、螺髪ではなく、ウェーブがかかっています。
細目にパンチパーマの東アジアンな仏様と違って
水も滴るいい男ぞろいなのが特徴。
菩薩は悟りを開く前のまだ王子の身分だった釈迦を表しています。
そんなわけで、絢爛豪華な装飾品を身に付けています。
文殊菩薩が、普賢菩薩とともに釈迦如来の脇侍をつとめる形式を
釈迦三尊像といいます。
文殊菩薩は、右手に智慧を象徴する利剣(宝剣)、左手に経典を
乗せた青蓮華を持つという一定の形が決まっている模様。
また平安時代後期以降に造られた仏像では、獅子の上に置かれた
蓮華座に座っている騎獅文殊が一般的です。
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