2012/05/31 jeu 22:04
陽菜ひよ子
出来るものではありません。そこで、かえったばかりのヒヨコの雌雄を
鑑別する職業として、プロの”初生雛鑑別師”がうまれたのです。
初生雛鑑別技術は、養鶏産業にとって不可欠なものですが、この鑑別法の
発見は、大正13年(1924)に、さかのぼります。
当時、農林省畜産試験場にて、鶏の繁殖について研究をしていた増井清・
橋本重郎両博士ならびに大野勇の3氏が、初生雛においても生殖突起によって
雌雄の差異があることを発見し、この学理的発見を日本畜産学会に
発表したのが始まりです。
この鑑別法は、指を使って、ひよこの肛門を開き、おす・めすの生殖突起を
確かめる鑑別法から、“肛門鑑別法”ないしは“指頭鑑別法”と呼ばれています。
このほかに、伴性遺伝を応用した羽色によるカラー鑑別法、及び、ひなの羽毛の
伸びの速い、遅いの性質を利用して、おす・めすを鑑別する羽毛鑑別法が
普及しています。
また、チックテスター(商標)という光学器械を用いて、鑑別する
“機械鑑別法”が、一時期大いに普及しましたが、現在では、一部でしか
利用されていません。
image[120531hiyoko1.png] →かわゆし♡
<< 女の子の半分はおやつでできてるんだがねっ
憧れのハーバーランド >>
[0] [top]