2009/02/09 Mon 11:40
陽菜ひよ子
黒龍江チチハル市人民大会の曹書傑代表(議員)が
先日、タンチョウ(丹頂鶴)を中国の国鳥に定める
手続きが進んでいると述べたことで、中国の
インターネットで異論が巻き起こった。
英語名やラテン語の学名でタンチョウが「日本鶴」
であるため「ふさわしくない」という。
タンチョウは英語名が「Japanese crane」
ラテン語の学名が「Grus japonensis」で
いずれも「日本鶴」の意。インターネットでは
中国の国鳥として名称がふさわしくないとする意見が
続出した。
3日付中国新聞社電によると、曹代表は国家林業局から
「タンチョウの国鳥制定で、すでに国務院が審議を
進めており、最終的には全国人民代表大会常務委員会が
法制化を決める」との回答を受けた。
しかし4日付新京報は中国野生動物保護協会からの
情報として、「激しい議論が巻き起こったため
国務院も結論を控えている」と伝えた。
国鳥の選定にあたっては、国家林業局と中国野生動物
保護協会が2003年に選定基準などを定め、04年5月から
6月にかけて、中国全国20メディアのウェブサイトで
アンケートを実施。回答数約500万のうち、約64.9%が
タンチョウを推す声だった。
ところが「日本鶴はふさわしくない」とする意見が
続出するようになって、大手ポータルサイトの
新浪網が改めてアンケートを実施したところ
4日午後5時現在の回答者7万561人のうち
タンチョウがふさわしいとする人は33.89%と
明らかに減少した。2位はトキで、22.19%が
支持している。
なお、支持率が2位のトキのラテン語学名は
「Nipponia Nippon(ニッポニア・ニッポン)」。
異論が噴出した経緯からして、タンチョウをやめて
トキを中国の国鳥にするわけにもいかなそうだ。
(編集担当:如月隼人)
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