2009/04/16 Thu 14:31
陽菜ひよ子
旭川市の旭山動物園は13日、国の天然記念物で
環境省は絶滅危惧種に指定されているオオワシの卵の人工ふ化に
2年ぶりに成功し、1羽が誕生したと発表した。同時期に自然ふ化で
3羽も産まれており、同園によると、オオワシが一つの動物園で
1シーズンに4羽誕生したのは国内で初めてという。
ロシアのカムチャツカ州やサハリン州などで5000羽程度しか
繁殖していない。日本には冬鳥として道内を中心に飛来する。
同園はオオワシ15羽を飼育し、07年に国内で初めて2羽の
人工ふ化に成功した。今年は同じ親から産まれた卵5個のうち
1個が3月24日に人工ふ化した。その後、親が抱卵した3個が
次々とふ化した。ひなは順調に成長しているという。
国内では15動物園で49羽が飼育され、札幌の円山動物園など
5園が自然ふ化に成功しているが、人工ふ化は旭山動物園のみ。
自然ふ化で産まれるのは1シーズンに1羽程度。同園は
「人工ふ化技術を向上させ、複数羽の繁殖を継続できるよう
取り組みたい」と説明する。【横田信行】
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